秋葉原ガチャポン会館とは？
秋葉原ガチャポン会館は、サブカルチャーの街・秋葉原にあります。オタクの聖地であり今となっては外国人観光客でとても賑わう街の中に秋葉原ガチャポン会館はあります。常時500台のガチャポンが所せましと並べられており、大人から子供まで世代は関係なくガチャポンを楽しんでいるのです。毎月50台ほど入れ替えられており行くたびに目新しさを感じさせてくれるところであり「ガチャポンの聖地」と呼ばれる所以です。
ガチャポン会館はどこにあるの？
場所はJR秋葉原駅から徒歩7分、東京メトロ銀座線の末広町駅から3分ほどなのでこちらのほうが近いでしょう。黄色い看板が目印です！詳細は以下の通りに参考に行ってみましょう。
秋葉原ガチャポン会館詳細
場所： 東京都千代田区外神田3-15-5 MNビル
アクセル：JR秋葉原駅より徒歩約7分/東京メトロ末広町駅より徒歩3分
営業時間：月～木/11:00〜20:00
金･土･祝日前/11:00〜22:00
日･祝/11:00〜19:00
定休日：無休
価格：100円～
TEL：03-5209-6020
ガチャポンのルーツはアメリカに？
日本のサブカルチャーって、すごいなぁと思っていたらなんとガチャポンのルーツはアメリカにあるとか。もともとはガムを中に入れた「ガムボールマシン」というもので改良を施したのちに、おもちゃを中に入れたのがガチャポンのはじまりだったのです。当時は一回10円でできてだんだんと値段が上がっていき今となっては一回500円といったものもあります。1960年代に日本に入ってきてもう半世紀経過するわけですが、すごい人気ですよね。
ガチャポン会館はインバウンドで大人気！
サブカルチャーの街、秋葉原の一角にあるガチャポン会館は専門店なだけあってか行ってみると海外のお客さまがとても多いことに驚きます。お寿司を模したアイテムや食品サンプルのアイテムは特に人気で、インバウンドの方々はこれをお土産として持って帰る人もいるほどにインパクトある商品なのです。また、近ごろでは空港にもおびただしい数のガチャポンが設置されており、余った小銭も使い切ってもらう役割も担っているのです。「ジャパニーズ スシ！！」と絶叫している海外のみなさんが観られるかも。
専門店としてのガチャポン会館
全国広くみても500台ものガチャポンが店内にひしめく専門店は秋葉原のガチャポン会館だけでしょう。秋葉原に根を下ろして10年以上運営しているからこその品揃えも面白く、以下紹介するようなシュールなタイトルの商品が多く見受けられます。これも専門店ならではのラインナップというのもとても面白い。また、店主は英語での会話も堪能とのことで海外の旅行者も安心して行くことが可能です。
なぜここまで人気なのか
ガチャポン会館はSNS世代に大人気
現代の情報発信や情報収集というのはinstagramやTwitterなどのSNSがメインという世代は、タイムラインにたくさん流れてくるガチャポンの一風変わったアイテムを見たら私もとなることでしょう。何といってもその感動がたった200円で共有できるわけですから、引き込まれる人は多いわけであり専門店が出来上がる所以と言えます。自分でガチャポンをやって出てきた面白いアイテムがインスタ映えするようなものであれば女子にはウケるということです。
ガチャポン会館で何が出るかのハラハラ感を...
ガチャポンは、出てくるまではどんな種類のものが当たるか分かりません。分からないからこそ、みんなでやると盛り上がるしドキドキがあってそういった場を共有できるというものでしょう。しかも、おおよそは200円でできるので、お目当てのものが出なかった場合は必然的にもう一回！という風にたくさんできます。そして思いがけないものが出た時の感動というものも、また大きいでしょう。なんといって現代のガチャポンはとんでもなくハイクオリティだからです！
ガチャポンの中身は動物園
躍動感溢れる生き物系
このヤモリ、本物ではないのだろうか？そう思えるほどに可愛く今にも動き出しそうな感じがしていたずらに使えそうなほどにリアルなのです。 いや、むしろ本物以上なのかもしれないと 思えるほどのクオリティが今日のガチャポンの基本的な立ち位置と言えましょう。そして、たくさんの大人の方々が楽しむ理由もここにあると言っても過言ではなくどのアイテムも本物以上にリアルに作り込まれているのです。
ペット感覚の爬虫類系
生きてる...
