京都で秋冬に行きたいおすすめドライブスポットを厳選し大公開！
京都府は地理的には北部の海岸部から南部の奈良県の県境まで、山麓地帯や丘陵地帯が続き渓谷や清流もたくさんあり、滝や池など豊かな自然に恵まれたスポットが多いですが、また歴史も古く、文化の名所や見どころ、穴場も多数あり、またグルメの老舗や名物も多くドライブの途中にランチがてら試してみたいところもたくさんあります。
今回はそんな京都で、秋、冬に訪れるべきドライブスポットについて厳選してご紹介していきます。
京都の秋冬に行きたい絶景ドライブスポット！その1
日帰りデートコース：五老ヶ岳（ごろうがたけ）公園
五老ヶ岳公園は、京都の北部、舞鶴市にある海抜３００ｍの五老ヶ岳山頂に広がる自然公園で、頂上の展望台からは舞鶴湾や市街地を一望できる大パノラマが展開し、秋から冬にかけては眼下に広がる「雲海」を見ることもできます。
眼下に広がる「雲海」は絶景！
公園の尾根沿いの散策路を心地よい海風に吹かれながら歩いてみると、豊かな自然にも出会えて心身共にレフレッシュします。
ここからの元旦の「初日の出」も人気で多くの人が集まり、また遥か遠くの山陰の山々に沈む夕日や舞鶴湾の夜景はロマンチックでデートのドライブにピッタリです。
観光地の基本情報
【住所】京都府舞鶴市上安２３７ 五老ヶ岳公園展望タワー
【ドライブの連絡先】0773-66-2582
【ドライブのアクセス】
・舞鶴若狭自動車道「舞鶴西」ICから25分。「舞鶴東」ICから30分。
京都の秋冬に行きたい絶景ドライブスポット！その2
日帰りデートコース：保津峡（ほずきょう）
保津峡は、京都のやや北部亀岡市から嵐山まで流れる保津川沿の渓谷ですが、川の水は澄み、流れに緩急の変化があり、春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色と四季折々の優雅な自然の姿を見せてくれる美しい渓谷です。
小舟での保津川下りがおすすめ！
保津峡では、船頭さんが操る昔ながらの屋形船に乗っての保津川下りやラフティングが楽しめて、また渓谷沿いをトロッコ列車に乗って紅葉の間を縫うように走ってみるのもおすすめで、一年を通してさまざまなアクティビティを楽しむことができ、また渓谷を見ながら川辺でゆっくりドライブの疲れをとりながらランチを食べるのもおすすめです。
観光地の基本情報
【住所】京都府亀岡市保津町保津山
【ドライブの連絡先】0771-22-5846
【ドライブのアクセス】
・京都南ICより約30分(13km)。
・京都駅より約25分(10km)。
京都の秋冬に行きたい絶景ドライブスポット！その3
日帰りデートコース：やくの玄武岩（げんぶがん）
「やくの玄武岩」は、京都の北部、福知山の郊外にある「玄武岩」の露出している柱状節理ですが、これは今から30～40万年ほど前、京都の唯一の火山といわれる「宝山」が噴火した時に流出した溶岩が長い間をかけて冷えて固まる時に六角形の形状となってできたものとされ、自然が作る造形の技に感心させられます。
ライトアップされた幻想的な光景に癒される！
やくの玄武岩は「福知十景」や「京都府指定天然記念物」、「京都府自然200選」、「京都府景観資産」にも選ばれており、この玄武岩を囲むように公園ができていて散策路もあり、この大自然の造形美を歩きながらゆっくり眺めることができ、また東屋などもありランチを楽しむこともできます。また夜間にはライトアップされてその幻想的な光景に癒され、絶好のドライブでのデートスポットになっています。
観光地の基本情報
【住所】京都府福知山市夜久野町小倉98-1
【ドライブの連絡先】0773-37-1103
【ドライブのアクセス】
・舞鶴若狭自動車道「福知山IC」から国道９号線を西へ約５０分。
・北近畿豊岡道「山東IC」から１０分。
京都の秋冬に行きたい絶景ドライブスポット！その4
日帰りデートコース：るり渓自然公園
