手作りキャンドルについて
キャンドルはおしゃれなインテリアにあう
キャンドルはゆらゆらとした美しい炎が印象的です。暗闇の中で火を灯せば、幻想的でロマンチックな空間を演出してくれることでしょう。キャンドルはロウソクと違っておしゃれなデザインが多くあり、明るい場所でも置いておくだけで素敵なインテリアアイテムになります。
キャンドルはおしゃれなインテリアにマッチするのです。LEDなどのライトもよいですが、キャンドルの灯りでお部屋にムードを加えてみてはいかがでしょうか。
癒しの効果があるキャンドルの灯り
キャンドルによる自然の火の灯りは、人工的なライトでは得られない癒しの効果があります。キャンドルの灯りを無心で見続けるだけでも穏やかな気持ちになれるものです。明るすぎない点も重要で、脳を視覚的に刺激しないため心を落ち着かせてくれます。
夜にお部屋の光をキャンドルの灯りだけにすれば、気分の休まる空間を演出することが可能です。さらにアロマが含まれているなら、香りによる癒しも加わります。
キャンドルの使い道は多い
人工的なライトの照明が便利で当たり前になっているため、キャンドルの使い道は限られています。でもその限られた道は多くあり、さまざまなシーンで活用することが可能です。上記で説明した癒しを得たい時や、ハロウィンまたはクリスマスなどイベント時の演出に活躍してくれます。
他にもお部屋をいつもとは違った雰囲気にしたい時に、キャンドルの使用がおすすめです。それと突然やってくる停電時にも、キャンドルは重宝します。
メリットの多い手作りキャンドル
キャンドルは市販のものを購入する他に、自分で手作りして入手する方法があります。手作りであれば、自分好みのデザインに仕上げられるのです。後項で詳しく解説していきますが、クレヨンで色付けしたりアロマで香り付けしたり、ドライフラワーでボタニカルなおしゃれさを表現することもできます。
また、キャンドルをよく使う場合は、そのつど市販品を購入していると経済的に負担です。手作りなら費用をおさえられます。
手作りキャンドルは簡単に作れる
気軽にキャンドルを手作りしてみる
手作りと聞けば、作り方を調べる前に無理だとあきらめてしまう人がいることでしょう。ですがキャンドルの手作りは簡単におこなえます。クレヨンによる色付けや、アロマの香り付けはとても簡単です。
ドライフラワーなどを使ったさまざまなアレンジも難しくありません。ちょっとした工作を楽しむ感覚で、気軽にキャンドルの手作りにチャレンジしてみてください。慣れるほどおしゃれなキャンドルに仕上がっていきます。
子供にも最適なキャンドルの手作り
キャンドルの作り方は簡単なので子供でも手作りできます。きっと楽しみながら制作できるはずです。また、キャンドル作りは楽しむだけでなく勉強にもなります。夏休みの自由研究の課題にするのもおすすめです。
それにエコの概念も学べることから、今後に役立つことでしょう。注意点として、子供がお友達と一緒にキャンドルを手作りする場合、火を使うため監督役の大人が付くようにしてください。火の扱いを教える機会にもなります。
手作りキャンドルの材料は100均で揃えられる
市販のキャンドルをひんぱんに使うと、経済的な負担がかかってきます。でもキャンドルを手作りすることで、この負担を減らすことが可能です。材料は100均ショップに100円(2018/5/28時点の価格)で販売されているアイテムですむため、費用をおさえられます。
初めてキャンドルを手作りする人であっても、キットなど特別な初期費用は必要ありません。それと一度にたくさん作れるので、時間的な負担も気にしなくて大丈夫です。
プレゼントにも最適な手作りキャンドル
キャンドルは簡単に手作りできるにもかかわらず、個性を表現しやすい題材です。それに作り方が分かると誰でもおしゃれに仕上げられます。そのため他とはちょっと違うアイテムとしてプレゼントすれば、相手にきっと喜んでもらえるはずです。
オリジナリティーがあるので、相手の記憶に残りやすい点もポイントになります。プレゼントする品に迷ったら、自分なりのアレンジを加えた手作りキャンドルを検討してみてください。
