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ウズベキスタンの現在の治安は?旅行前に気になる治安情報と注意点をご紹介!

ウズベキスタンは日本ではあまりニュースにならない国ではあります。治安や観光地、旅行するときの注意点などわからないことはとても多いと思いますので、今回はウズベキスタンについて、治安や旅行時の注意点などまとめていきたいと思います。
2020年8月27日
高橋元輝
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はじめに

ウズベキスタンはアジアに属する国ですが、どういったイメージを持たれているでしょうか。歴史的建造物、自然、国の状況など、あまり日本ではニュースになりませんし、良いイメージはないかもしれません。逆にアフガニスタンの影響で、テロや紛争など、治安が悪いのではないか。というイメージを持たれている方もいるのかもしれません。今回はそんな謎に満ちたウズベキスタンに関してご紹介していきたいと思います。

ウズベキスタンとは

○○スタンと名前のつく国はいくつかありますね。それぞれ様々な特徴はありますが、やはり治安情勢が心配だと思います。しかし安心してください、ウズベキスタンは治安は悪いわけではありません。全く心配がないわけではないですが、隣国と比べればとても安心できます。また、観光地にはゴミが落ちておらず、景観をものすごく大事にしているようです。親日家も多いため、日本人が旅行に行くには楽しい国でしょう。

親日国

ウズベキスタンは親日国としても知られています。なぜ親日国になったかというと、実は70年ほど前にウズベキスタンにいた日本人たちがウズベキスタンの色々な建造物を作り、ウズベキスタンには「日本人抑留者資料館」があるほどです。そんな縁から舞鶴市は2020年の東京オリンピック・パラリンピックのホストタウンとして申請しており、今でも両国の関係は良好に続いているようです。

ウズベキスタンの現在の治安情勢

この国はとても治安情勢が良く穏やかな国です。隣国のアフガニスタンやキルギスなどが治安情勢が悪いというのが信じられないほど治安情勢が良い国です。その治安を守っているのが、国中にいる警官で、国の安全を守っています。ただし、都市部は治安が良く安心して歩けますが、アフガニスタンなどの国境沿いはとても危険です。政府も用がなければ近寄らないようにと警告をするほどですので、旅行に行くときは周りの国の情報もしっかりと耳に入れてあまり近づかないようにしましょう。

ウズベキスタンの良い所

治安が良い

この国はとにかく治安が良い穏やかな国ということで知られています。昨今ではテロがあちらこちらで起こるため、完璧な平穏なんてものはないのかもしれません。しかし、そんな中東の状況を忘れられるくらいウズベキスタンは治安が良い穏やかな国なのです。

 

人柄

ウズベキスタンの国の人達はとても大らかで、親切で、優しい人が多いという情報もあります。また、結婚までは処女でなくてはいけないといった、昔の日本人のような風習もあります。そのため、日本人には接しやすい人柄なのかもしれません。ただ。宗教などは違うので、日本人と同じに接するとウズベキスタンの人から敬遠されることもあると思うので、相手の国を考えて接するといいです。


ウズベキスタンの悪い所

環境問題

ウズベキスタンで問題となっているのは環境問題です。ウズベキスタンの水源となっていた湖はだんだんと縮小し、塩分も高くなり魚すら住めない湖となっています。なぜ、この環境問題が起こるようになったのかというと、綿花栽培のために灌漑をしたためです。灌漑をしたことによって、湖には水が流れなくなり、また、綿花に使われる殺虫剤や除草剤などの成分が湖に流れてしまうようになり、その水が生活用水に使われることによって健康被害も出るようになりました。

隣国の脅威

やはり無視できないのが、アフガニスタンなどの国の脅威です。アフガニスタンは今でもテロや内紛で苦しんでいるため、その影響がウズベキスタンにいつ来てもおかしくありません。実際に昔、テロがあり、死傷者も出ています。現在は航空などのチェックも厳しくなっており、テロも起きておりません。しかし、またいつ起きるかわからないので旅行に行く際は情報をしっかりと仕入れて注意して行くことをおすすめします。

ウズベキスタンの治安情勢

ウズベキスタンは基本的には治安情勢は良い国です。しかし、それは観光地や都市部で、国境沿いの地域はとても危険で治安が悪いと政府からも警告されるほどです。また、都市部や観光地でも、スリや置き引きはありますし、偽警官による詐欺などもあるようなので、どこにいても注意は必要かもしれません。

スリや置き引きは、どの国でも注意すべきことです。また、偽警官は中東の国では被害が多く見られるようなので、中東の国に旅行に行くときは、これらに注意して行った方がいいかもしれません。

テロの脅威

ウズベキスタンがいくら治安が良いといっても、テロの脅威が全くないわけではありません。過去に起きたテロの例もありますし、アフガニスタンで問題になっているタリバンの活動がウズベキスタンにまで及ぶかもしれないからです。それらの情報には常に注意しなくてはいけません。

ただ、最近は警備も強化されていて、テロも起きていないので、注意さえしていれば安心してウズベキスタンを観光できるようになっているようです。

ウズベキスタン観光

この国は安心して歩けるほど治安情勢が良いです。そして観光地は歴史的文化財やモスクなどの建物が有名です。これらはインスタ映えもしますのでカメラを持参していきたいところです。またブハラは美術的な建物がとても多いため、観光していて楽しい都市です。女性が行っても楽しいかもしれません。その他にもバザールなどもとても大きく賑わっているので、楽しいです。

