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折り紙で作る「帽子」6選!簡単で楽しい立体でかぶれる折り方もご紹介

折り紙で作る帽子をご紹介します。貼り付ける平面な三角帽子や麦わら帽子、かぶれる魔女の帽子やテンガロンハットなど、いろいろな帽子の折り方があります。今回は簡単な作り方はもちろん、難しい立体の帽子もわかり易く解説しています。折り紙帽子にぜひ挑戦してくださいね。
2020年8月27日
chiro
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折り紙の帽子で季節を彩る

帽子は季節を表現するアイテム

帽子はいろいろなデザインや素材があり、帽子を見ただけで季節をイメージできるほど象徴的なものです。そんな帽子を折り紙で作ることができたら楽しいものです。親子で一緒に作るのも素敵な思い出になります。紙の色や素材や柄に凝れば玄関周りのオブジェとしても使えます。

平面で簡単な折り紙三角帽子の折り方

簡単な三角帽子を作るポイントは?

平面の三角帽子の折り方のポイントはしっかりと折り目をつけることです。折り目さえつけば後は簡単です。色紙に貼り付けて顔部分を書き足せば楽しい飾り物の出来上がりです。子供の部屋の扉に掛けてあげると喜んでもらえます。糊でリボンやドライフラワーをつけ足して豪華な感じに仕上げるのもおすすめです。

平面で簡単な三角帽子の作り方1

正方形の折り紙の色面を表にして三角に折ります。この時一番長い辺を三等分にした位置に印をつけておきます。裏の白い部分が見えてしまうと仕上がった時に雑な感じになりますので、しっかり頂点を合わせてから折ります。

平面で簡単な三角帽子の作り方2

三角形の頂点を起点にして、付けておいた三等分の目印のところまで折ります。左側の頂点が右側の印の上の延長線上にくるように折り、ここでもしっかりと折り目を付けてなるべく折り紙自体が浮き上がらないようにします。ものさしやヘラなどを使ってしっかり折った方が出来上がりがきれいです。

平面で簡単な三角帽子の作り方3

反対側も同じように折ります。折った側が下になるようにひっくり返すと直線の下に小さな三角形が重なっているような状態になっていますので、その小さな三角形を直線に沿って上に折り上げます。この時、折り紙人形にかぶせる形にしたいなら、直線部分の反対側に折り上げると袋状になりかぶせやすい形になります。

立体で難しい折り紙麦わら帽子の折り方

麦わら帽子を作るポイントは?

立体の麦わら帽子は上級者向けの折り紙です。まずはじめにしっかりと折り目を付ける作業がありますが、ここを怠ると後で困ることになるので、慎重にしっかりと跡を付けるようにします。ここでは、折り目が分かりにくいので線を描いています。

立体で難しい麦わら帽子の作り方1

まず三角形の折り四分割の折り目を付けて広げます。次に四角形に折ってしっかり跡を付けて広げます。四角形の折り跡を中心線に向けて折り、中央寄りの半分だけ四分割に折り跡を付けます。この時の折り跡は重要なのでしっかりと付けておくことが大切です。わかり易いように付けた折り跡に線を描き込んでいますので参考にしてください。

立体で難しい麦わら帽子の作り方2

中央の四角部分が帽子の上側になります。その四角の各頂点から、その辺の一番外側になる大きな四角の頂点に向けて折ります。上部の四角を起点にした凹状の折り目が四か所できます。この時左右の折山が中心できちんと合うようにすると出来上がりがきれいです。八か所の折山と四か所の凹状ができていれば問題ありません。


立体で難しい麦わら帽子の作り方3

中心の四角形のひとつ外側の四角形の頂点を結ぶように外側に折ります。このときのポイントは中央から二つ目のマスの頂点同士が合うようにすることです。先の手順で折った凹状の部分を徐々に広げながら、少しずつ合わせていくように折っていきます。折れたら周りの余分な部分を内側に折り込んで形を整えます。

立体で難しい魔女の帽子の折り方

立体的な魔女の帽子を作るポイントは?

