東京の厄払いや厄除けにおすすめの神社や寺院、一挙大公開!
「今年は厄年(やくどし)だから気をつけて!」などという会話をよく耳にしますが、厄年とは、人が生きていく上で災難や厄災に多く遭うとされる年齢のことですが、ただ科学的な根拠は薄く、陰陽道(おんみゅうどう)に由来しているらしいとされており、平安の昔からすでに厄年の考え方があり、現在でも根強く信じられています。
厄年にあたってはいつもの年より無理をしないで注意して生活し、その年を無事に過ごそういう気持ちで過ごすのが無難ではないでしょうか。
厄年とは何歳?
では厄年とはいったい何歳にあたるのでしょうか?
厄年は男女でそれぞれ異なり、生まれた年を一歳とする「数え年」で男性の場合は25、42、61歳で、女性の場合は19、33、37歳とされ、中でも特に男性の42歳と女性の33歳は「大厄(おおやく)」と呼ばれ、事故や災難に遭う割合が非常に高くなると言われ、十分に注意が必要とされています。
下記のwikipediaでも紹介されています。
神社やお寺で厄払いをしてもらう
そしてこの厄年あたり、災難や厄災に遭わないように神社やお寺に行って厄払いや厄除けをしてもらい護符やお守りを頂く場合が多いのですが、今回は東京都内の厄払いや厄除けをするのにおすすめの有名な神社やお寺をご紹介していきます。
東京で厄払い/厄除けにおすすめの有名神社やお寺 その1
西新井大師(にしあらいたいし)
西新井大師は、正式には「總持寺(そうじじ)」と呼ばれ、826年に弘法大師が今の西新井の辺りを通った際に観音菩薩の霊託を聞き、ここで本尊の十一面観音を彫り寺を創建したのが始まるとされ、また厄除けの寺としてもよく知られおり、川崎大師や千葉・香取市の観福寺大師堂と共に関東の「厄除け三大師」に数えられています。
関東の「厄除け三大師」のひとつ
厄除けの護摩(ごま)祈願は、毎日6回行われ、本尊の弘法大師像の前で厄除息災の護摩壇が作られ、厄払いの願いが書かれた護摩札が火にかざされ、厄災や災禍などを避ける祈願をしてもらい、その後に厄除けの護符やお札、お守りをもらうとさら効果があるようです。
基本情報
【住所】東京都足立区西新井1-15-1
【連絡先】03-3890-2345
【アクセス】
・電車:東武鉄道大師線「大師前駅」より徒歩約5分。
・車:首都高速6号三郷線「加平出口」より約5km。
東京で厄払い/厄除けにおすすめの有名神社やお寺 その2
山王日枝神社(さんのうひえじんじゃ)
山王日枝神社は昔から「山王さん」の名前で親しまれ、江戸城の鎮守や皇居の守護神として敬われてきた神社で、すぐそばに「国会議事堂」や「首相官邸」などがある都心にあり、参道の階段の横にはエスカレーターもあるという、お年寄りにも優しいの造りの神社となっています。
また奉納された赤い鳥居が90も続く「稲荷参道」(画像下)をくぐりながら通って本殿に行き参拝をするのもおすすめです。
日枝神社の主祭神である大山咋神(おほやまくひのかみ)の御神徳は広大にして無限とされ、厄払いをはじめ、縁結びや、子宝、安産、商売繁盛の神として崇敬されてきました。
そしてこれらを成就するための神社の神使は「神猿(まさる)」と呼ばれる猿(画像下)で、その名にかけて「魔が去る」として魔除け・厄除けとして信仰され、また猿は多産で安産であることから子宝の守り神として、
さらに猿は「エン」とも読めることから「縁」に通じ、良縁や縁結びの御利益があるとされ、古くから多くの人々の信仰を集め、参拝時にこの小猿を抱いた「まさる像」を撫でていく人も多いようです。
基本情報
【住所】東京都千代田区永田町2-10-5
【連絡先】03-3581-2471
【アクセス】
・電車:東京メトロ銀座線/南北線「溜池山王駅」より徒歩約3分。
・車:首都高速「霞ヶ関」出口より約5分。
東京で厄払い/厄除けにおすすめの有名神社やお寺 その3
深大寺(じんだいじ)
深大寺は奈良時代の733年、満功上人によって天台宗の寺院として創建されたと伝えられており「深大寺」の名前は「西遊記」でもお馴染みの三蔵法師が仏法を求めて天竺(インド)へ旅した時に守り神となった水神「深沙(じんじゃ)大王」に由来しているとされ、
また国宝の仏像や重要文化財の梵鐘、歴史的な風情を感じさせる山門など貴重な文化財が多く残っている名刹です。
厄除けの神として霊験あらたか!
