【2018】鹿児島で冬に食べたい絶品名物グルメおすすめ13選！ご当地料理も！

鹿児島とはどんなところ？

鹿児島とは九州島の一番南の部分と、屋久島や奄美地方などの島々からなります。縦に長い地域ですので、歴史や気候も一口では言えないほどさまざまです。最近は「篤姫」や「西郷どん」で人気があり、観光客も増えています。

神話の世界で天孫降臨の舞台になったり、幕末から明治にかけては日本を動かす中心人物がいたりと、歴史・社会でも幅広くたくさんの物語があります。魅力的な観光地も多くあります。
 

グルメも鹿児島ならではの食材から、殿さまが愛した食べ物、庶民のソウルフードまで幅広くいろいろなものがあります。冬に美味しい旬の素材を使い、体も気持ちも温まる食べ物もたくさんあります。

おしゃれな老舗の料理から安いけれども美味しいご当地B級グルメ、口コミで評判のお店など紹介します。鹿児島でデートの時に、鹿児島に観光旅行をした時にぜひ冬の鹿児島グルメを味わってください。なおこの情報は平成30年12月のものです。お出かけのときには、ご自分で最新の情報を確認してください。

鹿児島の焼酎

食事のお供に焼酎はいかがでしょうか？鹿児島の酒といえば焼酎です。鹿児島グルメには焼酎がつきものです。鹿児島には3Mと呼ばれる有名な焼酎があります。「村尾」「魔王」「森伊蔵」です。いずれも幻の焼酎としてグルメに人気があります。

鹿児島の焼酎の中でも材料と製造法などについて、厳しい基準をクリアしたものは薩摩焼酎と呼ばれます。「佐藤」「三岳」「赤兎波」「さつま白波」など有名でグルメに人気のある銘柄が並んでいます。
 

​​​​​お酒は料理の味を引き立てる食事の大切なグルメパートナーです。鹿児島の冬のグルメを楽しむときに、ぜひ一緒に鹿児島の焼酎も楽しんでください。夏でも冬でもお湯割りの人もいます。

鹿児島で冬におすすめの人気グルメ①

鹿児島ラーメン

鹿児島グルメで最初に紹介するのはラーメンです。鹿児島ラーメンは豚骨ベースに半濁のスープ、ストレート麺が基本です。臭み消しにニンニクや焼きネギを使います。久留米ラーメンとは発祥の違う豚骨ラーメンです。しかし、鹿児島ラーメンにはこれといったスタンダードがありません。

各店の個性が鹿児島ラーメンのスタンダードと言えます。お店ではお茶と漬物が出ることで有名です。冬の寒い日に、一杯のラーメンはグルメならずともありがたいものです。冬のデートではラーメンを待つ間に漬物をポリポリしながらおしゃべりをして、ラーメンを待ってください。
 

その後にラーメンを食べればお腹も気持ちも温まることでしょう。冬にうれしい一杯です。グルメや観光客に有名なお店や人気店はいくつもありますが、「のぼる屋」が鹿児島ラーメンの最古といわれて、グルメに根強い人気があります。「のり一」や「こむらさき」も老舗といわれています。
 

今グルメに一番有名で人気があるのが、「鹿児島ラーメン豚とろ天文館本店」です。地元の人はもちろん、観光客やデートのカップルでにぎわっています。冬の寒い時期に、体が温まる鹿児島ラーメンを味わってください。

鹿児島ラーメン豚とろ天文館本店の情報

【所在地】鹿児島県鹿児島市山之口9-41【電話】099 222 5857【最寄り駅】市電高見馬場【営業時間】11:00～翌3:30【定休日】不定休・日曜営業【駐車場】なし【タバコ】分煙【人気メニュー】半熟煮卵入り豚とろラーメン【予約】不可【その他】ネット販売あり

鹿児島で冬におすすめの人気グルメ②

黒豚料理

鹿児島の黒豚は「かごしま黒豚」という有名ブランドになっています。バークシャー種の豚で「六白のバーク」と呼ばれ、四肢と鼻としっぽの先に白い斑があることで有名です。鹿児島の黒豚は肉が柔らかく歯切れがよく、脂肪はさっぱりしていて甘みがあります。

餌として冬が旬のサツマイモを食べさせているのが特徴です。黒豚もグルメです。豚肉は桜と紅葉の頃がうまい、ということばがありますが鹿児島の黒豚は冬でも美味しい食べ物で、グルメに人気があります。冬の黒豚料理は体が温まるしゃぶしゃぶととんかつがおすすめです。

黒豚しゃぶしゃぶ

冬の黒豚料理でぜひ食べたいのはしゃぶしゃぶつです。「黒豚料理あぢもり」は黒豚しゃぶしゃぶ発祥の店として有名です。肉をバラの花のようにきれいに盛り付け、味付き黄金色のスープにくぐらせた肉を生卵でいただきます。冬のデートで鍋を食べて温まると、ますます仲睦まじくなります。
 

