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お家のカビ掃除の方法やおすすめ道具は?綺麗な落とし方と対策含めて解説!

家の掃除をサボるとカビが発生します。カビは風呂場、部屋の中、天井、エアコンなど至る所に出るので除去するのが大変です。しかし放置することは不衛生なのですぐに掃除しないといけません。そこで今回はカビの落とし方・おすすめのカビ取り対策についてご紹介します。
2020年8月27日
daisuke_dan
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おすすめのカビ掃除方法・落とし方をご紹介します。

家の掃除をする際にカビ取りで困ったことがありますか?普段から家の掃除をしている方はほとんどの方が一度は困ったことがあるのではないでしょうか。カビは湿気が多い梅雨の時期になると頻繁に発生しますが、部屋の掃除をサボっているとどんな季節でも発生してしまいます。カビは見た目も良くないですし病気の原因にもなるので見つけたらすぐに除去しましょう。

場所ごとのカビ掃除方法・落とし方をご紹介

今回は室内のカビの掃除方法をご紹介します。場所ごとのおすすめの落とし方や便利な道具、さらにカビが発生しないような対策方法も併せてご紹介します。

カビを除去する理由。掃除ないと病気になる!

カビは湿気さえあればどこにでも発生します。部屋の中だけでなく風呂場、天井、エアコンの中など場所を選びません。カビは完全に汚れでしかないので発生すると見栄えが悪くなります。しかしカビを除去しなければならない理由は見栄えだけではありません。掃除しないで放置していると病気の原因にもなってしまいます。

カビが飛ばす胞子はとても有害

カビは発生すると繁殖するために空気中に胞子を飛ばします。この胞子は目に見えない程度の小さい物なので知らず知らずのうちに吸い込んだり肌に付着してしまいます。カビの胞子が肌に付着すると皮膚がかゆくなってしまいます。酷い場合にはアレルギーやアトピー性皮膚炎の原因にもなってしまいます。特に小さな子供は免疫力が下がってアレルギーやアトピーにかかりやすいので注意してください。
 

カビは病気の原因

カビを吸い込んでしまうと肺の中に侵入し咳が出たり気管支喘息になって呼吸困難になってしまいます。肺以外にも鼻の中に侵入すると副鼻腔炎、耳に侵入すると外耳道炎になってしまいます。
 

カビは見つけ次第すぐに掃除しましょう

室内に発生するカビにも様々な種類がありますが、台所や風呂場の排水溝に発生する黒くてドロドロしたカビは特に危険です。誤って接触すると皮膚や内臓に膿瘍を作り出して最悪の場合死に至ることもあります。この様に室内のカビを放置しておくことは家の中にいるだけで健康を脅かしてしまうことになるので普段から掃除を忘れないように心がけておきましょう。

カビ掃除におすすめの道具:カビ取り洗浄剤

カビ掃除の際に最もおすすめした道具はカビ取り洗浄剤です。ホームセンターや薬局で販売されていますが、最近では100円ショップでも見かけます。カビ取り洗浄剤は強いアルカリ性で皮脂汚れや黒カビを落とす強力な洗剤です。かなり強力で直接触れるのは危険なので取り扱いには十分注意して下さい。

落とし方は簡単だが防塵メガネ・マスク・ゴム手袋は必須

カビ取り洗浄剤を使用する際は必ず防塵メガネ・マスク・ゴム手袋を着用して下さい。カビ取り洗浄剤は匂いが強いので直接嗅ぐと気分が悪くなることがあります。またカビ取り洗浄剤をスプレーした際に空気中で化学反応を起こして有毒ガスが出ることがあります。吸い込むととても危険なので使用時は必ず換気扇を回す・窓を開けるなどの方法で換気して下さい。さらにカビ取り洗浄剤に触れると触れた部分がヌルヌルします。これは皮膚が溶けている証拠なので触れたらすぐに水と石鹸で洗浄して下さい。
 

おすすめの道具:カビ取り洗浄剤を使用時の注意点

カビ取り洗浄剤をスプレーする際は余計な飛散を防ぐために、目の高さより上に位置へスプレーすることは避けて下さい。天井などの高い場所に使用する際はキッチンペーパーやタオルなどにスプレーしてカビへ貼り付けるという方法があります。
 

