検索アイコン
エックス
Facebook
LINE

浴槽の水垢を簡単に落とす方法とは?頑固なザラザラやうろこの除去方法を解説!

浴槽の水垢はなかなか落ちなくて掃除するのも嫌になってしまいますね。この記事では浴槽の水垢の落とし方を6種類ご紹介しています。またうろこ状のざらざらした水垢の落とし方もご紹介していますので、お風呂掃除の参考にしてみてください。
更新: 2021年10月4日
ロッキー
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

浴槽の水垢の落とし方

たまりやすい浴槽の水垢

普段のお風呂掃除をまめにしていてもお風呂に水垢が溜まってしまいがちですね。常にきれいにしておきたいお風呂ですが、毎日隅々まで掃除するのは大変です。

休みの日にまとめて掃除したり年末の大掃除に綺麗にするために、浴槽やお風呂の水垢の落とし方を知っておきましょう。水垢とはどんなものか?どういう洗剤が落ちやすいか?を知っておくと掃除に役立ちますよ。

落とし方を知っていれば蛇口も簡単

最初は汚れひとつないお風呂でも生活するうちにだんだん汚れていきますね。汚れが良く目立つ蛇口が水垢だらけだと毎日のお風呂も気持ちよくありませんね。

水垢だらけでカビや菌の温床になっていても困ります。小さい子どもがいる家庭では水垢は除去しておきたいですね。いくつか落とし方をご紹介するので、段階的に試してお風呂の清潔を保ちましょう。

水垢の汚れやすいところ

浴槽の構造

お風呂は家の中の部屋の1つで、浴槽や洗い場も家の骨組みに固定された作りになっています。お風呂はシャワーの水が飛んだり湯気が充満したりしますね、そこで水気や湿気を外へ出さないような構造になっています。

水気が流れ出てしまうと、木材を腐らせたり鉄骨を錆びさせたりして悪影響が出てきますね。お風呂は浴槽や壁などのいろいろな部材でできていますが、その部材同士の隙間を埋めているのがコーキングです。

コーキングとは?

コーキングとはゴム状のパッキンのことで、家じゅう窓や外壁などいろいろなところへ使われています。隙間を完全に埋めることができ、水を通さないので優れた材料ですね。水回りにはシリコン系のコーキング材が使われています、シリコン系のコーキング材は撥水性はもちろん耐久性・耐熱性に優れていてお風呂にはぴったりですね。

コーキングには寿命がある

コーキングには寿命がありメンテナンスをしないといけないことも覚えておきましょう。コーキングの寿命は5年から10年と言われていて、コーキングが劣化してくると防水性が損なわれてしまいます。

お風呂掃除のときにコーキングの状態をまめに見ておくことで、早めに対策していくことができますよ。コーキングに隙間ができてしまったら水漏れする前にプロに相談しましょう。

コーキングに溜まる汚れ

お風呂の部材同士の隙間を埋めてくれるコーキングですが、お風呂の端や角にありますね。ここが汚れやカビの溜まりやすい場所です。さらにカビは浴槽などの素材には直接は生えにくく、ゴム素材のコーキングには付きやすくなってしまいます。汚れの落とし方を覚えて、道具や洗剤を使って簡単に落としていきましょう。

浴槽の水垢とは?

浴槽の水垢の正体

お風呂に頻繁にできてくるピンク色のぬるぬるした水垢の正体は「ロドルルラ」という菌の一種です。「ロドルルラ」はこすれば簡単に除去できますが、増殖するスピードが速いのでまたすぐにでてきてしまいます。また水分だけでも繁殖していけるのですぐに増えてしまうのが困るところですね。

ロドルルラに毒性はない

菌と聞くと気になるのが人体に悪影響があるかどうかですが、ロドルルラ自体には毒性はありません。ですがロドルルラをほおっておくとどんどん繁殖して、やがては黒カビが生えてきたりするので早めの除去が肝心です。

少しこするだけで除去できますが、完全に死滅させるには消毒用のアルコールがおすすめです。水分をよく乾かしてから吹き付けておきましょう。

黒カビの正体

お風呂でよく見る黒カビは頑固で除去するのも大変ですね。黒カビの「クロカワカビ」という種類で、日本中どこにでもいて、空気中に漂っています。湿気の多い場所で繁殖し、低温と乾燥に強いのでお風呂に付きやすいカビですね。

