モンベル アルパイン ダウンハガー800
archi 寝袋 シュラフ マミー型 コンパクト収納
コールマン タスマンキャンピングマミー
モンベル ファミリーバッグ
ナンガ ダウンバッグ レギュラー
ウルトラドライダウンバッグ
イスカ スーパースノートレック1500
イスカ(ISUKA) 寝袋 ニルギリEX
コールマン フリースEZキャリースリーピングバッグ
キャンプに必要な寝袋とは
キャンプで寝る時の使う必需品
一言で寝袋(シュラフ)を表すと「キャンプで使う布団」です。そのため秋冬用の布団があるように寝袋も気温や季節に合わせて替えていく必要があります。変えなくても春、夏、秋と3シーズン対応している寝袋にシュラフカバーやトラベルシーツなどを使うとメーカーによっては冬でも使えるようになりますが、重ねて使うのでシュラフカバーなどの荷物が増えてしまいます。ただし冬用の寝袋より中綿が少ないためコンパクトになりやすいです。
秋冬でも使える寝袋を作っている人気メーカー
寝袋(シュラフ)はいろいろなメーカーが作っているため、いい寝袋を探すのは苦労します。そこで人気メーカーと条件を絞ると5社ほどになり、キャンプ用品でお馴染みメーカーのコールマン、モンベルの2社、寝袋が有名なイスカ、ナンガがあります。特にモンベル、ナンガ、イスカはよく比較されているメーカーです。最後の一社は独断と偏見になりますが低価格ながらAmazonや楽天で人気のあるメーカーWhiteSeekです。
秋キャンプ、冬キャンプに必要寝袋の選び方
秋キャンプで収納サイズ重視の選び方
秋冬のキャンプは暖房器具など夏のキャンプと比較するとたくさんの荷物を運ぶので、たとえ車で行うキャンプだったとしてもコンパクトなほうが積みやすい場合もあります。バイクツーリングでのキャンプなどは荷物をあまり持ち運べないのでコンパクトになる3シーズン用の寝袋(シュラフ)が便利です。冬キャンプでも前述したようにシュラフカバーなどを利用すると使えるのでコンパクトな収納サイズが条件の方におすすめできます。
目的地の気温に合わせた選び方
コンパクトになることが重要でない場合はまず耐寒温度( エクストリーム温度)、快適温度(リミット温度)で選ぶようにしましょう。耐寒温度など名称はメーカーによって多少違いますが、寝袋(シュラフ)には必ず何度まで使えるか目安の温度が記載されていて秋冬のキャンプならなら耐寒温度、快適温度が低いほど寒さに強い寝袋なので、キャンプを行う場所の気温に合わせて選ぶようにします。耐寒温度などのより詳しい選び方は後述します
中綿(材質)の違いによる選び方
中綿にはダウンと化繊(化学繊維)があり比較すると暖かくてコンパクトで軽量になるのがダウンになります。化繊は安くて保管がしやすい特徴がります。どちらの中綿でも一長一短あるので詳しくは後述しますがコンパクトな収納サイズにこだわる方はダウンがおすすめになります。
形状による選び方
寝袋に(シュラフ)には大きく分けで3種類の形状があります。そのうちほとんどのメーカーで使われている形状がマミー型と封筒型になり、あまり採用されていない形状に人型があります。詳しくは後述しますが、一般的にコンパクトで暖かいのはマミー型で使いやすく眠りやすいの封筒型と言われています。人型は暖かさはマミー型には劣りますが寝袋を着たまま動くことができるので天体観測に便利です。
寝袋に記載されている温度表示ついて
メーカーよってテストの方法などが異なる
キャンプで使う寝袋(シュラフ)の正しい選び方を説明しようとするとややこしいのが使用できる温度についてです。メーカーの間に統一規格がないため各社独自の方法でテストしているため、正確に比較することは不可能なうえ名称もメーカーによって違う場合もあるので、秋キャンプには◯◯温度が10度以上、冬キャンプには◯◯温度が0度以上あればいいというように簡単には説明しにくいのです。
おすすめの選び方1
なるほど・・・あおいちゃんシュラフは転用出来るのかw pic.twitter.com/On1BoPl10s
— ARIA@旅と地学 (@ARIACOMPANY113) September 20, 2021
