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金魚すくいはコツがある!お店・ポイ選びからテクニックまで徹底解説!

金魚すくいにはコツがあることをご存知でしょうか?お祭りの屋台で気軽に出来る金魚すくいですが、下手な人は一匹もすくえず、上手な人はどんどんすくっていますよね。今回はそんな金魚すくいのコツを、お店・ポイ選びからしっかり解説していきます!
2020年8月27日
T・S
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金魚すくいのコツとは?

金魚すくいのコツを知っている方はあまり多くないようです。金魚すくいは老若男女問わず楽しめる遊びであり、コツさえつかめば子供でも大量に取ることが出来ます。ただし、すくい方だけを覚えても沢山取るのは難しく、屋台選びやポイ選びから成果が出るかが変わってきます。今回はそんな金魚すくいのコツを詳しく分かりやすく解説していきます!

金魚すくいのコツ①屋台選び

金魚の数が多い屋台を選ぶ

沢山とれるかどうかは、実は屋台選びでもかなり決まってきます。屋台を選ぶ際にまずチェックするのが、金魚の量です。実は量でとりやすさが変わり、なるべく沢山いた方がとりやすいのです。ちょっと気持ち悪くなるくらいに入っていれば、大量に取れる基盤があると言えるでしょう。大量に入っていると酸欠になるので、魚が弱るからです。

店員さんの人柄もチェック

その屋台が良いか悪いかは、店員さんの人柄をチェックすることでも分かります。感じの良い方は、お金を払った方がちゃんと楽しめるように破れやすい道具を使わせなかったりします。逆に、感じの悪い方はすぐに破れる道具しか使わせなかったりするので注意が必要です。最近は価格も上がっていますので、すぐ破れさせればかなり儲かるのかもしれませんね。

女性・子供のすくい具合をチェック

店員さんが良さそうな人であることをチェックした上で、取っている方の様子も見てみましょう。特に女性や子供の取り具合を見てみるのが大切です。優しい方であれば、下手な傾向がある女性や子供には強い道具を渡すことが多いので、女性でも取れていたなら、その屋台は良い屋台である可能性が高まります。

金魚すくいのコツ②どの金魚をすくう?

大物金魚は狙わない方がいい

どの屋台でするかを決めたら、どんな金魚を取るかをイメージしましょう。多くの方が出来れば大物を狙いたいと考えているのですが、当然大物は取るのが難しく、すぐに道具が破れてしまいます。数を取りたいのであれば小さいサイズを狙うのが大切です。無理に出目金などを狙ったりせず、小赤と呼ばれる小さな普通のものを選びましょう。

弱っている金魚を狙う

小赤の中でも、元気な個体もいれば弱っている個体もいます。沢山とりたいのであれば、やはり小さいサイズの弱っている個体がベストです。その個体が弱っているかどうかは、泳ぎ具合ももちろんですが、水面付近で口をパクパクしているかどうかでも判断出来ます。水面でパクパクしているものは酸素不足になっているので、弱っていて取りやすいです。

金魚すくいのコツ③ポイの選び方

ポイとは?

ポイとは、取るための道具のことを指しています。大体はポイと言うのですが、ポイちゃんという方も中にはいます。この道具の具合で沢山取れるかどうかが変わってきますので、ポイをしっかりチェックすることが大切です。

ポイの厚みをチェックする方法

パッと見で同じように見えても、実は紙の厚さが違います。4号~7号までの厚さがあり、4号は破れにくく、7号はすぐに破れてしまいます。大体のお店では5号・6号が使われていて、7号だと難しいお店だと言えます。実は箱に号数が書かれていることが多いので、お店の裏に回って箱をチェックすることで取りやすいかが分かります。怪しまれないようにチェックしてみましょう。

ポイのシワ

問題ない道具を扱っていることが分かったら、いざお金を渡して始めてみましょう。ポイをもらったら、シワ具合をチェックしてみます。シワがあるほど破れやすく、ピンと綺麗に張っているものほど破れにくいので、もしシワシワの道具だった場合は店員さんに言って変えてもらいたいですね。快く対応してくれないこともありますので、変えてくれなかった場合は諦めましょう。