黒豚とんかつ

黒豚とんかつも是非食べたいメニューです。川久のとんかつ（ロース）は肉の切り口がピンク色でグルメの食欲をそそります。厚みがあり弾力があるのに、さっくりとかみ切れます。油はさっぱりとしていて、甘みがあります。冬の寒い日に、ボリュームあるとんかつでスタミナをつけてください。

黒豚料理あぢもりの情報

【所在地】鹿児島県鹿児島市千日町13-21【電話】099-224-7634【最寄り駅】市電天文館通【営業時間】〔昼〕11:30～14:30〔夜〕17:30～21:30【定休日】水曜日・日曜営業【タバコ】分煙【駐車場】なし【人気メニュー】黒豚しゃぶしゃぶコース【予約】可【その他】個室あり

とんかつ川久の情報

【所在地】鹿児島県鹿児島市中央町21-13【電話】099-255-5414【営業時間】〔昼〕11:30～14:30〔夜〕17:00～21:30【定休日】火曜日【タバコ】完全禁煙【駐車場】なし【最寄り駅】JR鹿児島中央【人気メニュー】上黒豚ロースかつ定食【予約】可

鹿児島で冬におすすめの人気グルメ③

白熊

鹿児島発祥のかき氷です。冬なのにかき氷？と思うかもしれませんが、冬でもグルメに人気があります。ふわふわのかき氷に練乳のシロップをかけ、フルーツなどをトッピングします。トッピングが白熊の顔に見えたのでこの名前がつきました。

さっぱりとしたシロップは企業秘密です。大きいのでデートの時は分け合って食べるのもありです。今ではいろいろなお店で食べられますが、天文館むじゃきが元祖です。
 

今では「コーヒー白熊」「マンゴー白熊」「ヨーグルト白熊」などメニューも豊富で、グルメを喜ばせています。小さいサイズもあります。冬でも食べたい名物かき氷です。

天文館むじゃきの情報

【所在地】鹿児島県鹿児島市千日町5-8【電話】099-222-6904【最寄り駅】市電天文館通【営業時間】〔月～土〕11:00～22:00〔日祝・7月・8月〕10:00～22:00【定休日】不定休【予約】可【駐車場】なし【タバコ】完全禁煙【その他】全国宅配・出張販売あり

鹿児島で冬におすすめの人気グルメ④

かんぱち漬け丼

漁港古江港の目の前に広がる錦江湾で養殖された「かのやカンパチ」の漬け丼です。「かのやカンパチ」は人が食べても美味しい魚を餌にして、バラの花びらの粉末を混ぜて与えています。バラの花びらが魚の臭みを取るらしい、ということです。

かんぱちの旬は夏と書いてある本もありますが、実は養殖のかんぱちは冬が美味しいのです。冬のかんぱちがグルメの舌を満足させます。かんぱち漬け丼は、淡白でプリプリの身を秘伝のたれに一晩漬けて、丼にします。
 

漁協直営の「みなと食堂」の漬け丼は、全国丼グランプリで2年連続金賞をとりました。冬の昼食のセットには一品料理としても通用するあら炊きがついて、とてもお得です。冬のかんぱちを使った名物の漬け丼は絶品です。
 

近くに駅がないので車で行くほうがいいです。隣の「みなと市場」ではカンパチのほか、美味しい食べ物をお土産にできますので、冬の観光やデートで食事の後に寄ってみてはいかがでしょうか？冬の鹿児島グルメがたくさんあります。

みなと食堂の情報

【所在地】鹿児島県鹿屋市古江町7468【電話】0994-46-3020【営業時間】11:30～14:00【定休日】月曜日・日曜営業【駐車場】あり【最寄り停留所】鹿屋市バス古江【人気おすすめメニュー】漬け丼セット、海老のかき揚げも人気があります。

鹿児島で冬におすすめの人気グルメ⑤

きびなご

体長10cmほどの小さな青魚です。鹿児島では欠かせない魚です。旬は春から初夏ですが、冬は身が引き締まって、また別の味わいのある食べ物です。身を半分に折って菊の花のように盛り付ける「菊花造り」は、その美しさにため息がもれます。酢味噌で食べるのが鹿児島流グルメです。

新鮮でないと食べられない、この魚の刺身を美味しく食べさせてくれるのが天文館吾愛人（わかな）本店です。てんぷらや串焼きも美味しいです。観光やデートのときに、地元の冬グルメを楽しむことができます。