大人から子供まで、夏休みの自由研究をする際に動物園に本物を見に行くことだってあるかもしれません。中には一定の種類を自宅で飼っている人もいます。しかし、みんながみんな飼えるわけではありませんがこれだったらいかがでしょうか？？机に大量の種類のトカゲやヘビが並んでいたら、もう納得してしまうかもしれませんね。かわいいサイズ感でとってもリアルで手のひらに収まってくれるので、カバンに着けて歩いていたらペット同様でしょう。
ガチャポン会館の風雲児たち
ガチャポン界のアイドル「コップのフチ子」
コップのフチに舞い降りた天使コップのフチ子。誰もが一度は見たことがあることでしょう...子供向けではなくて15歳以上の大人向けという明確なセグメント分けをして制作されたこのキャラクターは、10万個売れたらヒットというガチャポン界において500万個以上売れているという大ヒットキャラクター。コップのフチに腰掛けるというシュールなキャラクター設定がなんともジワジワくるガチャポン界のアイドルであって、現在は企業とのコラボでたくさんの広告としても活躍しています。
謎の進化系シャクレルプラネットシリーズ
人類における謎のシャクレルプラネット。タカラトミーのガチャポンブランド「パンダの穴」から発売されており現時点でシリーズ4まで出ており毎回6種類ずつがリリースされています。近ごろはSNSでたくさんの女性を中心に人気を集めて動物たちが「キモかわいい」といった少々シュールなところが人気の秘密だとか。最近では「ざんねんな生き物図鑑」などもそうですが、ちょっとシュールやちょっと残念なところが楽しさとともに、ウケるところなのかもしれません。
ここは俺が食い止める！お前は先に行くニャー！シリーズ
「コップのフチ子」で有名な奇譚クラブの謎のヒット作「ここは俺が食い止める！お前は先に行くニャー！」シリーズ。先に行くニャーって…と思っているとジワジワと来るこのシリーズはとても愛らしい猫たちがケータイスタンドに扮して食い止めてくれるのです！猫たちの食い止めるスタイルや表情が何とも言えずそのうち笑いが止まらなくなります。。ぜひ一度ご自身のケータイを食い止めてみてもらってください、離れられなくなりますよ。
ガチャポン界を彩る美術シリーズ
オカルト大好き超古代のオーパーツ
黄金ジェットの艶やかさと、クリスタルスカルのかっこよさはたまらない...
大人はもとより子供もみんなオカルトが大好きですよね、夢とロマンが詰まったUFOを見たとかアメリカのどこにエリア51がるのかなど。そんな夢を叶えてくれるのが海洋堂からリリースされている「超古代の謎オーパーツ」シリーズ！全6種類であの有名な映画にも登場するクリスタル・スカルもあるとあってとにかくカッコよくて全て揃えたくなってしまします。ちなみに、オーパーツは英語の「out-of-place artifacts」を略して「OOPARTS」、すなわち時代にそぐわない「場違いな工芸品」という意味です。
空前の大ブーム食品サンプルをここに
食べられそう...