手作りキャンドルの作り方/紙コップ①材料
紙コップを使った簡単な手作りキャンドル
手作りキャンドルのとても簡単な作り方は、紙コップを使います。初めてキャンドルを手作りする人は、この方法を最初に試してみてください。基本の作り方でもあり、さまざまなアレンジを加えておしゃれに個性をだすことも可能です。
シンプルなキャンドルで問題のない場合は、アレンジしなくても十分使えます。材料も最低限のものになるため、すぐに取りかかれることでしょう。どういった材料が必要かを説明していきます。
紙コップキャンドルに必要な材料
紙コップを型にした手作りキャンドルに必要な材料は、すべて100均ショップで揃います。ロウソクの3合サイズ、割りばし、輪ゴムだけです。道具に関してはお家にあるものでこと足ります。鍋とボウル、カッターやハサミ、キッチンペーパーに新聞紙です。
ロウソクをそのままキャンドルに加工する作業になるので、他のものは必要ありません。色を付ける場合は、100均ショップでクレヨンも購入しておいてください。
手作りキャンドルの作り方/紙コップ②工程
ロウソクを溶かして着色する
まず鍋に水を入れて火をつけます。沸騰するのを待つ間、ロウソクを折りながらボウルへ入れてください。鍋のお湯が沸騰したら弱火にして、ロウソクを入れたボウルを浸し湯煎で溶かしていきます。ロウソクが溶けると芯の紐が現れるので、取り出してキッチンペーパーの上へ並べましょう。
その後、クレヨンをカッターを使い細かく削って、なるべく粉状にしてから溶けたロウソクの中へ入れ、よく混ぜ合わせます。
ロウソクを溶かす際の注意点
ロウソクは鍋に直接入れて熱を加えると、発火する恐れがあります。それを防ぐため湯煎で溶かすようにしてください。電子レンジを使っても溶かすことができます。それと溶けたロウソクは高温です。
芯の紐もかなり熱くなっているため、取り出す際はヤケドに注意しましょう。
火を扱う作業になるので、子供と一緒に作業をおこなう場合には特に気をつけてください。カッターを使う時も、目を離さないようにしなければなりません。
紙コップへ溶けたロウソクを入れて固める
取り出しておいたロウソクの芯の紐を、割った割りばしで十字形になるよう挟み、割りばしの両端を輪ゴムで固定します。紙コップの上に割りばしを橋渡しに置き、芯の紐が紙コップの中心部分で垂直に立つよう配置してください。
そして溶かしたロウソクを紙コップの中へ注ぎます。このロウソクが固まるまで待つのは数時間です。固まったら紙コップをハサミでカットし、芯の紐の長さも切り整えたらキャンドルの完成になります。
手作りキャンドルの作り方/グラデ①材料
グラデーションカラーのおしゃれな手作りキャンドル
上項で解説した紙コップタイプのキャンドルは、シンプルな上に色を付けたとしても1色です。このカラーリングをグラデーションにするだけで、おしゃれ度は大きく向上します。グラデーションにするのは難しそうと思われるかもしれませんが簡単です。
揃える材料は上項の内容とほぼ同じで、用意するクレヨンの色数が増えるだけですみます。グラデーションの色にあわせた100均ショップのクレヨンを選んでおいてください。
手作りキャンドルの作り方/グラデ②工程
色を分けて紙コップへ注ぎ込む
基本的な作り方は紙コップタイプと同じです。ロウソクを湯煎で溶かし、芯の紐を取り分けておきます。そしてカッターで削り出した1色のクレヨンを混ぜ合わせます。紙コップへ芯の紐を立てて、着色したロウソク液を紙コップの半分の高さほどに注ぎ込んでください。
これが固まるまでの間に、別の色のクレヨンで着色したロウソク液を作ります。この別色分を紙コップへ入れるのは、先に注いだ分が固まってからです。
グラデーションの数に分けて作業をおこなう
上記の作り方は色数が2色のグラデーションです。もっと多くの色数を使ったグラデーションにする場合は、その色数分に分けて同様の作業を繰り返してください。クレヨンもその色数分を用意しないといけません。複数の色のクレヨンを混ぜてもよいでしょう。
