「トレッキンググローブ」とは？
守るのは「手」だけではありません！
高機能なウェアや登山靴に守られた身体と違い、素肌がむき出しになりやすい「手」。登山では、この「手」が命を守る上で何よりも重要な働きをする、という場面も少なくありません。そんな大切な「手」を怪我や冷えから守ってくれるのが、登山用手袋「トレッキンググローブ」なのです。
トレッキングや登山の「持ち物リスト」に必ず挙げられるトレッキンググローブですが、「夏山でも必要？」「軍手じゃダメ？」など、これから装備を揃えていこうという方には後回しになってしまいがちなアイテムです。ここでは、登山初心者さんから、トレッキンググローブの買い替えを検討中の方まで、改めてその使用する目的や機能、そしておすすめグローブ20選をご紹介します。
トレッキンググローブの目的は？
① 怪我の防止・手の保護
グローブを使用する目的として、第一に怪我の防止が挙げられます。クライミングやアルパインの登攀(とうはん)でなくとも、バランスを保つために岩や鎖を持つ、木の根をつかむ、といった場面はあります。むき出しの手は、擦り傷や切り傷などの怪我をしやすく、指は細い関節ですので骨折のリスクも高まります。手を怪我することから、さらに大きな怪我につながる可能性もあります。また、慣れないストックの使用で豆ができることもありますので、豆の防止にもなります。
② 防寒
身体の末端である手（指先）は、血流が行き届きにくく冷えやすい部位です。得に冬山では凍傷のリスクが高まります。また、夏山でもご来光を待つ間や雨に濡れた場合などは、手の冷えから体温低下につながります。岩場などが多いような登山ルートでは、手のかじかみから道具の取り扱いが難しくなり危険な場合もあります。
トレッキンググローブの素材&機能
① 防寒・保温
薄手のウールや化繊のフリース素材のグローブは、着用した直後から暖かく、速乾性があり軽量な点が魅力。また、冬にはインナーグローブとして使用することもできます。雪山やバックカントリースキーなどに対応したグローブは、日本の湿雪にも対応する防水のアウターグローブの下に、暖かいインナーグローブを重ねた二重構造となっており、暖かさは抜群です。
② 防水・防風
末端の冷えやすい手が雨や雪で濡れてしまうと、体温低下が加速します。天気が心配な時には、レインウェアと同じくGORE-TEX素材のレイングローブをおすすめします。また、薄手で風を通さない素材を使用した防風機能のあるグローブもあります。強風にさらされることからも、低体温症のリスクは高まります。防風機能のある手袋は、アウターグローブとして冬期の使用も可能です。
③ グリップ性・操作性
手袋の素材によっては、鎖やはしごをつかむ際に逆に滑りやすく、怪我のもととなるものもあります。トレッキングポールや鎖、ロープをしっかりと握るためにも、手のひらの滑り止め加工や指先の補強などによる高いグリップ力は大切です。また、グローブの3Ｄ立体構造など、滑らかな指の曲げ伸ばしができる操作性も、登山道具を扱う場面では重要となります。
④ タッチパネル対応
最近のグローブには、スマホやタブレット端末の操作が可能な、タッチパネル対応のモデルが多くみられます。冬期にスマホの操作で長時間手袋を脱ぐという行為は、体温低下を加速させます。また最近はスマホで写真を撮るだけでなく、アプリを使用して、登山ルート確認やＧＰＳでの位置確認を行う場面も増えてきています。着用したままでスムーズなスマホ操作が可能なこの機能は、緊急の場面でも安心です。
⑤ UVカット機能・速乾機能
夏に嬉しい機能です。手のひらは、体の中でも頭（額）に次いで2番目に汗をかきやすい場所。夏用の手袋は、メッシュ生地で速乾性を高めたり、光触媒効果を利用した消臭機能が付いていたり、と快適機能が詰まったグローブが豊富です。
トレッキンググローブは臨機応変に！
多機能なトレッキンググローブですが、グローブを使用することによる「リスク」もあります。素手に比べて手の感覚が鈍くなるので、グローブを使用することで怪我や滑落の危険が高まる場面もあります。天候やルートに臨機応変に対応するようにしましょう。
トレッキンググローブの選び方
多機能なトレッキンググローブも、ウェアと同じで「これ一枚でどこでもお任せ！」なものはありません。比較的幅広い場面に対応するモデル、夏用、冬用、インナー、アウターなど、それぞれの素材の特徴や機能を把握した上で、気象条件やルートに応じてグローブを選択するようにしましょう。
トレッキンググローブのデザイン
