バーゴとは
チタニウムを使ったギアが魅力のブランド
ステンレスの製品もありますがバーゴの製品はチタニウムを使ったものが多く軽いのですが、強度がないアルミニウム製のクッカーなどと比べると同じように軽くて強度があるので世界中で人気です。バーゴ自体はアメリカのキャンプ用品のブランドですが、チタニウムやステンレスのヘキサゴンウッドストーブを初め現在では日本でも正規代理店などがあるため気軽に買えるブランドとなっています。小さくて使いやすいので特にソロキャンプに人気です。
チタニウムとは
バーゴのキャンプ用品でよく使われているチタニウムは大きく分けて2つの特徴があります。まずチタニウムは軽くてステンレスより強度が高いので薄く作っても壊れにくいのでソロキャンプなど小さく荷物をまとめる時に便利な特徴で、サビに強いのもステンレスと同じです。チタニウムのもう一つ特徴は熱伝導率が低いためシェラカップに使うと熱いものを入れてもカップが熱くなりにくく結果的に使いやすくなりますがクッカーではデメリットです。
バーゴのヘキサゴンウッドストーブとは
チタニウムの小さな焚き火台
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バーゴの製品の中でも一番有名で人気といっても過言ではない製品がヘキサゴンウッドストーブになります。有名なのはチタニウム(チタン)の方ですが、価格を抑え低価格になったステンレスでできたヘキサゴンウッドストーブもあります。2018年11月5日現在の価格ではどちらも1万円以下で買え大きさは変わらないので、どちらも風防や焚き火など同じように使えることからヘキサゴンウッドストーブを買う時に迷うことが多々あると言われています。
ステンレス製ウッドストーブ
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ステンレスでできているためチタン製と比べると多少安価です。基本的な使い方などには大きな違いはありませんがそれぞれ素材が違うため若干色合いが違うなど微細な違いのほか耐久性などに違いがあるので確認してみましょう。
ヘキサゴンウッドストーブの比較
材質で違いがいろいろある
材質 | チタン | ステンレス |
使い方 | 焚き火台、風防、五徳など | |
大きさ | 上部16×底127mm、高さ101mm | |
重さ | 116g | 210g |
高熱に対して | 強い | チタンほどではない |
腐食に対して | 強い | チタンほどではない |
参考価格 | 2000円ほど高い | チタンより2000円ほど安い |
備考 | 基本的にチタンがおすすめです。 |
ヘキサゴンウッドストーブはチタンがおすすめの理由
ソロキャンプや登山など荷物を軽くしたい場合はまずチタンがおすすめです。どちらも軽いのですがやはりより軽いチタンが登山では特に便利で扱いやすいでしょう。また普段のキャンプでもチタンとステンレスでは差があり何回も使うとステンレスは焚き火や風防として使うと熱による歪みが発生します。一方チタンは熱に強いため同じような使い方でも歪むことはほぼありません。使う人ほどヘキサゴンウッドストーブの材質の差が大きくなります。
美しい焼き色
チタンは高熱にさらされると美しい青色系の焼き色がつくことで知られています。ヘキサゴンウッドストーブも使用後は綺麗な青色系の焼き色が付き見る角度によって変色するので焼き色の独特な風合いを楽しむことができます。また焼き色は使用するたびに色味が変わるのでいつでも楽しむことができるのでおすすめです。
ヘキサゴンウッドストーブの使い方
実は焚き火台として使うのはNG
ヘキサゴンウッドストーブを紹介した時に焚き火台として使うと紹介しましたが、日本では少なくとも焚き火台としての使い方はできません。日本のキャンプ場の殆どが直火を禁止なので焚き火台が必要になりますがバーゴのヘキサゴンウッドストーブは地面からの高さが殆どないため直火とあまり変わらないため焚き火台として使うにはステンレスの板を敷くなどして地面に熱が伝わらないようにする必要があり、炭も基本的に使えません。
主な使い方
ヘキサゴンウッドストーブの主な使い方はアルコールストーブと組あせて使うことが多く、アルコールストーブの風防や五徳として使います、ソロキャンプなどの荷物を少なく、軽くしたい場合などにそれぞれ専用の風防や五徳を持っていかずにヘキサゴンウッドストーブを持っていくと重たい方のステンレス製でもわずか200g程度で済むため人気です。本来の使い方は木を燃やすための小さなギアですが、いろいろ応用ができるため長年愛されています。
ヘキサゴンウッドストーブの魅力1
必要最低限のシンプルな作り
ヘキサゴンウッドストーブ以外にも小さな焚き火台、コンロなどはたくさんの種類が発売されていて中には炭を使って一人でバーベキューができる製品もあります。炭を使う製品や一つで何役もできる製品は組み立ててるが少し難しかかったりヘキサゴンウッドストーブのようにコンパクトになりますが厚みが少しあったりと良い所もあれば悪い所もあります。一方ヘキサゴンウッドストーブは必要最低限のシンプルな作りなので炭は使えませんが人気です。
シンプルな作りだからこそ好まれる