アレルギーの原因になると言われていて、早めの除去を心掛けたいです。やはりアルコールに弱いので吹き付けると効果的に除去できますよ。

お風呂掃除の基本

浴槽はスポンジを使う


基本的に毎日するお風呂掃除で浴槽にはスポンジがおすすめです。洗剤を使って軽くこすれば少しの水垢や汚れは簡単に落とせます。

また柔らかいスポンジを使うことで、浴槽に細かいキズがつきにくく水垢やカビが発生するのを抑えることができますよ。水の入っていた水面のあたりは汚れが集まりやすいので注意しましょう。こまかい部分やコーキングには歯ブラシがあると便利ですね。

床のタイルはブラシがおすすめ

でこぼこの大きい床のタイルはスポンジよりブラシがおすすめです。洗剤を使ってまんべんなくこすって水垢を落としましょう。またお風呂のフタの隙間にもブラシを使うときれいに水垢を除去できますよ。案外忘れがちなのが壁や天井ですね、シャワーのお湯やシャンプーの泡が飛んでいるのでスポンジでこすっておとしましょう。

浴槽の水垢を落とす方法①

クエン酸を使う落とし方

いろいろな掃除に使えるクエン酸はお風呂掃除にも使えます、クエン酸はよく知られるようになり手に入りやすくなりましたね、100均にも売っています。

クエン酸は梅干しやレモンに含まれる酸っぱさの成分で、水に溶けやすいことで掃除にも使いやすいですね。またクエン酸は自然のものなので洗剤を使いたくないところや小さい子供がいる場合にも問題なく使えます。

クエン酸で水垢を除去

クエン酸は水に溶かすと酸性になります、一方水垢はアルカリ性なのでクエン酸がよく効きます。クエン酸の使い方は水に溶かして汚れにスプレーする使い方がおすすめです。

水とクエン酸の分量は、水200mlにクエン酸5g(小さじ1杯)を空のスプレーボトルに入れて振って混ぜると楽ですよ。水垢に少しづつスプレーしてブラしてこすって落としてやります。

頑固な水垢にはパックする

蛇口や鏡などに付いた頑固な汚れにはクエン酸を浸透させるためにキッチンペーパーを使います。まずクエン酸をまんべんなくかけたら、キッチンペーパーで覆います。

次にラップで巻いてキッチンペーパーに染み込んだクエン酸が流れないようにします。これでクエン酸が効くまでしばらく待ってから洗い流せば完了です。鏡に付くうろこ状の水垢にはこの方法がよく効きます。

浴槽の水垢を落とす方法②

洗剤を使う落とし方

お風呂の洗剤もたくさん種類がありますが洗剤の選び方は表示をよく確認しましょう。使い分けですが普段の掃除には中性洗剤、プラスチックや水垢には酸性洗剤、タイルやカビには塩素系の洗剤がよく効きます。用途に合わせた洗剤を使うことで効率よく掃除を進めることができますよ。

洗剤の正しい使い方

洗剤は薬剤の成分が汚れに効くようになっていて、泡状になっていることで長時間薬剤が効くようになっています。ですので洗剤をスプレーしたらしばらく置いてからこするのがより効果的ですね。

酸性の洗剤はアルカリ性の水垢に効きますが、これもしばらく置くことで中和され落ちやすくなります。塩素系の洗剤は「まぜるな危険」の表示のとおり、使い方をよく見てから使いましょう。

浴槽の水垢を落とす方法③

メラミンスポンジを使う落とし方

水だけで汚れが落とせるメラミンスポンジは便利な掃除道具ですね。どんな汚れも強力に落とすことができます、お風呂掃除では特に蛇口部分の水垢やうろこ状の汚れに向いています。メラミンスポンジを使うコツは水をしっかり含ませることです、水が滴り落ちるぐらいにが適量です。蛇口の水垢などはびっくりするほどきれいにできますよ。

