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金魚の育て方は?最初に必要なグッズと育てる際の注意点を詳しく解説!

金魚の育て方をご存知でしょうか?金魚は育てやすいペットではありますが、いざ育ててみると意外と上手くいかないこともありますよね。今回はそんな金魚の育て方を初心者の方にも分かりやすく解説しました。また、揃えておきたいグッズも紹介しましたのでチェックしてみて下さい。
2020年8月27日
T・S
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この記事で紹介しているアイテム

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金魚の育て方は?

金魚は多くのご家庭で育てられている定番のペットですよね。玄関先に置いておくのにピッタリで、とても癒される存在です。そんな金魚は初心者でも育てやすい生き物なのですが、意外と上手くいかないこともあり、なぜか死んでしまうこともありますよね。金魚すくいの金魚は弱っているので仕方がないこともありますが、なるべく上手く育てたいところです。今回はそんな金魚の育て方を初心者にも分かりやすく解説しました。

金魚ってどんな魚?

金魚とは?

そもそも金魚とはどんな魚なのかも気になるところですよね。実は金魚はフナが突然変異したことで生まれた魚で、人為的に交配させて観賞用の魚となりました。元々の産地は中国です。フナが変異したものなのに、コイの仲間とされていたという歴史もありますが、一応コイ目ではあります。淡水性で水草を食べ、0~40度の温度に適応するため、日本の家屋内で、ヒーター無しで育てることが出来ます。

金魚の寿命は?

金魚の寿命は実は長く、10年~15年とされています。その間に病気になって死んでしまうこともありますが、寿命を全う出来れば長く楽しめるペットなのです。金魚すくいで出会った個体がずっと傍にいてくれることも珍しくないですよね。因みに、金魚の寿命のギネス記録は43年とされています。43年も一緒にいたら、もはや家族の一員ですよね!育て方・コツを覚えて、長く楽しみましょう!

金魚は大きくなる

金魚と言えば小さな魚をイメージしますよね。しかし、元々はフナであり、それなりに大きく育ちます。上記画像の金魚も非常に大きく育っていますよね。大体30㎝程度まで成長させることができ、記録では約60㎝になった個体もいます。金魚すくいで持ち帰ったものが巨大に育ったら面白いかもしれませんね。しかし、小さな水槽で餌を少なめにしていればこんなサイズにはなりませんのでご安心下さい。

金魚すくいの金魚でも大丈夫?

金魚すくいの金魚は弱っている

金魚を育てるきっかけが、金魚すくいの方も多いですよね。ただ、残念なことに金魚すくいで持ち帰った個体はすぐに死んでしまうケースが多いのが現実です。金魚すくいは金魚にとって非常にストレスがある遊びであり、元気そうに泳いでいるようで、実はとても疲れているのです。そんな金魚を持ち帰り、適切じゃない環境、または不慣れな環境に置けば、死んでしまうのも無理はありません。出来れば適切な環境を用意してから金魚すくいの金魚を持ち帰りたいですね。

金魚すくいの水は入れないこと

後述して詳しく解説しますが、金魚すくいで持ち帰った袋の水は水槽に入れてはいけません。画像のように金魚が大量に入った水槽の水ですので、非常に汚れており、病気が蔓延する可能性があります。水槽には金魚だけ入れるようにしましょう。

金魚の育て方とコツ①水槽

横から見るか上から見るか

金魚を飼うとなれば、まず水槽が必要ですよね。水槽選びは大きく分けて2種類あり、上から見るか、横から見るかで選びます。通常の金魚であれば、横から見る普通の水槽がおすすめで、画像のような可愛い形をした金魚は上から見ても楽しめます。よく品評会などで見る金魚は上から見るイメージがあるかもしれませんね。上から見る場合は、画像のような桶を使って育てます。慣れてきたら桶を使うのも良いかもしれません。

水槽に対して飼える数は?

