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部屋に壁をDIYしよう!
部屋に壁を作る、というと工事が必要、リフォーム業者に依頼と連想される方が多いと思います。ところが、意外と自分で作ることができるんです!間仕切り壁の種類を始め、自分で部屋に壁を作る方法と費用を解説しています。まずは、部屋に壁を作りたくなる9つの理由から、ご覧ください。
部屋に壁を作る理由①玄関からの目線カット
来客を玄関で迎える際、家の奥への目線が気になりませんか?いくら玄関をきれいにしていても、生活感でいっぱいの奥の部屋は見せたくないものです。あるいは、玄関に入ってすぐのところにトイレがある場合なども、来客中はなかなかトイレに行けません。目線を遮る部分に間仕切り壁を自作リフォームすることで、この問題は解決します。
費用は約6000円!DIYでおしゃれな仕切り
間仕切りとして使われている板は、ホームセンターで1000円ちょっとで購入できる木材ボードです。柱の部分は、賃貸でも取り付け可能な、ばねの力で突っ張るディアウォール(税込980円~1080円)。
セットする2×4材が2m50cm以下の物だとすると、1本約650円なので…部材のみで費用は、合計約6000円程度でのリフォームになります。
部屋に壁を作る理由②兄弟姉妹と部屋を分割したい
子供が2人以上いる家庭で、子供たちが小さい間は同じ部屋、成長してくると間仕切り壁を増設して2分割するケースが増えています。新築の際、将来を想定して、ゆくゆくは2分割可能なレイアウトに設計するケースもあれば、そのような予定はなかったのに子供たちの希望で、壁をDIYせざるを得ない場合もあるのです。
プライバシーの確保
兄と弟、姉と妹のように男同士、女同士のきょうだいなら、きっちり壁で分割しなくとも、二段ベッドを部屋の中央に置いたり、オープンシェルフでゆるやかに仕切るという分け方もできます。
家庭の人間関係にもよりますが、きょうだいで性別が異なる場合、思春期に入ると、やはり着替えの問題やプライバシー確保の問題があるので、壁を作ることになるのです。
部屋に壁を作る理由③リビング・ダイニングを分割したい
リビングとダイニングを分ける理由は、人の数だけ、暮らしの数だけさまざまです。食事中にテレビ音がうるさい、来客があるとリビングしかお通しする部屋がない、食事中にテレビを見せたくない、リビングとダイニングで壁紙を貼り分けたい、あるいはインテリアテイストをガラリと変えたい…等々があるでしょう。
部屋に壁を作る理由④生活感を隠したい
ひとつながりの空間が広く見えるという理由から、クローズキッチンよりもオープンキッチンを選ぶ方は非常に多いと思います。でも、やはり料理中のキッチンの手元が丸見えなのが気になる…そんな時、生活感を隠しつつ、おしゃれに間仕切りをDIYして、ついでに収納も増やしてしまいましょう!
部屋に壁を作る理由⑤集中できるワークスペースが欲しい
リビングの一角にパソコンスペースや子供の勉強用デスクコーナーを設ける場合、やはり作業に集中できるように間仕切りを作ってあげたいものです。この場合は、天井までの大掛かりなものではなく、パーティション感覚の部分的な間仕切りでも十分効果があります。日曜大工でDIYに挑戦してみましょう。
部屋に壁を作る理由⑥寒さ対策をしたい
寒さの厳しい地方では、凍てつく真冬、広々したリビングでは空調がなかなか効かないといった悩みがあります。室内空間を間仕切りで上手に分割することで、暖房効率をアップし、快適な冬ライフを手に入れることができるのです。