深大寺に祀られている深沙大王は、仏教の守護神でもあり観音菩薩の化身とも言われ、厄払いや縁を結ぶ神様ともなっており、当寺では厄災除けや厄払いの護摩祈願は毎日行われているので、 厄年を迎えた人が訪れ祈願しお守りなどを入手しています。
また境内には湧水が出ており「東京の名湧水57選」に選らばれ、さらに当地の「深大寺そば」が有名です。
基本情報
【住所】東京都調布市深大寺元町5-15-1
【連絡先】042-486-5511
【アクセス】
・電車:京王線「つつじヶ丘駅」より、京王バスで約10分、「深大寺」からすぐ。
・車:中央自動車道「調布IC」より約2.5km。
東京で厄払い/厄除けにおすすめの有名神社やお寺 その4
大國魂神社(おおくにたまじんじゃ)
大國魂神社は今から1900年前に武蔵国の総社として主祭神に「大國魂大神 (おおくにたまのおおかみ)」の他に一之宮から六之宮までの六神を祀って創建され、年に一回、国中の神主を集めて国の安泰を祈る祭事を催したとされる権威ある神社で、本殿は都指定の文化財になっており、木造の狛犬は国の重要文化財指定されています。
神社の本殿は普通は南か東を向いていますが、ここの本殿は朝廷の権威が行き渡りにくい東北地方を神社の祭神の威勢によって統治するという願いを込めて、1051年に南向きであった社殿を源頼義の命により北向きに改められたという全国でも珍しい神社となっており、厄除けや縁結びのパワースポットにもなっています。
基本情報
【住所】東京都府中市宮町3-1
【連絡先】042-362-2130
【アクセス】
・電車:京王線「府中駅」またはJR南武線・武蔵野線「府中本町駅」より徒歩約5分。
・車:中央自動車道「国立府中IC」より約4km。
東京で厄払い/厄除けにおすすめの有名神社やお寺 その5
妙法寺(みょうほうじ)
妙法寺は、江戸時代に日逕上人が母の「日圓法尼」の菩提のため日蓮宗に改宗し創建した寺院で、ここに安置されている日蓮上人の祖師像が厄除けや厄払いにご利益があるということで、当時から参拝客で賑わいました。
また仁王門には徳川家綱が寄贈したとされる金剛力士像が置かれ、日蓮祖師像が安置されている祖師堂、さらにお寺にはめずらしいデザインの鉄門(画像下)は国の重要文化財に指定されており、見どころ満載のお寺です。
江戸時代から「堀之内のおそっさま」と呼ばれ厄除けで人気!
妙法寺は江戸の昔から除厄けのお寺として「堀之内のおそっさま」と呼ばれて親しまれ、江戸のみならず全国から大勢の参詣者があり、現在でも厄払いや厄除けに大勢の人が訪れ、祖師堂に安置されている日蓮上人の霊験によりに、妙法寺の境内に入るだけでも除厄けになるとされ、
厄年にあたる場合は毎月か、または一、五、九月のお参りが勧められており、厄除けの後にお札やお守りを頂くとさらに効果があるようです。
基本情報
【住所】東京都杉並区堀ノ内3-48-8
【連絡先】03-3313-6241
【アクセス】
・電車:東京メトロ丸ノ内線「東高円寺駅」から1.2km、徒歩約15分。「新高円寺駅」から1.0km、徒歩約13分。
・バス:JR阿佐ヶ谷駅前→堀ノ内停留所から5分。JR高円寺駅南口→堀ノ内停留所から5分。
東京で厄払い/厄除けにおすすめの有名神社やお寺 その6
神明宮(じんめいぐう)
神明宮は、日本武尊(やまとたけるのみこと)が東征の帰途に現阿佐谷付近で休息し、後に尊の武功を慕って村人が当地にお宮を設けたのが始まりとされ、その後鎌倉時代になって伊勢神宮の霊石が御神体として本殿に安置され、 江戸時代なると庶民の信仰がさらに篤くなっていきました。
自然が豊かなお宮で厄除け祈願!
