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ジェルキャンドルの作り方!必要な材料から色付け・香り付け方法までご紹介!

ジェルキャンドルは手作りできます。道具と材料をそろえれば簡単です。色付けやアロマで香り付けをすると、より素敵に仕上げられます。ですが気泡や濁ることに気を付けないといけません。ゼリーのような特徴のある見た目をした、ジェルキャンドルの作り方をご紹介していきます。
更新: 2021年1月12日
gauyorim
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ジェルキャンドルについて

キャンドルを楽しむ

お部屋のライトは、スイッチをオンすれば光がつき、オフにすると光が消えるので便利です。それに空間をほぼ均一に明るくしてくれます。停電などにより電気の供給が途切れない限りは、当たり前のように使用が可能です。

このライトがあるため、キャンドルを照明として日常的に使うことはありません。でもキャンドルはライトと違った火を灯してくれます。ライトに比べて実用性におとりますが、キャンドルならではの利点もあるのです。

多くの種類があるキャンドル

キャンドルはさまざまな種類があります。日本でも伝統的に使われている和風のロウソクから、おしゃれに色付けやアロマで香り付けされた洋風のキャンドルなどです。こだわりの材料を使って作られたキャンドルもあります。

種類が多いキャンドルは、用途にあわせたものを選べば、いろいろなシーンで活用できることでしょう。

ジェルキャンドルが人気

キャンドルの種類のひとつにジェルキャンドルというものがあります。ジェルまたはゼリーとも呼ばれている通り、ジェル状のキャンドルでゼリーのような見た目です。

硬質な普通のキャンドルとは違ったユニークな姿をしていることから、このジェルキャンドルに人気が高まってきています。それに一般的なキャンドルに比べて、火を灯していられる時間が長いことも特徴です。

インテリアにあうジェルキャンドル

ジェルキャンドルは色付けや香り付け、さらには飾り付けもほどこされているものが多く、やわらかいゼリーな質感とあいまって、おしゃれでかわいいキャンドルになります。そのためインテリアに飾る小物におすすめです。もちろんキャンドルとして火を灯し、その明かりを楽しめます。香り付けされていれば、アロマの効果も得ることが可能です。

ジェルキャンドルはプレゼントに最適

ジェルキャンドルはインテリアに飾れるアイテムなので、ちょっとしたおしゃれなプレゼントに最適です。もともとキャンドル愛好家でない限り、普通のロウソクは備えているとしても、インテリア小物としてのキャンドルを自分で購入することはほとんどありません。

なので貴重なプレゼントになりますし、キャンドルへの興味はあっても購入にいたらなかったという人には、特に喜んでもらえるはずです。

ジェルキャンドルを手作りする

ジェルキャンドルは手作りできる

いろいろな種類のジェルキャンドルが販売されています。市販のジェルキャンドルを選ぶのもよいですが、手作りでオリジナルのジェルキャンドルを制作できるのです。自分でジェルキャンドルを手作りすると、多くのメリットが得られます。材料をそろえたりキットを活用したりして手作り可能です。

楽しいジェルキャンドルの手作り

手作りによるジェルキャンドル作りは、作る工程も楽しめます。ゼリー状の質感なので、触り心地も気持ちのよいものです。お菓子のゼリーを作っているような感覚で完成させられることでしょう。また、子供がいる場合は、一緒に手作りするのがおすすめです。子供も楽しみながら制作できるアイテムとなります。

自分好みのジェルキャンドルにする

手作りでジェルキャンドルを制作するメリットは、自分好みに仕上げられることです。好きなカラーに色付けしたり、ハマっている香りのアロマで香り付けしたり、さらにはインテリアに最適な小物で飾り付けしたりも可能です。市販のおしゃれなジェルキャンドルよりも、お部屋にしっかりとマッチするキャンドルを作れます。

手作りジェルキャンドルもプレゼントに最適

手作りしたジェルキャンドルもプレゼントに最適です。贈る相手が好きなカラーや香りのアロマで、色付けと香り付けをおこない、相手が喜びそうな飾り付けをほどこせます。火を灯せば消費してしまえるので、置き場所に困るといった迷惑をかけさせません。

硬質なキャンドルはこれまでにプレゼントされた可能性が高いです。ゼリーのようなジェルキャンドルなら、まだあまりプレゼントされたことは少ないはずなので印象付けられます。