天文館吾愛人の情報

【所在地】鹿児島県鹿児島市東千石町9-14【電話】099-222-5559【営業時間】〔月～土〕17:00～23:30〔日〕17:00～23:00【定休日】なし【最寄り駅】市電天文館通【駐車場】なし【タバコ】分煙【個室】あり【人気おすすめメニュー】きびなごの刺身、みそおでんも名物です。【予約】可

鹿児島で冬におすすめの人気グルメ⑥

鰹料理

鹿児島県枕崎はかつお節の名産地です。枕崎の鰹は「ぶえん鰹」とよばれ、とても新鮮です。鰹の保存に塩を使うのですが、塩を振る必要がないほど新鮮だという意味です。

「びんた料理」も有名です。びんたとは頭のことです。「一福」で冬の鰹料理が堪能できます。腹皮のてんぷらや塩辛などグルメに人気の名物料理が楽しめます。

一福の情報

【所在地】鹿児島県枕崎市東本町8【電話】0993-72-3347【営業時間】〔昼〕11:00～14:30〔夜〕17:00～20:30【定休日】不定休【個室】あり【最寄り駅】JR指宿枕崎線枕崎【駐車場】あり【タバコ】可【人気おすすめメニュー】かつお定食、枕崎駅膳

鹿児島で冬におすすめの人気グルメ⑦

両棒餅

楕円形の餅を焼き、2本の竹串を刺した名物料理です。地元の人には思い出深い食べ物です。甘い砂糖醤油のたれをからめて食べます。武士が刀を2本差していることを指して名付けられたということです。

有名観光地の仙厳園（磯庭園）の近くにお店が集まっていて、夏でも冬でもデートのカップルや観光客に人気です。この中の「中川家」が元祖として有名です。デートや観光のときに、2軒、3軒と食べ歩くグルメの人も多くいます。

中川家の情報

【所在地】鹿児島県鹿児島市吉野町9673【電話】099-247-5711【営業時間】10:00～18:00（7・8月19:00まで）【定休日】不定休・日曜営業【最寄り駅】【駐車場】あり【人気おすすめメニュー】両棒餅のみ

鹿児島で冬におすすめの人気グルメ⑧

かるかん

自然薯に砂糖を入れ、蒸した鹿児島名物のお菓子です。ふっくらとした軽い食感と白さが特徴で、羊羹のような形をしています。最近はあんこを入れたかるかん饅頭も人気です。品のいいご当地グルメです。

元祖は「明石家」で、本店の2階に明石家茶寮で味わうことができます。デートや観光のついでに一服してください。冬の寒い日に抹茶とともにいただいてください。ほっこりと温まります。コーヒーにも合います。

明石家本店の情報

【所在地】鹿児島県鹿児島市金生町4-16【電話】099-226-0431【営業時間】9:00～19:00【定休日】なし・日曜営業【最寄り駅】市電朝日通【駐車場】なし【タバコ】完全禁煙

鹿児島で冬におすすめの人気グルメ⑨

かごしま地鶏

鹿児島グルメの名物食材として「かごしま地鶏」があります。「かごしま地鶏」は日本三大地鶏の薩摩鶏を改良してブランド化したものです。肉はコクのある旨味と程よい歯ごたえがあります。食味コンテストで日本一に輝いた美味しい肉です。

新鮮な肉は鶏刺しがおすすめで、グルメとしてはぜひ食べておきたい一品です。鶏刺しは鹿児島の甘口醤油で食べるのが鹿児島流グルメです。
 

溶岩焼もグルメにおすすめです。溶岩の遠赤外線の効果で、表面はこんがり、中はふっくらとした味わいです。かごしま地鶏入りのさつま汁は、体が温まる冬に食べたいメニューです。

みやま本舗鹿児島中央駅店の情報

【所在地】鹿児島県鹿児島市中央町1-1、鹿児島中央駅ぐるめ横丁内【電話】099-253-2228【営業時間】10:00～23:00【定休日】なし【タバコ】分煙（ランチは禁煙）【人気おすすめメニュー】鶏刺し、溶岩焼き、鶏飯【個室】なし

鹿児島で冬におすすめの人気グルメ⑩

黒酢料理

テレビのCMなどでも有名になっている黒酢は鹿児島の福山町が本場です。屋外に壺が並んでいる画面は有名ですね。良質な水と冬でも暖かく、夏冬の寒暖差のあまりない気候が黒酢造りに向いています。さつま焼の壺で2年近く熟成させます。

黒酢は飲むこともできますが、料理に使うと食べ物を健康的に美味しくします。初の黒酢レストラン「捔志田（かくいだ）」では、冬の定番イベント・クリスマスに合わせた黒酢ランチメニューがあります。デートでおしゃれなランチが楽しめます。名物の壺畑の見学ができます。