サイズは小さいので、水槽にいっぱい入れても良さそうな感じがしますよね。しかし、初心者の方はここで失敗することがあります。実は金魚は水をよく汚す魚であり、一匹あたりの水量は結構確保しておきたいところ。よく市販されている60㎝サイズの水槽であれば5、6匹育てられますが、10リットルサイズであれば1匹、20リットルあれば2匹程度にするのがおすすめです。水量には余裕を持って育てましょう。

金魚の育て方とコツ②底砂

底砂は何でも大丈夫

金魚に使う底砂は何でも構いません。底砂には色々な種類があり、それぞれに良さがあります。水草をよりよく育てたい場合は栄養のある底砂が選ばれますが、金魚は水草を食べたりいたずらしてしまいますので、水草水槽に向いていません。その為、金魚に悪影響の無いものであれば何でも構わないと言えます。底砂は高いものも安いものもありますので、色合い、デザインを含め、ご自身にピッタリのものを選んでみて下さい。


大磯砂が定番の底砂

特別なこだわりが無ければ、大磯砂をおすすめします。大磯砂は小さな砂利のような底砂で、画像のように定番の水槽風景が作れます。大磯砂は水草水槽にはあまり向いていないのですが、金魚のような魚にはピッタリです。また、大磯砂はコストパフォーマンスに優れているのもメリット。沢山買っても安いので、気軽に購入出来ます。熱帯魚などを販売しているお店に置いてありますのでチェックしてみましょう。

金魚の育て方とコツ③カルキ抜き

カルキ抜きを用意

金魚を育てる際、初心者の方がよくやってしまう失敗が、カルキを抜いていない水に金魚を入れてしまうことです。水道水にはカルキが含まれており、カルキは金魚や水草にとって有害なので、必ずカルキ抜きを使ってカルキを抜きましょう。カルキ抜きは非常に簡単で、水道水にカルキ抜きを入れて混ぜるだけで完了します。ちょっとした手間かもしれませんが、とても大事なことなので必ず行いましょう。

おすすめのカルキ抜き

カルキ抜きは色々販売されていますが、おすすめなのがテトラのコントラコロラインです。長く愛されている定番製品で、価格も高くなく、安心して使うことが出来ます。他メーカーのものでももちろん構わないのですが、テトラの製品は多くのお店で扱われているため、どのお店に行っても購入することができ、品切れに困らされることがありません。初心者の方は是非選んでみて下さい。

自然にカルキ抜きする方法

薬品を使った簡単なカルキ抜きをご紹介させて頂きましたが、実は薬品を使わなくても簡単にカルキは抜けます。水道水をバケツなどの容器に入れて、1日太陽光にあてるだけで実は抜けるのです。天気の悪い日は2日ほど当てると良いでしょう。このやり方ならコストがかかりません。しかし、時間がかかってしまいますので、水を使う前日、または前々日に用意しておく必要があります。初心者の方は薬品を使うことをおすすめします。

金魚の育て方とコツ④酸素ポンプ

金魚は酸素ポンプが必要

金魚と言えば、酸素ポンプでブクブクしている風景がイメージされますよね。金魚を含め、魚は酸素を必要としますので、必ず酸素ポンプを入れましょう。個別に酸素ポンプは販売されていますが、もし金魚セットを買われる場合は初めからセットで付いている場合がほとんどです。初心者用セットも後述して紹介していますので、初心者の方は是非チェックしてみて下さい。

濾過器でも大丈夫

酸素ポンプが定番ではありますが、画像のような濾過機も酸素を供給してくれますので、どちらでも構いません。濾過器には色々種類がありますが、初心者の方であれば、画像のような背面に取り付ける濾過機がおすすめです。価格もお手頃で、管理が楽なのがポイント。もう少し大きな水槽になってくると、天井に取り付ける濾過機もあります。酸素ポンプでも濾過機でも構いませんので、好きな方を選びましょう。

金魚の育て方とコツ⑤水草

金魚は水草が必要

金魚水槽と言えば、水草がふわふわと浮かんでいるイメージがありますよね。必ず水草が必要という訳では無いのですが、あった方が金魚にとって良いでしょう。金魚は元々水草を食べる生き物であり、水槽に入れるとよく口でつまみます。緊急事態の食べ物にもなりますので、安価な水草を入れておきたいところです。ペットショップで100円代で買える水草を入れておくことをおすすめします。

おすすめの水草

金魚水槽に入れておきたい水草はアナカリスかカボンバです。画像のものはアナカリスで、カボンバも似た外見をしています。この二つは金魚と相性が良く、また簡単に育てることが出来ます。価格も安いので、初心者の方でも安心して購入出来ますね。また、地面に植える必要が無いので、浮かべておくだけでも良いのがポイント。ただ入れておけばいいので、扱いが簡単です。

金魚の育て方とコツ⑥餌

金魚はどんな餌を食べる?