ウズベキスタンの治安の良い観光地

治安の良い観光地①:サマルカンド


サマルカンドは青の都呼ばれるほど、綺麗な街並みで、南アジアで一番古い都市になります。その綺麗な青の街並みは世界遺産にも登録されているほどです。その中でもレギスタン広場やシャーヒ・ズィンダ廊郡などはサマルカンドを象徴する場所です。この国の治安情勢は特に観光地が治安が良いので、安心して綺麗な街並みを歩けるはずですので、サマルカンドヘの旅行・観光はおすすめです。

治安の良い観光地②:ブハラ

ブハラもウズベキスタンを象徴する都市であり、とても有名な都市です。このブハラもとても古い歴史のある建築物があり、イスマイール・サーマーニ廟、ミル・アラブ・マドラサなど様々なイスラム建築が楽しく見られます。ブハラもサマルカンドと同じく街並みが「ブハラ歴史地区」として遺産になっています。

治安の良い観光地③:ヒヴァ

ヒヴァは博物館都市とも言われていて、イスラムの聖都として栄えた町は、「中央アジアの真珠」とも言われるほど美しい街並みです。ヒヴァの街は二つの壁の中にあり、内壁の内側にはモスクや宮殿などの歴史的建造物が数多くあります。そのため、町全体が世界遺産に登録されているだけでなく、博物館都市としても有名です。
 

ウズベキスタンの治安の悪い危険な場所

アフガニスタンやキルギスの国境沿い

ウズベキスタンはとても安心できる国ですが、国境沿いはそうではありません。アフガニスタンやタジキスタン、キルギスなどの国境沿いはイスラム国やタリバンなどのテロ組織などの影響を受けるかもしれません。そのため、国境沿いは政府からも渡航を勧められておらず、用がなければ絶対に行かない方がいい場所です。

地雷

そして、ウズベキスタン政府はテロ組織対策のため、国境沿いに地雷を置き、簡単に入れないようにしています。現在は安全が治安情勢が安定してきているため、地雷は撤去されてきていますが、それでもまだ残っています。そのため、危険なので立ち入らないようにしましょう。危険な場所の情報は絶対に聞いておきましょう。

ウズベキスタンを旅行するときに注意すること

いくら観光地が治安の良いウズベキスタンでも旅行するときにはやはり注意しなければいけないことがいくつかあります。治安が良くても犯罪などに巻き込まれてしまってはせっかくの楽しい旅行が台無しですから、旅行を楽しいものにするために、注意点などの情報はしっかりと把握しておきましょう。

食事

ウズベキスタンは綿花栽培によって湖の水が汚染されてしまっているため、現在では生活用水がとても汚いです。体に悪いため飲んだりできませんが、ウズベキスタンではこの水で料理をしている所もあります。そのため、健康被害も出てきてしまっているので、旅行する際は十分注意しましょう。


スリと置き引き

旅行先ではやはりスリと置き引きには注意しなくてはいけません。バザールなどの人の多い場所では特にスリが多く、警戒をしなくてはいけません。他の国のように貴重品をできるだけ持ち歩かないようにするほど、治安が悪いわけではないので、カバンの中にしっかりと財布や貴重品を入れて持っておけば大丈夫です。ただし、身の危険を感じたら、貴重品を守ることより自分の身を守りましょう。

イスラム教の国

ウズベキスタンはイスラムの国です。そのため、イスラムの決まりがあります。治安が良いからと言ってもイスラム教の決まりを守らなければ、危険な目に遭うかもしれません。女性は観光の際は露出を控え、男性も短パンなどを穿いていかない方がいいでしょう。モスクでは特にそういった決まりを守らないと入れてもらえない場合もあります。

ウズベキスタンの物価

ウズベキスタンの物価は基本的には安いです。なんと日本の半分以下という情報もあるくらい物価が安いです。食べ物も、宿泊費も移動手段も全部物価が安いため、旅行に行く人は、飲食店でお腹いっぱいご飯を食べた後の精算に驚く人も多いということです。5つ星ホテルでも10,000円程度で泊まれるほどの物価なので、ホテルは数カ月先まで予約がいっぱいという所も多いです。

移動は列車がオススメ

観光地への移動は列車がオススメです。ウズベキスタンの列車は綺麗で特に、アフラシャブ号は綺麗ですし、物価ももちろん安いので、主要の観光都市に行く場合はこのアフラシャブ号を乗って行きましょう。この列車を利用する場合も、スリや置き引きには十分気を付けて、警戒していないといけません。いくら物価が安いといっても払うお金を盗られてしまったら、どうしようもありません。
 

まとめ

ウズベキスタンは治安も良く観光地も多くて、物価も現在は安いため、観光するにはとても良い場所です。旅行に伴う危険は窃盗や置き引きくらいで、その他はたいした危険もなく旅行ができるようです。ただし、現在は治安が良くてもこれからも現在のような治安が続くとは限りません。いつ治安情勢が悪くなってウズベキスタンが危険な国になるかわかりません。危険がないうちに旅行には行っておきたいですね。