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ポップの書き方講座!文字や枠など手書きで可愛く目立つ書き方のコツを解説!

スーパーマーケットや雑貨屋さんなど、目立つ文字で手書きされた値札や商品コピー。そのことをポップ(pop)といいます。ポップ(pop)が書き方を知っていると店員のお仕事だけでなく、実生活でも役に立つことがいっぱい。ポップ(pop)の書き方とコツを紹介します。
更新: 2024年9月29日
佐藤3
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目を引く文字の書き方ならポップを参考に

可愛い!目立つ!popを書こう

独特な可愛い手書き文字、それがpopの文字です。他ではなかなか見ることがない文字や数字が使われていますね。popの書き方をマスターすれば、目を引くプライズカードやかわいい枠を書く時に便利です。

popのような可愛い文字や枠を書いてみたいという人のために、popについてから、その書き方や目立つデザインのコツなどを解説します。

ポップ(pop)ってどういう文字?

popと呼ばれている

popとは「ポップ」または「ピーオーピー」と読み、英語の「Point of Purchase advertising」の略語です。お客様へ伝えたい商品の価格やセールスポイントなど、店舗内のさまざまなメッセージボードを総称して「pop」と呼んでいます。

日常よく見かけるpop

そんなpopをよく見かける場所として、スーパーマーケットやドラッグストアがあります。「オススメ!」や「SALE」と書かれていたり、「花粉の季節に」などの文字と一緒に金額の数字が目立つように書かれているのを、知らず知らず見ていることも多いでしょう。

popは手書きが多い

このpop、大手スーパーやドラッグストアだと最近はほとんどが印刷ですが、元々は店員さんが時間のある時に手書きで書いていたもの。

昔はpopが書けるとスーパーなどでのパートの面接で優遇されたこともあるという、手書き文字技術のひとつなのです。今でも個人商店では、popが書けるというと喜ばれることもあるでしょう。そんなpopの書き方をマスターしましょう。

手書きポップ(pop)の書き方・コツ①

popの道具①筆記用具

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popの書き方は、実は知ってしまうととっても簡単です。pop用の筆記用具があれば、ほとんど誰でも書けるといっても過言ではないでしょう。popの書き方を覚えたいなら、まずはpop用の筆記用具を用意します。この筆記用具がないとpopは書けませんので、必ず用意してくださいね。

おすすめのpop用筆記用具

pop用の筆記用具として、一番目立つ文字や数字を書く用の太字マーカーと、飾り用の中字・細字マーカーを用意するとよいでしょう。三菱鉛筆のポスカは、このpop用の筆記用具の中でも多く使われている、代表的な商品です。

目を引く色を、より目立つ組み合わせで数本ずつ用意しておくとよいですね。何色がよいのかわからないという人は、最初はセットで買っていろいろ試すのもよいと思いますよ。

手書きポップ(pop)の書き方・コツ②

ポップの道具②ポップ用紙

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popはプライズカードに書くことがほとんどです。文字数が多いときには、大きめの紙を使用することもありますが、何日も飾っておくという性質上「丈夫な紙」であることが必須です。

ポップ用紙として売られているものがありますので、pop文字をプライズカードやお店の商品広告として使用する場合は、これらを用意するとよいでしょう。

おすすめのpop用紙

ササガワ タカ印 ポップ用紙 16-4155

出典:Amazon

pop用紙も無地のもの、あらかじめ罫線やマス目が書かれているもの、などいろいろあります。その中でもかわいい枠があらかじめ書かれていたり、SALEやオススメなどよくある文字が印字されて、数字を書くだけのものも売られています。かわいいpopにしたいなら、お花や星、カラフルな枠が入ったものを選ぶとよいですね。

ブラックボード

レイメイ藤井 ブラックボード A2 LNB20

出典:楽天

カフェや花屋さんなどでよく見かける、pop用ブラックボードです。こちらもポスカなど、pop用のマーカーを使用して書くことができます。もちろん、紙よりも丈夫ですし、地色が黒なので蛍光カラーを使うと、とっても色が鮮やかで、目を引くpopができあがります。

手書きポップ(pop)の書き方・コツ③

popマーカーに慣れよう


popはpop用のマーカーがなければ書けないというのは、popマーカーがクセの強い筆記用具だからです。太字マーカーが特に特徴的なのですが、書く部分のフェルトが四角くなっています。

この四角いpopマーカーをうまく使いこなせるようになれば、もうpopが書けるようになったも同然です。まずは、popマーカーをいろいろな角度で使ってみて、どんな線がかけるか試してみましょう。

カレンダーの裏などで試し書きしよう

popマーカーに慣れる方法として、ワンストローク文字の練習もあります。これは、紙などの書くもののすべりがよいと、面白いようにできるようになります。つるつるしたカレンダーの裏などを利用して、popマーカーの動かし方、カーブの書き方を試してみると、popを書く楽しさが実感できるでしょう。

