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ネクタイのおすすめの洗い方は?手洗いや洗濯機で洗う方法やコツをご紹介!

スーツでのおしゃれに欠かせないネクタイですが、どうやって洗ったらいいか知っていますか?思っている以上に汚れやすいネクタイのおすすめな洗い方や洗濯機での洗い方、その後のケアはどうするのがおすすめかをまとめてみちゃいました!
2020年8月27日
ひろさん
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目に見えにくいネクタイの汚れ

意外とネクタイって汚れている?

スーツを着て鏡の前に立った時に、ワイシャツもスーツもクリーニングしたばかりなのに、なんかくたびれた印象がぬぐえないなら、もしかしたらネクタイが汚れているのかもしれません。普段つけていると、汚れる印象のないネクタイですが、実は汚れが目立たないだけで、意外とネクタイって汚れているんですよ。

ネクタイにつきやすいのはこんな汚れ!

意外と意識しないうちについてしまうネクタイの汚れって多く、特に食事時の食べ物の汁や皮脂・ほこりなどが、知らぬ間にべっとりついているってこともあります。せっかくスーツやワイシャツをきれいに着るなら、ネクタイも清潔にしておきたいですよね。でも、ほかの衣類といっしょに、ネクタイを洗濯機に放り込んでしまうのは実は危険なんです。まずは、ネクタイが洗えるかどうかについて、洗うなら洗濯機と手洗いどちらの方法がいいのかを紹介します。

ネクタイを洗いたい!洗い方は?

ネクタイの洗い方って洗濯機?手洗い?どういう洗い方がおすすめ?

ネクタイの汚れを落として清潔に保ちたいとは言っても、簡単にポイっと洗濯機に放り込でしまうと、デリケートなネクタイは型崩れを起こしてしまいます。お気に入りのネクタイが型崩れを起こして、よれよれになってしまったらいくら気に入っていても着けられませんよね。そこでおすすめしたいのが、ネクタイの手洗い。ネクタイの手洗いって、大変そうですが方法を覚えてコツさえつかんでしまえば、簡単なのでネクタイの汚れを落としたい人はぜひチャレンジしてみてください。

間違えて洗濯機に入れてしまったときは…

手洗いがいいとはいえ、ほかの洗濯ものと一緒に誤ってネクタイが洗濯機に入ってしまうということもあります。その時は、慌てず洗濯機を止めてネクタイを出し、目次からネクタイの洗い方を覚えて洗ってみるの項目や、ネクタイの干し方の部分を参考にすすぎや脱水をして乾かして、アイロンがけをしましょう。

家庭での洗濯はおすすめできないネクタイ

洗えるかどうかの判断基準は素材!

ネクタイの汚れが気になってしまうと、今すぐに何とか落としたいという気持ちが先走りがちですよね。でも、何も確認せずにネクタイを洗ってしまうと、間違った方法でのお手入れによって、汚れを落とすどころか生地をダメにして、使い物にならなくなってしまいます。しかし、洗い方さえ守れば素材によっては自宅でお手入れもできるんですよ。お手入れできるかの判断材料として、まずはネクタイの素材を見てみましょう!

特にシルクのネクタイに注意!

ネクタイの中でも、ブランド物などの高級品にも多く見れらるシルク素材のネクタイは、汚れが気になったとしても、自分で洗濯するのは危険です。シルクはとてもデリケートな素材なので、洗濯方法を誤ってしまうと、生地が縮んだり、手触りが変わってしまうなど、トラブルが起こりやすいんですよ。シルクのネクタイは状態を保つためにも、自分で洗濯するのはやめておきましょう。もしシルクのネクタイに汚れがついてしまったら、後述する汚れの応急処置をして対処するか、クリーニングがおすすめですよ。

ネクタイってどんな風にできている?

ネクタイのデリケートさの理由の一つに、構造が関係してます。ネクタイは、外側を包む表地に体側の生地になる裏地、さらにネクタイの形を保つための芯になる生地が使われているので、無茶な扱いをすると型が崩れてあっという間によれよれの、使い物にならないネクタイになってしまいます。

ネクタイって主にどんな素材?

