検索アイコン
エックス
Facebook
LINE

テントの最高峰「ヒルバーグ」は何が凄いの?その理由とおすすめ8選をご紹介!

国内のブランドを含めてもヒルバーグほど凄いテントはありません。ヒルバーグのテントは一般のキャンプだけではオーバースペックになる、非常に強度の高い生地を使用しているため山岳でも冬山でもどこでも使えるキャンパーの憧れるテントです。
更新: 2022年6月9日
揚げ餅
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

ヒルバーグとは

厳しい環境で生まれた北欧のブランド

出典: https://www.hilleberg.jp/

ヒルバーグはアメリカ生まれでも日本生まれでもない北欧のブランドです。北欧のブランドで有名なメーカーにはおしゃれなテントで有名なノルディスクもありますが、ヒルバーグのテントは他社のテントと比較すると耐久性が高く、どんな環境でも使える安全性に自信のあるブランドです。

発売されているテントは全て国内外から評価の高いテントが多く、ヒルバーグの最軽量のテントでさえ他のテントと比べると強度のある生地が使われています。

ヒルバーグは老舗ブランド

日本ではおよそ2000年以降買えるようになったヒルバーグの製品ですが、創業者が起業したのはおよそ1971年、一番最初のテントが作られたのが1973年のため老舗ブランドと言えます。

当時発売したインナーとアウターが同時に設営できるテントは、今でも形や仕様は異なりますが発売されていてインナーもアウターも同時に設営できるデザインは、アウターを設営した後にインナーを吊り下げなくていいので設営が簡単です。

インナーを外しシェルターとしても使える

出典: https://www.hilleberg.jp/about

ヒルバーグのテントの特徴であるアウターとインナーが一体化しているデザインは、現在発売されいる吊り下げ式インナー(テント)と同じように、アウターからインナーだけを外してシェルターとして使うことができます。

自由にアウターからインナーが取り外せるように新しくデザインされたテントが、ヒルバーグから発売されたのが1977年と早い段階で作られていて吊り下げ式テントの走りと言っても過言ではありません。

ヒルバーグのテントの耐久性

価格帯は高めだけど圧倒的に強度が高い

日本の有名ブランドと比べるとヒルバーグのテントは約1.5倍から2倍ほどの価格で発売されています。なぜそこまでテントの価格が高くなるかと言うと、一般的なテントには無い非常に高い耐久性、安全性を備えているからです。モデルによっては多少耐久性が下がっていますが、その分軽量化されていてどんな環境でも使えるテントとなっています。

ヒルバーグのテントに使わている耐久性のある生地

どうして他のテントよりも耐久性があるのか、またどんな環境でも使えるテントとも言われている理由を説明すると単純にヒルバーグのテントの生地が凄いからになります。ヒルバーグのアウターなどには非常に引き裂きに強い生地が使われいて、軽量なモデルでさえ一般的なポリエステルでできたテントよりも引き裂きに対する強度が高いため、耐久性が高くなります。

引き裂き強度とは

ヒルバーグのテントの耐久性が高い理由としては、引き裂きに強いリップストップ生地よりも強度がある特殊な生地を使っているからです。引き裂きに対する耐久性の試験「引き裂き強度」では一般的なテントよりはるかに高く、軽量化を重視したモデルでもアウターを引き裂くには8キロの力が必要になる生地が使われています。

ヒルバーグのテントの安全性

安全性も高い

出典: https://www.hilleberg.jp/

ヒルバーグのテントは強度が高く耐久性があるでけではありません。どんな環境でも安全に使えないと意味がないということです。例えばフラグシップモデルでは風が強く険しい環境でも、穏やかで過ごしやすい環境でも、常にスペック通り使えるテントになるように作られている特徴があります。

プロの登山家でしか行けないような標高の高い山岳で、生地が凍りつくような環境でも正常に使えるテントということは安全性も重視している証です。

安全性を保つための工夫

出典: https://www.hilleberg.jp/about/our-tent/materials/

ヒルバーグのテントの安全性が高い理由としては、ポールの太さなどもテントごとに細かく決めていテントごとに専任の職人が一人必ず責任を持って生産しています。ポールも常に決められた長さや形状ではなく、テントの状態によって曲げ角度を変えたり、常に最高のスペックが発揮できるように調整されているので他のブランドより高価です。