るり渓自然公園は、京都の西北部にある標高500メートルの丘陵地帯にあり、そこを流れる清流・園部川が斜面を侵食すようにしてできた長さ4kmにわたる渓谷で、清流の途中に点在する奇岩や滝、水流が留まった深淵などがこの渓谷にアクセントを作っており、「瑠璃（るり）のように美しい渓谷」がその名前の由来となっています。
瑠璃（るり）のように美しい渓谷！
この渓谷の見どころを特選した「るり渓十二勝」には、「玉走盤（ぎょくそうばん）」や「双龍渕（そうりゅうえん）」などの名称が付けられそれぞれ個性ある光景を見せており、秋になると渓谷の周辺の広葉樹やアカマツの紅葉が彩りを沿え、この清流には特別天然記念物のオオサンショウウオも生息しているそうです。
また滝を見ながらのランチもここの楽しみのひとつになっています。
観光地の基本情報
【住所】南丹市園部町大河内
【ドライブの連絡先】0771-68-0050
【ドライブのアクセス】
・京都縦貫道「千代川I.C」より車で約20分。
京都の秋冬に行きたい絶景ドライブスポット！その5
日帰りデートコース：嵐山－高雄パークウェイ
嵐山－高雄パークウェイは、京都の「嵐山」と、北部の紅葉の名所「高雄」を結ぶ全長10km余りの有料道路で、春は桜、秋は紅葉の名所としても知られ自然豊かな中をひた走るデートのドライブにも人気のある観光道路となっています。
途中の展望台からのビューも必見！
このパークウェイには、途中に4か所の展望台が設けられており、特に「保津峡展望台」からは峡谷に沿って流れる保津川を西に見て、その峡谷沿いを走る名物のトロッコ列車や保津川下りの船が遠くに見えてまるで模型を見ているようです。さらに上って「菖蒲ヶ丘展望台」からは南部の盆地に広がる京都の市街地を一望でき、夜には宝石箱をひっくり返したような京都の夜景が楽しめます。
観光地の基本情報
【住所】京都府京都市右京区嵐山清滝口～高雄口
【ドライブの連絡先】075-871-1221
【ドライブのアクセス】
・名神道「京都南IC」よりR1経由、嵐山方面へ30分、渡月橋手前を北へ2.5kmで清滝口へ。
京都の秋冬に行きたい絶景ドライブスポット！その6
日帰りデートコース： 天橋立（あまのはしだて）
天橋立は、京都の北部にある宮津湾を南北に隔てる全長3.6キロメートルに及ぶ砂州であり、約8000本もの自然の松並木が続き、古くから東北の「松島」、安芸の「宮島」と共に日本三景の一つに数えられている美しい名所で、京都市内を除いて観光客が最も多く訪れるスポットになっており、人気のドライブコースにもなっています。
天にかかる橋のように見える！
この天橋立を見渡せる展望台から股のぞきで眺めると「天にかかる橋」のように見えるところから名前が付いたとされ、自然が作った美しい造形美にただただ感服させられます。
また近くには、船が通るたびに90度回転する珍しい「廻旋橋（かいせんきょう）」（画像上）があり多い時は日に50回も開閉することもあり、天橋立の絶景を眺めながらの散策もおすすめで、周囲にはツーショットでの撮影スポットもたくさんある名勝となっています。
観光地の基本情報
【住所】京都府宮津市天橋立
【ドライブの連絡先】772-22-8030
【ドライブのアクセス】
・京都縦貫自動車道または舞鶴若狭道「綾部JCT]から「宮津・天橋立IC」経由10分。
・名神高速「敦賀JCT」から「綾部JCT」経由「宮津・天橋立IC」から10分。
京都の秋冬に行きたい絶景ドライブスポット！その7
日帰りデートコース：大河内山荘（おうこうちさんそう）
大河内山荘は、往年の映画俳優、大河内伝次郎が自身で設計し、30年をかけて造り上げた別荘で、京都の近郊、小倉山の南部にあり、保津峡の山々や京都の街並みの眺望を楽しむことができ、四季折々の自然の変化のある風景が見られる美しい庭園で、それほどの混雑も無く観光の穴場スポットになっています。
静寂に包まれた穴場スポット！