ダンボールも練習紙としておすすめ

人によっては、あまりつるつるしない紙の方が書きやすいという場合があります。そんな場合は、捨ててしまう前のダンボールがよい練習用の紙になりますのでおすすめですよ。もちろん、コピー用紙などの薄い紙でもよいのですが、裏写りするので、下に新聞紙などを敷いて汚さないよう対策しましょう。

手書きポップ(pop)の書き方・コツ④

pop文字を練習してコツをつかもう

まずは、ひらがなやカタカナの文字の練習から。太い平マーカーを使って文字の太さや大きさを揃えて書きます。下にお手本となる文字を透けさせて、その上から書くとよい練習になるでしょう。ここでは、厚手のポップ用紙ではなく、コピー用紙や模造紙などの薄手の下が透ける紙を使って練習します。

カーブがある文字の練習

popの文字の書き方も教えてくれる方によって「ワンストロークで書くように」という人と「いくつから分けて書き、あとで綺麗につながるように修正する」と教えてくれる人がいます。

最終的に同じ文字になるので、自分の好みの方法でよいのですが、ワンストロークで書けると修正の手間が省けてスピーディーに仕上げることができます。最初はいくつかに分けて、慣れてきたらワンストロークで丸みのある文字も書けるように、少しずつ慣れていくとよいでしょう。

手書きポップ(pop)の書き方・コツ⑤

数字を書こう

popの文字や数字も、よくみかける印刷の文字を太くしただけのものと、popらしい独特のデザインのものがあります。こちらでご紹介する数字の書き方は、よく「ドンキ」などで見かける独特のpop書体の数字です。文字のデザインだけでなく、文字の周りを黒く縁取る、光沢があるようなホワイトを入れるなども、特徴的な数字の書き方です。

お手本をよく見て覚える

このような一般的な書き文字とは違ったpop文字での数字は、見慣れていない、書き慣れていないので、ひたすらお手本を真似して書く練習をすることが大切です。また、光沢のホワイトを入れるときは、どちらから光が当たっているのか、ホワイトを入れる方向を統一しないと、おかしな光り方になってしまうので、そこも注意しましょう。

手書きポップ(pop)の書き方・コツ⑥

使う色・デザインのコツ

文字や数字の一文字一文字の練習ができたところで、それを組み合わせて可愛いpopに仕上げていくコツ。使う色の組み合わせ例や、文字のふちどりなど、デザインのコツを見ていきましょう。

使う色の基本は黄色・赤・黒の3色

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人間の目から見て、目立つpop、目を引く色というのは決まっています。信号にある黄色、注意の色ですね。工事現場などでも黄色と黒の組み合わせを「注意」として使っています。

人は黄色と黒の組み合わせを、知らず知らず「注目してしまう色」として判断するんですね。そこに、合わせる差し色として「赤」を使うと違う色が入ったことで、そこにも目を引くことができます。

枠取りとデザインの仕方

popのデザインは、まず上にキャッチコピー、セールスしたいものの名前、金額などの情報と3行に書くのが基本です。

もちろん、これにもっとプラスしたいおすすめポイントを付け加える場合もありますが、あまり情報が多くなりすぎると、パッと見、何を言いたいのかぼやけてしまうので、まず3行でおすすめ、商品名、金額などの情報を並べることを意識するとよいでしょう。

重ね文字の書き方

popを書く上で大切なのが、キャッチコピーです。「食欲の秋」とか「〇〇の準備はおすみですか?」など、人の目を引く言葉をまず書きます。どうしても数字と違い、キャッチコピーは文字数が多くなりますので、1行に書くには"文字を重ねる"というテクニックも必要となってきます。

その場合黄色文字に黒枠をつけて、文字を読みやすくする必要があります。


手書きポップ(pop)の書き方・コツ⑦

枠線の書き方例:レース枠

最初にポップ用の紙としてポップ用紙をご紹介しました。用紙の種類によっては、この枠はあらかじめ引かれているものも多いですが、自分で目立つ枠線を引いて、見る人の目を引くことも可能です。こちらは、初心者の方でも比較的書きやすい、レースのような飾りがついた枠線の書き方動画となっています。

ただの枠を書く

ただの枠の書き方は簡単。使いたい大きさに紙をカットして、太字のpopマーカー(平)でまっすぐに縁どりを描くだけです。

レース部分を描く

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枠線と同じ色で丸い山がいくつも連なったようなものを1辺だけ書いて、中を塗りつぶします。細字のマーカーに変えて、さらに山のひとつひとつに、中がレースに透けている丸い山の連なりを描き足していきます。これで、レースっぽい枠線の引き方は終わりです。あとは中に数字や文字を書いてpopのできあがりです。

手書きポップ(pop)の書き方・コツ⑧

動画で書き方・デザインのコツの総点検

ここまで解説してきたpopの文字や数字の書き方、デザインのコツ、さらにチョークを使ったブラックボードでのpopの書き方など、覚えてきたpopの総点検できる動画があります。

こちらで、もう一度自分のpopの書き方・デザインをおさらいしてみましょう。主にブラックペーパーやボードを使っているので、書いているところも目立ってわかりやすく、おすすめの動画ですよ!