安全性を高めるために小物にも気を使って作る

出典: https://www.hilleberg.jp/about/our-tent/materials/

ヒルバーグに限らずテントは自社が生産する生地だけではなくファスナー、ペグ、ロープ、ドローコードなどいろいろな部品がありますが、ヒルバーグはどの部品も厳格な基準を設けてそれぞれテントに最適なメーカーのファスナーなどを採用しているため、より安全性が増します。

ロープはヒルバーグ独自の編み込み方でほつれにくく、反射素材を使ってテント暗い場所でも見やすいように工夫されていて細かな所でも安全性が高いです。

ヒルバーグのテントはどんな環境でも使える

湿度に強く耐水圧も高い

時々海外のブランドは日本の高温多湿な環境に合わないと言われることがありますが、ヒルバーグなら日本の特殊な環境でも問題なく使えます。理由としては耐水圧も高いアウターを使っていますが、ヒルバーグのテントは湿度による結露が起きないようによく考えられたテントでもあるからです。

インナーにメッシュを使うことで通気性を良くしたり、アウターに換気用の窓を設けることで空気が循環して結露を軽減します。

インナーとアウター一体のデザインが便利

インナーとアウターが一緒になっているデザインのおかげで、シングルウォールテントのように簡単に設営することができ、アウターがあるので結露や雨に対しても強くなるので、シングルウォールテント比べると快適。

軽量なモデルでもアウターがあるので過ごしやすいです。また日本のテントと比べるとフライシートにあたるアウターが長く、インナーまで風が入り込みにくくなっていて4シーズン通して使えるようになっていいます。

ヒルバーグのデザインワーク


ヒルバーグのテントの高い耐久性や、どんな環境でも使えるようにするために必要なテントのデザインについても公式HPで以下のように言及されています。パソコンでの製図を行いながら実際フィールドに出て検査し、データーをフィードバックしてとデザインにもこだわって作られています。

ヒルバーグ社のデザイン・プロセスは、「アウトドア」と「インドア」の努力に等しく依存しています。実地での試験と評価は、1年を通じてあらゆるコンディションで行われます。同様に、オフィスでの仕事(CADでのパターン作成、プロトタイプの縫製、実地試験のデータ・チェックなど)も絶えず進行しています。

ヒルバーグに対する評価

ヒルバーグのデザインに関する評価

安全性や耐久性以外にもヒルバーグのテントはデザインに関する評価がたくさんあります。見た目はシングルウォールのように見えないこともないですがダブルウォールです。またアウターとインナーが一体となったデザインを真似して、ヒルバーグ以外の吊り下げ式のテントそのまま収納するとスタッフバッグに入らない可能性があります。

ヒルバーグの耐久性などの評価

価格帯は高いですが信頼できる強度、どんな環境でも使える安全性などが高く評価されていて、デザイン、機能(軽量なテント)と共に世界一と言われています。日本でも風の強い日場所にキャンプを行く方や、降雪中の山岳にキャンプに行く方におすすめのブランドです。プロの登山家も使っているような本格的なブランドです。

ヒルバーグのテントの選び方1

使い方を決めることが選び方になる

出典: https://www.hilleberg.jp/

ヒルバーグはどれも高性能なテントですが、プロの登山家も使うようなテントもありテントごとに性能差があります。そのため選ぶ時はまず目的をはっきりさせる必要があります。

例えばプロの登山家のように険しい山に行き、なおかつ過酷な環境で使うのであれば軽量かつ強度のあるテントが必要になりますし、天候などが安定しているキャンプ場でキャンプするだけなら軽量であってもプロが愛用するテントに迫る強度は不要です。

ヒルバーグは選び方が簡単

明確な使い方が決まればヒルバーグのテントは選び方が簡単です。

ヒルバーグのテントはフラグシップモデルの「ブラックレーベル」、ブラックレーベルより全体的にグレードは下がりますが4シーズンで使える「レッドレーベル」、暖かい時期に使える軽量なモデルの「イエローレーベル」、特殊な状況を専門とする「ブルーレーベル」の4種類に分かれているため使い方が決まれば自然と選び方わかってくるので迷うことはありません。

ヒルバーグのテントの選び方2

後の選び方は他のテントと同じ

出典: https://www.hilleberg.jp/about/our-tent/materials/

各レーベルを選んだ後は他のテント同じ選び方で大丈夫です。前室の広さや使用できる人数の違い、収納サイズや重さなどを基準にして選んでいきます。

ヒルバーグのテントの特徴である耐久性(引き裂き強度)、耐水圧はテントごとではなくレーベルによって変わってくるのでその点だけ注意しましょう。ただしどのテントも耐水圧は非常に高く、耐水圧が一番低い生地でも5000ミリとなっています。

