暖かい手袋を冬登山で活用しよう!
冷気が吹く冬登山の環境下では、身体のさまざまな部位が冷えることを想定して、事前に防寒アイテムを備えて置かなければなりません。手の冷えから体力の低下を招くリスクも考えられますので、保温性に優れていて長時間暖かく身につけられる手袋を購入して、冬登山に向けて備えておきましょう!
冬登山用グローブの選び方は?
冬登山グローブの選び方 / 素材編
ここからは冬登山用のグローブの素材ごとの特長をご紹介していきますので、是非目を通してみてくださいね!
冬登山グローブの選び方 / 素材①:ポリエステル素材
ポリエステルを使用して作られた手袋は、湿気を吸収せず、雨や汗で濡れた場合も乾きやすい、吸湿速乾性に優れている特長があります。汗蒸れも少なく、肌触りのよい質感を長く保ちながら装着し続けられます。
冬登山グローブの選び方 / 素材②:ナイロン素材
ポリエステルと同じ化学繊維のナイロンを使用した手袋は、防水性が程よく備わっていますので、小雨程度の雨であれば問題なく身につけられます。また吸湿速乾性も高いため、汗蒸れも少なく心地よい肌触りをキープしながら身につけられます。
冬登山グローブの選び方 / 素材③:アクリル素材
ポリエステルやナイロンと同様に、化学繊維であるアクリルで作られた手袋は、柔らかな質感で保温性が豊かです。ただし吸湿性はややナイロンやポリエステルと比較して劣りますので、汗蒸れによって若干ベタつきやすいというデメリットもあります。
冬登山グローブの選び方 / 素材④:ウール素材
羊から採取した毛「ウール」素材は空気をたくさん含んでいて、保温性にも優れており型崩れしにくい特長も備わっています。更に撥水性も高いため、雨や雪の水滴もしっかりと弾いてくれます。メリノ種と呼ばれる羊から採取されたメリノウールを使用した手袋であれば、通常のウール素材の手袋と比較して、更に高い保温効果を期待できます。
インナー・アウターグローブの併用がおすすめ!
冬の厳寒な登山環境では、レイヤリングと呼ばれる服の重ね着の要領で、手袋もアウターグローブにインナーグローブを併用して、冷気から手の冷えを防ぐことが大切です。
アウターグローブと呼ばれる、一番外側の手袋の中に装着する手袋のことをインナーグローブといいます。より防風性高く冷気が肌に届きにくくなり、保温性も向上されますので、冬登山用の手袋を購入する際には、アウターグローブと一緒に、インナー用の手袋の購入を検討してみてくださいね!
ブランド別の冬登山用おすすめ手袋19選
ここからはブランド別に、冬登山におすすめなグローブを多数ご紹介していきます!手の形状にしっかりとフィットして身につけられて、防水性や保温性にも優れた、おすすめのグローブをご紹介していきますので、前述でもご紹介した選び方もご参考に、お気に入りのグローブを見つけてみてくださいね!
「ミズノ」の冬登山用おすすめ手袋1選
ブレスサーモ インナーグラブ
人気のスポーツブランド「ミズノ」が開発した独自の吸湿発熱素材「ブレスサーモ」を使用した、保温性の高いインナー用の手袋になります。
おすすめポイントは?
人体から出る汗を素早く吸収して発熱する素材なので、積雪の多い登山環境でも、手を冷えからしっかりと守って暖かくしてくれます。
柔らかい質感で手の形状にもフィットする、快適な装着感の手袋です。選び方ではネイビー、ブラック、グレーからお好きな色を選択できます。
「イスカ」の冬登山用おすすめ手袋1選
イスカ(ISUKA) ウェザーテック トレッキンググローブ
手袋の甲側素材に防水透湿性の高いウェザーテックを採用し、雨や雪が付着しても濡れにくく、掌側には吸汗性に優れた人工皮革を採用している冬登山におすすめな手袋です。
おすすめポイントは?