現在の神明宮は、シイ、欅、銀杏など巨木も多い東京では珍しいうっそうした森の中にあり、四季の自然が豊かな厄除けの神社として厄年の人を始め初詣、節分など多くの人々が参拝に訪れます。
神明宮では、厄年にあたる人は神前で厄除けのお払いを受け、神々の霊験を受けて無難に一年を過ごせるように祈り、謙虚な気持ちで厄年を過ごすことをすすめており、毎日厄除けや厄払いの祈願を行っており、護符やお守りも扱っています。
基本情報
【住所】杉並区阿佐谷北1-25-5
【連絡先】03-3330-4824
【アクセス】
・電車:JR線阿佐ヶ谷駅より徒歩約2分。
・車:中央自動車道「永福出口」より約5km、約15分。
東京で厄払い/厄除けにおすすめの有名神社やお寺 その7
赤坂氷川神社 (あかさかひかわじんじゃ)
赤坂氷川神社は千年以上の歴史を持つ神社で、「天照大神(あまてらすおおみかみ)」の弟の「素盞嗚尊(すさのおのみこと)」を主神として祀っており、境内は都心とは思えないほどたくさんの樹木が生い茂り、中でも天然記念物に指定されている樹齢400年の大銀杏は秋には色鮮やかに染まり見事です。
また江戸幕府の尊信が篤く、八代将軍吉宗以降代々の将軍が参拝し、歴代将軍の朱印状が残っており港区の文化財となっています。
江戸の面影を色濃く残す神社!
神社の社殿は歴史を感じさせる総欅造りで、安政の大地震や関東大震災、東京大空襲のなどの被災を奇跡的に免れ、現在でも江戸時代のままの景観を残しており東京都の重要文化財に指定されており、
また境内には江戸時代の鳥居や燈籠、狛犬がそのまま残り、さらに勝海舟が名付けた「四合(しあわせ)稲荷」も祀られていて、初詣や厄除けに多くの人が訪れ参拝し、ご朱印やお守りを頂いています。
基本情報
【住所】東京都港区赤坂6-10-12
【連絡先】03-3583-1935
【アクセス】
・電車:地下鉄ー千代田線「赤坂駅」、日比谷線/大江戸線「六本木駅」、南北線「六本木一丁目駅」、銀座線「溜池山王駅」各駅より徒歩8~10分。
東京で厄払い/厄除けにおすすめの有名神社やお寺 その8
松陰神社は明治維新の精神的指導者として知られ「松下村塾(しょうかそんじゅく)」を開き、倒幕の動きの罪で刑死となった吉田松陰を祀っており、この松下村塾は高杉晋作や伊藤博文、山縣有朋など明治維新で重要な働きをした人々を輩出しています。
明治維新の精神的指導者となった松陰を祀る!
松陰神社は東京の街中にありますが木々に囲まれた境内の中に静寂に包まれて建っており、開運や厄除けのほかにも、学業成就や家内安全などにご利益があるとして多くの人が訪れ参拝し護符やお守りを頂き、また幕末から明治の歴史を思い返しながら散策するのに相応しい神社です。
基本情報
【住所】東京都世田谷区若林4-35-1
【連絡先】03-3421-4834
【アクセス】
・電車:世田谷線「松陰神社前駅」から徒歩3分。
東京で厄払い/厄除けにおすすめの有名神社やお寺 その9
神田明神(かんだみょうじん)
神田明神は奈良時代に創建された長い歴史を持つ神社で、大国主(おおくにぬし)や平将門命(たいらのまさかどのみこと)を祭神に祀り、江戸時代には「江戸総鎮守」として将軍から庶民まで江戸のすべてを守護したとされ、お茶の水の駅からも近く新年や神田祭の時期には多くの参拝客で賑わいます。
厄除けや勝負の神様として人気!
昭和天皇在位50年を記念して建てられた総檜造り・極彩色の「隨神門」(画像Top)から境内に入っていくと、正面に国の有形文化財に登録されている総朱色うるし塗りも見事な社殿が鎮座し、
またこの神社は厄年の厄払いに訪れ人も多く、さらにここに祀られている「平将門」に祈ると勝負に勝つとされ、祈願の後にお守りを買う人も多いようです。
基本情報
【住所】東京都千代田区外神田2-16-2
【連絡先】03-3254-0753
【アクセス】
・電車:JR御茶ノ水駅から徒歩5分、秋葉原駅から徒歩7分。
東京で厄払い/厄除けにおすすめの有名神社やお寺 その10
波除稲荷神社(なみよけいなりじんじゃ)
江戸幕府の四代将軍家綱は東京湾の築地の埋め立てを命じましたが、堤防を築いても次々と激しい波に見舞われ工事が難航していたある夜、海面に光を放ち漂うものがあり、船で回収すると御神体であることが分り、すぐに社殿を造って篤くお祀りしました。
するとその後に波風が収まり無事に埋め立て工事を完了することはできたことから、この神社は「波除稲荷」と名付けられ厄除けや災難除けの信仰を集めることになりました。
災難除けや厄除けとして知られる稲荷神社!