分かりにくい温度での選び方ですが、まず温度の記載が一つしかない寝袋(シュラフ)は最低使用温度(耐寒温度などいろいろな呼び方があり)ものが多く震えならなんとか耐えられる温度なので基本的には、長時間寝ることが難しい温度になります。そのため最低使用温度が0度でも冬キャンプ使うと非常に寒く危険です。温度が一つしかないものは5度~10度ほど足した温度を目安にすると分かりやすいです。
おすすめの選び方2
2つ温度が表示されている場合は高い方の温度が快適温度となっていることが多く、服装を工夫したら寝れる温度になるのでそれを目安にすると選びやすくなります。女性や寒さに弱い方は高い方の温度に5度足した温度を目安にしましょう。余談ですがモンベル、ナンガの寝袋(シュラフ)はヨーロッパの統一規格で温度を表示してくれているので秋冬キャンプ用の寝袋が非常に選びやすいです。
シュラフの形状1:マミー型
秋冬はマミー型がおすすめ
マミー型は体を包み込むようになっているためあったかい空気を逃すにくくなっています。また生地の面積が少なくなるためコンパクトになるので封筒型と比べうと収納サイズが小さくなるので便利です。その反面体に密着するようになっているので寝返りなど自由に動けないのでマミー型に慣れていない人は最初のうちは窮屈に感じたり、家族で使う場合はそれぞれ大きさの合ったマミー型の寝袋が必要となり不便です。
シュラフの形状2:封筒型
家族で使うなら封筒型がおすすめ
封筒型は布団のような作りになっているのでマミー型と比較すると体に密着しないのであまり暖かくありませんが、窮屈な感じがしないので寝やすく家族と一緒に使えるように連結することもできます。また封筒型は完全に開くことができるのでマットや掛け布団のように使えるので汎用性があるので、コンパクトに収納できなくてもいい場合はおすすめです。
マミー型と封筒型、中綿の比較まとめ
寝袋の形状の比較
マミー型 | 封筒型 | |
収納サイズ | 軽くコンパクト | 大きい、かさばる、重たい |
暖かさ | 暖かい | マミー型より寒い |
寝返りなど | 窮屈な感じでしにくい | 布団のに簡単 |
温度調整 | しにくい | しやすい |
使い方 | 寝袋だけ | いろいろ使える |
中綿の比較
ダウン | 化繊 | |
大きさ | コンパクト | 大きい |
暖かさ | 化繊より暖かい | ダウンより寒い |
価格 | 高い | 安い |
そのまま保管 | できない | 可能 |
自宅で洗濯 | 可能だが難しい | 可能 |
キャンプで人気メーカーのおすすめの寝袋1
モンベルのダウンの寝袋
モンベル アルパイン ダウンハガー800
コンフォート温度(快適温度)が0度、リミット温度が-6度と平地での秋冬キャンプにおすすめのダウンシュラフです。秋キャンプで少し暑いかもしれないので服装で調節が必要になります。アルパインダウンハガーは通常のダウンハガーと比較するとよりコンパクトで軽量なモデルになっていて収納サイズはφ16×32センチとなっています。かなり質のいいダウンを使っているマミー型ですが伸縮性のある生地のため圧迫感はなく寝心地抜群です。
おすすめの理由
ダウンシュラフは扱いが難しいのですがモンベルの寝袋には長期保管ようにバッグが付属しているので便利です。またマミー型ですが生地が伸びるので窮屈な感じがあまりなく足を曲げることも可能です。さらにスタッフバッグも伸縮性のある生地で作られているため、寝袋を収納した後に体重をかけたりすることによって変形しコンパクトにすることができるので持ち運びしやすく暖かいのでおすすめです。
キャンプで人気メーカーのおすすめの寝袋2
モンベルの化繊の寝袋
モンベル ファミリーバッグ
いろいろな使い方がある封筒型の化繊の寝袋です。そのため収納サイズが非常に大きいので車以外でのキャンプで使用するのは難しいですが2つ連結して使うことで布団のように使えるので家族にぴったりです。秋冬のキャンプでも使えるように快適温度が-1度のモデルになっていて、秋には少し暑いかもしれませんが封筒型は温度調整が簡単なので便利です。冬は着込んだりするともう少し寒い場所でも使えるようになります。
おすすめの理由