平面な魔女の帽子は、三角帽子と同様で簡単な折り方ですので、ここでは難しい立体の折り方を紹介します。立体の魔女の帽子を折るコツは、最初の手順は机の上でしっかりと折り跡を付け、後半は手に持って立体的に折ることです。とんがり帽子でひらひらした鍔が着いた典型的なデザインを目立たせたいなら、両面カラーの折り紙を使うと効果的です。

立体で難しい魔女の帽子の作り方1

正方形の折り紙を三角に二度折り、できた二つの大きな三角形を開いて四角形にします。ここまでの手順は折り紙の基本形ですし、誰もが知っているツルの折り方と同じですので簡単にできます。角はできるだけ合わせるように気を付けるのがきれいに仕上げるコツです。

立体で難しい魔女の帽子の作り方2

大きな四角が二つできている状態で、縦に半分に折ります。すると二等辺三角形の長辺を共有する二つの三角形の折り跡ができますので、今付けた中心線を起点に各三角形を袋状にして広げます。この袋状に広げた部分は四つできますが、裏面が見えるところと見えないところが交互になります。

立体で難しい魔女の帽子の作り方3

裏面が見えない部分を上面にくるように折り、頂点に向けて外側の頂点を折り上げます。この時に折り上げる頂点が中に入り込まないように外側に先が出る程度に折ることがコツです。四か所とも同じように折り上げたら、今折った部分のすぐ横にある直線部分を同じような形になるように折り上げます。鍔部分が大小の立体三角に連続になれば出来上がりです。

新聞で作るかぶれる立体テンガロンハットの折り方

かぶれる立体テンガロンハットを作るポイントは?

新聞紙や大きな包装紙などを使って折ると、実際にかぶることができるテンガロンハットができます。テンガロンハットのポイントは角を折り込んで広げる手順のところです。ひっぱりすぎると紙が破れてしまうので気を付けます。その他の手順はとても簡単ですので、コツが分かれば子供でも簡単に折ることができます。

かぶれる立体テンガロンハットの作り方1

正方形の紙を用意します。それを長方形なるように二つに折り、和になっている方を三角形に折り下げます。この時底辺になる部分に残りができるようにします。折り紙なら1センチ程度、新聞などの大きな紙なら5センチ程度は残るようにします。すると中央部分が折り残る形になりますが、ここを長辺の5分の1程度にできれば仕上がった時にきれいです。底辺の折り残しを左右とも上に1回折り上げます。

かぶれる立体テンガロンハットの作り方2

中に手を入れて中央部分が折り山にな料に広げ三角の頂点を合わせるように折ります。はじめにできていた三角形の頂点部分が折り重なるような形になりますので、襟合わせに重ねます。その重なってできた四角の部分を上に三角に折り上げたら、そのままの状態をキープしながら、広げる前の形に戻します。

かぶれる立体テンガロンハットの作り方3


角に切れ込みのような形ができていますので、そこを利用して、底辺をもう一度上に折り上げます。すると角に三角の頂点が覗いているような状態になっていますので、その角をゆっくりと優しく外側に引きます。下側が短い台形とその上に富士山のような形の台形が重なっていれば出来上がりです。あとは中に手を入れて開き、富士山形の上部分をくぼませて形を整えます。

パーティで活躍する水兵さん帽子の折り方

かぶれる立体水兵さん帽子を作るポイントは?

セーラーマンキャップと言われる形状のこの折り紙帽子は、意外に丈夫にできますので、パーティーなどで大人がかぶっても盛り上がれる小道具になります。コツは端をきちんと折り込んでほどけないようにするところだけで、手順としては簡単な折り方で出来上がります。

かぶれる立体水兵さん帽子の作り方1

正方形の紙を用意します。鍔にしたい部分を中側にして長方形に折り、全体を5分割にした両端に折り目を付けて、上部が三角形に内側に折れるように開いて、その両側をそれぞれ外側に折り広げます。この時、左右の折り目が均等で直線になるように気を付けると強度が増します。ここできれいに折り目を付けておいた方が後の手順が楽に進みます。

かぶれる立体水兵さん帽子の作り方2

広がる方を和になった山部分の方向に折り上げます。しっかり折り目を付けたら一度開き、いま付けた折り跡まで底辺を折り上げて、もう一度先ほどの折り跡に沿って折り上げます。山になっている部分の両側に三角形のポケット状ができているので、1回目に折ったところをその三角の中に入れ込みます。これを4つともすべて同じように入れ込めばしっかり形がキープできます。

かぶれる立体水兵さん帽子の作り方3

開く方に手を入れて開いていきますが、開く前の状態で鍔部分とマチ部分の幅が同じなら出来上がりがきれいな水兵さん帽子になります。開いてマチを凹ませるように形を整えれば出来上がりです。マチ部分の方を大きく作ればサンダーバード帽子に、小さく作れば板前さん帽子になります。この部分の大きさは、始めの手順である両側の折り込み幅で決まります

子供が喜ぶ勇者の兜の折り方

簡単なかぶれる勇者の兜を作るポイントは?