同じように木を燃やすためのストーブにはしっかり空気の通り方や取り入れ方も計算されて作られた二次燃焼に対応したギアがあります。二次燃焼に対応しているとウッドストーブに入れた木や薪がよく燃えて安定した火力になるのでキャンプでは使いやすいですがガスの火のようになるので楽しめないという意見もあるぐらいです。そのためバーゴのヘキサゴンウッドストーブはシンプルにただ木を燃やすだけのため、好まれています。
ヘキサゴンウッドストーブの魅力2
軽くて持ち運びしやすい
ヘキサゴンウッドストーブは重たいステンレス仕様でも重さは約200g程度と軽く登山でも使えるのが魅力です。チタンなら更に軽くなるので登山でアルコールストーブを使うときには一緒に持っていきたい道具です。軽い以外にもなぜ持ち運びしやすいかというと、ヘキサゴンウッドストーブは板状になっているプレートを組み立てて使うので、使わない時は収納サイズも非常にコンパクトになりかさばることは絶対にないのが魅力です。
驚いの収納サイズ
収納サイズは18cm×17cmで厚さ0.7cmです。非常に薄いためパッキングするときも簡単ですし入れるのを忘れてもザックに荷物を詰め込んだ後に少しだけ隙間があれば差し込むようにして収納することも可能です。収納ケース(袋)もチタン製でもステンレス製でも付属しているのも持ち運びしやすくなっています。尚ソロキャンプで焚き火台として使う時は前述したように地面にダメージを与えてしまう可能性があるので注意しましょう。
ヘキサゴンウッドストーブの魅力3
アルコールストーブの風防として便利
ステンレスなどでできた風防も発売されていますがヘキサゴンウッドストーブを使うとより簡単に風防として使えます。アルコールストーブは理科の実験で使ったアルコールバーナーと同じようにアルコールが燃えてているだけなので風が吹くと炎が揺らいでしまうのですが、ヘキサゴンウッドストーブの中に入れることで周囲が囲まれるため風が吹いても安定して燃え続けるためソロキャンプなどのアウトドアでも使いやすくなるのでおすすめです。
五徳としても使える
風防としてヘキサゴンウッドストーブを使うと五徳としてもヘキサゴンウッドストーブが機能します。アルコールストーブは風防もなく五徳もないため板状の風防を広げただけでは使いやすい五徳になりませんがヘキサゴンウッドストーブなら強度もありしっかりしているのでアルコールストーブを使って簡単な料理をすることも可能になるのでソロキャンプで人気です。地面に配慮し焚き火台として使ったときも五徳として機能します。
ヘキサゴンウッドストーブの魅力4
固形燃料でも使える
アルコールストーブと相性が良いのですが、簡単な工夫をするだけで専用のストーブがなくても固形燃料を使って簡単な料理などをすることができます。人気の固形燃料にエスビットがありますが、通常はエスビットなどの固形燃料を使う時は固形燃料専用のストーブを使用します。ストーブがあることで風防、五徳として使えるのですがヘキサゴンウッドストーブの中にレンガや手頃な石を入れて高さを稼ぐことで専用のストーブと同じように機能します。
固形燃料を使うときの注意
固形燃料を使用する時に専用のストーブではなくヘキサゴンウッドストーブを使う場合はできるだけ平らな場所で使うようにしましょう。これはアルコールストーブにも言えることですが、燃料が木の場合多少斜めでも問題あいりませんが液体や小さな固形燃料はこぼれたり、落ちたりする可能性があります。同じ理由で固形燃料を使う時に高さを稼ぐために中に入れる石やレンガもできるだけ平らに積むのが大切なポイントです。
ヘキサゴンウッドストーブで炭を使うには
そのまま炭は使えない
焚き火台として使うときと同じでそのままだと炭を使うことができません。そのままだと炭床が低いので固形燃料を使ったときのようにある程度嵩上げをする必要がります。方法としては基本的に底板を外したヘキサゴンウッドストーブを逆さまにしてから使う方法がほとんどのため改造しないと炭は使えないで自己責任の範囲で楽しんでください。メーカーが想定した使い方ではないので気をつけて使う必要があります。
ヘキサゴンウッドストーブを逆さにして使う
蝶番で固定されているヘキサゴンウッドストーブの底板を外してから、ヘキサゴンウッドストーブが倒れないように別の五徳などを用意して逆さにしてから組み立ててロストルなど入れて使います。他にもよく似た手法がYouTubeなどの動画共有サイトにはあるので検索してみてくださいね。基本的にどの改造方法も逆さまに使っているので固定するための五徳や容器は必須です。
バーゴ ヘキサゴンウッドストーブのまとめ
焚き火台として使うことは少ないギア
本来は焚き火に使うギアですが、アルコールストーブの風防、五徳として使うことが多く小さいのでソロキャンプにぴったりです。本来の使い方である焚き火も当然できますが直火が禁止のキャンプ上では地面に気を使う必要があるため熱が伝われないように大きな石の上で行ったりステンレスの板を敷くなどして工夫して使いましょう。改造して炭を使う場合は逆さまにしてから使うので事故を起こさないためにもこけないように気をつけてください。
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暮らし~のには大きな焚き火台からソロキャンプ向けの小さな焚き火台などさまざまな種類の焚き火台に関する記事がたくさんあるので良かったらチェックしてみてくださいね。
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