部屋に壁を作る理由⑦カフェ風にしたい
ガラスをはめ込んだ「透明な間仕切り」で空間を分けることで、カフェのようなくつろいだ雰囲気が生まれます。窓枠を想わせる木枠のパーティションがレトロでおしゃれ。L字型に設置する作り方なら、家具で押さえることで転倒も防止でき、賃貸の方でも設置が可能です。
部屋に壁を作る理由⑧寝室スペースを仕切りたい
夫婦の寝室でシングルベッドを2台置き、一つの部屋でありながら、それぞれのプライバシーを確保されている方もいらっしゃいます。ただし、完全な壁というわけではなく、あくまで気分的な仕切り、インテリア性を高めるフォーカルポイントのような、おしゃれな仕切りがおすすめです。夫婦で相談しながら、仲良くDIYで増設しましょう。
部屋に壁を作る理由⑨壁面収納を増やしたい
狭い日本で暮らす宿命なのでしょうか、我々日本人は収納が大好き。部屋の中に間仕切り壁を増設する際も、ただ壁を作るだけではなく、そこに収納力を期待してしまうのです。家族の物が集まり散らかりがちなリビングや、調理道具であふれかえったキッチンなどに、壁面収納感覚で間仕切り壁を自作してみませんか。
間仕切り壁リフォーム:業者の費用
リフォーム業者に部屋の間仕切り壁増設を依頼すると、クロス張りも含めて約20万円ほどかかります。固定壁ではなく、引き戸や折れ戸などのフレキシブルな間仕切りをリフォームする場合も、やはり20万円は見積もっておいた方がよいでしょう。
間仕切り壁リフォーム:日曜大工の費用
主な材料は、基礎柱の木材、壁用石膏ボード、仕上げの壁紙、それらの取り付けに必要な金具部品、接着剤、パテ、工具・タッカーなどです。
壁を自作する場合、それらをホームセンターなどで安く仕入れると、費用は部分的間仕切りで6000円~10000円、壁一面(幅2m70cmほどの天井までの壁)増設する場合で壁紙を含め約50000円ほどかかります。
間仕切り壁リフォーム:分割アイデア
さて、DIYで作る壁にはどのようなアイデアがあるのでしょうか。完全に向こうが見えない文字通りの「壁」で分割するのか、採光用に小窓を上部に設けるのか、はたまた壁といっても部分的なものにして、空間のつながりは残すのか…。作業に取り掛かる前に、まずはじっくりプランを練りましょう。
文字通りの「壁」
子供部屋を分割するなど、プライバシーを確保したい場合、やはりしっかりした天井までの壁で遮閉してしまうのが一番です。遮音シートをボードに貼って、防音性を高めることもできます。例えば男の子と女の子の場合、好きな壁紙を選ばせて、それぞれの部屋に貼ってあげるとよいでしょう。
部分的にゆるやかに分割
夫婦の寝室ですが、部分的な間仕切りを増設することで、お互いのプライバシーを尊重しています。L字型の、厚みのある間仕切りにすることで、収納を兼ねており、さらにはデスクコーナーまであって実用的。空間はほとんどつながっているので、空調設備も一つで済みます。
腰壁で分割
オフィスでいう、目隠しパーティションの感覚の間仕切り壁です。天井までの壁を作るとなるとハードルが高いですが、空間を仕切りたいだけならこの高さで十分。アンティークワックスなどで木材を雰囲気ある色に仕上げて、おしゃれに仕切りましょう。
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ガラスブロックで明るく
階段の手すりを延長した、ちょっとした間仕切り壁です。上部のゆるやかな流線型や爽やかな色のガラスブロックが、海を想わせます。ガラスブロックの埋め込みは光を透過させる上に美しい色の光が生まれるので、おすすめです!
