おもちゃ収納が大変
手間がかかるおもちゃ収納
子供がいると部屋がおもちゃで乱雑になりがちです。せっかく片付けや掃除をおこなってきれいにしても、子供は気にせずおもちゃを出して散らかしてしまいます。
気兼ねなくおもちゃで遊ばせ、それでいて乱雑にならない部屋作りをするには収納が重要です。おもちゃをすぐに片付けられるような箱などの入れ物や、棚が必要になります。おもちゃは種類のバリエーションが豊富でサイズもバラバラです。そのため収納に手間がかかります。
収納スペースを増やせない
おもちゃのために収納を増やそうと思っても、スペース的に難しい場合があります。市販の棚では大きすぎたり、小型のカラーボックスは置けるものの片付けづらかったりなど、収納の新設を考える際には何かしらの問題がでてくることでしょう。
また、箱などの入れ物だけを用意したとしても、それを置く場所に困ってしまいかねません。それにおもちゃを使って子供が遊ぶのは数年間でしかないため、本格的な場所作りは無駄になります。
おもちゃ収納に費用をかけたくない
おもちゃ収納は子供が小さいうちという期間が限定的な事柄です。なのでおもちゃのために、しっかりとした棚などの収納家具を購入することは避けたいでしょう。
棚を設置したとしても、おもちゃを収納しなくなったらほかの物を収納すればよいのですが、その時に収納スペースが必要になるとは限りません。邪魔になる可能性もあります。先のことは分からないため、現時点でおもちゃ収納に対しての費用はなるべくかけたくないはずです。
インテリアにあわせづらいおもちゃ
おもちゃは子供だけの視点を考えてデザインされているため、大人が好むインテリアにあわせづらいです。おしゃれなインテリアにこだわって部屋作りをしていても、おもちゃに印象が引っ張られてしまいます。
多くのおもちゃは部屋の景観を壊してしまうのです。おもちゃをきちんと片付けていても、その入れ物である箱や棚などが適当なものだと部屋の見た目は悪くなります。散らかっていれば、部屋のイメージがもっと低下するでしょう。
おもちゃ収納のポイント
おもちゃ収納のポイントをおさえる
おもちゃはほかの物と比べて特殊です。なので収納に関して、いくつかのポイントをおさえておく必要があります。そうすることで限られたスペースへ上手に片付けられて、インテリアの見た目を損なわないといった、おもちゃの収納がおこなえるようになるはずです。
あとは毎日おもちゃを片付けていれば、慣れてきて収納作業のスピードが上がります。これで今まで手間がかかっていたおもちゃ収納を、楽にすませられることでしょう。
おもちゃの種類やサイズごとに分ける
子供はいろいろなものに興味を持ちます。おもちゃも同様でさまざまな種類を欲しがり、そのつど買い与えていると、いつの間にか統一感のないおもちゃであふれてしまうことでしょう。
おもちゃはこういった状況になりがちなので、収納方法を工夫してカバーするしかありません。おもちゃの種類やサイズで仕分けて、片付けることがポイントになります。この仕分けがうまくいくと、狭い収納スペースでも上手におさめられるはずです。
おもちゃの仕分け方に気をつける
おもちゃは種類やサイズごとで分ける収納方法がおすすめです。でも種類だけ、またはサイズだけで分けると子供が遊びたい時に、一式をすぐそろえられなくなる可能性があります。
ひとつのおもちゃ単体で遊べるものなら問題ありませんが、複数のパーツや本体が必要になるおもちゃだと、収納場所から全部をそろえることが大変になってしまうでしょう。こういったおもちゃはバラではなく、一式をまとめて片付けるようにしてください。
隠す収納方法を取り入れる
おもちゃはきれいに収納しても、インテリアに悪影響を与えると説明しました。この問題は隠す収納を取り入れるアイデアによって簡単に解決可能です。隠すとは文字通り、おもちゃを見えなくします。
おもちゃを収納する棚の場合は、扉付きを利用するかDIYで扉を後付けしましょう。またはカーテンなどを棚の手前にかけるアイデアもおすすめです。箱などの入れ物の場合は、中身が透けて見えないタイプを使えば、入れるだけで隠せます。
