ダナー ブーツ MOUNTAIN LIGHT 30866
DANNER LIGHT BROWN 30440
ダナー FIELD フィールド D121003
DANNER FREDDO B200 D120034
ダナー D213112
ダナー Jag Wool アウトドアブーツ
ダナー ANTIGO アンティゴ D-1806 F13
ダナー ポストマン D214300
ダナー ワークチャッカ
DANNER(ダナー)とは
もともとはワークブーツ
1932年チャールズダナーとウィリアムウィエンハーグら5人でアメリカのウィスコンシン州でブーツ作りを始めました。
当初は労働者用のワークブーツを作っており、木材加工などで使うだけの長いロガーブーツを作り、一足約20ドルで販売していました。当時も安くて良質なブーツと評判だったようです。つまり当時はアウトドアとはいっても作業用の安全靴だったわけです。
転機となった1960年代
転機が訪れるのは1960年代に入ってから。アメリカ人の若者の多くがマイカーを手に入れ、週末ともなればハイキングやキャンプなどへ出かけるアウトドアブームが訪れます。この時ダナーを受け継いだ息子のビルは思い切ってハイキングブーツを生産ラインに加えます。
最高のハイキングブーツと謳われたマウンテントレイルと言う物は瞬く間に大人気となり、後継モデルのマウンテンライトでは世界で初めてゴアテックスを物に採用しました。
ハイキングブーツだけでなく、軍隊や消防隊などでもダナーのブーツ採用され、現在ではアウトドアブーツの老舗ブランドとして世界中で人気のあるブーツブランドに成長しています。日本ではABC・マートが代理店となっています。
ダナーが人気の理由とは
アウトドアで活躍するマウンテンブーツと呼ばれるものはたくさんのブランドがあります。例えばイタリアのグローネルや、ウィンチ、日本で言えばゴロー、そしてアメリカと言えばレッドウィングのハイキング部門としてスタートしたバスクや、メレルなど世の中には数多くのアウトドア用ブーツのブランドがあります。
その中でもダナーは名品と名高いブランドです。1960年代当時のバックパッカーマガジンでは、最も理想的なハイキングブーツと評判になり、第18回アメリカデザイナー賞も受賞しています。ここではダナーの人気の秘密に迫ります。
人気のポイント①:防水性
ダナーのブーツは世界で初めてゴアテックスを採用するなど、ハイキングブーツには防水性が重要と言うことにいち早く目をつけていました。ゴアテックスは高い防水透湿性を持ち、雨や雪がブーツの中に侵入するのを防ぐだけでなく、靴内部が蒸れるのを防ぎます。そのためアウトドアで大活躍のブーツと人気なのです。
人気のポイント②:堅牢さ
ダナーのブーツはタフさ、堅牢さにも定評があり、足元をしっかりと守ってくれるという安心感が人気の秘密でもあります。前述した通りもともとは作業用の安全靴を作っていた老舗ブーツメーカー。
アッパーには丈夫なレザーを使用し、アウトソールにはビブラム社のソールを装着することで、濡れた路面でも滑りにくく、未舗装の道でもしっかりとグリップします。そのため登山などのアウトドアシーンだけでなく、過酷な軍隊や、消防隊にも使われています。シチュエーションを選ばずはけるタフなブーツ、それがダナーのブーツです。
人気のポイント③:流行に左右されない
ダナーのブーツは現代的なデザインのブーツから、クラシカルなスタイルの靴まで様々なブーツがラインナップされています。特にクラシカルなブーツで人気の、マウンテンライトやダナーライトはハイキングブーツにラインナップされた頃からほとんどデザインに変更はありません。
つまり既に完成されたデザインで流行に左右される心配がないと言うことです。しかもカジュアルなファッションに合わせやすく普段のコーデを崩すことなく着用できる、それがダナーの魅力でもあります。
人気のポイント④:長く使える
ダナーのブーツは、着用する頻度やシチュエーションにもよりますが、ほぼ一生履き続けることが出来るブーツです。もちろん日々のお手入れは必要になりますが、ダナーはリペアサービスも充実しており、クオリティーの高いリペアをしてくれます。
ソール交換はもちろんですが、ライニング補修やトップバンドの交換など、様々な部位を補修クリーニングしてくれるため、一生履き続けることができるのです。その間エイジングも楽しめると、ファッション好きな方からも高い人気を誇るブーツです。
ダナーの気になる評判