グローブには、通常の指先まで覆ったものと、指先が露出したフィンガーレスモデル、そして冬山用モデルにミトンタイプなどその素材だけでなく形状にも違いがあります。フィンガーレスモデルは、手のひらを怪我から保護しグリップ性を高めた素材を使用しつつ、指先の感覚を活かすことができます。靴紐の結び直しやスマホの操作、荷物の整理も容易にできるため、初心者さんでもストレスなく使用することができます。
ミトンタイプのグローブは、5本指タイプに比べて保温性に優れ、縫い目が少ないことにより縫い目からの浸水の心配が少なくなります。ただ、操作性は5本指に比べ格段に落ちてしまうので、ルートや使用する登山道具によっては使用を控えた方が安心です。
出典: https://item.rakuten.co.jp/vitaliser/millet-1456/こちらはミトンタイプのグローブ。人差し指が独立した3フィンガータイプもあります。3フィンガーの操作性は、5本指タイプに近くなり活用場面は広がります。
ジャストサイズであること！
まずはご自身の手にジャストフィットすることが大切です。手に合わないサイズのものは、それだけでストレスとなるだけでなく、感覚が鈍くなることから鎖や岩をつかみ損ね、怪我につながる危険もあります。クライミングギアを扱う際は何よりも指先の感覚が大切です。必ずサイズ表を確認し、試着をするようにしてください。また、サイズ感はメーカーによって異なりますのでご注意下さい。
出典: https://item.rakuten.co.jp/kojitu/28993/こちらはマムートのサイズ表。メーカーにより指の長さやフィット感が異なってきますので、実際に店頭で試着されることをおすすめします。
予備のトレッキンググローブも忘れずに！
トレッキンググローブは、傷ついたり紛失したりしやすいアイテムです。また、濡れてしまった時にも対応できるよう、予備の手袋も持参するようにしましょう。春～秋山では１～２枚、冬山では２～３枚あると心強いです。予備は軍手（滑り止め付きがおすすめ）でも代用できます。トレッキンググローブには、一組をつなぐバックルや、カラビナ用ループが付いているものも多いので、無くさないように気を付けましょう！
トレッキンググローブのおすすめ8選！
ここからは、各ブランドのおすすめモデルを機能とともに紹介していきます。春～秋山トレッキングから日常使いにもなるモデルを10選、そして冬山やスノースポーツで使えるモデルを8選と、ちょっと変わったグローブも2種類紹介します。大切な手を怪我や冷えから守ってくれる、納得の１枚が見つかりますように！
幅広く活躍！【春～秋のトレッキング】
冬山や高所を除いたトレッキングや登山で、幅広く活躍してくれるモデルを5選紹介します。保温性やグリップ性・操作性、撥水性・防水性などの機能をカバーし、着用したままスマホ操作が可能なタッチパネル対応モデルを集めました！
1．【モンベル】オーバーミトン
●素材：ドライテック®3レイヤー、表/70デニール・ナイロン・タフタ、手のひら部分/デュラグリップ® ●重量：約81g
ミトンタイプのかわいらしいユニセックスのオーバーグローブです。中指・薬指・小指の3本をまとめることで、優れた保温性を発揮して寒さから手を守ってくれます。撥水性と透湿性に優れており、インナー手袋をカバーするアウターグローブとして最適な商品です。
モンベルの商品は機能性が充実しており期待を裏切らないため人気が高く、販売とともに売り切れとなる商品も多くあります。ぜひ一度使用して高い品質を実感してみてください。
2．【アウトドアリサーチ】PL100 センサーグローブ
●素材：アウター/ラディアントフリース (ポリエステル95％、スパンデックス5％) 親指・人差し指/ポリエステル41％、conductive yarn51％、スパンデックス8％ ●機能：手のひら部分に滑り止めプリントタッチパネル対応、グローブクリップ ●重量：約46ｇ
少し肌寒い季節におすすめな、吸湿発散性と通気性に優れたフリースライナー。このグローブ単体でも、ミトンやグローブの下に重ねても活躍するアイテムです。温かくソフトで、通気性に優れた100ウェイトのフリースを使用し、人差し指と親指に搭載したセンサーでタッチパネル対応。装着したままでスマホやタブレット操作が可能です。手のひら部分のすべり止めプリントで、グリップ力も抜群です。
3．【カリマー】PSP グローブ
karrimor カリマー PSP glove