おすすめの道具:チューブタイプのカビ取り洗浄剤

頑固な汚れの場合、カビへ直接スプレーした後にラップを貼って放置します。こうすることで洗剤の効果を損なわずに長時間殺菌することが出来ます。カビ取り洗浄剤はスプレータイプ以外にもチューブタイプのカビ取り洗浄剤があります。これは先端が細くなっているペースト状の洗剤で、ゴムパッキンなどの狭い範囲に使用します。洗剤が飛散しないから室内でも安心して使えます。

カビ掃除におすすめの道具:塩素系漂白剤

カビ取り洗浄剤以外にもカビ掃除に便利な道具はたくさんあります。その中の一つが塩素系漂白剤です。塩素系漂白剤はカビ取り洗浄剤と同じアルカリ性の液体です。カビ取り洗浄剤に比べると効果は薄いですが同じ落とし方で十分な効果を発揮してくれます。

常備しておくと便利

また塩素系漂白剤は本来衣類のシミ取りや食器の茶渋などを除去するために使用します。様々な用途があるので常備しておけば何かと役に立ってくれます。

カビ掃除におすすめの道具:酢と重曹


酢と重曹もカビを落とす効果があります。重曹はカビを吸着してくれるので洗い流す際に一緒に剥がれ落ちてくれます。酢は殺菌だけでなくカビを予防する効果もあります。そのため酢を使って掃除することでカビに対する免疫力が付いてくれます。どちらか一つだけでも効果はありますが、併用することでより効果的なカビ取りの道具として使えます。
 

酢と重曹を使ったおすすめの掃除方法

使い方はカビに酢と水を1:2に割合で混ぜた液体をスプレーします。その後粉末の重曹を全体をかけてまた液体をスプレーします。約30分放置したら全て洗い流します。
 

体に優しいので安心して使える

酢と重曹は洗剤に比べると効果は薄いですが、食品なので手で触れても問題ありません。そのため食品がある棚や冷蔵庫、またはリビングなどの部屋の中でも安心して使えます。
 

おすすめの道具:ローソク

ローソクはカビ対策として有効な道具です。ゴムパッキンなどのカビが気になる部分にローソクのロウを塗るとカビを予防してくれます。

カビの掃除方法・場所ごとの落とし方「風呂場」

カビの掃除方法は場所によって落とし方が変わります。まずは室内の中でも最もカビが繁殖しやすい風呂場のカビ取り方法をご紹介します。風呂場の掃除はカビ取り洗浄剤を使用します。カビ取り洗浄剤の取り扱い方法は上記の説明を参考にして下さい。

風呂場のカビの掃除方法①スプレーしてラップを貼る

まず風呂場全体の水気をしっかり取ります。その後カビが発生している部分に直接スプレーします。この時頑固なカビを確実に除去する場合はスプレーした場所にラップを使用して空気が入らないように隙間なくピッタリ貼り付けます。

風呂場のカビの掃除方法②30分~1時間ほど放置

スプレーしたら30分~1時間ほど放置します。しつこいカビには長めの時間をかけて下さい。ただし放置する時間が長すぎると有毒ガスが充満してしまいとても危険なので長くても1時間を目途にして下さい。

風呂場のカビの掃除方法③熱湯で洗い流して拭き取る

その後ラップを外してシャワーで洗い流します。もしカビの跡が残っていたらスポンジや歯ブラシでみがいて落とします。この時点でカビは死滅しているので擦るだけで簡単に落とせます。綺麗に落としたら50℃以上の熱湯を風呂場全体にかけます。熱湯をかけることで目に見えないカビの菌も確実に死滅させられます。最後に水気を全て拭き取って完了です。

カビの掃除方法・場所ごとの落とし方「部屋の中」

部屋の中のカビ取りは風呂場以上に慎重に行う必要があります。使う道具はカビ取り洗浄剤や塩素系漂白剤ですが、匂いや薬品の副作用が気になる方は酢と重曹を使用してください。

カビ取り洗浄剤はビニール素材のみ有効

また、カビ取り洗浄剤が使用できる壁や天井はビニール素材のものに限ります。事前に霧吹きやスプレーで水を吹き付けて、弾いたらそこがビニール素材である証拠です。それ以外の吸水性にある素材にカビ取り洗浄剤を使用することは危険なので安全な道具を使用してください。
 