モンベルの封筒型はファミリーバッグしかありませんが、季節に合わせて使えるように快適温度の違いで3種類あります。秋冬でも使えるファミリーバッグ#1は収納サイズが45×28×28センチとかなり大きいですが冬キャンプでもしっかり対応できるのでおすすめです。一つでは家族で使うことができませんが、二つを連結するとことで布団のように使えるのもこの寝袋のいいところです。
キャンプで人気メーカーのおすすめの寝袋3
ナンガのダウンシュラフ
ナンガ ダウンバッグ レギュラー
ナンガは日本産の寝袋で有名なメーカーで自社のダウンシュラフであれば永久保証です。ダウンバッグ750は 使用可能限界温度が-18度、快適温度が-8度と平地での冬キャンプ以外でも使うことができます。その反面秋の平地で使用するう場合は暑いかもしれません。レギュラーサイズは身長175cmまでになるので背の高い方はロングサイズを使用しましょう。噛み込みにくいファスナーは蓄光素材が使われているので夜でも開け閉めしやすいです。
おすすめの理由
ダウンはコンパクトになりますがメンテナンスが難しくいと説明しましたが、ナンガのダウンシュラフは自宅で洗うことができます。公式HPでも洗い方を動画と文で説明してくれています。モンベルと比較すると価格も少しだけ安いのでおすすめですが伸縮性はないので体格によっては圧迫感がある場合もあります。マミー型のダウンシュラフはレギュラーとロング、ショートがあるので自分の身長や体格に合った寝袋を選んでください。
キャンプで人気メーカーのおすすめの寝袋4
ナンガの軽量なダウンシュラフ
ウルトラドライダウンバッグ
同社のダウンバッグ750STDと比較すると重さがおよそ半分の約700gになっていて快適温度が-2度となっています。快適温度は上がってますが低地であれば冬でも使うことができ、収納サイズはφ13×25センチとかなりコンパクトになります。ダウンシュラフなので永久保証も受けることができますし、家庭で洗濯機を使用して洗うことができるので便利です。大きさはレギュラーが178センチまでと比較的大きな方でも大丈夫です。
おすすめの理由
3シーズン用でコンパクトな寝袋を探している方におすすめです。同社のダウンバッグ750STDの収納サイズはφ22×32センチなのでかなりコンパクトになっています。またダウンの量は減っていますがよりふわふわで暖かい上質なダウンが使われているため寝心地は悪くありません。ただし快適温度が上がっているので代謝が低伊方、寒さに弱い方は服装など工夫して使わないと少し寒い場合があります。
キャンプで人気メーカーのおすすめの寝袋5
イスカの化繊シュラフ
イスカ スーパースノートレック1500
冬キャンプから冬山で使えるイスカの化繊の4シーズン対応した寝袋です。化繊を使っているため重たく収納サイズが大きいですが封筒型のように広げることもできダウンより扱いは簡単です。化繊ですが暖かい理由は中綿が1500gも入っていて首元とファスナー部分から暖かい空気が逃げないようになっているほか、足元は胴体の部分と比べると多めに中綿が入っているため寒さを感じにくくなっていて快適に過ごすことができます。
おすすめの理由
車で荷物を持ち運べるのであればダウンに拘る必要はありません。収納サイズや重量はありますが化繊でも快適温度が-8度ほどのシュラフはあります。足元はフリース生地なっていてより快適ですし暑い時は足元からも開くことができるので温度調整がしやすく便利です。封筒型のように完全に開いて連結することも可能ですし収納サイズは40×23×48センチと大きいですがおすすめです。
キャンプで人気メーカーのおすすめの寝袋6
イスカのダウンシュラフ
イスカ(ISUKA) 寝袋 ニルギリEX
イスカのダウンシュラフで-15度まで使用することができます。そのため冬キャンプから標高があまり高くない冬山でも使用できる4シーズン対応した寝袋で、首元やファスナーから暖かい空気がいげないように工夫が施されているのは同じですが、窮屈には感じにくい立体的な構造になっていて体をすっぽりと包み込むので同じ-15度の化繊の寝袋と比較するとダウンシュラフのほうが暖かく感じると言われています。
おすすめの理由