伸縮性に優れたネオプレーン素材も部分的に使用されていますので、手の形状にもしっかりとフィットしながら身につけられる人気の手袋です。
「ROCKBROS」の冬登山用おすすめ手袋2選
サイクルグローブ
ROCKBROS(ロックブロス)サイクルグローブ
スマホ操作に対応している冬登山用の手袋を探しているという方には、こちらのモデルがおすすめです。高密度ナイロン、SBRコーティングされた表面生地で、冷気の侵入を防ぎます。また、防寒防風性が優れており、寒い日には必要不可欠です。
シンプルなデザインなので、コーディネートに取り入れやすいのも人気の理由の1つとなります。
おすすめポイントは?
こちらの冬登山用手袋のおすすめポイントは、裏は柔らかい裏起毛から作られ、保温性に優れているという点です。指先にはタッチスクリーン対応機能が付いているほか、サイクリング時の衝撃を吸収でき、ハンドルの反作用力を緩和する効果も。
そのため、冬登山だけでなく、サイクリングやランニング、ウォーキング、スキーなどにもおすすめです。
グローブ詳細
素材 / ウール,、ナイロン
カラー / 全2色
サイズ / S,M,L,XL,XXL
特長 / タッチパネル対応
裏起毛グローブ
ROCKBROS(ロックブロス)手袋
コストパフォーマンスに優れている冬登山用の手袋を探しているという方には、こちらのモデルがおすすめです。3000円程度で購入できる価格設定なので、コストを抑えたいという方にもピッタリ。
それでいて、寒い季節もしっかり手と指先を保護します。手首がきゅっと締まるから体の温度を逃がさず、快適に保温が可能です。
おすすめポイントは?
こちらの冬登山用の手袋は、内部に裏起毛を採用しているので、暖かいのがポイント。親指と人差し指にスリットが入っており、グローブを着けたままでタッチスクリーンの操作が可能です。
滑り止めがプリントされているので、物を運ぶ時に滑りにくくなっています。手のひら部分には、3ヵ所のクッション入りで振動を吸収し、疲れにくい仕様になっているのも特徴的です。
グローブ詳細
素材 / ウール
カラー / ブラック
サイズ / S,M,L,XL,XXL
「カリマー」の冬登山用おすすめ手袋2選
PSP glove
カリマー PSP glove
イギリス生まれの人気アウトドアブランド「カリマー」のポーラテック素材を採用した、保温性が高く暖かい状態を長く維持できる手袋になので、残雪期の登山などでも手をしっかりと冷えから守ってくれます。
おすすめポイントは?
PSP glove
しなやかさを持ち、柔らかな心地よい肌触りの手袋で、手の形状にもフィットしますので装着感も抜群によいです。タッチパネルにも対応していますので、手袋をしながらでもスマホを操作することができる機能性も備わっています。
グローブ詳細
素材 / ポーラテックパワーストレッチプロ 〈ポリエステル 56% ナイロン34% ポリウレタン10%〉
wool logo glove
wool logo glove
シンプルなデザインの冬登山用の手袋を探しているという方には、こちらのモデルがおすすめです。カラーバリエーションは全3色で、いずれもコーディネートに取り入れやすいデザインとなります。
メイン素材としてウールが使われているため、肌触りのよさが特徴的。ぜひこの機会に購入してみてください。冬登山が楽しくなること間違いなしです。
おすすめポイントは?
こちらの冬登山用の手袋のおすすめポイントは、メリノウールを使用しているという点です。インナーグローブにもちょうどいい手袋で、着用したままでのタッチパネル操作に対応しています。
軽量なうえ、消臭効果も期待可能。長時間の着用は臭いが気になってしまうこともありますが、こちらの手袋であればそんな心配はありません。
グローブ詳細
素材 / ウール
タッチパネル対応
カラー / グレー、ブラック、オリーブ
「チャムス」の冬登山用おすすめ手袋1選
チャムス ポーラテック グローブ
おしゃれなデザインの冬登山用の手袋を探しているという方には、こちらのモデルがおすすめです。個性的なカラーリングにチャムスのブランドロゴがポイントとなります。
シンプルなコーディネートに取り入れると、華やかになります。
おすすめポイントは?