スプレーは直接吹き付けない

壁や天井に絶対に直接吹き付けないで下さい。カビ取り洗剤は強力なので飛散するととても危険です。使用時は部屋の窓を開けて換気した状態で、カビの近くにあるものは洗剤が当たらない位置まで移動させて下さい。
 

おすすめの落とし方①洗剤を紙や布に噴霧してカビに貼り付ける

掃除方法はまず、カビ取り洗浄剤(もしくは塩素系漂白剤)をキッチンペーパーやタオルなどに吹き付けてカビの部分に貼り付けます。真上にある天井に貼り付ける場合はテープを使用して固定します。30分ほど放置してカビが取れたのを確認したらはがして水拭きします。高い場所で作業する際は足元に十分注意してください。
 

おすすめの落とし方②デリケートな場所は酢・液体重曹もしくはアルコールを使う

部屋の中で強力な洗剤を使いたくない場合は酢・液体重曹・アルコールなどで除去します。直接スプレーするかティッシュやタオルに液体を浸み込ませてカビを拭きます。

カビが出る原因とは?:部屋の中

カビを掃除する方法だけでなくカビが出る原因を知ることで事前にカビを防ぐことが出来ます。部屋の中で特にカビが出やすい場所は押入れ・クローゼット・下駄箱・壁の隅など風通しが悪くて湿気が溜まりやすい場所です。特に押入れやクローゼットにカビが出てしまうとお気に入りの服にカビが出てしまうこともあるので注意してください。


エアコンの中も要注意!

それ以外でカビが出ると厄介な場所はエアコンの中です。エアコンは湿気を吸収して中に溜めこんでしまい、その結果機械の内部にカビが発生することがあります。カビが出た状態でエアコンを使用するとカビの胞子を部屋中にばら撒くことになってしまい、臭いだけでなく健康にも悪いです。その他にも台所や洗面所などの水回りもカビが出やすいです。
 

集合住宅はカビが出やすい

マンション・アパートなどの集合住宅は一戸建てよりもカビが出やすいと言われています。集合住宅は壁が全体的に覆われているので気密性が高いです。その結果換気が出来ずに湿気が溜まってしまうのでカビが発生してしまいます。
 

カビの原因は結露

部屋の中でカビの原因となるのは結露です。結露は室温20~30℃・湿度80%以上の状況で出やすくなります。つまり梅雨と冬は結露やカビが出やすい時期なので注意して下さい。

カビが出る原因とは?:天井

天井にカビが出る原因は部屋の中と同様に湿気です。湿気がホコリに付着すると化学反応を起こしてカビとなってしまいます。天井には目に見えない程度の小さなホコリが充満していることがあるので注意してください。

黒いシミの様な形をしている

湿気やホコリはエアコンの風に乗って天井に運ばれることもあります。天井のカビは黒いシミの様な形で発生します。高い位置なので人の手が入りにくい分掃除も大変です。

カビが出る原因とは?:風呂場

風呂場はカビが繁殖しやすい環境なので普段からカビ対策を施さないと床・壁・浴槽・ゴムパッキンなどあらゆる場所に発生してしまいます。

風呂場の黒カビについて

風呂場に発生するカビは黒カビとピンクカビの2種類があります。黒カビは菌が空気を伝って侵入し皮脂・毛髪・石鹸カスなどを餌にして成長します。色はその名の通り黒いのでとても目立ちます。黒カビが発生する場所はタイルやゴムパッキンなどで、長く放置していると内部に菌根が張られて除去することが困難になってしまいます。
 

風呂場のピンクカビについて

ピンクカビは浴槽や排水口の様な皮脂がある場所に発生します。表面がヌルヌルしていて、色はピンクというよりもオレンジや茶色に近いです。ピンクカビは擦れば落ちるので洗剤を使わなくても除去できますが、繁殖力が強いので見つけ次第すぐに除去してください。

カビを予防する対策方法:部屋の中

室内のカビは掃除方法も大事ですが、その前にカビが出ないように対策することも大切です。カビは見た目が悪いだけでなく、不衛生で健康にも悪いので発生させないようにしっかりと対策を施しましょう。

対策は湿気を溜めこまないこと

部屋の中のカビ対策はとにかく湿気を溜めこまないことです。カビの原因は湿気にあると言っても過言ではありません。逆に湿気が無ければカビは出ないと言えます。
 

定期的に換気する

部屋の中の押入れ・下駄箱・クローゼットなどたまにしか開け閉めしない場所は湿気が溜まりやすいので定期的に扉や引き出しを開けて換気する必要があります。中に入っている衣類や靴も湿気が溜まっているので、外に出して天日干ししましょう。
 