ヒルバーグがおすすめな理由

ブランドの選び方になりますが、日本にもアライテントなどの登山向けのテントを作っているメーカーがたくさんありますが、なぜヒルバーグがいいかと言うと、独自に開発した生地「ケルロン」は紹介したように強度が非常に高いですがそれだけではありません。

他の生地よりも劣化することが殆どないと言われていて、濡れたら乾かして保管するという普通の手入れをするだけで長期使えるのでブランドの選び方の参考にしてください。

おすすめのヒルバーグのテント1

軽量なイエローレーベル:アナリス

ヒルバーグ  イエローレーベル

出典:Amazon
出典:Amazon

テントはただ寝る時に使えればいいので特に軽量なモデルがほしいという方におすすめなのが「ANARIS」です。高さは一番高高い所で105センチと座って過ごすことも可能。ヒルバーグのテントの特性である高い耐久性に加え軽いイエローレーベルです。

軽食を食べたりすることもでき、軽量なイエローレーベル中でも特に軽いので選び方としては、軽さに特化したテントがほしい方に向きます。

タープとしても使用可能

アウターテントのみを使用すればタープとしての使用も可能です。テントとして使用するだけでなく、タープで最小限の空間を作りたい方にもおすすめです。

アナリスの評価

ヒルバーグの中で軽量で簡単に設営できるため人気です。

おすすめのヒルバーグのテント2

軽量なイエローレーベル: ヘラグス3

ヒルバーグ ヘラグス3

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

シンプルでどんな場所でも快適に設営できるデザインの3人用の軽量なテントです。前室は2つ構成となっているため、機能的で出入りしやすいです。

狭くないインナー

クリックすると楽天商品ページへ飛びます

他のテントと同じように3人で使用してもギリギリではありません。インナーは3人横並びで寝られるサイズとなっていて、高さも低すぎることはなく、テント内でくつろぐ場合にもおすすめです。

日よけの使用にも

ヘラグス3はアウターテントのみ設置で、日よけとしても活躍してくれます。アウターテントのみであれば、5人程座って団欒ができる大きさです。キャンプだけでなく、気軽なアウトドアやレジャーにも使用できるためおすすめです。

ヘラグス3の評価

クリックすると楽天商品ページへ飛びます

デザインが良いという口コミがSNSにあります。その使い勝手のよさも人気でしょう。

おすすめのヒルバーグのテント3

軽量なイエローレーベル:アンヤン2GT

軽量かつ最大3人で利用でき、前室も広めのタイプがアンヤンGTシリーズです。大きいですが重さは驚きの2.3キロとなっていて、持ち運びもヒルバーグのイエローレーベルのテントなので簡単です。

熱がこもりそうな形状をしていますが、アウターの後ろ側を巻き上げることで通気性を良くすることができるので、夏でも暑くなりにくい特徴があります。同じようなデザインで前室の小さいアンヤンは、さらに軽いので軽さを優先する場合はおすすめです。

アンヤンGTの評価

出典: https://www.hilleberg.jp/product/tent/detail/127701930/

ヒルバーグの中でもイエローレーベルは3シーズン向けなのテントなので、アウターで完全に覆わないため適度に換気ができるため、高温多湿な日本の環境でも使いやすいと評価されています。

お気に入りの点 前室が大変広くて使い勝手が良い! 大きい割には軽量 モノがたり 湿度の高い日本用みたいな作りが良い 設営が楽

おすすめのヒルバーグのテント4

万能型のレッドレーベル:カイタム2

HILLEBERG テント カイタム2

出典:楽天
出典:楽天
出典:楽天

カイタム2は、イエローレーベルの生地よりも更に強度のある生地を採用しているレッドレーベルのソロ用のテントです。4シーズン使えるテントでゆったりとした広さのあるスペースは、のんびりキャンプを楽しみたい方におすすめのテントとなっています。

自転車移動などが多い方にもおすすめ

パッキングすればコンパクトになるカイタムは、ジャンル問わずアクティブなアウトドアを好む方におすすめできます。自転車、ツーリング、カヌー、登山など、さまざまなシーンで活躍してくれるでしょう。