メラミンスポンジを使えない場所

メラミンスポンジは万能ではありません、物理的に水垢を削り取って除去しているので使えない場所があります。お風呂の中では浴槽には向きません、細かいキズが付いてしまって水垢やカビが付きやすくなってしまいます。

またコーティング処理のしてある鏡だとコーティングを削ってしまうので使わないで置きましょう。キズをつけたくない場所はやわらかいスポンジがおすすめですよ。

浴槽の水垢を落とす方法④

重曹を使う落とし方


重曹とは炭酸水素ナトリウムのことで、弱アルカリ性です。水に溶けにくく粒子が細かいのでクレンザーとして使え、油脂を分解する効果があります。これらの性質を利用してお風呂掃除に活用できますね。

頑固な水垢はアルカリ性なので重曹では落としにくいですが、クエン酸を先に使って中和してから、重曹を振り掛けて研磨するようにおとすとスッキリきれいにできますよ。

重曹でつけおき洗い

風呂おけや風呂イスなどは残り湯に重曹を溶かしてつけおき洗いができますよ。浴槽の残ったお湯に重曹を200gほど溶かしておいて、つけたい物を入れておきます。

お湯の温度で汚れが柔らかくなり、重曹の発泡する効果と油脂を分解する効果できれいにすることができます。また重曹は人体に無害なので安心して使うことができますね。つけ終わったら洗い流して完了です。

浴槽の水垢を落とす方法⑤

お酢を使う落とし方

お酢には酢酸という酸が溶けていますのでお酢も酸性になっています。クエン酸とおなじようにアルカリ性の汚れや水垢に効果があります。使い方はクエン酸と同じで薄めてスプレーして使っていきましょう。ユニットバスではトイレのアンモニア臭も気になるところです、お酢はこのアンモニア臭にも効きますし殺菌効果もあります。

お酢の選び方

一口にお酢といっても種類はさまざまですね。掃除に使えるお酢は醸造酢やホワイトビネガーです、料理用の添加物や他の成分が入っているお酢は向きません。他の成分が入っているとそれが残ってしまい、また汚れになってしまいますので注意してください。

浴槽の水垢を落とす方法⑥

茂木和哉を使った落とし方

茂木和哉 水アカ洗剤 200ml

出典:楽天
出典:Amazon
出典:楽天
出典:楽天
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

茂木和哉は「もてぎかずや」と読みます、ネットやインスタグラムで話題の研磨剤で洗浄成分と研磨剤をブレンドしてあるので汚れが良く落ちると評判です。

茂木和哉は弱酸性になるのでお風呂掃除では水垢がよく落ちます、弱酸性の成分で中和しながら研磨剤で削り取れる仕組みになっています。また蛇口や鏡のざらざらしたうろこ状の汚れもきれいに落とすことができますよ。

茂木和哉の注意点

茂木和哉は汚れがよく落ちますが使えない場所があることを覚えておきましょう。お風呂の中ではコーティング処理がされた鏡や浴槽、プラスチック製品も向きません。

茂木和哉は研磨剤なのでこれらのコーティングを削ってしまったり、表面にキズが付いてしまったりします。掃除したい場所にキズが付くか心配な場合は、目立たない場所で試したから使いましょう。

浴槽の水垢落としにおすすめグッズ

水垢取ダスター

マーナ ニュースリム水垢取ダスター W193

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

このクロスはこするだけで水垢が落とせるようになっています。緑の面がハード、黄色の面がソフトと硬さが違っているので、浴槽や蛇口だけでなくシンクの汚れや湯飲みの茶渋落としにも使えます。

どんな場所にもフィットして使うことができて、安いので使い倒して捨ててしまってももったいなくないですね。蛇口の手の届きにくところも引っ張るようにしてこすればきれいにできますよ。

消しゴム型のクリーナー

マーナ W638

出典:楽天
出典:Amazon
出典:楽天
出典:楽天
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

消しゴム型になっているのが特徴的なクリーナーです。先が細くなっているのでタイル目地の黒カビにちょうどいい形できれいに落とすことができますよ。また蛇口の角やトイレの気になるところにも使いやすいですね。研磨剤が入っているので、目立たないところで試してから使ってください。

インパクトドライバーに付けるブラシ

GaoXin 電動お掃除ブラシ

出典:楽天
出典:Amazon
出典:楽天
出典:楽天
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

