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さつまいものコロッケの作り方6選!絶品アレンジや人気レシピをご紹介!

コロッケと言えばジャガイモですが、実はさつまいもでも美味しいコロッケを作る事が出来ます。さつまいもはビタミンが多いので健康的にも良いですよね。コロッケにも芋の状態によって数タイプがあるのでそこも踏まえて詳しく解説していきます。
2020年8月27日
HI-D
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さつまいもについて

さつまいもは様々なレシピで食べられる食材で、レシピによってはデザートになりおかずにもなる万能野菜です。簡単な焼き芋が人気ですが調理したものでは大学芋やスイートポテトなども美味しいですよね。

もちろんジャガイモ同様コロッケも簡単な作り方で作れるのでオススメです。ちょっとしたアレンジで出来るコロッケの質が簡単に変えられるのもさつまいもの魅力です。

ジャガイモのコロッケとの違い

ジャガイモのコロッケとさつまいものコロッケとの違いは、さつまいもはジャガイモに比べて甘味と香りが強いという点が挙げられます。冷めても美味しく食べられるアレンジも多いのも特徴ですね。

さらにビタミンが多いのでジャガイモのコロッケと比べても栄養価は負けていません。なかにはジャガイモより美味しいという人もいるほどで近年人気が高まりつつあります。

さつまいもとは

さつまいもはヒルガオ科イポメア属の一種で、アサガオや空芯菜の親戚です。ただしヒルガオや空芯菜は食用になりますが、アサガオには毒性があるので注意して下さい。

さつまいもは茎から出る根に養分が蓄えられたものなので、茎の一部にデンプンが蓄えられたジャガイモと異なり本当の意味で芋の一種ということになります。野生種は芋が貧弱ですが味はわりと美味しいようです。

さつまいもと同じ味の植物

日本に自生するヒルガオの根もウドンほどの太さにしかなりませんが甘味が強く基本的にはさつまいもと同様に美味しいです。しかしながら苦味を持つ個体も多いので食用にする場合には苦味のない群落を探してみると良いかもしれません。

芋の太い個体や、短い個体など様々なものがいるので気に入ったものを栽培してみるのも良いかもしれませんね。

さつまいもの栽培

さつまいもは簡単に栽培できるので人気の野菜です。苗を買うと言うよりは茎を買い、その茎から育った芋を食用にします。まず茎の植え方ですが垂直に植えたり少ししか埋めなかったりすると大きくて数が少なくなり、逆に横に倒して全体的に埋めれば沢山の芋が取れるようになります。

何故ならさつまいもは茎の節の部分から根が出て、その一部が芋として機能するので、節の部分が多く埋まっているほど芋の数が増えるからです。

プランターでも栽培できる

さつまいもというと畑で栽培するイメージがあるかもしれませんが、実はプランターや鉢植えでも栽培が可能です。

鉢植えで栽培するさつまいもは、だいたい普通のさつまいもだと8号鉢で1~2個の収穫になりますが、安納芋などの小型種であれば沢山収穫することも可能です。コツは土を盛り上げるようにして植え付けることです。

さつまいもと肥料の関係

さつまいもは根菜なのでカリを必要としますが、カリが多すぎると芋の中にかたい部分や空洞が出来ると言われています。

そしてさつまいもは植物の茎や葉を形成する窒素を根についている菌から得ることが出来るので、肥料をあまり必要せず、ほとんど葉につく害虫を退治する程度の管理で問題ありません。

菌と共生している

マメの仲間やブナの仲間、特にクリなどがそうですが植物の中には窒素固定菌という菌類と共生しているものがおり、さつまいもも同様に菌類と共生しているので簡単に育てることが出来ます。

他にはイネの仲間などがそうですがランの仲間に至っては100%菌に頼って生きているものもおり、そうしたものは腐生ランと呼ばれます。人類でもパプアニューギニア人は菌との共生がよく知られていますね。

さつまいもの収穫


さつまいもは地中に出来るために収穫時期がわかりづらいですが、一般には植え付けてから110~150日ほどが収穫適期と言われています。これも幅広くてわかりづらいですね。

簡単にわかるのは葉が黄化してきた頃が適期との見分け方です。収穫が早すぎると小さいですが遅すぎると割れが入りそこから腐ってしまうので、一度早めに試し掘りするのも良いかと思います。

貯蔵

さつまいもはカボチャで言うキュアリングのようにしばらく貯蔵することにより甘味が増えて美味しい状態に変化することが知られています。最近人気の高糖度カボチャがありますが、これも貯蔵によりデンプンが糖に変わるためで、さつまいもにも同様のことが起こります。