ジェルキャンドルの手作りは簡単で安上がり

ジェルキャンドルの手作りは簡単

キャンドルの手作りは簡単です。ロウソクやキャンドル、または大もとの材料であるロウを溶かして、また固めるだけの作り方ですみます。

ジェルキャンドルの場合はゼリー状のため、そのゼリーのような質感をキープしたキャンドルにすることが難しいと思われがちです。でもジェルキャンドルもゼリー状であることは関係なく、硬質なキャンドルと同じように簡単な作り方になります。

100均グッズで手作りできるジェルキャンドル

飾って楽しむだけならよいですが、火を灯して消費する場合は何個も購入することになるでしょう。価格の幅は広く安いジェルキャンドルがあるものの、たくさん購入していれば金銭的な負担は大きくなってきます。

手作りなら、ジェルキャンドルの材料費だけですませることが可能です。しかもジェルキャンドルの材料は、100均のお店でそろえられます。つまりジェルキャンドルは安く作れるのです。

ジェルキャンドルを用途にあわせて手作りする

ジェルキャンドルは、飾ったり火を灯したりして楽しみます。さらにそれぞれどういったシーンにおいて利用するのかで、最適なジェルキャンドルは異なってくるものです。ジェルキャンドルを一度でも手作りすれば、いつでも簡単に制作できるようになるため、そのつどの用途にあわせて作れます。


たくさんジェルキャンドルを手作りする

材料を多めに用意しておけば、たくさんのジェルキャンドルを手作りできます。ゼリーのような見た目ですが食べ物ではないため、作り置きしておいても問題ありません。

一度に大量のジェルキャンドルを作ると、時間や材料費などの節約にもなります。ストックがあるなら惜しまずに使えるはずです。それに気軽なプレゼントとしても活用できることでしょう。

ジェルキャンドル作りに必要なもの①道具

ジェルキャンドル作りに必要な道具をそろえる

ジェルキャンドルの材料をそろえる前に、道具を用意してください。キャンドル作りに関する専門的な道具は必要なく、自宅にあるもので大丈夫です。汚れるため、これからもジェルキャンドルを手作りしていく場合は、制作用としての道具を用意してもよいかもしれません。

温度調節と計量は正確におこなう

ジェルキャンドルの材料を溶かすには熱を加えます。この熱の温度の管理が重要です。そのため温度をコントロール可能な加熱機器が必要になります。IHのクッキングヒーターが最適です。なければホットプレートがよいでしょう。さらに温度計も使っていきます。それと材料の分量も正確に計らないといけません。計量ができる道具も用意してください。

溶かしたキャンドルは高温

溶かしたジェルキャンドルの材料は高温です。素手で作業するとヤケドを負う危険があるため、軍手を着用しましょう。また、溶けた状態の材料は、容器へ移し替える際などに飛び跳ねやすいです。手だけでなく腕も守る目的で、長袖を着用するのがおすすめのスタイルになります。

スプーンや割り箸も必要

ほかには割り箸もジェルキャンドル作りに必須です。割り箸の構造がポイントになります。それと材料を混ぜ合わせるための道具はスプーンです。柄の短いスプーンだと溶けた材料が手に付着してしまうため、柄の長いスプーンを使ってください。もうひとつ、ハサミもあると便利です。

ジェルキャンドル作りに必要なもの②基本材料

基本材料だけで作れるジェルキャンドル

ジェルキャンドルは、火を灯すだけの用途なら少ない基本材料だけで簡単に手作りできます。本体のジェルワックス、火をつける芯、熱に強い容器です。ジェルワックスはメーカーによって、ゼリーキャンドルとも呼ばれています。この基本にいろいろな材料を加えていくことで、オリジナルのジェルキャンドルができあがるのです。

ジェルワックスはジェルキャンドルの本体

ジェルキャンドルの本体、ロウソクでいえばロウの部分にあたるものがジェルワックスです。このジェルワックスが、特徴的なジェルキャンドルを作り出すもとになります。常温以下ではゼリーのような状態です。高い熱が入ると溶けて液体になります。冷めたらゼリー状にまで固まる性質を持つ材料です。

