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フウセントウワタとは?その特徴から育て方を詳しく解説!毒性はある?

フウセントウワタをご存知でしょうか?とても特徴的な見た目をしており、切り花やドライフラワーにも使われる人気の植物ですが、育て方などは知らない方が多いかもしれません。今回はそんなフウセントウワタの育て方について解説していきます!
更新: 2022年1月16日
T・S
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フウセントウワタとは?

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フウセントウワタはアフリカに自生しているガガイモ科の植物です。主に森林や草むらなどに自生しており、オーストラリアやニュージーランドなどでも見られる植物となっています。見た目が非常に特徴的であり、他の植物とは違う趣があって人気ですね。今回はそんなフウセントウワタの特徴や育て方、注意点などを解説していきます!

フウセントウワタの特徴

見た目が面白いフウセントウワタ

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フウセントウワタは見た目がとげとげしていて面白い植物です。上記画像のようにとげのある丸い実をつけます。こんな見た目をしていますので触るのが怖くなりますが、実はこのとげは固くなく、柔らかいので触っても問題ありません。大きさは大体60~200㎝ほどまで育ち、日本の気候であれば一年草として終わることがほとんどですが、工夫をすれば冬越しも可能なので長く育てられます。

ドライフラワーとしても人気

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非常に特徴的な見た目を持っている植物ですので、ただ育てるだけじゃなく、ドライフラワーなどにも使われて愛されています。上記画像のように、可愛らしく飾ることが出来るのです。因みにこのとげのある部分は花ではなく果実で、花よりも果実の方が観賞価値があるため、果実ばかり注目されています。この果実の中には綿毛つきの種が沢山入っています。

生け花に使われるフウセントウワタ

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フウセントウワタは生け花にもよく使われています。生け花といえば美しい花を綺麗に植えているイメージなので、とげのあるフウセントウワタを生け花に使うなんてあまりイメージが湧かない方も多いかもしれません。しかし、上記画像のようにフウセントウワタの果実は生け花の中でとても良いアクセントになるのです。生け花にする時は葉も全て取り、果実と茎だけにするのが一般的ですね。

フウセントウワタの花と開花時期

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上記画像がフウセントウワタの花です。果実のインパクトと比べると少し控え目な見た目となっていますが、可愛らしい花ですよね。花弁が反りかえっているのが特徴的な白色の花で、下を向いているのが特徴です。また、先端の紫色の部分には蜜があり、アリが寄ってきます。開花時期は6月下旬~9月頃で、果実の観賞時期は8月~10月頃となっています。

フウセントウワタには毒性がある

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見ているだけなら問題ありませんが、ご自分で育てるとなったら知っておかなければならないのが「毒性」についてです。フウセントウワタは茎を切ると白い液体が出て来るのですが、実はこの白い液体は毒性があり、人間の粘膜部分に触れる危険です。ですので、フウセントウワタのお手入れをする時は手袋をして、毒性のある液体が目に入ったりしないよう気をつけましょう。

フウセントウワタの花言葉

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フウセントウワタには二つの花言葉があり、花と実の部分で分かれています。花の方は「隠された能力」で、実の方は「いっぱいの夢」となっています。実の中にはふわふわの綿毛がついた種が沢山入っていますので、いっぱいの夢という花言葉はとても合っているように感じますよね。どなたかに贈る際には花言葉の意味も考え、また花言葉を添えると喜ばれるかもしれません。

フウセントウワタの販売時期は?

フウセントウワタを育てるには、種、もしくは鉢植え状態で販売されているものを購入しなければいけません。夏時期あたりから鉢植えが出回りはじめますので、見かけたら購入してみましょう。種から育てる場合は、後述する種まきの項を参考にして育てていき、ポットにある程度根が回った段階で植え付けしていきましょう。フウセントウワタは大きくなりますので、庭植えにするか、大きな鉢で育てます。

フウセントウワタの育て方①環境

日当たりの良いところで育てる

フウセントウワタは日光が大好きですので、よく日の当たる場所で育ててあげましょう。アフリカなどの自生地では道端のよく日のあたる場所に生えていますので、直射日光でも普通に耐えてくれますので安心です。また、少し先述したようにフウセントウワタは大きくなります。基本的には庭植えがおすすめですが、冬越しをさせて多年草として育てたい方は鉢植えにしましょう。

フウセントウワタを冬越しさせるには?

庭植えをされた地域が暖かい地域であれば冬越しが出来ますが、日本で育てる場合は基本的に冬越しせずに一年草として終わっていきます。もし冬越しをさせたい場合は鉢植え状態で室内に取り込みましょう。冬越し中は乾燥気味に育てて肥料も与えません。難しい訳ではありませんが、手間を考えると冬越しをさせるより、種を採取して、また翌年、苗を作っていく方が簡単です。

フウセントウワタの育て方②用土・植え付け

水はけの良い土を用意

熱い地方で自生している植物ですので、ある程度乾いた環境の方が問題が起きにくい植物です。ですので、水はけの良い土を用意してあげましょう。庭植えであれば腐葉土を二週間前に混ぜておき、水はけが悪そうであればパーライトなどを少し混ぜておくと良いでしょう。鉢植えをする場合は赤玉土を6割、腐葉土を3割、パーライトを1割混ぜた用土がおすすめです。