手書きポップ(pop)の書き方・コツ⑨

popの書き方本を見る

ひとくちにpopの文字といっても、その文字をデザインする人によって字体はさまざまです。文字や数字が目立つような字体でキャッチコピーをかけば、それはもうpopといえます。

popの字体がどんなものか理解するには、練習帳のようなものでひたすら書き写すのが一番です。そのために、非常に多くの人から「役に立った」と言われている書籍をご紹介しましょう。

おすすめpopの書き方本

最初のPOPの文字練習帳として最高の1冊だと思います。

利用した人のほとんどが絶賛している、popの文字の練習帳です。直接本に書き込んで練習することができます。何度も書きたいという人は、この本を下敷きにして、上から透ける紙をあてて練習してもよいですね。

popをはじめたいけれど、何をどうしたらよいのかわからないという人には、特におすすめです。この本の通りに、ひたすら書いていくだけで知らず知らずに上達しますよ。

損なしという口コミも

読んで見て、買って良かったなと。やっぱり練習帳はあって損なし。

書いて練習するだけでなく、読んでも役に立ったという口コミもありました。実際に使った人が「損なし」と断言している練習帳。おすすめですよ!

手書きポップ(pop)の書き方・コツ⑩

popの書き方をレッスンで習いたい方は

pop用のペンを出している有名メーカーの三菱鉛筆。こちらでは、Lakitといったクリエイティブなオンラインレッスンもおこなっています。レタリングや、カラーの技術などがオンラインで楽しく学べるサービスです。無料ではありませんが、より技術を高めたいという方にもぴったりですので、ぜひチェックしてみてください。

手書き以外でもpopは作れる?

ここまでは、手書きでpopを書く(作る)方法をご紹介しましたが、人によっては「手書きはどうしても苦手」という人もいますね。だからといってpop作りを諦めることはありません。次の章では、おまけとして"手書き以外の方法で、popをデザインする方法"をご紹介しましょう。

手書き以外のポップ(pop)の書き方・コツ


可愛い無料pop体フォントを使う

今回、pop用フォントとしておすすめしたいのがフロップデザインさんの「みんとキッス」。Twitter画像の中のピンク背景(むかって左下)のものです。個人で利用するだけなら、無料で使うことができます。

商用利用は製品版を購入のこと。製品版でも買い切り500円と非常に安いので(商用フォントはセットになっているものを買うと数万円するものもあるくらい高いものです)、商用利用しなくても、何にでも使えるように製品版を買っておくのをおすすめしますよ!

文字はラベルシールに印字して使おう

エレコム ラベルシール ノーカット A4サイズ 20枚入り

出典:Amazon

パソコンの文字(数字)として入れたpopフォントは、印刷しないとアナログでは使えません。厚手の板などにも貼り付けられるように、ラベルシールを使って印刷するのがおすすめ!パソコン周りの製品では有名なエレコムのラベルシールなら、使いやすさは折り紙付き。たくさんの人が使っているラベルシールです。

どうしてもpopが書けないという人は

自分では書けない、パソコンもプリンターも持っていないという人は、popシールというものが売られています。よく使う文言、数字、あいうえお単体を組み合わせて、popを制作するものです。こちらを使うという手もありますが、よくある物すぎて没個性になってしまいそう。「どうしてもという時なら」という感じです。

番外編:黒板にpopしたい人におすすめ本

おしゃれで可愛いチョークアートpop

大人黒板 おしゃれなチョークアートの描き方

出典:Amazon

スーパーなどの小売店だけでなく、喫茶店やカフェなどのサービス業でもメニューや看板として黒板にチョークで描くチョークアート(ブラックボードpop)をしたいという人も増えています。こちらも基本的なpopの書き方は同じなのですが、求められるものに「おしゃれ」が加わってまた少し違ったセンスを磨くことが必要となってきます。

目立つ・目を引く黒板アートを知ろう

可愛いイラストや、目立つ枠線の書き方など、おしゃれなブラックボードpopをたくさん見て、そのコツを知ることができる本です。Amazonのカスタマーレビューでも、買ったひとのほとんどがよかったという書籍です。可愛いブラックボードpopをはじめたいという人は、こちらの本からはじめてみてはいかがですか。

まとめ

popの書き方を覚えて仕事や趣味に活かそう

いかがでしたでしょうか。popとはという基本的なことから、可愛いpop文字の書き方、数字の書き方、選ぶ色をはじめとするpopのデザインの基礎、かわいいレース模様の目を引く枠線の書き方などご紹介してきました。

書き方やコツを読んだだけでは、何からはじめてよいのかわからないという人は、練習帳を買ってひたすら書く練習をするのもよいですね。可愛いpopが書けるようになるよう、応援していますよ!

DIYが気になる人はこちらをチェック

自分でいろいろ描いたり、手作りしたりするDIY。自分ならではの、目を引く作品作りに役立つ記事をご用意しています。DIY好きな人は、ぜひこちらもチェックしてみてくださいね。