お風呂掃除ようの電動ブラシは売っていますが、かさばりますね。もし電動ドライパー(インパクトドライバーなど)を持っていればブラシを取り付けて掃除に使うことができますよ。

これなら楽に掃除できますし、ブラシが駄目になってもブラシを交換すればいいですね。電動ドライバーはパワーがあるので取扱いには注意がいるのと、防水ではないので注意して使用してくださいね。やわらかいブラシを選べば浴槽の水垢にも使えます。

頑固なざらざらの水垢の正体

酸性のざらざらとアルカリ性のざらざらがある

お風呂には触るとざらざらしたうろこ状の水垢が付いていることがありますね。これには2種類あって浴槽などにあるお湯と皮脂などが固まったできた湯垢と水道水のミネラル分が固まって蛇口や鏡につくうろこ状の汚れとあります。この2つは湯垢が酸性の水垢、うろこ状のざらざらがアルカリ性の水垢です。

中性洗剤では落とせない


この2つのざらざらした水垢は触った感じは同じでも性質が違うのでなかなか落としにくいです、普段の掃除で使う中性洗剤では落とせません。そして少しずつ溜まっていって頑固なざらざらだったりうろこ状のざらざらした水垢になっていきます。この水垢の効果的な落とし方を覚えておきましょう。

頑固なざらざらの水垢の落とし方①

クエン酸と重曹を使い分ける

クエン酸は酸性なのでアルカリ性のざらざらした水垢に、重曹はアルカリ性なので酸性のうろこ状の水垢に効きます。これを覚えておいて効果的に掃除していきましょう、逆に使ってしまうと多少は落ちますがすっきりとはいきません。

使い方はよく水垢に染み込むようにキッチンペーパーとラップでパックしてしばらくおいてやるといいですね。浮かせた水垢はスポンジで擦り落としてやりましょう。

頑固な水垢にはクエン酸と重曹をダブルで使う

より頑固なうろこ状の水垢にはクエン酸と重曹をダブルで使っていきましょう。クエン酸と重曹は酸性とアルカリ性なので同時に使うと中和してしまいますが、タイミングをずらして使うことでより効果的に使えますよ。

まずクエン酸をうろこ状の水垢にパックしておきます、重曹を使うのは擦り落とし直前です。これで重曹の研磨する効果できれいに落とすことができますよ。

頑固なざらざらの水垢の落とし方②

物理的にこすり落とす

頑固なうろこ状の水垢は汚れが固まっていたり、アルカリ分が結晶化しているので擦り落とすことができます。メラミンスポンジやクレンザーを使ってこすり落としましょう、クエン酸などで汚れを浮かせておくとより簡単ですが、ない場合でも落とすことはできますよ。

蛇口やコーティングしていない硬い場所にはおすすめですが、浴槽やコーティングのしてある鏡には細かいキズが付いてしまうので使えません。

なるべく水垢が付かないために

普段のお手入れが大事

お風呂掃除はおっくうでなかなか手が出ないですね、お風呂の掃除の頻度を減らすためにも普段の手入れをまめにする習慣をつけましょう。湿気はカビや水垢が発生する元ですので、換気を十分にするようにしましょう。

カビは熱に弱いので熱いシャワーを気になるところへかけておくことも効果があります。また水垢を発見したら放置せず大きくなる前に落としてやりましょう。小さいうちでしたら簡単に除去することができますよ。

まとめ

浴槽やお風呂の中の水垢は落としにくそうでもやり方を知っていれば簡単です。ゴムパッキンや蛇口など汚れの溜まりやすく目立ちやすいところはスッキリきれいになると気持ちいいですね。浴槽の水垢の落とし方を知っていれば、年末の大掃除だけでなく普段の掃除にも役立ちますよ。気持ちのいいお風呂に入れるように、浴槽は清潔を保ちましょう。

他の掃除について気になる方はこちらもチェック!

暮らし~のサイト内には掃除に関する記事もたくさんあります。家の中で使える掃除道具についての記事と気になるセスキ炭酸ソーダに関する記事をご紹介しておきます。どちらも詳しく解説してあるのでチェックしてみてください。