それ以来、築地のこじんまりとした敷地に建つこの稲荷神社は現在に至るまで厄除けや災難除け、工事安全、商売繁盛などの御神徳が篤いことでよく知られようになり、多くの人が参拝し護符やお守りを頂いています。
基本情報
【住所】東京都中央区築地6-20-37
【連絡先】03-3541-8451
【アクセス】
・電車:地下鉄大江戸線「築地市場駅」より徒歩約5分。東京メトロ日比谷線「築地駅」より徒歩約7分。
・車:首都高速「銀座出入口」より約1km。
東京で厄払い/厄除けにおすすめの有名神社やお寺 その11
穴守稲荷神社(あなもりいなりじんじゃ)
穴守稲荷神社は羽田空港の近くに建つ神社で、江戸時代のこの周辺に築かれた堤防に穴が開かないように祈願されて「穴守神社」の名前で建てられましたが、場所はもっと現在の羽田空港の敷地内にあり、大戦後米軍の空軍基地を造る際に現在の場所に移されました。
赤い鳥居のたたりで有名!
しかし神社の赤い大鳥居は大変頑丈な作りで、撤去の作業員が怪我したこともあり作業はいったん中止となり、また再開した時の責任者が病死するというような変事が何度か続き「穴守さまのたたり」という噂が流れ、結局そのまま残すことになったという有名な話が残っています。
その後羽田空港の拡張に伴い1999年にこの鳥居も篤い祭礼の後に現在地に移されました。
今ではこの神社は厄除けや厄払い、家内安全や商売繁昌などのご利益が大きく、空の旅の無事を祈りお守りをもらのに相応しい神社かもしれません。
基本情報
【住所】東京都大田区羽田5-2-7
【連絡先】03-3741-0809
【アクセス】
・電車:京急空港線「穴守稲荷駅」から徒歩3分。
東京で厄払い/厄除けにおすすめの有名神社やお寺 その12
富岡八幡宮(とみおかはちまんぐう)
富岡八幡宮は、江戸時代に創建された神社で江戸で最大の八幡宮であり毎年夏の「深川八幡祭り」は江戸三大祭りの一つになっていて「水かけ祭り」とも言われ盛り上がりを見せます。また江戸勧進相撲の発祥の神社でもあり、境内には「横綱力士碑」など大相撲にちなむ石碑が多数見られます。
伊能忠敬も参拝した神社!
神社の主神は、源氏の氏神である八幡大神が祀られています。こちらのご利益は厄除けや厄払いから、家内安全、開運成就まで幅広くあるとされています。また日本地図を作成した伊能忠敬が安全祈願を祈り、参拝したことから、境内には忠敬像も建てられています。
基本情報
【住所】東京都江東区富岡1-20-3
【連絡先】03-3642-1315
【アクセス】
・電車:地下鉄東西線「門前仲町駅」から徒歩3分。
東京で厄払い/厄除けにおすすめの有名神社やお寺 その13
最後は東京を代表する神社「明治神宮」ですが、当神社は明治天皇と昭憲皇太后を祭神としており、22万坪にも及ぶ広大な神域には日本国内のみならず海外からもたくさんの献木があり、それが今では約350種類以上の大きな木となって繁り、小さな森のような景観の境内の中に社殿が静かに建っています。
初詣の参拝者数は日本一!
明治神宮では毎年日本一の初詣の参拝者数を誇り、原宿駅から歩いてすぐの都心の自然豊かな場所にあり、参拝以外にも散策に訪れる人も多く、境内にはめずらしい動物や昆虫も棲息しており、東京の貴重なオアシス的なスポットになっています。
また本殿を中心として厄除けや七五三などを祈願する神楽殿、重要文化財に指定されている宝物殿などの見どころもいっぱいです。また明治神宮ではお守りは入手できますが「おみくじ」がありませんので戸惑わないようにしてください。
基本情報
【住所】東京都渋谷区代々木神園町1-1
【連絡先】03-3379-5511
【アクセス】
・電車:JR原宿駅-表参道口から徒歩1分。
まとめ
東京で厄払い/厄除けにおすすめの神社・寺のご紹介いかがでしたか?
人が年をとっていく時の厄年という昔からの言い伝えは、現代の生活にもあてはまる人生の転換期ということで、肉体的にも精神的にも調子をくずしやすい年齢とも言え、寺や神社で厄祓いをして護符やお守りをもらい、注意してその年を過ごすことが重要のようです。
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