子供の片付け練習をふまえる
おもちゃの収納は子供の片付け練習に最適です。自分で使ったものは自分でもとの場所へ戻すという教育につながります。そのため大人が簡単に収納してしまうよりも、子供が自分で片付けするようにした方が望ましいです。
とはいっても子供にすべてを任せることは難しいでしょう。スムーズに片付けられるよう大人がサポートしてあげないといけません。箱などの入れ物は分かりやすくする、棚は手の届く位置に置くなど工夫してください。
おもちゃ収納を100均グッズでDIY
おもちゃ収納をDIYで手作り
おもちゃ収納の大変さと、上手な収納をおこなうためのポイントを解説してきました。これらの理解があればおもちゃの片付けが楽になることでしょう。そしておもちゃを収納する最適な箱などの入れ物や棚はDIYで手作りできます。
手作りといっても、いちから何かを手作りするわけではなく、アイデアを活かしたグッズの使い方も含まれる方法です。通常とは違う使い方をしたり組み合わせたりなど、アイデアでおもちゃにあわせられます。
100均グッズでDIYできる
おもちゃ収納のためにいろいろなグッズを購入することは、費用がかかると心配になるかもしれません。ですがおもちゃ収納に適したグッズは、すべて100均のお店でそろえられます。
100均グッズを活用して、おもちゃ収納を手作りできるのです。100均グッズでも立派なDIYがおこなえます。それに100均グッズはおしゃれなデザインが多く、インテリアにもあわせやすいです。それでいて子供が好きなかわいいデザインのグッズもあります。
100均グッズDIYの作り方は簡単
100均グッズを使う手作りおもちゃ収納の作り方は簡単です。基本的には100均グッズを改造したりせずそのまま使います。どのグッズをどういったおもちゃの収納に活用するのかが重要です。
ただし箱などの入れ物を収納する棚を手作りする場合は、木製グッズをバラしてから形を変えて組み立て直すといった作り方になるため、本格的な手作りになります。こういった作り方が難しければ、簡単な作り方のおもちゃ収納から試してください。
環境にあわせた収納を手作りできる
おもちゃ収納を手作りするメリットは、我が家だけの環境にあわせたおもちゃ収納を手作りできることでしょう。おもちゃを置く部屋の広さや、おもちゃの種類や数量、おもちゃで遊ぶ子供の人数など、家庭によって環境は異なります。
これらに最適な条件を満たすおもちゃ収納は、細かい部分まで調整できる手作りがベストです。100均グッズを使う作り方なら、子供が大きくなっておもちゃ収納が必要なくなったあと、気軽に処分できます。
子供と一緒に100均グッズを選ぶ
100均ショップは有名店だと、ダイソーやセリア、キャンドゥがあります。チェーン店なので近くにいずれかの店舗があるはずです。たくさんの便利な商品があって見るだけでも楽しいため、ひんぱん通っている人も多いことでしょう。
おもちゃ収納を手作りするためのグッズを調達しに100均ショップへ行った際には、子供と一緒にグッズを選んでください。これでおもちゃ収納に愛着がわき、自ら進んで片付けしてくれるようになります。
おもちゃ収納を100均で①ジッパーケース
パズルをまとめて収納する
パズルは頭を使うことから、知育玩具として人気があります。子供の好きな絵柄であれば、完成するまで没頭してくれることでしょう。
ただパズルの難点として、複数のピースがバラバラになることが挙げられます。ほかの絵柄のピースと混ざってしまったり、数個だけ失くしてしまったりすると、子供の意欲をそいでしまいかねません。そのため保管方法が大切です。入れ物にジッパーケースを使い、まとめて収納しておくことで防げます。
大きなパズルはピースとボードを分ける
大きなサイズのパズルだと、すべてをまとめてジッパーケースへ片付けられません。なのでジッパーケースはピースだけの入れ物として使い、ボードは別の場所に収納しましょう。