ぎゅうぎゅう詰めは禁物

押入れや棚に物を収納する時は中に物を詰め込みすぎないように注意してください。ぎゅうぎゅう詰めにしてしまうと湿気が逃げずに溜まりっぱなしになってしまいます。せめて手を伸ばして入れられるくらいの隙間は必要です。また除湿剤を入れて湿気を取ることも有効です。
 

理想の湿度は65%以下

部屋の中の湿度が湿度80%以上になるとカビが出る危険性が高まります。理想の湿度は65%以下なのでエアコンの除湿機能を使ったり、窓を開けて換気して湿度を下げて下さい。冬の寒い時期に窓を開けることは難しいですが、冬は結露が出やすくカビの発生にも繋がってしまいます。寝る前の5分間など短時間だけでもいいので毎日換気するようにしましょう。
 

洗濯物の部屋干しはNG


湿度が上がりやすい行動を避けることも重要です。例えば洗濯物の部屋干しは室内の湿度を一気に上げてしまい結露が出てしまうので、カビ防止対策の観点から見るとNGです。室内で洗濯物を干す場合は風呂場の浴室乾燥機や換気扇を回して干して下さい。また、毎日使う布団は就寝中に汗を吸うので湿気を溜めこんでしまいます。放置しがちになってしまいますが、定期的に干して湿気を除去してください。

カビを予防する対策方法:エアコン

エアコンの中はカビが発生しやすい場所であり、尚且つ健康への被害も大きいのでしっかりと対策を施す必要があります。エアコン独特の酸っぱい臭いがしたらカビが生えている証拠なのでそうなる前に対策を施しましょう。エアコンの中は湿気やホコリが溜まりがちなので使わない時期でも送風機能を使って定期的に換気して下さい。湿気を溜めこまないことが重要です。

掃除出来ない場所は業者に依頼する

またエアコンのフィルターやファンなど掃除できる部分はしっかり掃除しましょう。ただし無理して内部まで手を加えようとすると故障の原因になってしまいます。もしエアコンにカビが出てしまい、手の届く範囲で掃除しても除去できない場合は業者に依頼して掃除してもらいましょう。
 

カビを予防する対策方法:天井

天井はカビとは関係無いと思われがちですが、エアコンの風に乗って運ばれた湿気やホコリによってカビが発生することが多々あります。天井のカビ対策も部屋の中と同様に換気することなので定期的に換気することを忘れないでください。

他にもカビが出てないかチェックする

また天井についたカビを掃除する時に是非やって欲しいことがあります。それは掃除後に他の場所も点検することです。天井にカビが出た場合は棚の裏や壁の隅などの見えずらい部分にもカビが発生している可能性があります。もしカビを見つけたら今回ご紹介した掃除方法を使用して除去して下さい。

カビを予防する対策方法:風呂場

風呂場は最もカビが生えやすい場所と言っても過言ではありません。そのため毎日カビ対策を施す必要があります。

入浴後は熱湯で洗い流す

毎日できる風呂場のカビ対策は入浴後に壁や床全体をシャワーで洗い流すことです。この時になるべく熱いお湯(50℃以上)で流してください。熱湯をかけることで皮脂や石鹸カスを洗い流すと同時にタイルやゴムパッキンの内部にあるカビの菌根を死滅させることが出来ます。洗い流したら水気を可能な限り拭き取り、窓を開けて換気してください。
 

残り湯は捨てる・普段の掃除も忘れずに

浴室に使った後は残り湯を残さず流してください。残り湯は湿気の原因なのでカビの素となってしまいます。また、カビが出ていなくても風呂場用の洗剤を使って定期的に掃除しましょう。定期的に掃除することで頑固なカビが出なくなるので、もしカビが発生しても簡単に除去することが出来ます。

カビを掃除する方法:まとめ

いかがでしたでしょうか。カビは湿気のある場所ならどこにでも出るので室内の至る所で発生してしまいます。カビの掃除はカビ取り洗浄剤が最も有効ですが強いアルカリ性なので取り扱いには十分注意してください。また定期的に換気してカビの発生を事前に防ぐことも重要です。カビは出る前に予防するように心がけましょう。

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