貯蔵や冬越しなどをする場合には泥がついたままさつまいもを収穫し、泥が乾燥したら貯蔵庫に移します。さつまいもは寒さに弱いので冷蔵庫に入れずに、暗くて気温や湿度が下がりにくい場所に貯蔵しましょう。

さつまいもの種類

さつまいもには甘味の強いタイプと甘味が少ないタイプがあります。甘味の少ないタイプはシモン芋や黄金千貫などの白皮白肉の品種で、そこから太白という赤皮白肉の品種や、現在の赤皮黄肉の品種などが生まれました。

琉球紅芋や種子島紫などの紫肉品種や安納芋や隼人芋のようなオレンジ肉品種もあります。最近では甘味が強い安納芋が人気で、ジャガイモでいうインカのめざめのように特別扱いされています。
 

シルクスイート

テレビ番組に取り上げられるなどして一気に人気が高まった品種で、甘味は安納芋よりほんの少し劣りますがデンプン質が細かいのか舌触りよくテクスチャーに優れる品種です。

ふくむらさき

さつまいもの新品種の一つで、紫芋の中でも広く普及しているパープルスイートロードの上位互換として産み出されました。甘味の強い紫芋として今後広く普及するでしょう。

ひめあやか

従来のさつまいもでは大きすぎるとの声から生まれた小芋を沢山つけるタイプのさつまいもです。小スペースでもよく出来るのでベランダ菜園や家庭菜園向きの品種でもあります。貯蔵性の良い品種なのでいずれ人気が高まるかもしれません。

さつまいものコロッケレシピ:ホクホクタイプ

さつまいものコロッケをホクホクさせる方法には2つのやり方があります。一つは芋を潰す時に完全に潰しきらず大粒のものも残しておくという方法で、大粒の部分がホクホク感を簡単に演出します。もう一つの方法は潰す時に包丁やスケッパーで切るように潰していく事で、粘りが出なくなるためホクホク感が強いコロッケを作る事が出来ます。

実はジャガイモも同様でこの方法によりホクホク感を増す事が出来ます。甘味の薄いさつまいもや調味料で味のアレンジを加えたい場合にはホクホク感のあるコロッケにすると良いでしょう。

粘りの原因

コロッケを作るときに芋が粘ってしまう原因はタンパク質です。モチも同様ですがタンパク質は潰されると結合していくので、潰さずに切るようにすることによってホクホク感のあるコロッケになります。

さつまいものコロッケレシピ:しっとりタイプ

しっとりタイプのコロッケにする場合には完全に芋を潰してしまい、レシピによっては生クリームやバターなどを加えてこねるとしっとり感が増します。

やはり人気なのはバター入りのもので、スイートポテトや紅芋タルトに近い味わいになります。さつまいもの甘味を活かすことが出来るので、しっとり系のレシピには甘味が強いタイプのさつまいもを利用するとよろしいかと思います。

シルクスイートや安納芋が良い


甘味の強いシルクスイートや安納芋を材料に使うと良い食感になりやすいと思います。

特にシルクスイートは滑らかな食感になるので人気が高いです。安納芋の場合も同じようになりますが少し繊維感が残るのでカボチャコロッケに近い形になります。

さつまいものコロッケレシピ:味付けの基本

コロッケの味付けの基本はダシになります。ダシを加えることによりはじめてコロッケ感が出てくるので必ず入れて下さい。粉末のチキンコンソメやビーフコンソメなどを使うと簡単です。かつおダシやこんぶダシなどの粒状の物を利用する場合は包丁で叩いて粉末にしてから加えて下さい。

調味料を混ぜるときにこねすぎるとホクホク感が無くなるので、ホクホクタイプのコロッケを作りたい場合には混ぜるときも切り込むように混ぜて下さい。

味が足りない時

コロッケを作っていていまひとつ味が足らない時の原因はこのダシの量にあると思われます。ダシが少ないと味がのらないので、あらかじめ少し多めにダシを入れてみるのも良いでしょう。

さつまいものコロッケレシピ:衣の付け方

コロッケの作り方の基本を簡単に説明すると、芋をつぶして味をつけ、丸めて衣をつけて揚げるという形になります。一番のキモは味付けですが、見た目や食感を良くするには衣付けが大事ですね。まず丸めた芋に薄力粉を薄くまぶします、つぎに溶き卵を絡めるのですが、ここで余分な卵を落とす事が大切です。

最後にパン粉を付けるのですが、ボウルかバットにパン粉を敷き芋をのせ、その上からさらにパン粉を被せて軽く押さえ込むようにすると、剣立ちと言って衣が立つのでサクサクしたコロッケを作る事ができます。