シルク

ネクタイの中でも、古くから使われている素材のひとつがシルク。しかし、シルクは肌触りがよく美しい光沢がある反面、デリケートで色落ちや縮みが起こりやすく、取り扱いに注意しないといけない素材なんですよ。光沢があるのに、下品さがないため、ブランド物、ある程度高価なネクタイの多くはシルクでできていることが多いです。シンプルな柄でも素材がシルクなら、洗練した印象を与えられます。

ポリエステル

安価なネクタイで多く使われている生地が、ポリエステルです。シルクのような光沢があって、色落ちも起こりにくく丈夫ですが、静電気が起こりやすく、ほこりを吸着するので汚れやすいという欠点もあります。また、摩擦によるダメージを受けやすいので、毛玉が出来てしまうこともあります。

どんな洗い方もおすすめできない素材

ちりめん

和風で独特の風合いがあるだけでなく、どんな色でも温かく上品に見えるため、おしゃれネクタイとして選ぶ人も多い素材です。ですが、ちりめんはとてもデリケートで洗濯をすると色落ちなどで、風合いが変わってしまう可能性もあるので、自分で洗濯するのはやめておきましょう。

複雑な刺繍の入ったネクタイ

ネクタイの中には、とても凝ったデザインをしているものもあり、その中でも特に目を引くのが複雑な刺繍模様が入っているネクタイですよね。でも、この刺しゅう入りネクタイがとても厄介で、自宅で洗濯した場合は、たとえ手洗いでも刺繍糸が色落ちを起こしたり、刺繍の模様が崩れたりしていまう可能性があります。刺しゅう入りのネクタイは、家庭では洗わないほうが安心です。


洗いやすいおすすめのネクタイの素材は?

ズバリ!扱いやすいポリエステルのネクタイがおすすめ!

丈夫で、多少ガシガシ洗っても負けないうえに、安価で売っているポリエステルのネクタイなら、失敗してもダメージが少なくて済みます。ネクタイの自宅での手洗い、洗濯は自己責任なので、失敗したときのダメージはできるだけ少なくすましたいもの。ネクタイをまめに洗って清潔にしておきたい人や、はじめてネクタイを洗ってみるっていう人は、まずポリエステルのネクタイでチャレンジしてみましょう。丈夫なポリエステルなら、しっかりネットなどに入れておけば、洗濯機で洗える場合もあるんです。その場合は、ネットを使用し洗濯機におしゃれ着洗剤を投入して、洗濯機の取扱説明書を参考に手洗いモードなどのやさしく洗えるモードを使ってください。

ネクタイを長持ちさせるおすすめな方法

しまう前にほこりを落としておく

毎日使うネクタイには、気が付かないうちにほこりが付着しています。ちりも積もればなんとやらで、目に見えないほこりでも汚れとしてたまる前にしっかり落としておくことが大切です。ネクタイを外したら、洋服ブラシなどを使って優しくほこりを落としてからしまう習慣をつけましょう。

すぐにしまわず陰干しがおすすめ

ネクタイは、使用中に汗などの湿気を吸っています。湿気を吸った状態のネクタイをそのまましまうと、カビの原因になるだけじゃなくって、ネクタイのパリッとした形を保っている芯地が、崩れる原因にもなってしまいます。ネクタイを大事に長持ちさせたいなら、使った後すぐにしまわずに風通しのいいところにしばらく陰干ししてからしまうのがコツですよ。

ネクタイの洗い方を覚えて自分で洗ってみる

ネクタイの洗い方は原則手洗いで!こんなものを用意するのがおすすめ!

ネクタイは、洗濯機で洗えるという人もいますが、型崩れを抑えて長く使うためには、原則的に手洗いでの洗濯がおすすめです。ネクタイの手洗いには、洗うための底が広いできるだけ大きな桶と、デリケート衣類が洗えるおしゃれ着用洗剤、ネクタイを干すためのハンガー、吸水力の高いタオルを用意しておきましょう。特に桶は、小さいとネクタイを広げて洗うことができないので、型崩れやシワの原因になってしまいますので、気を付けてくださいね。

ネクタイの洗い方

1.洗剤水溶液を用意する

パッケージ裏の手洗いの濃度で洗剤水溶液を作ります

ネクタイを洗う前に、洗剤水溶液を洗い桶の中に作ります。洗剤水溶液の濃度は、おしゃれ着洗いのパッケージに書いてある、手洗いに使用するときの濃度を参考にしてください。色落ちが気になる人は、洗剤水溶液の濃度を少し薄めに作ると安心です。

洗剤水溶液に使用する水は、普通の水よりも38度ぐらいのぬるま湯を使うのが、汚れの落ちをよくするコツです。ただしお湯の温度があまり高いと、生地が変質して縮みや変形の原因になるので、気を付けてください。

2.色落ちがないか綿棒を使って目立たないところで確認する

洗剤水溶液に綿棒を浸して、ネクタイの目立たない部分にこすりつけます。この時に色落ちがあるかを確認してください。

色落ちや、ネクタイの変色がみられるようなら、洗うのは危険なのでやめておきましょう。不安な人は、あらかじめ少量の洗剤水溶液を作って、同じように目立たないところにつけてみて、水を含ませた布で、洗剤をふき取り変色がないか、数日様子を見てみるのもおすすめです。