ガラスブロック
オープンシェルフで間仕切り
仲良しきょうだいの2人部屋を仕切る場合や、リビングとダイニングを分割したい場合、しっかりした壁よりは大型のオープンシェルフを設置するぐらいの方が、気軽で簡単です。
難しい下地調べや工具も必要ありません。シェルフ一つで、十分に仕切りとしての役目を果たせます。見せる収納として、箱などはデザインや色味を揃えて洗練させましょう。
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本棚で簡単!間仕切り
自分で作るDIY間仕切りとしておすすめなのが、このような家具兼用間仕切りです。本棚などの家具の裏側に好きな壁紙を貼るだけの作業なので、日曜大工であっという間に完成します。作り方も簡単、設置も簡単、気軽に取り入れられる間仕切りアイデアです。
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タイル壁で仕切り
部分的に壁を作る場合、ただの木材柱と白いクロスの壁では味気がありません。どうせなら、好きなインテリアテイストに仕上げて、おしゃれな部屋に模様替えしてしまいましょう!柱をイエローにし、さらに下部にはモノトーンのタイルを貼り、上部にお絵かきボードを設置した子供部屋向きの楽しいDIY事例です。
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目隠しパーティションで間仕切り
賃貸住宅でも手軽に取り付けが可能な間仕切りといえば、突っ張りタイプのパーティションです。キッチンの目隠し兼、おしゃれな雑貨を飾る格好のアートボードになっています。
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スリット入り壁をDIY
部屋に壁を作るにあたり、上部に開口部を設け採光を確保する方が増えています。高度な技のようですが、工夫次第でDIYも可能です。リフォーム業者に依頼するのと違って設計が自分でできますから、開口部の形も数も、楽しんで自由にデザインしましょう。
カルクウォールで間仕切り
賃貸にお住まいの方におすすめなのが、この「カルクウォール」を使った間仕切り壁の増設。日曜大工で簡単に設置できる上、やり直しもできますし、原状復帰も可能です。カルクウォールにつきましては、下に詳しく解説していますのでご参照ください。
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間仕切り壁リフォーム:取り付け条件とは
壁を取り付けることが決まったとしても、いざ作業を開始しようと思うといろいろな悩みが出てくるものです。取り付け可能な壁の条件について、ここで解説してまいります。
壁をDIYする前に
新築の方は、将来的に部屋を分割する意図があるのなら、それを設計段階で伝えておく必要があります。そうすれば、壁を作る予定の場所に、きちんと下地(基礎の木材)を入れてもらえるからです。
部屋の分割はもともと予定しておらず、住んでいるうちに必要性が出てきて検討している場合は、壁設置が可能かどうか、下地の確認をしてから作業を始めましょう。
壁下地の2つの確認方法
手で確認
壁下地の確認方法は、意外と簡単です。まずは手(ゲンコツ)で、壁をコンコンとたたいてみます。手の代わりに木づちでも構いません。下地の木材が入っている箇所は、そうでない箇所に比べ、重くて硬い音(ドンドンという音)が返ってくるのです。下地ありと判断したら、それが縦方向にずっとつながっているかを確認しましょう。
機械で確認
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壁に針を刺して、下地を感知する機械です。安いものだと千円以下でもあります。下地がある箇所には硬くて針が刺さらず、ない場所には刺さるので、見分けるのが容易になり便利です。下地確認のために手で壁をたたきすぎて、手が痛くなるということもありません!
自分で作る間仕切り壁のアイデア
ガラス窓入り間仕切りDIY
部屋を分割するための間仕切りは欲しいけど、完全な壁を作るのは薄暗くなってしまいそうで心配…そんな方にはこのガラス窓入りがおすすめです。隣りの部屋の様子がうかがえて、お互いの存在を感じることもでき、冷暖房の効率もアップします。
何より、内窓は見た目もとってもおしゃれです。アンティーク風の塗装で仕上げた、フレンチシックなタイプが人気があります。
マイ・ブロックDIY
マイ・ブロックというものをご存じでしょうか。ニューヨークで生まれた、新感覚のビッグ・ブロックです。おもちゃのレゴブロック同様、自由な形に組み立てが可能で、飽きたりやめたい場合は分解することもできます。カラーバリエーションも豊富なので、ポップな色使いでインテリアのアクセントにしてみてはいかがでしょうか。
CD棚兼用間仕切りDIY
CDは大量になるととても重く、引き出し収納だと開閉がしづらいものです。ひとまとめにしてオーディオ機器の近くに置くのもよいですが、その分場所を取ってしまいます。そこで、部屋の間仕切り壁を増設する際に、CDサイズの棚を一緒に設けて飾りながら収納してしまいましょう。音楽好きの方に、おすすめのアイデアです。
可動式仕切り壁
一旦壁を作るとなかなか元には戻せません。仕切りたい時もあるけれど、一つながりの部屋として使いたい時もある、そんなわがままを叶えるのがこのフレキシブルな可動式仕切り壁です。
可動式仕切り壁①アコーディオンドアDIY
アコーディオンドア(製品によって名称は異なります。こちらの動画ではプリーツドアと呼ばれています。)の費用は、幅1m位の物で、約5千円から1万円でネットショップで販売されています。レール自体も金ノコでカット可能なので、場所に合わせてカットできて便利。空間を部分的に仕切りたい時に使えるドアです。
可動式仕切り壁②吊り戸DIY
こちらの動画では吊り戸自体を、完成品を購入するのではなく日曜大工で自作されています。板にはクロスを貼っていて、キレイな作り方です。折れ戸タイプの吊り戸で、閉めると完全に壁に見えます。
吊り戸は簡易なもので1万円ちょっと、有名メーカーのしっかりしたもので十数万円しますので、この方のようにDIYで作る方が費用削減が可能です。
可動式仕切り壁③引き戸DIY
アコーディオンドアよりもうちょっとしっかりした間仕切りにしたい、という場合は可動式の引き戸がおすすめです。下地を見つける道具を用いてビスを打てる箇所を探し、天井と床(天井だけの吊りタイプもあります)にレールを取り付け、引き戸をはめ込む作り方になります。費用は約1万円前後でDIY可能です。
自分で作る間仕切り壁の作り方
素人でも日曜大工で壁作りDIY!
