シマノ(SHIMANO)NL-I57M 2.5
スピニングリール 18 ネクサーブ 2500
シマノ 17 ホリデー磯 2号-450
うき吉 南紀イガミトップ固定
第一精工 クッションオモリラセン付
がまかつ チヌ(黒) 3号
ブダイ釣りのエサや仕掛けをご紹介!
冬が美味しい磯のブダイをチェックしよう!
エサはひじきやホンダワラ!派手な体色と細かい歯が印象的な、ブダイの釣り方をご紹介します。冬は特に味がよくなる魚としても有名で、盛んな地域では専門に狙う方が多いターゲットです。磯釣りファンの方は、是非チェックしてみてください!
ブダイとは
暖かい海に暮らすベラの仲間
ブダイはイガミとも呼ばれる磯の魚で、暖かい海を好むベラの仲間です。千葉県より南西の海に多く、伊豆や九州をメインに冬の釣りモノとして楽しまれています。市場流通はあまりしないタイプの魚、味はもちろん釣り方やポイントの情報も非常にロコ。エサも特殊なものが必要になるので、磯釣りに明るい釣具店をチェックしてから釣りに向かいましょう!メジナを釣るような地磯、堤防からでも狙えます!
細かく並んだ歯が特徴!
細かく並んだ歯が印象的なブダイ。歯をむき出しにした様子から、地方名の「イガミ」がつきました。サメのように歯が無くなると後ろから前に出てくるタイプで、歯は常に鋭く頑丈。甲殻類を噛み砕く歯を持ちながら、冬はひじき、ホンダワラといった海藻類を好んで食べる食べる習性を持っています。
夏は不味くて冬は美味しい!?
性転換、時期による食性の変化など、非常に特徴的な生態を持っているブダイ。夏は岩に付いた藻、甲殻類を食べており、カニエサで狙うことができます。この時期の食味は磯臭さと表現される臭いが強く、基本的にはリリースの外道扱い。冬になって海草を食べるようになると、磯臭さが薄れるとともに脂が乗って、専門に狙う方が増えるようになります。ブダイの特エサであるホンダワラの流通は冬からということもあって、寒い時期の釣りとして楽しまれています。冬の釣りモノをお探しの方は、是非チェックしてみて下さい!
ブダイ釣りが楽しめる時期と釣り場
狙って釣るなら冬の釣り!
特徴の項目でもご紹介したとおり、狙って釣るなら冬がおすすめ!夏も同じポイントで釣れる魚なので、他魚種に混じって釣れた場合は、場所を覚えておくと晩秋、冬の時期に楽しめます。春まで遊べるので、低水温期でも数が安定して釣れるターゲットをお探しの方は要チェック!旬の時期、旬の魚を釣って楽しみましょう!
地磯の釣りがメイン
紀伊半島では「イガミ釣り」で情報を多く得ることができるターゲットですが、他の地域ではまだまだポイント開拓の余地が残っています。アオリイカ、メジナ、イサキといった磯の魚達をヒントに、イガミポイントを開拓しましょう!ベラらしく大きな岩の多いエリア、潮が緩いポイントを好む傾向があるようです。
ブダイ釣り向けのタックルについて
タックルを3つに分けてご紹介!
ブダイ釣りのタックルについてです。竿は2号、道糸2.5号を基準に、大型狙いや根の荒い場所には全体の強度を上げて挑むスタイルがスタンダード。一般的なウキ釣りと同じイメージで遊べます。初心者の方が始めて揃えるタックルにもピッタリ!堤防、ライトな磯で使いやすい構成から、イガミ釣りを始めましょう!