金魚は生餌も食べますが、一般的には画像のような金魚の餌を食べさせています。人工的な餌は価格も安く、管理も簡単ですので、初心者の方は画像のような餌を購入して与えましょう。餌の量ですが、食べ具合を見ながら調整してあげます。食べ残しが出ると水質悪化に繋がりますので、どれくらいなら食べ残さないのか、様子を見て下さい。


おすすめの餌

ジェックス 金魚元気 プロバイオフード色揚げ220g 善玉菌&天然色揚げ成分配合 浮上性顆粒タイプ

出典:Amazon
出典:Amazon

どの餌を購入するか迷った方、もしくはネットショッピングで購入したい方におすすめなのが、ジェックスの金魚の餌です。価格もお手頃で、Amazonでもよく売れている大人気商品ですね。沢山食べても水を汚しにくいよう作られているのがポイント。迷った方は選んでみて下さい。

金魚の育て方とコツ⑦その他に必要なもの

水温計

必ず必要なものではありませんが、水温計も設置しておくと良いでしょう。金魚は広い温度に対応しますが、なるべくなら平温を保ってあげたいところ。寒すぎる、もしくは暑すぎるようであれば少し対策を練ってあげましょう。水温計自体は安いので、気軽に購入出来ます。

小さな網

金魚を他の水槽に移したりする際に、手づかみで捕まえようと思っても中々捕まえられませんよね。また、ずっと追いかけまわしていると体力を消耗させてしまいますので、素早く捕まえたいところです。そんな時は、ペットショップに置いてある網を購入しましょう。捕まえるのがとても楽になります。ただし、網は金魚を少し傷つけてしまいますので、大きなボウル等の容器で水ごと掬ってあげるのがベストです。

水替えポンプ

金魚水槽は定期的に水替えが必要となりますので、水換えようのポンプも用意しましょう。最近では上記のように100均でもポンプが販売されています。サイホンの原理を利用して水を出しますので、使い方は非常に簡単。また、水を溜める為のバケツも合わせて用意しておきましょう。

金魚の育て方とコツ⑧水槽の立ち上げ

水槽を置く場所

水槽のサイズにもよりますが、ある程度強度のある場所におきましょう。60㎝水槽ともなればかなりの重量となりますので、脆いところに置くと大変なことになるかもしれません。玄関の下駄箱の上に置くシーンをよく見かけますが、下駄箱が弱くないか確認してから置くようにして下さい。もし強度が心配であれば、水槽用の台の購入も検討しましょう。

水草のみで放置

接地場所が決まったら、早速水槽を立ち上げていきます。立ち上げは簡単で、水槽に底砂を敷いて、カルキ抜きをした水を入れれば準備完了です。あとは水草を入れて、酸素ポンプをつけて、2週間ほど放置しましょう。立ち上げ当初はまだまっさらな状態ですので、水質を安定させるバクテリアが少ない状態です。徐々にバクテリアが増えて、金魚に適した状態となっていきます。いきなり金魚を入れないようにして下さい。

金魚の育て方とコツ⑨金魚を入れる

金魚の入れ方

2週間ほど経過したら、金魚を入れましょう。まずは、袋に入った金魚を袋に入れたまま水に浮かべます。30分ほど放置して、袋の水と水槽の水の水温を合わせましょう。次に、袋の中に水槽の水を少しだけ入れます。水槽の水と袋の水は水質が違いますので、少しずつ混ぜることで慣らしていきましょう。袋にある程度水槽の水を入れて鳴らした段階で、金魚だけを水槽に入れます。袋の水には菌がいるかもしれないので入れないで下さい。