大河内山荘の庭園は広くよく手入れが行き届いていて、背丈の高い竹林や有形文化財指定の建物が点在し見ごたえがあり、特に秋の紅葉の季節は枯れた雰囲気が美しいと評判です。
入園料は1000円で抹茶・菓子付きでランチには充分ではないですが、静寂の中ゆったりとした時間が流れる中での抹茶も格別です。また夜にライトアップされて美しく照らされた庭園は、昼とはまた違った幻想的な様相を見ることができ、デートのドライブにも最適です。
観光地の基本情報
【住所】京都府京都市右京区嵯峨小倉山田淵山町８
【ドライブの連絡先】075-872-2233
【ドライブのアクセス】
・駐車場あり（普通車20台、無料）
・ＪＲ嵯峨野線「嵯峨嵐山」駅から徒歩で15分。
京都の秋冬に行きたい絶景ドライブスポット！その8
日帰りデートコース：天ケ瀬（あまがせ）ダム
天ヶ瀬ダムは京都の南部、宇治市の山麓部を流れる宇治川を堰き止めて1964年に建設された高さ73mの「アーチ式コンクリートダム」で、この型のダムは設計が極めて難しいタイプですが、コンクリートの使用量が少なくて済む経済性に優れた型として黒部ダムにも採用されました。
ダム湖は近くの宇治平等院に因み「鳳凰湖」という愛称で親しまれ、湖の近くの「天ヶ瀬森林公園」には美しい自然が広がり、鳳凰湖の見ながらのランチも格別です。
秋、冬の独特の景観が美しい！
このダムの目的は、かつて洪水で沿岸部を悩ませた淀川本流の治水と宇治市への上水道供給がメインであり、ダムの周りは豊かな自然が未だに色濃く残り秋の紅葉が美しく、また冬の厳しい環境の中でも独特の雰囲気があり、マニアが訪れる穴場的な観光スポットになっています。
観光地の基本情報
【住所】京都府宇治市宇治金井戸15
【ドライブの連絡先】0774-22-2188
【ドライブのアクセス】
・JR宇治駅から車で20分。
京都の秋冬に行きたい絶景ドライブスポット！その9
日帰りデートコース：男山（おとこやま）展望台
男山展望台は、京都の南部、八幡市の丁度「宇治川」と「木津川」、「桂川」の３つの川が合流し「淀川」となって流れ始める地点のそばの平地に隆起したように立つ男山の山頂にある展望台で、この３つの川の合流の様子がハッキリ見える大パノラマが広がり、すぐ北側には天王山や京都の市街地の絶景を眺めることができる穴場的な観光スポットになっています。
夜景の穴場スポット！
この男山展望台には近くの京阪八幡市駅からケーブルで登ることもでき、終点から展望台まで歩いてすぐに着き、またそこから「石清水八幡宮」まで行けるので、カップルで訪れて良縁を祈願するのも良いでしょうし、その後近くのグルメスポットで名物のランチを食べるのもおすすめです。さらにここからの淀方面の夜景が美しく、夜はそれ程混んでいない夜景の穴場スポットになっています。
観光地の基本情報
【住所】京都府八幡市八幡高坊30（男山山上）
【ドライブの連絡先】075-981-3001
【ドライブのアクセス】
・京阪電車八幡市駅から男山ケーブルで3分。
京都の秋冬に行きたい絶景ドライブスポット！その10
日帰りデートコース：伊根の舟屋（いねのふなや）
伊根の舟屋は、京都の北部にある日本海の湾としては珍しい南部を向いている伊根湾に面して海の上にせり出すように並んでいる民家で、一階は海からの直接の船着場、二階は住居となっているこの地区独特の伝統的な家屋であり、漁村で初めて「重要伝統的建造物群保存地区」に指定され、映画やドラマのロケ地としても使われて広く知られるようになり、今では毎年多くの観光客が訪れています。
海に浮いて並ぶ家屋！
この伊根の舟屋は江戸時代中頃からあったとされ、現在は約230棟の舟屋が残っており、湾を取り囲むように海に浮いているように立ち並ぶ舟屋を「舟屋群」と呼んでいます。
大半は漁業に従事し、数軒の民宿もあり宿泊してみると、すぐ下にある海の潮の香りにさざ波の音を聞きながら寝泊りする感じで、他では味あえない貴重な体験ができますよ。
また町の食堂で取り立ての海産物のランチもおすすめです。
観光地の基本情報