①ブダイタックル:道糸
シマノ(SHIMANO)NL-I57M 2.5
スタンダードなウキ釣りで狙うなら、道糸は2.5号前後がおすすめ。40cmクラスが掛かることもあるので、岩礁地帯でもしっかりやりとりできる太さのラインを選びましょう。根が荒い場所の釣りでは更に太く、強度の高いものを選択してもOKです。
②ブダイタックル:リール
スピニングリール 18 ネクサーブ 2500
リールは選んだ道糸が100m以上巻けるサイズを選択します。細い糸でも魚をコントロールしやすいレバーブレーキタイプは非常に便利ですが、入門向けとしてはやや高額。道糸、仕掛けとも太く、堤防等釣りがしやすい釣り場から始めるなら、入門向けのスピニングリールでもバッチリ楽しめます。サビキ釣りなど他の釣りも遊びやすいセッティングなので、初心者の方はご紹介しているクラスから試してみてください!
③ブダイタックル:竿
シマノ 17 ホリデー磯 2号-450
竿は磯竿の2号から3号を使用。狙うサイズが大きく、取り込みの難易度が高い場合は3号、手軽に遊べる釣り場なら2号とするのがおすすめです。長さは仕掛けの扱い、やりとりとも余裕が持てる4m以上がおすすめ。ウキ釣り、サビキ釣りを幅広く遊べる入門にピッタリの釣り竿です!
ブダイ釣りの仕掛けについて
ウキ仕掛けを3つに分けてご紹介!
ブダイ釣りの仕掛けをご紹介!地方によって使用するオモリ、ウキの長さに差があるので、手軽に遊べる2号から3号向けの仕掛けをご紹介します。ウキはスタンダードな遊動式で、撒き餌を保持できるラセン付きオモリを使うのが特徴。カゴを使ってもOKです。動画のように段差二股式としたい場合は、小型の松葉テンビンを探してみましょう!
①ブダイウキを使ってみよう!
うき吉 南紀イガミトップ固定
ブダイ仕掛けのウキをチェックしてみましょう!視認性に優れる棒ウキの中から、2号、3号と重めのオモリを使えるウキを選びます。ウキペットを使って接続、ウキ止め糸、シモリ玉、カラマンボウで誘導範囲を固定しましょう。ウキは専門性が高く通販での購入は難しいものの、盛んな地域では「イガミウキ」「ブダイウキ」の名前で大きなウキが展開中。
タックルの構成から替える必要がありますが、10号以上のオモリを遠投するための60cmクラスまで使用されています。このクラスは自作、自作を販売しているケースがほとんどなので、イガミ釣りにハマったら、お手製の長いウキ作りにも挑戦してみてください!
②ラセン付きオモリで撒きエサを保持!
第一精工 クッションオモリラセン付
ブダイ釣りは撒きエサを使って、魚を寄せながら釣る釣りです。団子を作って投入するのはもちろん、ラセンに噛ませて溶かしながら流すのが効果的!仕掛けにラセン付きのオモリをつけて、撒き餌を絡めてからポイントに投入しましょう。ご紹介しているタックル、仕掛けなら重さは2号から3号、ウキの浮力設定を考慮しながら選んでみてください。
③針はチヌ針でOK!
がまかつ チヌ(黒) 3号
針はスタンダードなチヌ針でOK!イガミ針は軸がやや太く、海草エサにはこちらを選ぶ方が多いようです。サイズは3号前後、ハリスは2.5号程度から始めてみましょう。針が結べない方は、糸付針を使うと手軽です!
ブダイ釣りのエサは海草!
ホンダワラをゲットしよう!
イガミ釣り最大の特徴、ホンダワラの付け方を紹介している動画です。取り扱いのある釣具店は盛んな地域に限定されていて、どの釣具屋にもあるタイプのエサでは無い点に注意。生産量が少なく生は品切れとなってしまうこともあるようですが、 冷凍を用意して提供している釣具店もあるようです。茎がほとんど無く刺しにくいようなものは、糸で巻いて軸を作り、そこに針を刺すような形で使いましょう!