化繊だと大きくかさばるのでコンパクトな寝袋を探している方にはおすすめです。収納サイズはφ20×34センチとなり収納する時は意外と手間がかからず簡単に収納することができます。またダウンシュラフは水に弱いですが撥水加工にもなっているので結露で濡れても中まで染み込まないようになっています。
キャンプで人気メーカーのおすすめの寝袋7
コールマンのマミー型の化繊シュラフ
コールマン タスマンキャンピングマミー
コールマンはモンベルと同様アウトドア用品を総合的に作っているメーカーです。そのため寝袋種類はあまり多くありませんが-15度まで使用できる本格的な寝袋もあります。一見すると窮屈な感じがするマミー型ですが寝返りなどもできるほど動きやすく人気のあるシュラフです。最低使用温度が-15度なので余裕を持って-8度ぐらいが快適温度になります。ただ口コミやレビューでは氷点下では寒いとの意見もあります。
おすすめの理由
コールマンの中では1番寒さに強い寝袋でマミー型ですが寝返りなどができるほどゆったりとした設計なのでマミー型が苦手な方でも使いやすい寝袋です。化繊なので収納サイズは大きいですが約φ31×49センチとなっています。価格も他社より安めなので寝袋に費用をあまりかけたくない場合にもおすすめです。
キャンプで人気メーカーのおすすめの寝袋8
コールマンの封筒型の化繊シュラフ
コールマン フリースEZキャリースリーピングバッグ
こちらは封筒型のシュラフです。紹介しているのは旧型になりますが基本的には大きな違いないのですが、収納サイズが新しいモデルのほうが小さくなります。現在はまだ発売されていないため新しいモデルが気になる方は下記のリンクを参照してください。インナーがフリース生地になっていて暖かく化繊なので丸い洗いができ、快適温度が0度なので服装など整えると冬キャンプにも使えます。
おすすめの理由
圧迫感なく快適に眠ることができる封筒型なのでマミー型が苦手な方でも使いやすくフリース生地を使っているので手触りがかなりよく気持ちがいい寝袋です。大きさは84×190センチなので余裕のある大きさで使いやすいので封筒型が好きな方におすすめです。
キャンプで人気メーカーのおすすめの寝袋9
低価格で人気のWhiteSeekの寝袋
archi 寝袋 シュラフ マミー型 コンパクト収納
WhiteSeek(ホワイトシーク)はAmazon、楽天などの通販サイトで人気の寝袋です。低価格ですが品質いいのでレビューがたくさんあるメーカーですが、メーカー自体のことは不明の不思議な会社です。最低使用温度は-15度ですが0度前後ぐらいから使える寝袋なのであまりにも寒い場所では使えない可能性がありますが、平地でのキャンプであれば大丈夫です。化繊なのでコンパクトにはなりませんが暖かい空気が逃げないように工夫されています。
おすすめの理由
WhiteSeekの1番のおすすめポイントは価格にあります。他社の寝袋の半額以下で購入することができます。安いから使えないわけでもなく各通販サイトで評価が高いですが当たり外れも多少あるので購入後初期不良がないかチェックする必要があります。あまりシュラフに費用をかけたくない方におすすめです。
秋キャンプ、冬キャンプ向け寝袋のまとめ
さていよいよ北海道での初キャンプ
— 白🐕️🏍️💨 (@Haku_dragonair) September 18, 2021
この旅に向けてマットとシュラフ新調したからどんな寝心地か楽しみや pic.twitter.com/Ih77FBD0Rr
秋冬用は快適温度を目安に選ぼう
秋冬用寝袋の選び方で大切なのは最低使用温度で選ばず快適温度で選ぶようにしないと寒すぎて寝れない可能性があります。温度が一つしか書かれていないものは5度~10度ほど足した温度が快適に過ごすことができる温度になることが多いので選び方の参考にしてください。また中綿は荷物をコンパクトにしたい場合はダウン、大きくても大丈夫な場合は化繊と使い分けできます。
冬キャンプなどが気になる方はこちらチェック!
暮らし~のには冬でも楽しめるキャンプに関する記事があるので良かったらチェックしてみてくださいね。
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