植え付けは春~夏

苗は夏時期に販売されていることが多いので、販売されている苗を購入した場合は、すぐに植え付けを行いましょう。7月までに植え付けが終わるのがベストです。庭植えをする場合、一つ一つの苗が大きく育ちますので、30㎝~50㎝ほど間隔をあけて植え付けしていきましょう。植え付けをする時は少し盛り土をして水はけ対策をしてあげると安心です。

フウセントウワタの育て方③水やり・肥料

フウセントウワタへの水やり


フウセントウワタへの水やりは特に注意点はありませんので、他の観葉植物同様、土の表面が乾いてから水をたっぷり与えましょう。土の表面が乾いていない内に、どんどん水やりをしてしまうと根腐れに繋がってしまいます。少し乾燥気味に育てても問題ありませんので、ちゃんと乾いてから水を与えるということだけ意識して育てて下さい。

フウセントウワタへの肥料

あまり肥料を必要としない植物で、やせた土地の方が案外綺麗な形にまとまってくれます。生育期だけは肥料を与えても構いませんが、与えなくても問題ありません。最初の元肥に断行性化成肥料を混ぜておいたら、後は様子を見て追肥を考えましょう。追肥する時期は5月~9月の開花時期・身をつける時期です。窒素分の少ない肥料を使うようにしましょう。肥料を与えすぎると花つきが悪くなりますのでご注意下さい。

フウセントウワタの育て方④植え替え・増やし方

フウセントウワタの植え替え

フウセントウワタは日本では基本的に一年草として扱いますので、もし冬越しをさせないのであれば植え替えは必要ありません。ただし、鉢の大きさが合わなくなった場合は植え替えしてあげて下さい。植え替えをする場合、出来れば5月~7月頃に行いましょう。なるべく早めに行って、その後に開花時期を迎え、スムーズに果実をつけるところまで行きたいですね。

フウセントウワタの増やし方①種まき

フウセントウワタの増やし方は2種類あります。種まきで増やす場合は、まずは種の採取をしましょう。果実が熟して割れて散っていく前に採取し、保存しておきましょう。その種を4月中旬以降に発芽させていきます。発芽には25度ほど温度が必要ですので、寒い地域ではもう少し後が良いかもしれません。ポットに種を撒いて、1㎝ほど土をかけ、水気が切れないように管理をすると10日~20日ほどで発芽します。立派な苗になったら植え付けをしましょう。

フウセントウワタの増やし方②挿し木

もう一つの増やし方が挿し木です。しかし、挿し木をするには冬越しをさせる必要がありますので、冬越しとセットで行う必要があります。冬越しをさせた株の枝部分を春時期に切って挿し木しましょう。挿し木をする前に、切り口から出てくる毒性のある白い液体は洗って下さい。そのまま植え付けると水を吸えなくなってしまいます。しばらくすると根が生えてきて、新しい株として独立していきます。

フウセントウワタの育て方⑤お手入れ

大きさが60~200㎝と大きく育つ植物ですので、大きくなってもし倒れそうになった場合は、支柱を立てて支えてあげましょう。また、冬越しをさせた株は一度切って整えてあげましょう。冬が終わる3月頃に、全体を三分の一ほど切り詰めます。すると新しい新芽が出てきて、また美しく育っていきます。

フウセントウワタの育て方⑥注意点

フウセントウワタは基本的に丈夫な植物ですので、心配は多くありません。ただし、アブラムシなどがよくつきますのでそこだけ対策しておきましょう。アブラムシが沢山ついてしまうと汁が吸いとられてしまいます。風通しの悪い環境を好む虫ですので、なるべく風通しを良くしてあげ、定期的にチェックして見つけたら補殺します。

フウセントウワタに関するTwitter

フウセントウワタの旅立ち


こちらはフウセントウワタの種が飛んでいく前の状態を紹介しています。こちらはどこからか飛んできた種が勝手に芽吹いて育ったそうで、その生命力が伺えますね。越冬も自然にしたとのことです。また種がついて何処かで新しい苗が生まれるのかもしれません。こうして割れて種が出る前にドライフラワーにしてしまって飾るのもおすすめです。

毒性に要注意

こちらはフウセントウワタを生け花にされた際に先生から言われた内容が書かれています。生け花やドライフラワー教室でよく目にする植物ですが、毒性がありますので触る時は要注意して下さい。万が一目に入ってしまった際はすぐに洗い流して病院へ行きましょう。角膜炎になる可能性があります。生け花やドライフラワー教室ではそのあたりをちゃんと解説してくれますので安心ですね。

フウセントウワタの苗はどんな苗?

こちらはフウセントウワタの苗の様子が紹介されています。普通に販売されてはいるものの、果実の印象が強すぎて、販売時にどのような見た目となっているのか分からない方も沢山います。果実がついた状態で販売されていることもありますが、もしついていなければ、上記画像を参考にして探してみて下さい。もし見当たらない場合は販売員さんに聞きましょう!

まとめ:フウセントウワタとは?

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今回の「フウセントウワタとは?その特徴から育て方を詳しく解説!毒性はある?」はいかがでしたでしょうか?特徴、生け花・ドライフラワーにされていること、育て方や花言葉などを順に解説させて頂きましたが、今すぐ育ててみたくなった方も多いのではないでしょうか?丈夫な植物ですので初心者でも育てられますが、他の観葉植物同様、水や肥料の与えすぎには注意して下さいね。

フウセントウワタが気になる方はこちらもチェック!

今回はフウセントウワタについて解説させて頂きましたが、他にも観葉植物に関する記事が沢山あります。気になる方は是非見てみて下さい。