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ピカピカ光る、泥団子の作り方講座!磨き方や綺麗な球体に仕上げるコツを大公開!

ピカピカに光る綺麗な宝石のような泥団子が今とても人気です。そこで普通の泥団子をピカピカにする作り方や磨き方をご紹介します。材料は身近にあるもので大丈夫なので、ぜひあなたもピカピカ光る綺麗な泥団子づくりにチャレンジしてみてくださいね。
更新: 2024年5月4日
吉岡てんぱ
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泥団子が綺麗な宝石のようになる?

最近の泥だんごは表面に光沢があり、宝石のようにピカピカ光ることをご存知ですか。ぴかぴか光る泥だんごの制作キットもいろいろな種類が販売されていますが、実は身近な土と材料を使って簡単に作ることもできるのです。

宝石のように綺麗な泥だんごを作るコツは、なんといってもその磨き方にあります。そこで今すぐチャレンジできる、簡単なピカピカの泥だんごの作り方と磨き方をご紹介します。ぜひお子様やお友達と一緒に、素敵な泥だんごを作ってみてくださいね。

ピカピカ光る泥団子の作り方

1.材料と準備物

材料

ピカピカ光る泥だんごを作るには、砂場などの土(できればふるいにかける、)乾いた土(できればふるいにかける)、水の3つ材料が必要になります。

もし近場に砂場がない場合や、砂場の土の衛生状態が心配な場合は、ホームセンター等で販売されている「荒木田土(あらただつち)」や「化土土(けとつち)」と「川砂」材料として使用するのもおすすめです。

準備するもの

材料のほかにもぞうきん、古着やストッキング(磨きを極めたい場合は用意してください)、新聞紙(周囲を汚したくない場合に便利です)を準備しておいてください。

2.泥団子づくり

まずは泥だんごから作っていきます。砂場の土や用意した土に水を多めに加え、一般的な泥だんごづくりの要領で泥だんごを作りましょう。水が少ないとボロボロと崩れてしまうことがあります。最初の段階では水を多めに加えてからだんごづくりをした方が崩れにくく扱いやすいですよ。

3.形を整える

泥だんごをぎゅっと固く締めながら形作り、ある程度固まってきたら綺麗な球になるように形を整えます。ここでいかに形を綺麗に整えておくかどうかで仕上がりが変わってきます。

もし上手に丸くできない場合もあきらめず時間をかけてできるだけ完全な球体に近づけましょう。泥だんごづくりのプロでもこの工程に30分以上かける人もいます。焦らずゆっくり丁寧に作業を進めてくださいね。

4.表面を整える

泥だんごが綺麗な球形になったら、乾いた土をかけながら表面を整えていきましょう。ここではまだツルツルにはなりませんが、この作業を30分以上続ければかなり滑らかになってきます。単調な作業にはなりますが、ひたすら乾いた土をかけながらぎゅっぎゅっと泥だんごを締めていきましょう。

泥だんごが黒っぽくなると水気がしみ出してきた証拠なので、黒っぽくなったら乾いた土をかけるという作業を30分以上繰り返すのが美しい泥だんごを作るポイントになります。


5.乾燥させる

泥だんごの表面がなめらかになってきたら、30分~1時間程度乾燥させます。ただ、急激に乾燥させてしまうと割れてしまうこともあるので、風通しのよい日陰や屋内で乾燥させるのがおすすめです。屋内でもクーラーや扇風機の風が当たる場所は避けましょう。冬は乾燥しにくいので、1時間半程度乾燥させてもいいですよ。

基本的にその日の温度や湿度、泥だんごの大きさや材料により乾燥させるべき時間は異なってきます。ただ乾燥時間が短い時よりも長くなりすぎた方が失敗する確率が高いので、乾燥させる時間に迷ったらビニール袋に入れて口を結び少し長めに置いておくのも一つの方法です。

6.被膜づくり

乾燥させた泥だんごに被膜を作っていきます。乾いた砂地を手のひらでこすると、粒子の細かい砂がついてくると思います。その細かい砂をひたすら泥だんごの表面にまぶしていきましょう。

この細かい砂は鉱物の一種なので、ここでしっかり細かい砂をまぶし続けることによりさらに綺麗な泥だんごを作ることができますよ。30分~1時間程度細かい砂をまぶしながら擦り込むと少しずつ光沢が出てくるのがわかります。

7.磨く

磨き方のコツ

泥だんごの表面にしっかりと細かい砂をまぶしやや光沢が出てきたら、細かい砂を今度は擦り込むようにして磨いていきます。

軽く力を入れて擦り込むのがポイントですが、一部分のみ作業し続けると仕上がりにむらが出るので、泥だんごを回転させながら磨くようにしましょう。30分程度磨き続けたらある程度光沢が出てきます。そうすると次は雑巾などの布を使って磨く作業に入ります。

ただ雑巾は力加減を間違うと表面に傷が入ることもあるので、不安な方は子供用肌着などの古着やストッキングで磨くのもおすすめですよ。意外と、古着やストッキングによる磨き方の方がピカピカになるという声も多いのでぜひお試しください。

古着やストッキングのほかにも、柔らかい布ならたいてい使うことができます。砂がつくのが嫌でければデニムなどで磨くのもいいですよ。

ビンを使った磨き方もおすすめ

もし泥だんごの大きさより小さい口の空き瓶が用意できる場合は、空き瓶の口を使った磨き方もおすすめです。適度に力を加えながら泥だんごを空き瓶の口に当てクルクルと泥だんごを回転させると、みるみる表面にツヤが出てきます。