【住所】京都府与謝郡伊根町字平田
【ドライブの連絡先】0772-32-0277(伊根町観光協会）
【ドライブのアクセス】
・「与謝天橋立IC」から国道176→国道178号で40分。
京都の秋冬に行きたい絶景ドライブスポット！その11
日帰りデートコース：丹後松島（たんごまつしま）
丹後松島は京都の北部、丹後市にあるリアス式海岸であり、周辺南部には小さな島々や断崖、奇岩が続きその上を松が覆い独特の景観を形成しており、その景観が日本三景のひとつ「松島」に似ている事から「丹後松島」と名付けられたとのことです。
夕陽の幻想的なシルエットが美しい！
この丹後松島は「京都自然200選」にも選ばれており、展望台から海に連なる島々の眺めが素晴らしく、特にここの朝日の上る様子や、夕陽の沈む頃の幻想的なシルエットが特に美しいと評判の穴場のスポットにもなっています。
観光地の基本情報
【住所】京都府京丹後市丹後町
【ドライブの連絡先】0772-22-3244
【ドライブのアクセス】
・京都丹後鉄道網野駅から車で30分。
京都の秋冬に行きたい絶景ドライブスポット！その12
日帰りデートコース：清滝（きよたき）
清滝は、京都の北部にある愛宕山より南部に流れる清滝川の山麓部にあり、昔より愛宕山信仰の修験者や修行僧の登山口であり、江戸時代には「勝軍地蔵」信仰の参詣の町として旅籠や茶屋が軒を並べ栄え、また京都では数少ない避暑地として、松尾芭蕉や多くの文人なども納涼のため逗留し多くの歌や作品を残したとされます。
秋は紅葉のメッカ！
清滝川の南部渓流周辺は、夏にはゲンジボタルなど蛍の穴場の名所としても知られ「天然記念物生息地」にも指定されており、また高雄も近く紅葉の名所として知られ、秋には周辺が赤や黄色の見事な紅葉の錦に染まり、紅葉狩りをしながらの清滝名物のランチも人気があります。
観光地の基本情報
【住所】京都府京都市右京区嵯峨清滝
【ドライブの連絡先】075-213-1717
【ドライブのアクセス】
JR京都駅、又は京阪本線三条駅より車で約45分。
京都の秋冬に行きたい絶景ドライブスポット！その13
日帰りデートコース：経ヶ岬（きょうがみさき）灯台
経ヶ岬灯台は、京都の北部、丹後半島でも最北部に位置する灯台で、明治31年に初点灯し、光源のレンズはフランス製の「第一等フレネルレンズ」を使用し、これは犬吠埼や室戸岬など数灯台にしか使用されていない貴重なレンズで、光達距離は約41kmという優秀な装置となっており、初点灯以来、春の穏やか海から、冬の凍てつく海まで、海上の安全のため海上を照らし続けています。
日本三灯台のひとつ！
経ヶ岬は「丹後天橋立大江山国定公園」に含まれ、灯台の南部の海岸線は安山岩の柱状節理の発達した海食崖の絶景となっていて、丁度経巻を拡げて立てたように見えることから「経ヶ岬」の名前が付いたとされ、映画「新・喜びも悲しみも幾年月」の舞台にもなった灯台で、毎年11月1日の「灯台記念日」からの一定期間は内部が一般公開され、灯台マニアの隠れた穴場ともなっています。また見晴らしの良い灯台近くの広場でランチを広げるのも楽しいでしょう。
観光地の基本情報
【住所】京都府京丹後市丹後町袖志
【ドライブの連絡先】0773-76-4120（舞鶴海上保安部）
【ドライブのアクセス】
・京都丹後鉄道「峰山駅」から車で40分。
まとめ
京都で秋冬に行きたいおすすめドライブスポットのご紹介、いかがでしたか？
こうして見てくると京都には北部から南部まで名所や見どころが多く、秋や冬に訪れたい定番や穴場のドライブスポットがたくさんあり、どこに行くか迷うほどです。またグルメの名物もそれぞれのスポット毎にあり、そこでのランチもドライブの楽しみのひとつになっています。
今年の秋や冬にはこれらの定番や穴場スポットを選んでドライブで訪れて、そこの景観やランチなども是非楽しんでみてください。
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