芯があってキャンドルになる

ジェルワックスだけではキャンドルとは呼べません。火をつける芯があってこそキャンドルです。この芯へ火をつければ芯を中心にして、ジェルワックスがなくなるまで燃え続けます。芯はただのヒモだと思っている人は多いのですが、実はロウが塗られていないと燃えないのです。

ロウが塗られた芯は濁る原因になる

すでにロウをまとっている専用の芯もありますが、種類によっては濁る原因になります。自分で溶けたジェルワックスをヒモに塗った方が、濁ることを防げるため、きれいに仕上げられやすいです。

ガラス製の容器がおしゃれ

ジェルワックスを入れる容器は、熱に強いものなら何でも大丈夫です。でもジェルキャンドルは、ゼリーのような透明色の美しさを楽しむキャンドルになります。そのため中身が見える透明な容器がよいでしょう。透明で熱に強い容器はガラス製がおすすめです。ガラス製なら高級感も感じられます。

ジェルキャンドル作りに必要なもの③色付け材料

キャンドルを色付けする材料の種類は多い

ジェルワックスは基本的に無色です。ジェルキャンドルをカラフルにするなら、色付けしないといけません。色付けのための材料は種類が多く、仕上げたいカラーにできるものを選んでください。色付けだけでなく、ラメを加えてゴージャスにもできます。

濁る色付け材料もある

ジェルワックスに使うと、濁る色付けの材料もあります。粉タイプの材料は濁る可能性が高いため、液タイプの材料にしておいた方が無難です。透明感を出す必要がなく、濁ることになっても問題がなければ、どのタイプの材料を使ってもよいでしょう。

ジェルキャンドル作りに必要なもの④飾り付け材料


ジェルキャンドルを飾り付けるアイテム

ジェルキャンドルは色付け以外でも、見た目をおしゃれにできます。それは飾り付けです。さまざまなアイテムをジェルワックスに閉じ込めて、素敵なジェルキャンドルを手作りしてみてください。注意点をふまえておけば、多種多様な種類のアイテムを飾り付けられます。

貝殻で涼しげなキャンドルにする

ジェルキャンドルは透明色のゼリー状なので、水の印象を与えます。そのためなのか飾り付けによく使われるのが貝殻です。水から海を連想させるからでしょう。それに貝殻は、涼しげな雰囲気を演出してくれます。思い出の詰まった貝殻をジェルキャンドルに閉じ込めて飾っておき、記念日に火を灯すなどロマンチックな使い方もおすすめです。

さわやかなキャンドルにはカラーサンド

色付きの砂であるカラーサンドも、ジェルキャンドルによくあいます。同じ飾り付けでもカラーを変えれば、違った印象のジェルキャンドルに仕上げることが可能です。複数の違うカラーをあわせて飾り付けると、カラフルでポップな雰囲気になります。

ドライフラワーならかわいいキャンドルになる

ジェルキャンドルにはお花も入れられます。生花だと枯れて汚くなるため、ドライフラワーを使うのがよいです。かわいくておしゃれなジェルキャンドルになることでしょう。ただしドライフラワーは燃えてしまうので、火を灯した時に気をつけてください。芯に近い部分にドライフラワーがあると、そこも発火しかねません。

表現の幅が広げる小物

貝殻、カラーサンド、ドライフラワーが、ジェルキャンドルの飾り付けに定番のアイテムです。もっと個性を出したかったり、用途やインテリアにあわせたりしたい場合は、ほかの小物を飾り付けに使ってみましょう。いくつかの小物を組み合わせて、ジェルキャンドルの中に物語を作ることも楽しいです。

飾り付けアイテムの注意点

ジェルキャンドルへはさまざまなアイテムを入れられますが、入れてはいけない材質のものが多くあります。キャンドルなので火が燃えるということを念頭においてください。

つまり火や熱に強く、燃えたり溶けたりしない材質の小物しか入れられません。それと制作中においても、高温になったジェルワックスが小物やその汚れを溶かすなどして、濁る原因になる可能性もあります。

ジェルキャンドル作りに必要なもの⑤香り付け材料

キャンドルに香り付けは少量のアロマで十分

ジェルキャンドルをよい香りにしたい場合は、アロマで香り付けをします。アロマの効果も得たいからと、たくさん入れてはいけません。アロマが多すぎると香りがきつくなるので注意してください。少量のアロマだけでも十分に香り付けされます。