カップルで行くと男性にもチャンスが

破れやすいものと破れにくいものと両方用意しているお店があり、男性には破れやすい道具を渡すことがよくあります。そこで、カップルで行く作戦を使いましょう。女性がやるように見せかけて、実は男性が取るという裏ワザです。ちょっと小手先な技ではありますが、1号違うだけで成果は変わってきますので、是非試してみて下さい。

モナカのポイについて


モナカのポイは最近では見なくなりましたが、まだモナカを使っているお店もあります。画像のようにモナカに針を刺したものとなっており、モナカは食べられる素材ですので、金魚が集まってくる性質があります。モナカでのコツは、先に少しだけ水槽に入れておいて、金魚を寄せることです。モナカを食べに寄ってきたところを一気に取りましょう。モナカは普通の道具と比べると大量に取るのは難しいのですが、昔ながらの良さがあります。

金魚すくいのコツ④ポイの持ち方

輪の部分を持つのはルール違反

柄の部分を普通に親指と人差し指で持ちましょう。やってはいけないのが、輪の部分を持つことです。確かに輪の部分を持つと取りやすいのですが、それは反則ですのでNGです。店員さんの目が離れた瞬間だけ輪を持つというのも危険ですので、柄を持って、正攻法で挑みたいですね。

ポイの裏表について

ポイには実は裏表があります。画像のものは全部裏向きになっていますので、このまま使うとすぐに破れてしまいます。表は枠の上に紙が貼ってある面ですので、始める前に必ずチェックしましょう。これだけでも成果はずいぶんと変わってくるはずです。

金魚すくいのコツ⑤ポイの動かし方

ポイを水に入れる角度

表裏も確認したら、小さいサイズに狙いを定めて取っていきましょう。取り方の基本となるのが、角度を斜めにすることです。水に入れる際に紙に強い力が加わりますので、なるべく破れないよう、斜め45度の角度で水にいれましょう。

ポイを水に入れた後の動かし方

水に入れたら、今度は水平に動かしていきます。斜めのまま動かすと紙が破れますので、水の力が紙にかからないようにするのですね。因みに、水につけると破れやすくなるからと、紙の一部しか水に付けない方がいますが、実はそれは破れやすくなる原因になります。濡れた部分と濡れていない部分の境目が破れますので、全部水に付けるようにしましょう。

金魚すくいのコツ⑥すくい方

輪の部分を利用するすくい方

いよいよ肝心のすくい方です。紙の部分を使って取るのはもちろんですが、紙は弱いので、暴れるとすぐに破れてしまいます。そこで使うのが、外側の輪の部分です。必ず狙える訳ではありませんが、この輪の部分に引っ掛けるようにして取ることで紙のダメージが大幅に減少します。端ですくうイメージですね。

お椀はポイの近くへ寄せておく

すくい方が上手でも、お椀が近くになければ紙が破れてしまいます。なるべくお椀を近くに寄せて取りましょう。因みに、お椀は手で持たずに水に浮かべておくのがおすすめです。なるべく水を沢山入れて、お椀の高さを下げ、取ったものが簡単に入るようにしておきましょう。更に、少し斜めに傾けて、転がすだけで入るように出来ればベストです。怒られない範囲で工夫してみて下さい。

水を切りながらすくう

すくい方で大切なのが、持ち上げる時ですよね。紙の上に乗せたら、慌ててお椀に入れたくなります。その際、水平のまま真上に上げてしまうと紙が破れてしまいますので、斜め45度で紙に力が加わらないようにしながら持ち上げましょう。後は近くに寄せておいたお椀に転がすように入れれば完了です、これで小さいサイズの小赤であれば簡単に取れるようになります。

ポイが破れてきたら大物サイズを狙ってみる

次第に破れてきますので、最後は大物サイズを狙ってみましょう。枠にやっと紙がついているようになったら、裏ワザである枠で持ち上げるすくい方を試してみて下さい。枠しかないポイであれば止められてしまいますが、まだ紙があれば許されます。大物サイズの下に道具をつけて、下から一気に、枠で持ち上げるようにすくいあげます。長時間持てないので、すぐにお椀に転がして入れましょう。