ピースがしっかりまとまっていれば、パズルで遊べます。そしてボードの収納に関しては、100均の木材を使った入れ物のDIYがおすすめです。すのこをバラして、ボードにあう棚に作り直しもできます。
おもちゃ収納を100均で②仕切りケース
細かいおもちゃを仕切って片付ける
車のミニチュアやプラレールなど、サイズの小さな細かいおもちゃの収納は難しいものです。箱などにまとめてしまうとぶつかりあって壊れたり、失くなるものがでてきてしまいます。
こういったおもちゃに適した入れ物が仕切りのあるケースです。仕切りにおもちゃのサイズがあわない場合は、仕切りを手作りしてもよいでしょう。その作り方は、仕切りを加えるだけと簡単です。
ブロックを細かい仕切りで分ける
ミニチュアタイプのおもちゃよりも細かいものがブロックです。普通の単純なブロックであれば、箱などへまとめて収納しても問題ありません。でもテーマが決まっているブロックセットの場合、ブロックパーツの用途がそれぞれ決まっています。
これは小分けにした方が遊びやすくなるものです。ブロックや女の子向け人形のファッションアイテムなど細かなものは、ピルケースに収納するアイデアを実践してみてください。
おもちゃ収納を100均で③フタありプラ箱
簡単に収納できるプラスチック箱
簡単な収納方法として思い浮かべるのが箱でしょう。100均のお店でもいろいろなボックスが販売されています。フタ付きの箱なら、細かなおもちゃでも失くす心配は少なくなるはずです。遊ぶひんどの少ない小型のおもちゃ収納に適しています。透明でなければ中身が隠れるため収納物が外から見えず、インテリアへの影響をなくすことが可能です。
フタ付き箱は中身が分かるようにする
中身が見えないフタ付きの箱は、工夫が必要になります。箱の中身が見えないと、目的のおもちゃ探しに時間がかかってしまうためです。それに片付けの際、決まった箱に決まったおもちゃを入れられず、仕分けがごちゃごちゃになってしまいかねません。
中身が分かるようにシールなどを貼るアイデアがおすすめです。おもちゃのパッケージを切り取ったり、おもちゃを撮影しプリントしたりすると簡単にシールを手作りできます。
おもちゃ収納を100均で④フタなしプラ箱
フタを開け閉めしないくてよい箱
フタ付きの箱へおもちゃを収納するのは十分に簡単です。でも小さな子供にとってはフタを開けたり閉めたりすることが、わずらわしく感じてしまいかねません。せっかく自分で片付けをしようとしても、フタが障害になる可能性があるということです。フタを閉めて収納する必要がない場合には、フタが付いていない箱を使うとよいでしょう。
フタなしの箱へ気軽に収納する
フタが付いていない箱には、おもちゃをそのまま入れるだけでよいため、気軽に収納がおこなえます。簡単なことから子供の片付け練習に最適です。適当に収納してしまわないよう、どの箱に何を収納するのか分かるようにしてください。自分なりのアイデアと作り方で大丈夫です。
おもちゃ収納を100均で⑤カゴ
子供でも持てる軽いカゴ
カゴはフタが付いていない箱と同じように、おもちゃ収納として活用できます。普通のプラスチック箱と違う点は、網目状になっていることです。使われている素材が少ないため、子供でも簡単に持てる軽さになります。重量のあるおもちゃ収納におすすめです。
水まわりの場所に適したカゴ
カゴは網目状になっていることから、水がかかっても中にたまりません。そのためお風呂で遊ぶおもちゃ収納に適しています。お風呂のおもちゃは数が限られていることが多いので、まとめてカゴへ片付けてしまっても問題ないでしょう。100均のフックを使えば吊り下げ収納ができるようになって、水による汚れを防げます。
おもちゃ収納を100均で⑥スクエアボックス
100均のスクエアボックスが人気
おもちゃ収納をするための100均グッズで、特に人気が高いのはスクエアボックスです。シンプルでもかわいらしさが感じられる箱で、おもちゃによくあいます。それとIKEAのトロファストという商品に近いものをDIY可能です。費用はかけたくないけどトロファストが欲しいなら、手作りしてみましょう。