アロマが濁る原因になりかねない

香り付けに使うアロマはジェルワックス用のタイプを使いましょう。そうでないと濁る原因になってしまいます。効果なアロマオイルでも濁ることがあるので気をつけてください。

ジェルキャンドル作りに必要なもの⑥型

ジェルキャンドルは好みの形に作れる

ガラス製の容器へ溶かしたジェルワックスを入れる他に、好きな形の型へ入れても大丈夫です。固まったら取り出して使うため、ゼリー状の透明感を活かせます。熱に強い型を使いましょう。

容器のいらないジェルキャンドル

型に入れて作ったジェルキャンドルは、容器のない状態で使います。好みの形になるうえ、容器がいらないので利用における自由度は高いです。

ジェルキャンドルの作り方①準備

飾り付けを先におこなう

先に飾り付けをして準備をしておきましょう。容器へ飾り付けの小物をディスプレイするだけです。ここでおこなった飾り付けの状態が、ダイレクトにジェルキャンドルとなります。ジェルワックスを入れたあとは手直しできないため、完成させるつもりで制作してください。

ジェルキャンドルの作り方②溶かす

ジェルワックスを液体化させる


細切れにしたジェルワックスを熱が通る容器に入れてください。それと200度未満の温度に温めたIHクッキングヒーターのうえにのせて、熱を加えていきます。しだいに液体になってくるはずです。

温度と水分に注意する

ジェルワックスを溶かす際は温度に気をつけましょう。高温になりすぎると発煙し燃えてしまう場合があります。それと水分が混じらないように注意してください。ジェルワックスが反発して飛び散りかねません。

気泡ができないように混ぜる

ジェルワックスが溶けたら、温度を100度未満にします。そしてゆっくりとかき混ぜてください。混ぜる時に気泡ができやすいので、慎重におこなわないといけません。

気泡は見た目が悪くなってしまいます。ジェルワックスが固まってからだと気泡は取れないため、もし気泡ができたら溶けてるうちに取り除きましょう。

ジェルキャンドルの作り方③色付け

液体化している時に色付けする

ジェルワックスを溶かしている作業の時に、色付けの材料を入れていきます。思っている以上に色が反映されやすいため、入れる分量に気をつけてください。ほんの少しだけ入れて様子を見るのが簡単なコツです。

色付けの材料を入れたら、またゆっくりとかき混ぜます。ここでも気泡ができないようにうまく混ぜましょう。色が濃いと気泡が分かりづらくなってしまいます。

ジェルキャンドルの作り方④香り付け

香り付けも液体化時におこなう

色付けと同じく香り付けも、ジェルワックスを溶かしている時におこないます。アロマを多く入れた場合、ジェルワックスと同化しなくなるので、少量におさえてください。

それとアロマは高温に弱く、香りが飛んでしまう可能性があります。液体の状態を保てる最低限の温度にしてから加えましょう。さらにかき混ぜますがこれまでと同様、気泡の発生に注意しながら混ぜていきます。

ジェルキャンドルの作り方⑤仕上げる

キャンドルにするため芯を入れる

溶かしたジェルワックスを塗ったヒモを芯にします。飾り付けしてある容器の真ん中に挿し、ずれないよう割り箸でとめてください。割っていない割り箸に芯を挟み、容器のフチにのせるやり方です。

容器にジェルワックスを注ぐ

あとは溶けているジェルワックスを容器へ注ぐだけと簡単です。でも飾り付けしているアイテムのディスプレイが崩れたり、気泡が混じったりしないよう、ゆっくりと注ぐようにしてください。この最後の工程で気泡ができやすいため、集中力を高めておこないましょう。そしてそのまま置いておけば、ジェルワックスが冷めて固まり完成します。

まとめ

ジェルキャンドルの作り方をご紹介してきました。気泡など注意点をふまえておけば、簡単に手作りできます。色付けと香り付けの方法も覚えると、いろいろなパターンで仕上げられます。ゼリー状で透明感のあるおしゃれなジェルキャンドルは、飾ったりプレゼントしたりするのに最適です。

ほかのキャンドルの作り方が気になる方はこちらもチェック!

今回はジェルキャンドルについて解説しましたが、キャンドルのいろいろな作り方についてもっと詳しく知りたいという方は、下記のリンク記事を読んでみてください。