EARTH MAN/アースマン 電動タッカー DTK-45A
タッカーってなに?どう使うの?
DIYが楽しくなるタッカー
タッカーとは、写真のような形をした工具。ダイソーやセリアなど100均でも取り扱いがあることから、今までタッカーを知らなかった多くの人にも使われるようになってきたDIYの便利グッズです。ここでは、タッカーのことをまだよく知らない。名前くらいしかわからない。そんな初心者の方向けに、「タッカーの魅力」や「使い方」、「どこで手に入るのか」など、いろいろとご紹介していきます。
タッカーについて知りたい!
タッカーとは
まず、タッカーとは何をする道具なのかというところから、お話しますね。タッカーは早い話が「紙以外にも使える大きなホッチキス」という見方でよいでょう。紙から、皮、木材などまで、釘とかなづちを使用しなくても、ホッチキスを使う感覚で、気軽に留めることができ、DIYを楽しめる道具です。
タッカーの種類
種類1:ハンドメイド用
タッカーも、紙用、木材用などいろいろな種類があります。針の太さも関係あるのですが、まず「手動」か「電動」かでパワーの差がでてきます。ダイソー工具などで有名な手動のタッカーは、ハンドメイド用のお手軽なもの。ダイソーやセリアなど100均で売られているものは、値段も手頃。「はじめてタッカーを使う」という人の入門用におすすめです。
種類2:建築用
タッカーの使いどころは、ちょっとしたDIYだけとは限りません。プロも使うような電動タッカーは、木材を留め付けることにも使えます。芯打ちも手動式と比べてパワーがあり、形も手動と同じように手で握る「ガン」式のものから、打ち付ける「ハンマー」タイプのものまであります。一般的にはガンタイプの方が、種類も多く出回っています。手動のタッカーでパワーが足りないという人は、電動式タッカーを使ってみるとよいでしょう。
ホチキスとの違い
ホチキスは紙用
タッカーによく似たものとして、ホッチキスがあります。こちらは工具というよりも文房具。紙を留めることに特化した道具ですが、実は簡単な紙や布を留めるだけの目的なら、タッカーと同じ使い方もできます。しかし、どうしても針が細い、打ち込む力が弱いということで使える範囲は限られてきます。パワー的には、ホッチキス<手動タッカー<電動(またはエアー式)タッカーという順番になるでしょう。DIYの目的によってはホッチキスでタッカーの代用をすることも可能なことを覚えておくとよいでしょう。
針のサイズ
パワーのほかに、ホッチキスとタッカーの大きな違いは、針にあるといっても過言ではありません。ホッチキスも、大型のものは太い針もありますが、タッカーの針は使える種類も多く、形も数種類あります。また、先が平なホッチキスの針と比べて、打ち込みやすく抜けにくいような、針先の工夫がしてある針もあります。使用するタッカーに対応した針から、自分の目的に合わせた針を選ぶことになります。
ダイソー製は兼用
そんな中でちょっと注目したいのが、ダイソー工具の中にある、「工作用ホッチキス」です。こちらは、ホッチキスとしての機能とタッカーとしての機能の両方を兼用できます。使い方は簡単で、台を付けたまま使えば、大型ホッチキスとして使え、台を取り外すとタッカーになるというもの。ダイソー工具のタッカーは名称が2種類あって、「工作用ホッチキス」または「工作用タッカー」という名前のどちらかで売られています。タッカーで探して見つけられなかったら、工作用ホッチキスという商品も同じものなので、試してみるとよいしょう。
タッカーの値段や購入先
タッカーの値段
さて、ここで気になるお値段です。まず100均ショップのタッカーですが、セリアでは100円で売られています。ダイソーの方は、100円でなくて300円。しかし、セリア製はタッカーとしてだけの使用なのに対して、ダイソー製は大型ホッチキスとして兼用できるという点が価格の差としてでているようです。ダイソー工具のタッカーは、パワーも強力という特徴があります。
ホームセンターなどでの価格
100均のタッカーでないものは、やはりそれなりのお値段がします。だいたい1,000円くらいから、電動式なら3,000円程度から。プロ用のものであれば7,000円程度の価格のものまでさまざまです。DIYで使うなら、まずはダイソー工具のタッカーから試してみるのもよいでしょう。
買えるところ・買い方
EARTH MAN/アースマン 電動タッカー DTK-45A
メーカー:高儀 型番:DTK-45A コの字、T字両方のステープルを打ち付け可能
ここまで、100均とホームセンターで売られているとお話してきました。この他、タッカーはネット通販でも購入することができます。こちらは、レビューを見ながらどんなDIYに使えるか、実際に使った人の話を見ながら買うことが出来るという利点があります。自分のDIYの目的が100均の道具では心配だという人は、ネット通販でレビューを参考にするか、ホームセンターで扱っているタッカーの性能に詳しい店員さんと話をしながら決めるとよいでしょう。
タッカーの使い方
椅子の座面
タッカーが何に使えるのかわからない。そんな人に向けて、タッカーが活用されているシーンをご紹介します。使い方で多いのは、椅子の座面の張り替えや、木枠にキャンバスを貼ったりする目的です。椅子の座面の張り替え用には、布だけでなく皮革を使用することもあるでしょう。皮を打ち込めるくらいのパワーのあるタッカーが必要となってきますが、このタッカーさえあれば「破れたり汚れた椅子の座面を、自分で修理する」という使い方ができます。
ポスター貼り
DIY工具として知られているタッカーですが、工作やDIY意外にも、もっと気軽に生活シーンで役立つ使い方があります。そのひとつとして、ポスター貼りがあります。画鋲が打てるようなところであれば、画鋲よりも目立たず、簡単に、タッカーを使ってポスターを貼ることができますよ。
簡単な木工
額縁やラティスの修理など、簡単でやわらかい木材でできたものなら、タッカーだけで釘を使わずDIY補修ができます。ただし、木材によってはタッカーのパワーが必要になってきますので、この場合もどんな木工に使うのか、木材の硬さによってタッカーの種類を選ぶようにしましょう。この場合は、手動よりもパワーがある電動やエア式のタッカーがおすすめです。
壁紙貼り
この他、「賃貸住宅だけど一時的に自分好みの壁紙に張り替えたい」という人は、壁紙の簡易的な貼り方としても、タッカーが使えます。タッカーの針が打ち込めないような壁の場合(砂壁など打ち込むと剥がれてくる恐れがあります)は、ベニヤ板を壁のサイズにカット、それにタッカーで壁紙を貼り、それを柱と柱の間にはめ込むというDIY方法があります。
まとめ
タッカーはおすすめDIY工具
いかがでしたでしょうか。タッカーはホッチキスと使い方はよく似ていますが、ホッチキスよりもいろんな素材を留めることができる、パワーのある便利なDIY工具でした。使いみちも、DIYだけでなくポスター貼りなどにも気軽に使えますから、「あまりDIYはしないから買っても無駄になりそう」という心配もないでしょう。釘を打ち付けるよりも手軽に工作ができるタッカー。ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
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