金魚すくいのコツ⑦壁を使うテクニック

金魚は追いかけてはいけない

初心者の方がやりがちなのが、追いかけてしまうことです。後ろから追いかけると、どんどん逃げてしまい、その間にも紙が消耗していきます。狙った場所に来るまで待つようにして、素早く前から取るようにしましょう。もし逃してしまっても追いかけず、また範囲内に金魚が来るのを待ちましょう。

壁際の金魚がすくいやすい


水槽の真ん中で取ろうとする方が多いのですが、実は一番簡単なのが壁を使うすくい方です。壁際のものは逃げ場が無いので取りやすいですし、壁とポイで挟むようにして取ると、とても簡単にとれます。このすくい方は定番の裏ワザだったのですが、大会では約10年程前から禁止技となってしまいました。それだけ効果の高い取り方です。

金魚すくいのコツ⑧尾びれを乗せないテクニック

尾びれをポイに乗せると破れやすい

最初は中々難しいかもしれませんが、尾びれを輪の外に出すすくい方が出来るようになると成果が上がります。暴れた際に一番パワーがあるのが尾びれですので、尾びれを輪の外に、頭や胴体部分を道具に乗せてすくうことで紙が破れにくくなるのです。これは高等技術ですので、練習が必要ですね。

頭からすくうイメージで

これは先述した「追いかけないこと」に繋がる話ですが、後ろから追ってはいけません。すくう時は前からすくいましょう。目の前に道具が来ても、後ろに泳ぐことは出来ませんのですくいやすくなります。特に壁際は逃げ場が少ないので、簡単にすくうことが出来ます。ちょっとしたコツですが、大切なテクニックです。

金魚すくいのコツ⑨影を使うテクニック

金魚は影に集まる習性がある

金魚は影に集まる習性を持っています。臆病になっている時は、やはり何かに隠れたいものですよね。影の中にいると隠れている気分になるようです。そこで、体を作って影を作り集めましょう。細かいテクニックではありますが、コレも有効な方法です。ただし、突然影が出てくると逃げていきますので、しばらく待ちましょう。

岩になったつもりで

影が動いてしまうと、驚いて逃げてしまいます。ですので、すくう範囲を決めたら、岩になったつもりでピタっと止まりましょう。安全だと判断し、気を緩めるのを待ちます。屋台は上方にライトがありますので少し身を乗り出すだけで影が作れます。すくう時も、なるべくコンパクトに動いて影が大きく動かないようにしてみて下さい。また、黒い服を着ると集まりやすいという噂もあります。

金魚すくいのコツ⑩お祭りの為に練習しておく

大会出場者は練習している

ここまですくい方を解説させて頂きましたが、使えるテクニックも練習無しでは使いこなせないのが現実です。屋台で難かいもチャレンジすれば慣れてきますが、大量にとるとなると難しいですよね。大会がありますが、大会で上位に入る方のほとんどは自宅で練習をしています。練習を積み重ねると、1分間に10匹以上すくえるようになり、更に練習すると2秒に1匹すくえるようになると言われています。

練習セットが販売されている

「自宅で練習って、どうやってやるの?」と思う方が多いと思いますが、実は自宅練習用に販売されているセットがあります。屋台のような大きい容器と、練習用のポイ、更に金魚が数十匹~100匹程度入っているセットです。練習セットは通販でもよく販売されていますので、本格的に練習したい方は是非チェックしてみて下さい。小さいサイズの小赤ばかりですので、練習しやすいはずです。

金魚すくいの金魚は返した方がいい?

弱っている金魚の飼育は難しい

とれた金魚は、持ち帰って飼育したいですよね!特に大物サイズがとれた時は立派に育てたくなります。しかし、金魚すくいの金魚はとても弱っているので、飼育に向いているとは言えません。特に、沢山とる為に小さいサイズの弱っている個体を狙った場合は尚更です。特に飼育に興味が無ければ、返した方が良いでしょう。

飼育が前提なら元気な金魚を狙う

飼育することを考えている場合は、弱っているものではなく、元気そうなものを狙いましょう。元気なものをすくうのは大変ですが、持ち帰って死んでしまうくらいなら、とれない方が良いとも考えられますよね。元気なものがすくえても上手く飼育出来るとは限りませんが、飼育が成功する可能性が高まります。

金魚の飼育方法は?