こちらの冬登山用の手袋のおすすめポイントは、Dリングが付属しているという点です。使わないときは吊り下げておくことができるため、作業の邪魔になりません。
また、コストパフォーマンスに優れているのもポイント。5000円程度で購入できるため、これから登山を始めたいと考えている方にもピッタリです。ぜひこの機会に購入してみてください。
「キャラバン」の冬登山用おすすめ手袋1選
キャラバン(Caravan) シームレスグローブ
機能性の高い登山やクライミング用品を揃える人気ブランド「キャラバン」から販売されているシームレスグローブは、計6種類のカラーバリエーションから選択できて、そのまま単体でも使用できたり、インナーグローブとしても使用できる人気手袋です。
おすすめポイントは?
防水性の高いナイロン素材にセラミック加工を施していて、豊かな保温性が備わっていますので、残雪期の登山などでも、手を暖かい状態に維持したまま快適に身につけられます。
「パタゴニア」の冬登山用おすすめ手袋1選
パタゴニア Retro Pile Gloves
モコモコとしたデザインの冬登山用の手袋を探しているという方には、こちらのモデルがおすすめです。手のひら部分にはリサイクルナイロンを採用しており、サイズが豊富。
そのため、自分の手の大きさに合わせて購入できます。人差し指部分にはスマホに対応した素材を採用しているのが特徴的です。
おすすめポイントは?
こちらの冬登山用の手袋のおすすめポイントは、フリース製で温かいリサイクル・ポリエステル100%の両面ソリッドを採用している点です。アウトドアやスポーツはもちろん、普段使いとしても使えます。
また、手袋には紐が付属しているため、使わないときは吊り下げておくことが可能です。ぜひこの機会に購入してみてください。
「コロンビア」の冬登山用おすすめ手袋2選
サーマレイターグローブ
Columbia サーマレイターグローブ
創業80年と歴史の長い人気アウトドアブランド「コロンビア」から販売されているサーマレイターグローブは、裏地にリフレクティブプリントが施されていますので、手の熱を反射して、手袋内部に暖気を溜め込み、暖かい状態を長く維持しながら身につけられます。
おすすめポイントは?
掌部分にはグリップ力を向上させるため、ポリウレタンを部分的に配置してます。装着したままでもスマホを操作できるタッチパネル対応の人気手袋です。
パークビューフリースグローブ
Columbia パークビューフリースグローブ
フィットするタイプの冬登山用の手袋を探しているという方には、こちらのモデルがおすすめです。より寒い場所へ行く場合にはインナーとしても使えます。
サイズ展開はS~Lの3パターンとなっているため、自分の手の大きさに合わせてサイズを選びましょう。シンプルなデザインなので、コーディネートに取り入れやすいです。
おすすめポイントは?
こちらの冬登山用の手袋のおすすめポイントは、しっかりと手を温かく保てるという点です。オムニウィック素材を使用しており、温かいだけでなく吸湿速乾性に優れています。そのため長時間でも快適に身に着けられるでしょう。
5000円以下で購入できるため、コストパフォーマンスに優れている商品を探している方にも最適。また、さりげなくコロンビアのロゴが入っている点もおしゃれです。ぜひこの機会に購入してみてください。
「アークテリクス」の冬登山用おすすめ手袋2選
フィションSV
アークテリクス フィションSV
ほどよく手にフィットする冬登山用の手袋を探しているという方には、こちらのモデルがおすすめです。シンプルなデザインですが、ブランドロゴが入ることでおしゃれに見せることができます。
また、こちらの冬登山用手袋は手首部分でサイズ調整ができ、通気性も抜群、快適さを維持するのが特徴的です。
おすすめポイントは?