3.ネクタイをたたんで洗剤水溶液の中へ

ネクタイを、桶に入るぐらいのサイズに畳んで洗剤水溶液の中へ、浸けて洗います。この時、できるだけ静かに入れて、ネクタイに負担をかけないようにするのがコツです。

ネクタイがしっかりと洗剤水溶液を吸ったら、ゆっくりゆらゆらと揺らし汚れを落とします。揺らすときも、ネクタイが変形しないように、できるだけ優しく、静かに揺らしてネクタイの中の汚れを徐々に浮かせながら落とすのがコツです。

汚れがしっかりと浮き出たら、洗剤水溶液を捨てます。ネクタイはそのまま動かさないようにしましょう。

4.すすぎも優しく丁寧に

洗剤水溶液を捨てた桶に、再びきれいな水を入れて静かにネクタイを動かし、洗剤水溶液と汚れを落とします。洗剤水溶液の時と同じように、すすぎもできるだけネクタイを変形させないように、優しくゆすって洗剤水溶液を水に溶かすのがコツです。


ある程度洗剤水溶液が、水に溶けだしたら、水を捨てて再びきれいな水を入れてすすぐという作業を、何度か繰り返します。ネクタイを揺らしても、洗剤水溶液や汚れが溶け出さなくなったら完了です。

5.最後に優しく水けをとる

洗い終わって最後のすすぎの水を捨てたら、タオルの上へとネクタイを移動して、タオルでネクタイをやさしく挟み水分を吸います。

ネクタイが変形しないように気を使いながら、しっかりと水分を取りましょう。持ち上げても水が落ちてこなくなったら、OKです。ネクタイは乾くときに生地が収縮するので、干す時にしわを伸ばさないように注意しましょう。

洗い方以上に干すのにも気を遣うのが大切!

洗濯した後のネクタイは、陰干しをしましょう。できるなら、平らな状態で干したほうがいいのですが、無理な場合は、跡がつきにくいようにネクタイの縫い目を目安に半分に折って、ハンガーにかけておくのがおすすめです。

干し始めは、水分が残っていることも多いので、ネクタイを干した下に洗濯の時に使った桶や、タオルを置いておくと床が濡れません。

ネクタイを洗ったらアイロンをかけよう!

洗った後干してそのままだとパリッとしていない!?

ネクタイを干すときは、乾くときの生地の収縮を考慮しないといけないため、しわを伸ばせません。でも、実際ネクタイを陰干ししたら、なんかしわが残ってパリッとしないってこともあります。そんな時には、しっかり乾いた後に、ネクタイにアイロンがけをするのがおすすめです。ちなみに、普段ネクタイにしわがついてしまった時も、アイロンがけができるので、ネクタイのアイロンがけはコツを覚えておいて損がないです。

乾燥後アイロンで新品みたいなネクタイに!

陰干ししたネクタイがしっかり乾いているのを確認して、アイロンがけをしましょう。ネクタイをアイロン台に載せます。パリッとしたネクタイは、しっかりアイロンがけしたワイシャツと相性抜群です。アイロンがけの方法は、コツさえ覚えればさっと簡単にできるので、コツを覚えてどんどんアイロンがけしちゃいましょう。

アイロンがけの方法

まずはネクタイのタグを見て、アイロンがけをしても大丈夫か、温度はどれぐらいがいいのかをチェックします。アイロンOKなのを確認したら、ネクタイの上に充て布を乗せて、その上からスチームを当てます。

じっくり当てて、裏側からネクタイの皺を伸ばしましょう。表にアイロンを当てる時は、裏のネクタイ通しに気を付けてください。

サイドもきれいにアイロンをかけるコツ

ちょっとしたネクタイのアイロンがけのコツですが、菜箸などの棒状のものをネクタイの中に通し、仕上げにサイドへアイロンをかけると、さらにきれいにアイロンがけができますよ。

ネクタイの手洗いにおすすめな洗剤は?

洗濯用の中性洗剤!

ネクタイの手洗いには、ウールや、一部のドライマークがついた衣類の汚れ落としにも使える、洗濯用の中性洗剤いわゆる、おしゃれ着洗いがおすすめです。汚れの落としやすさは普通の洗剤に劣りますが、ほかのおしゃれ着にも使えますし、お気に入りの衣類を手洗いしたりして、長持ちさせるときにも便利に使えますよ。いろんな香りのものがありますので、お気に入りを見つけておくと、手洗いがもっと楽しくなります。

ネクタイを干すときにおすすめのアイテム!