昔から伝わる兜の折り方も素敵ですが、最近ではゲームの主人公がかぶっているような勇者の兜が人気です。この兜のポイントは、勇者らしく角がきれいに上を向くように折ることです。しっかりと折り跡を付けるようにすれば簡単にできますが、少しハリのある紙であった方が出来上がりがきれいです。

簡単なかぶれる勇者の兜の作り方1

正方形の紙を用意します。まず三角に折り、左右の頂点を頂点に向けて折り上げます。この時に見栄えの中心線がきまりますので、しっかりと真ん中に向けて左右対称に折るようにします。しっかりと折り目を付けておきます。

簡単なかぶれる勇者の兜の作り方2

折り上げた三角部分の開く側を中央から少し外側に向けて開くように折ります。下の折り線は四角形の半分です。今折ったものとは別にしたに二枚の紙が四角のままありますので、その内側を中心線に沿って上まで折り、半分程度を下に折り戻し、もう一枚も反対側に同じように折ります。

簡単なかぶれる勇者の兜の作り方3

中に手を入れて開き、両側の角を内側に折ります。この折り込む量である程度のサイズ調整は可能です。しっかり折って形作れば出来上がりです。角がある方が前で、ノーズカバーがしっかりとできている方がかっこよく見えます。


折り紙帽子をアートにして飾る大人な遊び方

折り紙帽子を重ねて花を作る

折り紙における基本の折り方はそんなに数はありません。例えば、シクラメンの花を折り紙で作り時は、魔女の帽子を大きさを変えて折り、重ねて留めるという方法を使います。角を上に折り上げれば魔女の帽子になり、そのまま真っすぐにして何枚か重ねるとシクラメンの花になるということです。

折り紙ドレスのお人形に帽子をかぶせる

折り紙で作った帽子と同じ折り方、同じ柄でお人形のドレスを作ることもできます。要するに折り紙は何を作るかを決めてどんな折り方をすればそれに近づくのかを考える遊びだと言えます。お人形のドレスと同じ折り紙でも、逆さにしたり重ねたりで全く違うものになるということですから、インスピレーションとイマジネーションの鍛錬にピッタリです。

子供との連絡ボードに折り紙帽子を使うと楽しい

折り紙帽子とメッセージを一緒に貼り付ける

折り紙は使う紙によってゴージャスになったり、フェミニンになったりします。素材選びも折り紙の重要な要素と言えます。子供が喜ぶ色合いや柄で簡単な帽子人形を折り、いろいろな表情を描き込んで作っておけば、子供とのコミュニケーションボードとして役立ちます。例えば、部屋を片付けなさいとメモを貼っておいてもみてくれませんが、怒った顔の帽子人形に吹き出しを付けて同じメモを貼ると目に留まりやすいです。

ペットと楽しむかぶれる折り紙帽子

インスタグラムに日常のワンシーンをアップする人は多いですが、中でもかわいいペットとの写真は人気があります。既製品のペットウェアも良いですが、たとえ新聞紙でも手作りした帽子をかぶせて写真を撮るとよりかわいらしさが増します。五月人形の横で折り紙の兜をかぶったかわいいペットという構図などアイデア次第でフォロワーが増えるかもしれません。

折り紙は子供の楽しみだけじゃない

ちょっとの工夫でオリジナルの壁掛けができる

同じ折り紙でも、色や柄を替えるだけでずいぶん印象が変わります。美しい折り紙のポイントは丁寧さです。角をきっちりと合わせ、きれいに仕上げることを心がければ誰でも簡単に作れます。特に折り紙帽子は大きな紙で作れば実際にかぶれますので、子供と楽しむには最適です。季節に合わせた折り紙帽子作りをぜひ楽しんでください。

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