2人用となりますが、ゆったりとしたフロアは背の高い方もくつろげる空間としてくれます。コンパクトになるため、ソロ使いでゆったり過ごしても良いでしょう。

カイタム2の評価

クリックすると楽天商品ページへ飛びます

どんな環境でも使えるレッドレーベルなので、非常に使いやすいテントとなっていて高い評価が多いです。

おすすめのヒルバーグのテント5

万能型のレッドレーベル:アラック

レッドレーベルの二人用のテントで、イエローレーベルのルーガンとよく似たデザインとなっています。ヒルバーグのテントは、他のレーベルのソロ用と全体的にデザインは似ています。二人で使いやすいように左右に前室を備え、インナーのサイズは130×225センチ、長方形ではなく台形になっていて使いやすいです。

左右の前室が使いやすい

出典: https://www.hilleberg.jp/product/tent/detail/12770083/

左右の前室は一番広い所で75センチ、前室を作る時にペグダウンをしなくてもいい完全自立型テントなので簡単に設営できることから、普通のキャンプだけではなく登山や雪が降る過酷な環境でも使える信頼性の高いテントです。3本のポールを使って設営しますが、ペグダウンしなくてもいいので勝手が非常にテントとなっています。

アラックの評価

レッドレーベルということでどんな環境でも使えるテントで、ヒルバーグの中でもかなり人気のテントです。

おすすめのヒルバーグのテント6

万能型のレッドレーベル:ナロ4 GT

4人で使用できる大型のテントに、広い前室のついたモデルで大きなベンチレーションも特徴的です。前室の広さは最大で180センチもあるので、4人の荷物を置いておくことができ、寝室となるアウターの形状は台形で長さが220センチ、足元が170センチ、幅が220センチとなっています。

フラグシップモデルほど耐久性はなくてもその分軽量なので、強烈な風や、猛吹雪になるようなキャンプ場ではなく平凡なキャンプ場に行く方におすすめです。

ナロ4 GTの評価


出典: https://www.hilleberg.jp/product/tent/detail/12770023/

ヒルバーグのテントは特殊なブルーレーベル以外はあまり高さがありません。高さが低いと風の影響を受けにくいからです。

おすすめのヒルバーグのテント7

最上級のブラックレーベル:スタイカ

シンプルで設営が簡単ですが、ヒルバーグのテントの中では最も強度がありどんな過酷な環境でも使える、使えないといけないブラックレーベルのテント。

アウター、インナーのデザインは他のレーベルと変わりませんが生地の材質がかなり変わり、耐水圧も一番高い生地を使っています。インナーに使われている生地も一番厚みのある生地になっている最上級のテントです。左右に最大80センチの前室のあるデザインで二人で使用できます。

どこにでも使えるテント

設営は3本のポールを使いますが、簡単で省スペースなので山岳でも使えたり、雪の上でも使えたりする環境を選ばないテントです。

スタイカの評価

ブラックレーベルは過酷な環境でも使えるヒルバーグで一番強度のあるテントなので、普通のキャンプで使用するとオーバースペックという口コミもありますが、どんな場所でも使えるのがヒルバーグのテントです。

おすすめのヒルバーグのテント8

最上級のブラックレーベル:ナマッジ3

ナマッジ3はヒルバーグの代表的なテントで3人で使用できるテントです。前室の広さは荷物をしっかり収納できる広さで、安心。またブラックレーベルは日本のキャンプ場だけでの使用は、オーバースペックになりますが広さ(使用できる人数)に対してヒルバーグのテントは軽いため、オートキャンプでも簡単にテントを出し入れできるのでおすすめです。

ナマッジ3の評価

ヒルバーグは高価ですが一度使い出すとそう簡単に劣化しない生地を使用しているため、キャンパーの憧れです。

ヒルバーグのテントのまとめ

選び方がわかりやすく強度のあるテントが多い

出典: https://www.hilleberg.jp/product/tent/detail/12770013/

ヒルバーグのテントがヒルバーグ独自の生地を使用しているため耐水圧、経年劣化、そして引き裂き強度が高いので全体的にしっかりした生地です。さらにテントの使用目的によって各レーベル分かれており、選ぶ時に迷いにくく選びやすいブランドなので初心者から上級者にもおすすめできます。

特に冬でもキャンプをする方には使いやすい4シーズンテントが多いのでおすすめです。

テントが気になる方はこちらもチェック!

暮らし~のにはさまざまなアウトドアブランドに関する記事がたくさんあります。よかったらチェックしてみてくださいね。