注意点として、先に注いだ分が固まる前に別色のロウソク液を加えると、きれいなグラデーションにならずマーブル状になってしまいます。背丈の高いキャンドルに向いています。
手作りキャンドルの作り方/マーブル①材料
メルヘンチックなマーブル状の手作りキャンドル
キャンドルの外側が複数色のマーブル状だと、カラフルでポップな印象になります。メルヘンチックな雰囲気を演出するのに最適なデザインです。このマーブル状の手作りキャンドルも、用意する材料はグラデーションと変わりません。
マーブル状にするための色は複数必要になりますが、100均ショップのクレヨンを使っていきます。加えてスムーズな作業をおこなうために、ステンレス製のトレーも用意しておきましょう。
手作りキャンドルの作り方/マーブル②工程
色数分のキャンドルのもとを手作りする
マーブル状キャンドルの作り方は、グラデーションと異なります。ロウソクとクレヨンをカッターで削ってから、ステンレス製のトレーへ入れて溶かし、よく混ぜ合わせてください。そのまま置いておき固まった後で、カッターを使って細かくカットします。
これはマーブル状にするために必要な色数分を、別々に作らないといけません。ステンレス製のトレーが複数あると同時にとりかかれるので、作業時間を短縮することが可能です。
マーブル状の仕上がりをイメージする
上項で解説してきた作り方と同様に、ロウソクから取り出した芯の紐を割りばしで挟み、紙コップの中心位置にくるように配置します。紙コップの中へ上記で作ったキャンドルのもとを入れてください。仕上げたいマーブル状をイメージしながら、色を組み合わせていくとよいです。そこへ着色していない溶かしたロウソク液を注ぎます。固まってから紙コップをカットして取り除き、芯の紐を整えて完成です。
手作りキャンドルの作り方/ドライフラワー①材料
おしゃれなボタニカルキャンドルを手作りする
植物を使ったおしゃれでボタニカルなキャンドルも手作りできます。基本的な材料は、上項までのキャンドルと同じで100均のアイテムが主です。そこへドライフラワーを加えます。ドライフラワーは簡単に自作可能です。
お気に入りのお花をドライフラワーにして、おしゃれなキャンドルの素材にしてみましょう。ガーデニングによって育ているお花のドライフラワーを使い、キャンドルを手作りすればより愛着がわくはずです。
手作りキャンドルの作り方/ドライフラワー②工程
ドライフラワーのキャンドルは2段階で作る
ドライフラワーをデザイン要素に使うキャンドルは、2段階構成の作り方になります。まずは基本的な作り方です。ロウソクを溶かして芯の紐を取り除きます。割りばしで芯の紐を挟み両端を輪ゴムでとめたら、小さな紙コップの中心へ芯の紐がくるように橋渡しで置いてください。
溶かしたロウソクを紙コップへ注ぎます。固まってから紙コップを剥ぎ取りましょう。これで1段階目は終了です。このキャンドルが土台になります。
ドライフラワーでデザインしていく
上記のキャンドルをひと回り大きな紙コップの中心に入れます。キャンドルと紙コップのすき間へ、ドライフラワーをセンス良く入れて柄をデザインしてください。そこへ溶かしたロウソクを注ぎ、固まるのを待ちます。紙コップを取れば完成です。
着色はデザインのバランスを考えておこないましょう。なお、土台は外から見えないので、色を付けても意味がありません。着色するならドライフラワーを固めるロウソク液になります。
手作りキャンドルの作り方/アレンジ①型
型を変えれば外見も変わる
上項までは簡単な作り方として、扱いやすい紙コップで型をとる方法を解説してきました。型は紙コップ以外でも大丈夫です。100均ショップに100円(2018/5/28時点の価格)で販売されている、お菓子の型でも簡単に手作りできます。
ユニークな型で手作りすれば、よりおしゃれなインテリアアイテムへ仕上げられるでしょう。お部屋のイメージにあった型や、プレゼントなら気持ちが伝わりやすい型にするのがおすすめです。
タマゴ型のかわいい手作りキャンドル
かわいくて人気の高い、楕円形のタマゴ型キャンドルの作り方を説明します。細長い方を上にして卵をエッグスタンドへ立て、小さな穴を開けてください。逆さまに立て直し、先ほどよりもやや大きめの穴を開けます。