パン粉を冷凍した場合

パン粉を冷凍してしまうと解凍するときに水分をすってまとまってしまい、衣をつけるときにサクサクの綺麗な状態にするのは難しいと思います。

そんなときにはパン粉をクイジナートやミキサーにかけて細かくすることによって解決できます。

さつまいものコロッケレシピ:肉入りコロッケ

さつまいもコロッケのレシピにも肉入りの物があります。豚肉をつかう場合には細かく刻んだバラ肉を醤油と砂糖で軽く煮込んだものを混ぜると美味しい物が出来ます。


色々なアレンジが楽しめる肉入りコロッケですがさつまいもでもジャガイモと同じように楽しめますね。レシピに使うダシの種類は肉によって牛肉ならビーフコンソメ、豚肉なら豚骨スープの素などに変えて利用すると良いでしょう。

肉の味付けでもアレンジ

焼き肉のたれなどもそうですが様々なレシピがあります。バター焼きの肉をコロッケに入れても美味しいですし、他にもマルベリー酢やバルサミコ酢で味付けをしたものを入れるのも良いでしょう。その場合はニンニクと醤油で味を整えると良いアレンジになります。

さつまいものコロッケレシピ:カレーコロッケ

ジャガイモのレシピでもよく見られるのがカレーコロッケですが、さつまいものほうがジャガイモよりカレーに合うのでお試しください。

逆にホクホク系のレシピでは人参や肉など普通のカレーと同じような具材を入れても美味しいですね。レシピに使うカレーは粉末のカレー粉や、調味料としてカレー風味を付けるための専用の物も利用できます。

カレー味の作り方

カレー味のコロッケの作り方では二つの作り方があります。まず一つ目は芋主体の味にすることで、その場合は粉末のカレーを使ったほうが簡単です。もうひとつはカレーを主体にする作り方で、煮詰まってきて水分が少なくなったカレーに芋を繋ぎとしてまぜ混んで作る方法です。

この場合は冷えた状態でやると良いでしょう。カレーのアレンジとしてはシーフードカレーにしてみたりと、カレー主体のコロッケのほうがアレンジしやすいかもしれません。

さつまいものコロッケレシピ:揚げないコロッケ


揚げないコロッケの作り方はジャガイモとほぼ同じやり方で出来ます。ヘルシーなので人気がある作り方ですね。さらには時短で簡単にコロッケになるところも人気の理由かもしれません。とはいえ、揚げないコロッケにもいくつかの作り方があります。時短が目的なのか油分を減らしてヘルシーなコロッケにしたいかなど目的に合わせて作り方を変えると良いでしょう。
 

オイルを使ってしまう方法

揚げないコロッケを作るときによく見られるのが、揚げないと称しているにもかかわらずオイルを使ってしまう方法です。それでは揚げない意味がないと思うかもしれませんが、アボカドオイルやオリーブオイルなどの体に良いオイルを使いたいときにかなり有効です。

まず衣だけをオイルで炒めて冷ましたらさつまいもにまぶしてオーブンで焼きます。揚げないコロッケでもあるものの普通のコロッケと全く変わらない仕上がりになるのが特徴です。

オイルを使わない方法

オイルを使わない方法として簡単なものが弱火でカラカラになるまでじっくりパン粉を炒める方法で、カラカラになったパン粉を衣にすることによってサクサクでヘルシーな揚げないコロッケを作る事が出来ます。

揚げないコロッケでオイルすら使わない物なのですが、さつまいもに衣を付けたあとにオーブンで焼くのはオイルを使う方法と同様です。

さつまいものコロッケレシピ:米粉を使う作り方

さつまいものコロッケを作るときにはしっとり系とホクホク系があるとお話しましたが、実はさつまいものコロッケにはもうひとつの選択肢があります。

それが米粉を使う方法で、さつまいもをマッシュしたときに米粉をまぜ形を作ったらまず一度茹でます。するとかなり弾力がでて冷めても美味しく、甘味のあるアレンジにも利用出来るのでお試し下さい。
 

揚げないコロッケに最適

米粉を使ったコロッケは冷まして食べても美味しいので揚げないコロッケにすると、脂質を気にせず気にせずおやつとして楽しむことができます。

甘味のあるタレやチョコレートと合わせても美味しいのでさつまいもコロッケには沢山のアレンジができます。

まとめ

さつまいものコロッケが気になる方はコチラをチェック!

さつまいものコロッケはジャガイモのコロッケよりも沢山のアレンジができて、また冷めても美味しい物が多いです。作り方も簡単でレシピも豊富なのでお気に入りの方法を見つけたらきっとハマってしまうと思います。

ジャガイモ同様にカレーコロッケや揚げないコロッケにする事も出来て、さらに甘い味付けも出来るのでさつまいもは万能な食材といえるでしょう。

芋の皮のむきかたが簡単に説明されています。

さつまいもの仲間であるヒルガオの紹介記事です。