出典:楽天● 素材：(POLARTEC(R)Power Stretch(R) Pro) Polyester 56%、Nylon 34%、Polyurethane 10%●機能：タッチパネル対応、消臭効果のあるデオテープ採用●重量：40g
伸縮性・保温性、通気性に優れた（POLARTEC® Power Stretch® Pro™）を採用したストレッチ性の高いグローブで、外側は防風性と摩耗性に優れ、内側は湿気を肌から吸い上げ温かくドライに保ってくれます。
縫い目の少ない指先形状を採用し、さらにフィットを向上させました。タッチパネルにも対応した機能は嬉しく、消臭効果のあるデオテープ採用しており、長期の使用も快適です。
4．【アークテリクス】リベット グローブ
Arc'teryx リベット グローブ
出典:Amazon●素材：本体・ポリエステル88%, ポリウレタン12%、別布・やぎ皮100% ●機能：タッチパネル対応
手の甲に「ARC'TERYX 」のロゴ（始祖鳥）が入ったリベットグローブは、フィットするデザインで、スマホのタッチスクリーンにも対応します。素材には伸縮性があり、耐久性と通気性に優れた「ポーラテック・パワーストレッチ・フリース」を採用し、手の平は、しなやかなやぎ皮で補強した暖かいグローブです。
濡れに強い素材は単体で使用すれば暖かさが持続し、厳しい環境下ではシェルグローブのインナーとしても使用できます。
5．【ノースフェイス】シンプルトレッカーズ
●素材：甲部／NORTHTECH Cloth（ポリエステル 95％、ポリウレタン 5％）、平部／合成皮革、手首／ネオプレーン ●機能：掌は高いグリップ性を持つ合成皮革を使用、タッチパネル対応、手首のネオプレーンでフィット性が向上●ユニセックス
ノースフェイスの「シンプルトレッカー・グローブ」は、ストレッチ性の高いメッシュ素材を使用し、通気性がよく手にフィットするトレッキンググローブです。手の平には合成皮革を使ってグリップ性能を更に高めています。
トレッキングでは難所となる岩や藪などを想定して作られたグローブは、トレッキング以外のウインタースポーツやアウトドアでも活躍してくれる商品です。手首には柔らかくフィットするネオプレーンを使用しており、スマホのタッチパネルにも対応しています。
6. 【monoii（モノイー）】トレッキンググローブ
●素材：アイスシルク製（タッチパネル対応）●機能：指先まで保護するフルフィンガータイプ、手首はマジックテープで再調整が可能、親指部分に便利な汗ふきパイル付き
指先まで保護するフルフィンガータイプ。手首はマジックテープで再調整が可能です。甲皮には縦横方向に伸びる、高ストレッチ素材を使用しています。高い通気性と抜群のフィット感を兼ね備えます。
全面に滑り止め仕様し、着脱がスムーズなマジックテープ式。ストレッチ素材がグローブに入っているため、快適なつけ心地が魅力です。フィット感を重視する人におすすめしたいトレッキンググローブです。
7. 【Schlegel(シュレーゲル)】トレッキンググローブ
●素材：アイスシルク製 ●用途：登山、トレイル、クライミング、ウォーキング、サイクリング、ハイキング他 ●機能：タッチパネル対応
登山初心者であまりお金をかけたくない...という人にはこちらのトレッキンググローブ。スマホなどのタッチパネルにはしっかり対応しているのが嬉しいポイントです。トレッキングだけでなく、サイクリングなどにも使えるのでアウトドア好きな人すべてにおすすめしたいグローブです。
8. 【monoii（モノイー）】 トレッキンググローブ ハーフ
●素材：アイスシルク製（タッチパネル対応）●機能：手のひら部分にノンスリップパームプリント加工、手首はマジックテープで再調整が可能、親指部分に便利な汗ふきパイル付き
人気のトレッキンググローブにハーフフィガータイプが登場し、アウトドアフィールドで大活躍しています。
グローブを外さずに細かい操作と作業ができ、手首はマジックテープでサイズ調整が可能です。 甲側には縦横方向に伸びる、高ストレッチ素材を使用しています。高い通気性と抜群のフィット感を兼ね備えます。
グローブは手にフィットするように薄手の素材で使われているため、最低限の手の保護だけしたいという人にはおすすめです。
9. 【DABADA(ダバダ)】トレッキンググローブ
●カラー：レッド、イエロー、ブルー、ブラック ●用途：登山、サイクリング、アウトドア全般 ●機能：低反発クッション使用、親指・人差し指・中指に滑り止め加工