ここでは実際にダナーのブーツを愛用している方の評判をご紹介します。私個人の見解としては、レッドウィングと比較して、レザーブーツの割に履き始めから柔らかく買ったその日からでも長時間履けるブーツだなぁと感じました。また気になるサイズ感も合わせて紹介しますのでぜひ参考にしてくださいね。
【デザイン】洗練されてます。 【フィット感】足全体を包み込んでくれます。 【履き心地】思ったより軽量で歩きやすいです。 【動きやすさ】タウンでもアウトドアでも両方いけます。 【その他】履き慣れていないため踵に違和感(靴擦れ)を感じています。 履き慣れると解消されると思います。
ダナーのマウンテンライトを愛用している方のレビュー、評判です。デザインよし、フィット感もよく履き心地も抜群で、動きやすく、アウトドアではもちろんタウンユースでも使えると評判です。正しい履き慣れていない時はかかと部分に靴擦れを起こす可能性があるということなので注意しておきましょう。
前々から欲しくて 堅牢と言った表現がぴったりくる外見からは、想像もできないくらい履き心地がいいです。長く付き合える靴にまた出会えました。
こちらの方もダナーのマウンテンライト愛用している方のレビュー、評判です。レザーのごつい見た目とは裏腹に履き始めから柔らかく履き心地が良いと評判です。
光沢のあるポストマンシューズならこれかと。サイズは大きめのためワンサイズ下を勧めます。スタンスミス27.5cm着用してますがUS9.0がジャストサイズでした。見た目はレッドウイングより丸みがある印象です。 どう馴染んでいくか楽しみです。
ダナーのブーツで評判が良いのはアウトドアブーツだけではありません。オンオフ使えるポストマンシューズも高い人気を持つダナーの人気ブーツです。レッドウィングのポストマンシューズよりも見た目が丸みを帯びて可愛らしいと評判です。サイズ感もぜひ参考にしてくださいね。
今までブーツといえばレッドウィングばかりでしたが、ダナーライト最高です。 ウィズがEEとのことで幅広過ぎることを心配してましたが、包み込まれる感じがレッドウィングにはない感覚でホールド感が良いです。
こちらの方はダナーライトを愛用しており、レッドウィングと比べるとフィット感が抜群と評判です。
レッドウィングのキャバリ―チャッカなどUS7を履いています。ダナーはワイズが広めですが、厚い靴下で履くために同サイズで購入しました。見た目は思ったほど幅広に感じませんが、足をズボッと入れると包み込まれる感覚で、おまけに軽く柔らかい!新品でも厚い靴下で履けました。とても満足しています。
こちらの方も普段はレッドウィングを愛用しており、今回はダナーライトを購入した方の評判をご紹介します。こちらの方もレッドウィングからダナーライトに変更すると柔らかさにびっくりするようです。履きやすくフィット感もバツグンと評判です。
スニーカーだと26.5,ビジネスシューズだと25.5か26の私は、26でピッタリでした。思ったよりも歩きやすく、幅広な私にも快適です。
こちらはダナーのポストマンシューズのサイズ感です。ぜひあなたのサイズ感の参考にしてくださいね。
実寸25.8cmでレッドウィングDワイズをサイズ8(若干ゆるめ) ウエスコ(ジョブマスター)サイズ8(ジャスト) ダナーリッジローは、サイズ7はつま先が当たるので7 1/2と交換してジャスト。
他の物と比較してやや大きめと言われるダナーのブーツ。ダナーのマウンテンリッジローのサイズ感です。ほとんどの方が少しサイズダウンして購入しているようです。参考にしてくださいね。
ダナーおすすめブーツ:1
ダナー ブーツ MOUNTAIN LIGHT 30866
ダナーのアウトドアブーツの中でも定番中の定番マウンテンライト。ダナーがハイキングブーツとしての評価を高めたマウンテントレイルの血を受け継ぐ後継モデルです。
253もの手作業の工程が必要となるステッチダウンブーツで、ライニングは防水透湿性の高いゴアテックスを採用。アウトドアはもちろんですが今やファッションの定番中の定番となっているブーツでもあります。
ダナーおすすめブーツ:2
DANNER LIGHT BROWN 30440
実際にダナーの靴を履く人が不便を感じずに使いやすく耐久性に富んだ靴を作ると言う真摯なダナーのコンセプト体現したダナーライト。
世界で初めて防水透湿性の高いゴアテックスを靴に採用し、現在もなおメイドインUSAをキープするダナーの看板モデルです。ちなみにライトは当時はまだ重たかった、ヨーロッパ製のブーツに対抗して名付けられました。
ダナーおすすめブーツ:3