ネット状になっているニット干し

ニットの服を洗濯した後に、平置きして陰干しできる吊り下げ式のネットが売っています。このネットは、簡単にネクタイも平置きで干せるので、干す場所に困っている人は、購入してみてはいかがでしょうか。ニットなどの型崩れしやすいものも干せるので一つ持っていると、何かと便利ですよ。

ネクタイハンガー

S字フックもネクタイハンガーになっちゃいます


ネクタイをかける専用のハンガーです。簡単に見やすくつるせて、収納時はコンパクトにたたんでつるせるものが多いです。ネクタイを干すときだけじゃなく、見やすく収納するのにも役立つうえに、収納スペースもコンパクトにできます。たくさんあるネクタイを簡単に取り出すこともできるので、ネクタイをいくつも持っていて、毎日さっと選びたい人におすすめです。

外でのネクタイの汚れの簡単な落とし方は?

水溶性の汚れへの簡単な応急処置

外出先でネクタイに、しょうゆなどの水溶性のシミがついてしまった場合は、湿らしたペーパーやハンカチなどで、シミの部分に水分を少し含ませます。そのあと、ハンカチなどをシミにあてて、裏側からペーパーなどを使ってシミをたたき出しましょう。シミが目立たなくなるまで、何度か水分を含ませてたたき出すの繰り返します。

油分系の汚れへの簡単な応急処置

ドレッシングなどの脂分が多いものが、ネクタイについてしまったときは、最初に水分を含ませるのはNGです。乾いているハンカチやペーパータオルなどでシミを押さえて、まずは油分を吸い取ります。水を含んだ布などに、油分を分解する中性洗剤などを少し含ませて、シミにつけてなじませます。なじんだら、乾いたペーパーを裏に当てて、水を含んだ布で押さえながらシミを抜きます。生地に洗剤が残ると、変色などの原因になるので、洗剤成分がなくなるまで水を含んだ布を何度かすすいで、押さえるのを繰り返します。

自分で洗うのは心配な人におすすめなのは…

クリーニングに出してみるのもあり!

デリケートなネクタイでも、優しく丁寧に扱えば、家庭でネクタイを洗うことは簡単です。でもお気に入りにネクタイやシルクなどのデリケート素材のネクタイは、できれば洗濯で失敗して型崩れを起こす…なんてことは避けたいですよね。そこで、大事なネクタイはプロに任せて、クリーニングに出してしまうのもおすすめです。クリーニング代は300円ほどからなので、お気に入りにのネクタイや、高価なものはまず、クリーニング店に行ってみるというのも一つの方法ですよ。

上手なお手入れを定期的に続けることでよりきれいに長持ち!

ネクタイをただ、毎日着けてしまうよりも、しまう前に簡単なお手入れを心掛けるだけで、お気に入りにネクタイがきれいに長持ちするんですよ。次は簡単にネクタイの状態をキープできるアイテムと方法を紹介するので、ネクタイに汚れが溜まる前に、ぜひ始めてください。

ネクタイのお手入れにおすすめなものを紹介

ブラシ

着用後のネクタイはほこりを吸い寄せて、目に見えて汚れていなくても意外と、たくさんの汚れがついてしまっているんです。そこで、おすすめしたいのが、コートなどに使う洋服ブラシでのケアです。ネクタイを版画などにかけて、優しく上から下へなでるようにほこりを落とします。この方法で、ネクタイの汚れを防ぐだけじゃなくて、毛玉ができるのも予防できるので、ネクタイの毛玉に悩んでいる人にもお勧めです。

粘着式のクリーナー

ほこりを摂る方法としてもう一つおすすめなのが、粘着式のクリーナーです。紙でできているものや、洗って再利用できるものまでありますが、どちらもほこりを取るときに、空中にほこりが舞うのを防ぎながらきれいにできるので、花粉の時期などおすすめです。ただ、ウールなどのデリケートな素材は毛羽立ちを加速させてしまう可能性があるので、使用を避けましょう。

大事にするほどネクタイは長持ちします

ちょうどよい頻度で洗うことが長持ちのカギ

ネクタイの洗い方や注意点を紹介しましたが、洗いすぎは生地に負担がかかるので注意しましょう。大事なネクタイを長持ちさせたいなら、こまめに洗うよりも、毎日のお手入れに気を使って、数か月に一度の洗濯に抑えておくことがおすすめです。気に入っているネクタイほど、ダメージや汚れも増えるので、洗い方をマスターして愛情込めてお手入れをしましょう。どんなネクタイでも手をかけた分だけ、長く付き合えます。

ネクタイのことが気になる人はこちらをチェック!

ネクタイのおしゃれな収納方法や、自分だけのネクタイを作る方法を紹介しているので、ネクタイのしまい方に困っている人や、世界に一つ自分だけのネクタイが欲しい人は、参考にしてみてくください。