低反発クッションを内蔵した、フルフィンガータイプのマルチグローブです。通気性がよいため蒸れにくく、思わず手をついてしまった時もクッションが入っているので安心して使えます。トレッキングをはじめアウトドアでペンを使用したり、ファイルを扱うなど作業をする人におすすめのコスパのよい商品です。
10. 【F-TUBAME 】 サイクリンググローブ
●素材：シリコーン、 ウール ●機能：裏起毛加工、人間工学設計（防風・防水・防寒）、タッチパネル対応
サイクリンググローブとして販売されていますが、防水・防寒性能が高くトレッキンググローブとしても優秀です。手のひら部分には滑り止めが付いており、ロープを使用するトレッキングなどでは実力を発揮してくれます。価格も有名ブランドに比べリーズナブルなので、機能性を重視する人におすすめです。
防寒&防水！【冬期登山・スノースポーツに】
冬山登山からスキー・スノーボードなどにも対応するモデルを３選紹介します。保温性だけでなく、湿雪の日本のフィールドでも快適に使用できる防水透湿機能を備えたモデルです！
11.【ブラックダイヤモンド】グリセード
●素材：4ウェイストレッチパーテックスシールドシェル、シンサレート（100g/ｍ²）、フリース（100g/ｍ²）他 ●機能：防水透湿素材BDRY採用、軽量かつ耐摩耗性に優れる4ウェイストレッチパーテックス(R)シールドシェル、ライナーの甲とパームにシンサレートインサレーション(100g/平米)、ゴートレザー(山羊皮)製パーム、ケブラー(R)ステッチ補強、カラビナループ ●使用温度域：-17/-1℃ ●重量：175ｇ(M)
マイナス17℃まで対応する、オールラウンドなウインターグローブです。軽量ながらも耐摩耗性に優れた4ウェイストレッチパーテックスシールドシェルの使用で、長時間の使用も快適に過ごせます。
生地だけでなく、フリースの内張りや手の甲とパーム部分に施したシンサレートインサレーション、ケブラーステッチ補強など、細部にまでこだわりがみられます。冬のアウトドアにはピッタリの暖かいグローブです。
12．【マムート】Masao 3in1 グローブ
●素材：ポリウレタン93％、ポリエステル7％、手のひら100％ヤギの皮 ●機能：防水効果が長く続くMAMMUT DRYtechnologyメンブレン使用、手の甲部分には断熱能に優れた高品質PrimaLoft Silver Eco断熱素材(133g/m )を使用、パーム部分全体に丈夫なヤギ皮を使用、親指と人差指の間はゴートスキンで補強、マイクロフリースライニング、リスト アジャストメント ●重量：238ｇ
「Masao 3 in 1 Glove」は、名前の通りに用途が広く（1つで3役をこなす）、防水性に優れたDry Technologyメンブレンと暖かなPrimaloftインサレーションを使用した、ウインターシーズンのアウトドアに最適なグローブです。
世界中の登山家やガイドたちも推奨するマムートアイテムの中でも、最先端の技術が凝縮されており、シルバーエコの断熱材を使用するなど自然に優しい商品でもあります。
13．【ミレー】アトナ ピーク ドライエッジ グローブ
●素材：表地・ DRYEDGE プレイン メカニカル ストレッチ 2L ポリエステル100% x DRYEDGE ブラックドッツ 2L ナイロン100%、中綿・ハイパーロフト、裏地・ マイクロフリース ポリエステル100%、掌・ 合皮 ●機能：プロテクションと保温を両立、防水透湿インサート、保温性の高い中綿、滑り止め加工された合皮の掌、締め付け用調整タブつきプロテクティブカフ ●重量：154ｇ
MILLETはフランス初のヒマラヤ登山隊に装備を提供したメーカーで、登山家などからの信頼が厚く、この「アトナ ピーク ドライエッジ 」は、自然が生んだ地形を楽しむフリーライドのために作られた柔軟なグリップと高い保温性を備えたウインターグローブです。
暖かく使いやすいだけでなく、女性を意識したデザインもオシャレで、快適かつファッショナブルに楽しめる冬のアイテムとなっています。
14.【Adcey】 アウトドア グローブ
●素材：100% コットン表地 ●機能：暖かい裏地と防寒防風、夜間反射ストリップ&滑り止め付き、タッチパネル対応、人間工学設計、様々なシーンに適用する万能グローブ ●重量：154ｇ
肌に優しく暖かい裏起毛を備えた、寒い冬でもぽかぽかの「あったかグローブ」です。防水および防風性能に優れ、止水ファスナーも使用しているため、風雨を完全にシャットアウトしてくれる冬に重宝する暖かい手袋となっています。