こちらの動画の壁には、なんと「明り取りの窓」がはめ込まれています。材料は100均のアートフレームとガラス窓用リメイクシート!思わず自作したくなる作り方ですね。気になる費用は、材料費3万円+工具費2万円で、合計およそ5万円、作業には約一か月を要したとのことです。
子供部屋の間仕切り壁DIY
子供部屋に間仕切り壁を増設するDIY動画です。費用は1万7千円、日曜大工で自分で作る壁になります。
クローゼットを利用した間仕切り壁の作り方
かなり細かく、分かりやすく作り方の手順や材料について説明がされています。音漏れ防止のために遮音シートを貼るという徹底ぶり。仕上げにはなんと!エコカラットを自分で貼っておられます。ご自宅に合わせた設計と壁のスイッチまで新調するDIYで、美しいリフォーム壁の増設が完了です。
自分で作る間仕切り壁の作り方:賃貸の方向け
ディアウォールとは?
WAKAI ツーバイフォー材専用壁面突っ張りシステム
日曜大工で大活躍のディアウォールは、賃貸など傷をつけられない壁にも使える、2×4材をはめ込んで使う大きな突っ張り道具です。壁を作る予定の場所にディアウォールで柱を突っ張り、ボードを貼って壁を自作していきます。
ディアウォールを使った間仕切りDIY
ディアウォールで壁を自作している動画です。日曜大工で簡単に壁の増設ができます。
ラブリコとは?
平安伸銅工業 LABRICO DIY収納パーツ
機能はディアウォールとよく似ています。面倒な工具も不要で、ジャッキを回すだけで女性でも簡単に取り付けができるというのが売り。収納棚の日曜大工や間仕切り壁DIYで大活躍している製品です。
ラブリコを使った間仕切りDIY
とても分かりやすく丁寧に、ラブリコを使った間仕切りの作り方が説明されています。DIY作業の所要時間は2~3時間とのことです。費用は、材料費約6千円~1万円ほどで作ることができます。日曜大工で自作にチャレンジしたくなる簡便さ!
ディアウォールとラブリコの相違点
上の画像は、自作されたラブリコ棚です。
ディアウォールとラブリコの、5つの相違点をまとめました。
①突っ張り方
ディアウォール:ばね
ラブリコ:ばねとネジ
②ジョイント部分の留めやすさ
ディアウォール:◎
ラブリコ:△
③棚受けの取り付け
ディアウォール:いつでも可能
ラブリコ:柱の設置前(ただし、種類が豊富)
④アジャスター取り付け
ディアウォール:やや面倒
ラブリコ:ジャッキがあるので簡単
⑤デザイン
ディアウォール:ジョイント部品が目立つ
ラブリコ:スマートでシンプル
ベニヤ板を使った間仕切りリフォーム
自作で作る壁のDIY動画です。こちらも突っ張りタイプのアジャスターを使用しているため、賃貸の方でも原状復帰OK。壁を自作することで、より愛着のある部屋にリフォームしましょう。作り方と材料についても細かく説明されています。
部屋に壁を作るには?まとめ
リフォーム業者に頼まなくても、日曜大工で自分で壁作りができるという楽しさがあるでしょう。手作り壁のよさは、リフォームにはないデザインの自由度、そして何よりも費用が安く済むことです。思い切って壁が欲しい場所に、DIYで自作壁を作ってみましょう!
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