ダナー FIELD フィールド D121003
こちらのダナーブーツは、3つのカラーから選択できます。防水性に優れたモデルで、悪天候も想定して作られているのがポイント。ゴアテックスを採用しているので防水性だけでなく、透湿性に優れています。
また、優れたクッション性を備えているアイテム。長時間のトレイルやキャンプなど、アウトドアに適しています。足首をホールドするだけでなく、デザイン性が高いのも人気の理由の1つです。
ダナーおすすめブーツ:4
DANNER FREDDO B200 D120034
雪道などでも滑らず足元を暖かく、しかも靴内が濡れないような物をお探しの方におすすめ。ゴアテックスを使用せず、ダナーオリジナルのメンブレンを使用しているため、防水性にも優れながら価格を抑えたモデルになっています。
ビブラムアイストレックソールで、雪道でもしっかりとグリップしてくれます。もちろんソール交換も可能なモデルです。カラーリングは3種類です。
ダナーおすすめブーツ:5
ダナー D213112
シンプルでおしゃれなデザインのダナーブーツを探しているという方には、こちらのモデルがおすすめです。カラーはブラウンとブラックの2色で、ビジネスシーンでも利用できるデザイン性となっています。
履けば履くほど味が出てくるので、自分だけのブーツを作り上げたいという方にピッタリ。また、職人たちの手によって組み立てられているのもポイントとなります。ぜひこの機会に購入してみてください。
ダナーおすすめブーツ:6
ダナー Jag Wool アウトドアブーツ
秋や冬に適したダナーブーツを探しているという方には、こちらのモデルがおすすめです。防水性に優れているだけでなく、インソールがアップデートされているのもポイント。
81s~90sに展開していたレトロハイカースタイルで、デザイン性を求めているという方にもピッタリなダナーブーツです。足をしっかりとホールドしてくれる形なので、アウトドアなどのシチュエーションにも利用してみてください。
ダナーおすすめブーツ:7
ダナー ANTIGO アンティゴ D-1806 F13
アウトドアブーツだけでなくドレッシーなクラッシックブーツも魅力的なダナーのラインナップ。アンティゴは、クラシカルなチャッカブーツで美しいシルエットと光沢のあるクロムエクセルレザーが特徴です。
ライニングにゴアテックスを採用しているわけでなく、防水性はありませんのでご注意を。またメイドインジャパンモデルでもあります。カラーリングは2種類です。
ダナーおすすめブーツ:8
ダナー ポストマン D214300
ダナーのロングセラーモデルでもあるポストマンシューズ。その名の通りもともとは郵便配達員のためのサービスシューズでした。ダナーのポストマンシューズの特徴は、光沢のあるガラスレザーを採用している点です。
ビジネスはもちろん休日にも履けるおしゃれなブーツです。こちらもライニングにゴアテックスを採用しているわけでなく、防水性はありませんのでご注意を。メイドインジャパンモデルです。カラーリングは2種類です。
ダナーおすすめブーツ:9
ダナー ワークチャッカ
50年代まだダナーがワークブーツを生産していた頃の6インチ、8インチトップが主流だったワークブーツを現代風にリバイバルしたモデルです。はき心地も良くドレッシーなブーツです。
ワークブーツですが、カジュアル過ぎないので幅広いファッションに合わせることができる万能ブーツです。こちらもライニングにゴアテックスを採用しているわけでなく、防水性はありませんのでご注意を。メイドインジャパンモデルで、カラーリングは2種類です。
ダナーブーツのお手入れについて
日々のブーツのお手入れは?
アッパーにレザーを使用しているタイプのダナーブーツは、毎日のお手入れをすることで長く愛用でき、しかもエイジングが楽しめます。ここではダナーブーツのお手入れについてご紹介します。
毎日のお手入れは、ブラッシングです。ブーツの表面を豚毛ブラシなどで、ブラッシングすることで汚れが落ち、レザー本来の艶も戻ってきます。レザーは湿気も天敵ですが、乾燥も良くありません。レザーにはある程度の潤いが必要です。月に1度は、レザーコンディショナーやオイルでお手入れし、乾燥によるひび割れを防ぎましょう。
またレザーは年数がたつと色が抜けてきます。よって年に最低1度は補色する必要があります。その場合は色付きのレザーオイルを選ぶと良いでしょう。純正オイルだと変わった色にならないので心配ありませんよ。
ブーツは丸洗いできるの?