飼育の基本①水槽は何でもOK

家に持ち帰っても水槽が無いと慌てる方もいますが、水槽でなければ育てられない訳ではありません。実は上から見て楽しむのも定番の飼育方法ですので、バケツのような容器に入れるだけでも構わないのです。虫かごのような容器や大きなサイズの瓶がああれば、それを使ってみましょう。

飼育の基本②金魚を水道水に入れると死んでしまう

持ち帰ったら、すぐに水道水を入れて泳がせたくなりますよね。しかし、水道水は表皮やエラにとって有害なカルキが入っています。このカルキを抜くための薬剤がペットショップで販売されていますので、お店がまだ開いているなら買っていきましょう。もしカルキ抜きが買えない状況であれば、一旦はミネラルウォーターなど市販の水を使ってしのぎましょう。

飼育の基本③酸素ポンプを入れる


酸素を必要としますので、エアレーションと呼ばれるブクブクする装置が必要です。こちらもペットショップで買えますので、お店が開いているなら買って下さい。もしエアレーションが買えない状況であれば、大きめの容器に入れることで酸素不足を防ぎます。1~2日程度であれば酸素も足りますので、試してみて下さい。また、お水をペットボトルに入れて、シャカシャカと振ってから戻すことでもしのげます。

飼育の基本④餌は4日目から与える

魚は引っ越してきた当初は緊張しており、餌を与えない方が良いとされています。すぐに餌を与えたくなりますが、3日ほど待ちましょう。4日目に少しだけ餌を与えてみて、問題無さそうであれば少しずつ餌を増やします。最初の1~2週を超えれば元気でいてくれる可能性が高まりますので、最初が肝心です。

金魚すくいの衝撃動画

大物サイズをすくう動画

こちらの動画ではかなり大物サイズをすくっている様子が紹介されています。最終的には大物サイズすぎてお椀から飛び出してしまいましたが、転がすようにお椀に入れる流れが参考になります。大物をすくうと見ているだけの方も楽しいので、是非チャレンジしてみて下さい。

天才小学生の金魚すくい動画

こちらの動画では全国2位の小学生による金魚すくいの様子が紹介されています。確実に金魚をすくっており、かなりのテクニックを感じさせます。水からポイを上げる際の角度もちゃんと斜めになっていますよね。こうなるには練習が必要ですが、テクニックはとても参考になります。

金魚すくいに関するTwitter

分かりやすい動きの解説イラスト

こちらのツイートでは、分かりやすく動きを解説しています。斜めに入れて斜めにすくってお椀に入れる流れがイメージしにくい方もいますので、是非参考にしてみて下さい。モナカでは出来ない流れですが、最近はモナカの金魚すくいがあまりありませんので、どこでも使えるテクニックです。

モナカは食べられる?

こちらのツイートでは、金魚すくいのモナカを食べようとする様子のイラストが紹介されています。実はこのモナカの味が気になっている方は沢山いるのですが、モナカ自体に味はあまりありませんので、甘いものに慣れている私たちにとっては美味しいものではありません。また、業務用に作られていますので、食べずに金魚すくいに使いましょう。

まとめ:金魚すくいのコツとは?

今回の「金魚すくいはコツがある!お店・ポイ選びからテクニックまで徹底解説!」はいかがでしたでしょうか?基本のすくい方から、ちょっとしたテクニック、大物の取り方まで解説させて頂きましたが、沢山すくえるイメージは湧きましたか?テクニックを知っても練習しないと難しい部分はありますが、次回挑戦する時は是非活かしてみましょう!

金魚すくいが気になる方はこちらをチェック!

今回は金魚すくいのコツを解説させて頂きましたが、他にも金魚や熱帯魚に関する記事が沢山あります。気になる方は是非見てみて下さい。