こちらの冬登山用手袋のおすすめポイントは、寒い日や厳しいコンディションでも活躍するという点です。
防水、透湿性に優れたゴアテックスを使用しており、滑らかな表面は雨や雪に寄せ付けず、簡単に着脱可能。内側が起毛裏地で暖かいだけでなく、通気性に優れた素材を採用。手のひらをしなやかなレザーで補強することで、耐久性とグリップ性も増しています。
ベンタグローブ
アークテリクス ベンタグローブ
同じくアークテリクスから販売されている、ゴアテックスとフリース素材を採用して作られているスマートな手袋になります。
おすすめポイントは?
耐水性や耐久性にも優れている上に、細かい作業がしやすいしなやかさが魅力。起毛裏地は暖かく、残雪期の肌寒い時期の登山の最中でも快適に過ごせます。
親指と人差し指部分にはセンサーが封入されており、タッチパネル操作を可能としてくれますので、スマホを操作する場合も、わざわざ手袋を着脱する必要もありません。
「キャプテンスタッグ」の冬登山用おすすめ手袋2選
UX-1035
キャプテンスタッグ UX-1035
しっかりとした保温性のある冬登山用手袋を探しているという方には、こちらのモデルがおすすめです。価格は1万円程度で、初めて手袋を購入するという方にもピッタリ。
手首の生地がロングタイプなので、より高い保温性を保つことができます。こちらの製品が気になるという方は、ぜひこの機会に購入してみてはどうでしょうか。
おすすめポイントは?
こちらの冬登山用手袋のおすすめポイントは、防水性と防寒性に強い4層構造を採用しているという点です。ポリエステルファイバーで構成された高機能保温素材を採用することで、湿気が多い場所でも保温性は損なわれません。
それでいて、ドライな状態を保つことができます。手首部分には、隙間から風が入るのを防ぐため、ベルトが付属しているのもポイントです。
防寒グローブ 3本指
キャプテンスタッグ 防寒グローブ3本指
同じくキャプテンスタッグから販売されている、形状が三本指仕様になっている防寒・防水手袋になります。
おすすめポイントは?
防水性や防寒性に優れた4層構造を採用して作られている手袋なので、雪や雨が付着したとしても内部まで侵入せず、暖かい状態をキープしながら身につけられる手袋です。選び方では、ジーンズカラーとチャコール/ブラックカラーの2色から選択できます。
「ザ・ノースフェイス」の冬登山用おすすめ手袋2選
ウインドストッパー イーチップグローブ
ウインドストッパー イーチップグローブ NN62119
人気アウトドアブランド「ザ・ノースフェイス」のウインドストッパー イーチップグローブは、雨天や寒い日の登山環境の最中でも、濡れや風を防ぎながら、快適に身につけられる防水手袋になります。
おすすめポイントは?
ウインドストッパー イーチップ グローブ
ストレッチ性のいいフリース素材を使用しているため、手先を動かしやすく快適です。滑り止めプリントも施されており、グリップ力にも優れています。手の形状によくフィットして、手を冷えから守ってくれる評判の高い防水手袋です。
Osito Etip Glove
Osito Etip Glove
肌触りのいい冬登山用手袋を探しているという方には、こちらのモデルがおすすめです。メイン素材としてフリースが採用されており、数種類のカラーから選択できます。
タッチスクリーン対応で、手のひら部分はシリコンプリントを採用。氷のある状態でも優れたグリップ力を発揮。手を自然なリラックスした位置にキープするのも特徴的です。
おすすめポイントは?
こちらの冬登山用手袋のおすすめポイントは、袖口のプルタブで着脱が簡単だという点です。手がかじかんでいると、脱着しづらいと感じてしまいます。しかし、こちらのモデルであれば、そんな心配はありません。
またナックルと指にナイロンタスランをかぶせることで、耐久性を強化。女性特有の5次元フィットで、一貫したサイズを実現しています。
冬登山用おすすめ手袋についてのまとめ
いかがでしたでしょうか?厳寒な冬登山では、手もしっかりと冷えから守らなければ、低体温症により体力の低下に繋がるリスクもありますので、保温性に優れた手袋を備えておきましょう!
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