アウトドアシーンで履く機会が多い方は、いっそのこと丸洗いしたい!と思われる方もいるでしょう。レザーブーツを丸洗いできるのか?と問われればもちろんできます。ただし色が落ちる可能性もあります。
丸洗いする頻度は、1年に1回程度に留めておきましょう。頻度が多いと、レザーに含まれる油分が抜けてしまい、逆にレザーが乾燥によりひび割れしてしまう可能性があります。
レザージャケットなども洗えると評判のレザーウォッシュシューズ用です。きれいに汚れが落ちると評判の洗剤ですが、お値段がちょっと高いのがネックです。
レザー製品を洗う定番の洗剤といえば、こちらのサドルソープです。レザー全般に使えるためレザーブーツのお持ちの方は、買っておいて損は無いお手入れ・メンテナンス用品です。
ブーツを丸洗いしたら最も大切なのは乾燥の工程です。この時ブーツの形が崩れてしまわないよう、シューツリー(シューキーパー)を使って乾燥させることをおすすめします。
シューズ内の余分な水分を乾燥させ、シューズの形を整えるためにも用意しておきたいメンテナンス用品です。乾燥させるには陰干しで、丸一日は乾燥させておきましょう。もちろん毎日履き終った後にも使います。
ダナーショップでのお手入れとは
自分の手でお手入れが不可能と思ったら迷わずショップへ持っていき専門的なメンテナンスを行ってもらいましょう。ダナーオフィシャルショップでは、ソール交換やトップバンド交換、ライニング補修、ステッチ補修、クリーニングや、アイレットやフックの交換なども受け付けています。
特にソール交換は早め早めに行っていきましょう。もちろんオールソール交換も可能です。交換ソールは沢山種類がありますが、ここでは一般的な3種類のソールをご紹介し、それぞれの特徴をご紹介します。
ダナーライト用ソール
ダナーライトのソールは、VIBRAM® KLETTERLIFTです。もちろん他のソールにカスタムすることも可能です。悪路でもしっかりとしたトラクションを確保するアウトドア用のソールです。土踏まずの内側と外側にラグが施されており、優れたグリップ力を誇ります。
クレープソールも
クレープソールは、ダナーマウンテンリッジなどに採用されているソールです。アウトドアよりもタウンユースよりのソールで、軽量で衝撃吸収性に優れており幅広いシチュエーションでの使用が可能です。
マウンテンライト用ソール
ビブラム社の代表的なアウトソールです。ダナーのマウンテントレイルなどに採用されています。堅牢かつ高いグリップ性を誇り、レッドウィングなどのワークブーツにも使われています。
ダナーには偽物があるのか
ダナーのブーツに偽物はあるのでしょうか。コピー商品はよく目にしますが、レッドウィングとは異なり、偽物がかなり数が少ないような気がします。もちろん偽物が全くないというわけではないでしょうが、かなり少ないように思え、特に精巧な偽物というは見たことがありません。
タグや、DANNER刻印、ステッチなど細かなデティールまで確認する必要は無いように感じます。コピー商品は一目で「これは偽物だな」と分かるくらいですから。ところが中には偽物のような本物のダナーブーツがありますのでご紹介します。
本来ダナーのブーツは全てアメリカ製になります。アメリカにあるポートランドの工場で職人たちが生産しているブーツこそ、本物のダナーブーツだ!と思われる方はここで紹介するブーツは偽物と言うことになるのでしょう。
前述した通りダナーの日本代理店はABCマートです。つまりダナーの日本ライセンスを持っているので、低価格帯のダナーブーツが数多くラインナップされています。
これは偽物ではなく正確に言えば別注品になります。しかもこの種類が数多く、中にはマウンテンライトに似たものや、ダナーライトに似たものもありますが、よく見れば品名が異なっていたり、アメリカ製ではなかったりします。
とは言え偽物とは呼べず、しっかりとした作りでゴアテックスメンブレン、ビブラムソール、見た目もそっくりなのでぱっと見では全く区別がつきません。
別に履き心地が悪いというわけでもなく、価格も半額程度なら、ダナー入門講座としてはいいんじゃないかっていうのが私の考えです。偽物やコピー商品ではないので、皆さんも安心してABCマートでお買い物してくださいね。
最後に
いかがでしたでしょうか。ゴアテックスメンブレンを採用したダナーのアウトドアブーツもかっこいいですが、クラシカルなワークブーツももっと評価が高くてもいいと個人的には思っています。アウトドアブーツもクラシカルなブーツも、流行に左右されることなく長く使えるモデルです。
日々の手入れを行えば何年でも履き続けることが出来ます。またどんなファッションにも合わせやすいので、ぜひあなたもここで紹介したブーツでファッションを楽しんでくださいね。
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