ただ力加減を失敗すると割れてしまうことがあるので、お子様が空き瓶を使って作業をする際はそばで見守ってあげてくださいね。

磨きすぎもよくない

泥だんごを磨き始めると、最初のうちはどんどんピカピカになってうれしくなります。しかし泥だんごの材料は土ですしまだ完全に乾いてもいません。

あまり磨きすぎるとひびが入ったり割れてしまうことがあるので、泥だんごづくりの初日は表面にある程度光沢が出てきた時点でひとまず磨き作業の手は止めて、次の工程に移りましょう。

8.乾燥させる

泥だんごにある程度のツヤが出たら、風通しの良い日陰に置いて乾燥させましょう。すでに固くはなっていますが、まだ泥だんごの中には水分が残っているので、この時点でおもちゃ入れなどにしまうと崩壊する可能性もあるので気を付けてくださいね。


もっとツヤを出したいと思ったら、翌日以降さらに磨いても構いません。泥だんごの中まで完全に乾燥するとさらにツヤが出ることも多いので、もっと光らせようと頑張りすぎて、乱暴な磨き方になってしまわないよう注意してくださいね。

泥団子に色付けする方法

1.ペンで塗る

ピカピカに光る泥だんごは油性ペンで色付けすることができます。ペンなら色の種類も豊富で子供でも簡単に色付けできるのでおすすめですよ。絵や文字を描いても楽しいですね。

2.使用する土の種類を変える

光る泥だんごは砂場の土でも作ることができますが、土の種類を変えることで色の違う泥だんごを作ることができます。

黒い泥だんごを作りたいときは「黒土」のような黒い種類の土を、黄色い泥だんごを作りたいときは「鹿沼土」や「赤玉土」のような明るい色の土を使用するといいですね。

ただ作りやすさに関しては、上述の「荒木田土」や「化土土」のような水分量が少ない種類の土の方が優れています。土の種類を変える場合は、まずは荒木田土などでの泥だんごづくりを極めてからの方が無難かもしれませんね。

3.絵の具を塗る

宝石のような泥だんごに多く使われている色付け方法が、絵の具による色付けです。仕上がった泥だんごの表面に色を塗っていくだけなので、思い思いの作品が作れますよ。

絵の具による色付けをした後は、絵の具が乾いたあとを見計らって下敷きなどの上で転がすと光沢が増します。宝石のような泥だんごを作りたいときは、断然絵の具を使った色付けがおすすめです。

まるで宝石!?絵の具の配合のポイント

泥団子が宝石のようになるワケ

泥だんごがなぜ宝石のように光るのか…メカニズムを知らない場合とても不思議に思いますよね。実は泥だんごがピカピカに光る理由は、泥だんごの被膜に理由があるのです。ピカピカ光る泥だんごは仕上げで細かい砂をかけながら磨いていきます。

この細かい砂は一種の鉱物でもともと光沢をもっており、ただまぶしただけではピカピカ光りませんが、磨きながら粒子を綺麗に並ばせることで光沢が出るようになるのです。

つまり、ただ丸めただけの泥だんごは表面の粒子がバラバラで光を反射できませんが、磨くことで粒子が平らに並び光を反射できるようになるということです。そのため泥だんごの表面を磨くときは、少し力を入れ乍ら作業する方が綺麗な泥だんごが作れるのです。

パールのような泥団子が作りたい場合

パールは白と黄色の絵の具を混ぜて、クリーム色を作ると磨いたときパールのような美しい光沢が再現できます。宝石の中でもパールは真ん丸のものも多いため、よりリアルな仕上がりが期待できますよ。

ラピスラズリのような泥団子が作りたい場合


ラピスラズリは濃い青色が印象的な宝石です。そのため群青や藍色の絵の具を塗り、白や金のラインをランダムに入れるとラピスラズリのような泥だんごを作ることができます。

ローズクォーツのような泥団子が作りたい場合

ローズクォーツはピンク色と白色のまだら模様が美しい宝石です。そのため、白と赤の絵の具を混ぜてピンクを作り、さらに白い絵の具をスポンジやティッシュで重ねるとローズクォーツににた泥だんごを作ることができます。

ピカピカ光る泥団子を作るキットも

ぴかぴか光る泥団子は身近な土でも作ることができますが、土の種類が適さない場合などなかなかうまくいかないこともあります。そういったときは、宝石泥団子を作るキットを利用するのもおすすめです。

100円ショップやバラエティショップ、ホームセンターではあらゆる種類の泥だんご制作キットが販売されており、砂場の土から作るより簡単に美しく作れるものが多いです。小さなお子様と一緒に作る場合などは、こういったキットを使用する方が衛生面の心配もなく使いやすいかもしれませんね。

シヤチハタ TMN-SHCD1

出典:楽天
出典:Amazon
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子供と一緒に思い思いの泥だんごを作ってみよう

ピカピカ光る泥だんごは基本の作り方を覚えさえすればどんどん作ることができます。大人でもはまる人がいるくらいなので子供はなおさら夢中になりますよね。泥だんごを作ることは知育要素もあると言われています。

最初から綺麗な泥だんごができなくても構いません。ぜひお子様と一緒に思い思いのピカピカ光る泥だんごを作ってみてくださいね。

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そこで親子で楽しめ、かつ大人だけでも十分楽しめる工作の内容を紹介した記事をピックアップしたので、ぜひあわせてチェックしてくださいね。