卵の中身を穴からすべて取り除き、しっかりと洗って乾燥するのを待ちましょう。穴にロウソクの芯の紐を通したら、溶かしたロウソクを穴から注ぎ込みます。固まった後に殻を割れば、タマゴ型キャンドルの完成です。
手作りキャンドルの作り方/アレンジ②アロマ
アロマでキャンドルの香りをデザインする
キャンドルのデザインは着色やドライフラワーなどの柄、型による見た目だけではありません。手作りキャンドルにアロマを加えることもデザインの一部で定番です。火を灯しながらアロマの芳香をただよわせる、おしゃれなキャンドルに癒されることでしょう。
アロマはさまざまな香りがあります。好みの1種類を入れたり、複数の種類を混ぜたりと、アロマの香りもデザインしてみてください。使用シーンを考えながら調合していきます。
手作りキャンドルにアロマを加える方法
キャンドルを手作りしている途中でアロマを加えますが、やり方はとても簡単です。ロウソクが溶けている状態の時にアロマを入れてください。当然ながら入れるアロマの量が多いほど香りも強くなります。
目安としてはキャンドル1つに対して、5滴から10滴ぐらいがおすすめです。天然のアロマ液は高温になると香りが飛んでしまうため、ロウソクが溶けている温度を保ちながらも、なるべく低温の状態でおこなうようにしましょう。
手作りキャンドルの作り方/アレンジ③いろいろ
キャンドルの表面に絵柄や文字を描く
キャンドルの表面に絵柄や文字を描いて、自由にデザインすることが可能です。薄葉紙(うすようし)と呼ばれる紙へ、キャンドルに写したい絵柄や文字を描きます。その薄葉紙をキャンドルに巻きつけ、さらにクッキングシートで覆ってからドライヤーで温めてください。
巻きつけた薄葉紙を剥がすと、キャンドルへ絵柄や文字が描かれているはずです。薄葉紙は100均ショップでも取り扱っています。プレゼントにも最適なデザインです。
スポンジのような気泡のある手作りキャンドル
スポンジのように穴が開いたキャンドルを手作りできます。作り方は簡単で、溶かしたロウソクを固める際に氷を加えるだけです。この氷の部分が穴になります。氷は溶けて水になるので捨ててください。普通の手作りキャンドルとは違った見た目と質感になり、おしゃれな雰囲気をアップさせてくれます。
手作りキャンドルの作り方/トラブル対応
型に残ったロウソクを取り除く方法
溶かしたロウソクを型へ注ぎ、固まった後で型から取り出します。その際、型にどうしてもロウソクが残ってしまうことでしょう。これは少量であっても、もったいないです。この残ったロウソクは再利用できます。型へ熱湯を注ぐと、残ったロウソクが溶けて浮いてきますので、これをかき集めてください。まとまった量になれば、この分でキャンドルを手作りできます。
カーペットに付いたロウソクを取り除く方法
キャンドルを手作りしている途中や火を灯して使用している時に、うっかり溶けたロウがカーペットや絨毯へ落ち、こびりついてしまうことがあります。これは簡単に取り除けるので落ち込む必要はありません。まず手で取れる分を取り除いてください。そしてキッチンペーパーで覆いアイロンを当てます。こうすることでカーペットや絨毯に付いたロウをきれいに取り除けるのです。
手作りキャンドルの作り方/まとめ
手作りキャンドルの簡単な作り方を解説してきました。おしゃれなキャンドルは、100均のアイテムだけでも手作りできます。素敵なインテリアアイテムとして、またはプレゼントに最適です。クレヨンで色を付けたりアロマで芳香を加えたり、ドライフラワーでボタニカルに仕上げるなど、自分好みのデザインを試してみましょう。
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今回は手作りキャンドルの作り方について解説しましたが、さらにもっと詳しく知りたいという方は、下記のリンク記事を読んでみてください。
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