近年築地やかっぱ橋商店街でとても話題になっているこの「食品サンプル」です。本物と見間違えて思わず間違えて食べてしまうレベル感の出来栄えのものが多く、人気のあまり飛ぶように売れているのです。そして今、ガチャポンのアイテムとして再びブームを巻き起こしており、しかもそのクオリティは相変わらず本物そっくりでいて見間違うレベルなのです。パカッと開けた後にあまりの出来栄えに驚いて匂いをかいだ人も少なくはないはずです。
謎は深まる芸術系
「考えないということすら、私は考えない」…ロダンが突きつけた考える人への一つの回答が、「考えない」ということだったのか？と納得してしまう6種類の考えない人たちです。考えないあまりに徐々にエスカレートしていき、最後は考えなさすぎて刺さってしまします。また、「自由すぎる女神」はもう完全に壊れています！シリーズ2まで出ていますがもはや暴走しているといっても過言ではないでしょう。大人の事情でもう、アメリカには帰れない！
1回500円！高級ガチャポンとは
リサラーソンシリーズ
スウェーデンを代表する陶芸家であり、デザイナーであるリサラーソン氏の白と赤のシマシマの猫ちゃん「マイキー」は誰もが一度は目にしたことがあることでしょう。愛らしいフォルムと表情はなんとも言えないは女性にとても大人気で売り切れするところが続出する人気っぷりです。ガチャポンの商品とは言えど、家の玄関にこの子が飾ってあったらオシャレ感が高まることは間違いないです。また、こちらはガチャポンには珍しく専門店以外に雑貨店に並んでいることも珍しくなく1回500円！たくさん廻すにはには勇気が...
ガチャポン会館にはポイントカードが？
秋葉原のガチャポン会館は、専門店なだけあって「アタリ」シールが貼られていることがありこれを店員の方に渡すとポイントカードを頂けて、集まったポイントに応じて無料でガチャポンが回せるという特典になっているのです。また、ガチャポン会館の公式HPにはその日にどの台に多く「アタリ」が入っているかチェックすることができます。子供連れのみなさんも嬉しいですよね！季節ごとに「大抽選会」も行っておりアタリが出ると商品が貰えるのでチェックしてみましょう。
ガチャポン会館は大人も楽しめる場所に
ガチャポンというのは子供のころにたくさん楽しんだ遊びだったという人も多いのではないでしょうか。当時は一回200円というのはおこづかいの中から捻出するには、意を決して臨まないといけない額だったりもしたはずです！しかし今となっては、社会に出て自分で稼いだお金が自由に使えるわけです。一回200円をたやすく受け入れられる今では、「大人買い」だってできてしまいますよね？今は専門店で目的のあのアイテムが出るまで何種類だってあともう一回！が出来てしまうのがガチャポンのいいところです。
子供のころ楽しんだ思い出を再び
子供のころに流行ったあのアイテムが今またリバイバルしています。SDガンダム・ウルトラマン、キンケシなどが驚きの変化を遂げており、またこの辺りの購入者も当時のユーザーたちなのです！そして今となってはガチャポン会館のように専門店なども登場して盛り上がりをみせているというわけです。当時のようにとなりの街のデパートの屋上まで行ってやるということもないですね。往年のあのアイテムたちをまた追いかけるチャンスが到来しています。
ガチャポン会館はコレクションそのものだ
人は不思議と収集癖というものがあります。大好きなフィギュアやレコードなどコレクターというのは世の中に多く存在するものです。そして昔と違い種類はとても多く何よりもたくさんある商品自体のクオリティが尋常ではなく高いのです！こうなると机の上に並べるだけでとても楽しめてしまい、何よりも200円で一回ガチャポンを廻せるというお買い得感は余計にコレクター心をくすぐるものとなります。もうすでに部屋の至るところにフチ子さんが並んでいませんか？？
まとめ
ここまで秋葉原ガチャポン会館とガチャポンの楽しい魅力について紹介して参りました。ここまで特化した専門店はそこまで多くなく、少なくとも関東では随一の設置台数であり観光スポットとしても大いに日本のサブカルチャーとして魅力向上に一役かっています。子供のころに楽しんだあのアイテムが今どうなっているか、逆に今こんなシュールなアイテムが流行っているのかというのも改めて懐かしみつつ楽しんでみてはいかがでしょうか。
日本人の私たちよりも白熱していることもしばしば...