ハバノリ、ひじきを使う地方もアリ
イガミと呼ぶ紀伊半島ではホンダワラ、ブダイと呼ぶ伊豆ではひじきを使うのがスタンダード。ひじきは房掛けのように付けたり、バラけたひじきを糸で結んで使用します。メジナ釣りのエサ、ハバノリやアオサもブダイに効果的で、こちらもひじきと同じイメージで使用すればOK。ひじき、ホンダワラどちらも鋭くザクっと齧られるので、アピールを兼ねてボリューミーにエサ付けしてください!
オキアミ、カニエサでもOK!
ひじき、ホンダワラの入手が難しい場合や、他魚種への保険を考える場合は、定番のオキアミやカニが有効。茹でたほうれん草、大根の葉でも代用できるようです。醍醐味である海草エサで楽しみたい釣りですが、新規ポイントの開拓をお考えの場合は、他のエサも用意して釣りに出かけましょう!
ブダイ釣りは撒きエサも重要!
専用エサが展開中!
イガミだんご
海草エサを使う冬のブダイ釣りですが、単体では匂いも薄くアピール不足。撒きエサを撒いて、魚を寄せながらブダイを狙いましょう。定番のマルキューからは「イガミだんご」の名前で専用製品が展開されており、主成分にはエサと同じホンダワラを使用。カニの粉末など、その他のエサも豊富に含まれています。米ぬかと海草クズでボリュームを出して、ガンガン撒きながら釣ってください!
しっかり撒いてブダイを寄せよう!
マルキュー「イガミだんご」の紹介動画です。単体でも使いやすいウェットで、団子にしての投入も簡単。ラセン付きオモリを中心に入れて、軽く握ってから仕掛けを投入しましょう。海草エサの時期にマッチする撒きエサですが、カニエサを使う場合でもそのまま使えます!
ブダイ釣りを動画でチェック!
堤防からの釣りを動画でチェック!
堤防からのブダイ釣りを紹介している動画です。アタリから取り込みまでの様子が分かりやすく紹介されています。大型のウキを使えば、沖側へ投げても視認性は抜群。他のウキ釣りと同じ要領で、アワセを入れて針掛かりさせましょう。ウキ下は底を意識しながらも根掛りしない程度、少し底を切って、上げ下げしながら反応をチェックしてみて下さい!
地磯の釣りを動画でチェック!
地磯での釣りを紹介している動画です。エサはアオサで、スタンダードなウキを使うフカセスタイル。水深が浅い、流れが緩い釣り場なら、手返しよく釣りが楽しめそうです。引き味がよく数も出しやすい!シンプルに楽しめる釣りなので、ウキ釣りファンの方は是非挑戦してみてください!
ブダイはお正月向けの郷土料理に!
さばき方の動画をご紹介!
冬のブダイは味も抜群!さばき方の動画もチェックしておきましょう!クセのある風味が苦手な方は、釣り場で血抜き、内臓抜きをしておくのがおすすめ。鱗はベラ族らしく硬い、多い、大きいタイプなので、こちらも釣り場で処理しておくとスムーズに作業できそうです。内臓には強い臭みがあるので、外す作業は慎重に。どの作業を行う時も鋭い歯に注意です!
煮付けが人気!
調理法は煮つけが人気。ゼラチン質が豊富で、にこごりも楽しめます。刺身、昆布締めも味がよく、数を釣っても飽きずに美味しく頂ける魚です。調理方法に迷ったら、まずは定番の煮つけから!お正月料理のメニューを検討中の方にもおすすめです!
ブダイ釣りを始めよう!
季節の釣りを楽しもう!
食性の変化、食味の変化が楽しめるブダイ釣り。旬を感ながら釣りを楽しみたい方におすすめのターゲットです。仕掛けやエサ、釣り方は地域性が強く、現地の情報を集めながら楽しめるノスタルジックなスタイルも魅力的!狙えそうなポイントの情報を集めて、ブダイ釣りに出かけましょう!
冬の釣りが気になる方はこちらもチェック!
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