トロファストライクな収納棚をDIYする
IKEAのトロファストは、収納箱とフレームからなります。これを100均グッズでDIYする作り方は簡単です。収納箱はスクエアボックスをそのまま使います。フレームは100均の木材や、すのこを使うアイデアで手作り可能です。DIYならスペースにあわせたサイズで、トロファストライクな収納棚を設置できます。
おもちゃ収納を100均で⑦紙箱
たくさん収納できる紙製の箱
100均のお店には、プラスチック製のほかにも紙製の箱が販売されています。紙製の箱は広げた状態で売られており、自分で組み立てるものですが作り方は簡単です。種類やサイズによってフタが付いていたり付いていなかったりします。
大きいサイズの箱なら、たくさんのおもちゃを収納可能です。ひとつひとつが大きめな積み木の収納にも向いています。
デザインが豊富な紙製の箱
紙製の箱の特徴として、おしゃれなデザインであることが挙げられます。それに種類も豊富で、インテリアにあう紙製の箱を100均のお店で見つけられることでしょう。子供が好きな動物柄のデザインもあります。
おもちゃ収納を100均で⑧収納バッグ
ぬいぐるみ収納に適したバッグ
紙製の収納バッグは大容量なため、場所を取るぬいぐるみの片付けに最適です。小さなサイズのぬいぐるみでも、たくさん入れられて便利に収納できます。余裕を持たせて収納すれば、入り口を閉められるので中身を隠すことが可能です。
ランドリーバッグもおもちゃ収納に活用できる
洗濯物を入れておくランドリーバッグは、紙製の収納バッグと同じくおもちゃ収納に役立ちます。ランドリーバッグも収納量が多いので、場所を取りやすいおもちゃの片付けにおすすめです。バッグ自体はとても軽いため、簡単に移動させられます。
おもちゃ収納を100均で⑨ワイヤーネット
お風呂で便利に使えるワイヤーネット
カゴと同様にワイヤーネットも、お風呂場でのおもちゃ収納に適しています。網目状になっているためです。壁面に取り付けて、そこへおもちゃを壁掛け収納できるようになります。
ワイヤーネットで収納をDIYする
100均グッズを組み合わせれば、アイデアしだいでいろいろな収納をDIYできます。ワイヤーネットを結束バンドでつないでボックスを手作りし、底にキャスターを取り付ければ、移動可能な収納ボックスのできあがりです。
おもちゃ収納を100均で⑩すのこ
すのこでおもちゃ収納棚をDIYする
すのこを複数組み合わせるだけで、ちゃんとしたおもちゃの収納棚を手作りできます。100均のすのこは小型なので、子供の手が届く棚に仕上がるはずです。
おもちゃ収納を100均で⑪いろいろ
フラワーバスケットをおもちゃ収納にする
ガーデニングで使うフラワーバスケットをおもちゃ収納にするアイデアなら、おしゃれなインテリアの一部になってくれることでしょう。
便利に使えるメッシュバッグ
メッシュ状の収納バッグは、おもちゃ収納としても活用できます。遊ぶおもちゃだけを入れて、子供が持ち運ぶ場合にも便利です。
まとめ
100均の人気グッズを使った、おもちゃの収納アイデアをご紹介してきました。工夫しないとおもちゃの収納は大変です。ポイントをおさえて上手に収納すれば、おもちゃのために広く場所を取ったり、インテリアの見た目を犠牲にしたりする必要はありません。
実践する方法として、100均グッズを活用する収納の手作りがおすすめです。簡単な作り方でおもちゃに最適な収納ができあがることでしょう。おもちゃが増えても対応できます。
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今回は子供のおもちゃ収納について解説しましたが、今回ご紹介した100均グッズを使うDIYについて、もっと詳しく知りたいという方は、下記のリンク記事を読んでみてください。
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