黑酢の郷捔志田の情報

【所在地】鹿児島県霧島市福山町福山字大田311-2【電話】0995-55-3231【営業時間】〔12月～2月〕8:30～17:00〔3月～11月〕8:30～17:00【定休日】年末年始・日曜営業【個室】あり【駐車場】あり【タバコ】完全禁煙【アクセス】鹿児島空港からタクシーで40分、霧島市内から車で25分【予約】可【人気おすすめメニュー】捔志田黒酢コース

鹿児島で冬におすすめの人気グルメ⑪

酒寿司

鹿児島のおもてなし料理の代表格です。桶に酒で味付けした飯を入れ、ふんだんに山の幸や海の幸を盛り付けます。仕込みに一日かかります。容器も漆塗りの豪華なものを使います。お酒の飲めない人にも好評で、箸が止まらない絶品グルメです。

正調さつま料理「熊襲亭」では伝統的な鹿児島グルメの郷土料理が味わえるので、地元客や観光客、デートのカップルでにぎわっています。鹿児島名物の食べ物をふんだんに使った、冬ならではの正調さつま料理が楽しめます。

熊襲亭の情報

【所在地】鹿児島県鹿児島市東千石町6-10【電話】099-222-6356【営業時間】〔昼〕11:00～14:30〔夜〕17:00～22:00【定休日】年末年始・日曜営業【最寄り駅】市電天文館通【駐車場】あり【個室】あり【タバコ】分煙【人気おすすめメニュー】正調さつま料理貴コース

鹿児島で冬におすすめの人気グルメ⑫

さつま揚げ

魚のすり身を揚げた鹿児島名物の食品です。地元では「つけあげ」と呼びます。今はプレーンなものだけではなく、冬が旬の野菜を混ぜたもの、チーズをはさんだものなど、さまざまなバリエーションがあります。そのまま食べても美味しいのですが、ひと手間かけるとよりおいしく食べることができます。

一般的には軽く焼いてショウガ醤油あるいはわさび醤油で食べます。マヨネーズで食べるグルメもいます。冬は体が温まる鍋や汁に入れても美味しいグルメな食べ物です。
 

「さつま路」では伝統的グルメの郷土料理を味わうことができます。鹿児島名物の食べ物を使った郷土料理のコースメニューには、さつま揚げやさつま汁がつきます。冬の鹿児島グルメはとても美味しい、温まる食べ物がたくさんあります。

さつま路の情報

【所在地】鹿児島県鹿児島市東千石町6-29【電話】099-226-0525【営業時間】〔昼〕11:30～14:30〔夜〕17:30～22:00【最寄り駅】市電天文館通【定休日】年末年始・日曜営業【予約】可【個室】あり【タバコ】分煙【駐車場】なし

鹿児島で冬におすすめの人気グルメ⑬

サツマイモ

サツマイモはヒルガオ科の植物で南方地方が原産地です。日本では「薩摩」の芋と名前が付いているように、鹿児島が日本一の収穫量があります。名物料理の材料として、鹿児島名物焼酎の原料として幅広く使われています。冬が旬の食べ物です。

サツマイモは体を温める食べ物に分類されています。最近はダイエット効果でも注目されています。サツマイモは食物繊維が多く便秘の予防に効果的な食べ物です。「ヤラピン」という成分も便秘予防に効果的です。ビタミンCも豊富に含まれています。
 

ビタミンCは熱に弱いのですが、サツマイモの場合はでんぷんに包まれているため、熱に強くなっています。サツマイモの食べ方はいろいろあります。冬の温まるおやつとして一番ポピュラーなのが焼きいもでしょう。
 

ほかに大学芋やスイートポテトなど冬に美味しい食べ物がたくさんあります。鹿児島では「がね」と「ねったぼ」が冬の名物家庭料理として人気があります。気持ちと体がほっこりと温まる食べ物です。

がね

がねとはサツマイモの千切りを入れたかき揚げです。形が「かに」に似ているのでこの呼び方が生まれたそうです。地元では焼酎の肴にしたり、お茶漬けに入れたり、おやつとして冬によく食べられています。

ねったぼ

ねったぼはサツマイモと餅をまぜたお菓子です。正月の餅をつくときに、最後の一臼に蒸したサツマイモを入れてつぶすようにつきます。ぼったぼったとつくから「ねったぼ」になったと言われています。

家庭で作るときには、サツマイモを蒸すときに市販の切り餅を芋に乗せて柔らかくし、一緒につき混ぜていきます。黄粉と砂糖をかけて食べます。冬の定番のお菓子です。

まとめ

冬に食べたい鹿児島グルメを紹介しました。黒豚や地鶏やさつま揚げなど、体や気持ちが温まる冬にうれしい鍋料理に向いている食材がたくさんあります。冬に美味しい魚もあります。体と気持ちが温まる、冬の鹿児島グルメを楽しんでください。

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