サイクリング用として紹介されることが多いようですが、多様な場面で活躍してくれる商品で、滑り止めや反射材などは冬の雪山でも大活躍すること間違いありません。
15. 【HelloGO 】 アウトドアグローブ
●素材：高い保温性を待つ3層構造のネオプレーン素材1 ●機能：親指・人差し指・中指に導電性繊維を使用・スマホに対応、暖かい起毛の裏地、立体構造
1,000円以下と高コストパフォーマンスが魅力の「HelloGO」からのトレッキンググローブです。かなりリーズナブルなトレッキンググローブなのですが、スマホ操作可能、ファスナー付、滑り止め加工アリと機能性も抜群です。
3レイヤー構造で高い保温性と防水性を保ちつつ、スマホ操作ができるのは大きな魅力です。これだけの機能が揃っていて価格がリーズナブルなので、登山初心者をはじめ、冬のアウトドアシーンにおすすめしたいグローブです。
16. 【Cevapro】スキーグローブ
●素材：ポリエステル、合成皮革、導電性ファブリック、コーラルフリース（TPU防水フィルム内蔵）、3Mシンサレート高機能中綿 ●機能：防水性・保温性抜群、高いグリップ力、タッチスクリーン対応、360度保温ロック ●重量：240ｇ
スキーやスノーボードなどのウインタースポーツ用のグローブですが、防寒と撥水性に優れており、グリップ力もあるのでトレッキングやアウトドアにも最適です。
耐水圧は10000mm、透湿度3000g/㎡で24時間、さらに断熱性に優れた3M Thinsulate（シンサレート）高機能中綿素材を使用しているため、暖かさを閉じ込め熱が逃がしません。裏地に起毛を使い更に暖かく、抜群の防風性と保温性を実現したウインターグローブです。
17. 【パールイズミ】 ウィンドブレーク グローブ（女性専用）
●特徴：女性専用のウインターグローブ ●機能：タッチパネル操作対応、温かさを保ち汗冷えしない素材、風の侵入を防ぎムレない防風・透湿性能、超立体構造のTriD（トライディー）、夜間の視認性を高める再帰反射
パールイズミがサイクリング用に作ったウインターグローブです。防風性と保温性と動きやすさを兼ね備えた「ウィンドブレーク®」素材を採用し、気温の低い寒い冬に活躍してくれます。
自然な指の曲がり方を再現した超立体構造は手の疲れを軽減するとともに操作性にも優れており、グローブをしたままでタッチパネルに対応できます。女性専用に作られたウインターグローブは、デザインとカラーにもオシャレ感が満載で、トレッキングに使用すれば気分も高揚する逸品です。
18. 【Triwonder】アウトドアグローブ
●素材：ナイロン+フリース+ウォームコットン ●機能：タッチパネル対応、裏起毛、手のひらと指先は耐磨耗性シリコンの滑り止め、動きやすい保温性の高いポリエステルフリース素材
トレッキングだけでなくスキーなどのウインタースポーツにもおすすめのグローブです。黄色とピンク、黒の三色があり、キッズ用もあるのが嬉しいポイントです。家族での登山や冬のアウトドアに暖かくて柔らかいグローブを使用して楽しい冬を満喫してください。
必見！おすすめグローブ番外編
トレッキングのルートや季節次第では、高機能で高価なトレッキンググローブでなくとも軍手で十分。すべり止めが付いた軍手はグリップ力も抜群で、手の怪我も安心。通気性もいいので、蒸れて冷えることも少ないです。スマホ操作可能なタッチパネル対応軍手もありますので、おしゃれなデザインを探してみてくださいね。
【バードウォッチング】と【トレッキング】
こちらは「日本野鳥の会」の手袋です。さすが野鳥の会！手袋を装着したままでも図鑑のページをめくることができ、双眼鏡などの操作も楽々。手のひら部分に独自の加工を施した天然ゴムを圧着し、フィット感・グリップ力抜群です。トレッキングでは、地図の確認やトレッキングポールの扱いに最適です。
【annde】と【トレッキング】
こちらは「annde」のカラー軍手。すべり止めがなんと猫の肉球になっています。使うのがもったいないくらいの可愛さですが、コスパは最高。トレッキングにぜひ連れて行ってあげましょう。
まとめ
いかがでしたか？登山中に手袋で「怪我」や「冷え」から手を守ることは、無事に下山すること、命を守ることにもつながります。山頂へと身体を運んでくれる足に「登山靴」を選ぶように、それぞれのグローブの機能をしっかりと把握した上で、ご自身の手にぴったりとフィットした手袋を探してみてくださいね。
指先の操作にストレスがかからない「フィンガーレスタイプ」のグローブ。