しばらくはそっとしておく

水槽に金魚が入った瞬間は非常にワクワクしますよね。じっくり見たくなりますし、構いたくなるものです。しかし、金魚は新しい環境に来て、とても緊張しています。疲れている場合がほとんどですので、あまり近くで見ずに、距離をおいてそっとしておきましょう。次第に環境に慣れていきます。水槽に入れた当日は餌をあげずに、次の日に餌を与えると良いでしょう。無事に餌を食べれば、もう安心です。

金魚の育て方とコツ⑩餌やりと水替え

金魚への餌やり

餌やりに関しては少し先述しましたが、様子を見ながら与えて下さい。小さな個体であれば沢山の量は食べませんので、与えすぎると残してしまい、残した餌が水質悪化へと繋がってしまいます。金魚は一日一回の餌やりで問題ないのですが、回数を増やすほど大きく育ちます。巨大な金魚を育てたい方は、数回に分けて餌を与えましょう。すくすくと大きくなりますので、水槽サイズにはご注意ください。

金魚の水替え


金魚は水をよく汚す魚ですので、水替えは定期的に行ってあげましょう。一週間に一度は行いたいですね。水替えをする際は水替えポンプを使用して、水槽の3分の1程度、水を交換します。その際、ポンプの先端で底砂付近のゴミを吸い取りましょう。水を抜いたら、カルキを抜いた水を入れます。水温が大きく違う場合は、時間をかけて水を注ぎましょう。急激な水温変化は体調不良や病気に繋がります。

金魚の育て方とコツ⑪注意点

金魚が病気になったら?

金魚は寿命が長い魚ですが、病気になって死んでしまうことがよくあります。ウロコの様子がおかしかったり、餌を上手く食べられなかったり、謎の模様があるなどの変化が無いかよく見ておきましょう。もしも病気にかかっていた場合は、薬を溶かした水で薬浴をさせます。また、寄生虫がついている場合はピンセットで取るなどの処置もします。出来れば病気にかからないよう健康を保ってあげたいですね。

金魚は川に放してはいけない

金魚を飼いきれなくなって川に放流する方が沢山いますが、実はペットとして育てていた生き物を野生に帰すのは危険行為であり、禁じられています。特に金魚は大きく育ちますので、生態系を崩してしまう恐れがあるのです。海外では野生化した巨大金魚が生態系を崩してしまった例がいくつもありますので、育てる際は責任を持って最後まで育てましょう。

おすすめの金魚セット

金魚セット①

ジェックス 金魚元気 キューブセット200

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
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今回は必要な物を色々とご紹介させて頂きましたが、簡単に始められるセットを探している方にはジェックスのキューブセット200がおすすめです。金魚を2匹育てられるサイズの水槽で、濾過機能のある酸素ポンプや、金魚の餌、バクテリア等も付いていますので、始めるのに必要な物が揃っています。価格も安く、ネットショップでも大人気のセットですね。

金魚セット②

テトラ (Tetra) 金魚・メダカ飼育セット AG31ーGF

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
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もう少し大きなサイズの水槽が欲しい方には、テトラの金魚飼育セットがおすすめです。こちらは背面がけの濾過機が付いており、より本格的な仕組みとなっています。カルキ抜きや金魚の餌なども付いていますが、セットに付いているものは少量ですので、とりあえずセットで飼育を始めて、ある程度したら単体で餌などを買い足していきましょう。

まとめ:金魚の育て方は?

今回の「金魚の育て方は?最初に必要なグッズと育てる際の注意点を詳しく解説!」はいかがでしたでしょうか?金魚の概要から、簡単な育て方、酸素ポンプをはじめとした必要なものをご紹介させて頂きましたが、非常に簡単に育てられそうですよね!金魚すくいで持ち帰ったものはどうしても死んでしまうことが多いのですが、なるべく生かしてあげられるよう、すぐにセットを立ち上げて育ててみましょう!

金魚の育て方が気になる方はこちらをチェック!

今回は簡単な金魚の育て方をご紹介させて頂きましたが、他にも魚や釣りに関する記事が沢山あります。気になる方は是非見てみて下さい。