レイドジャパン レベルバイブ サイレンス 002:ジュエルギル
レイドジャパン レベルバイブビッグ RAID JAPAN LEVEL VIB BIG
レイドジャパン レベルバイブ 2014年カラー 28:レイジングブル
レイドジャパン レベルバイブカウンター RAID JAPAN LEVEL VIB COUNTER 009 SEXY GILL 10.5g
レイドジャパン レベルバイブブースト 7g RAID JAPAN/ LEVEL VIB BOOST 010 HAGURE CHIGYO 7g
がまかつ(Gamakatsu) ダブル21 NSB #6(2015)
ダイワ ルアーキャッチャー ヘビーウエイト
「レベルバイブ」とは
レイドジャパンが贈るバイブレーション「レベルバイブ」
まず「レベルバイブ」とは何か?と言いますと、レイドジャパンの考える「岸釣りにおいてルアーはどのような動きをすればいいのか?」というこだわりが凝縮された、あらゆる局面に対応できるようチューニングされたバイブレーションルアーの事です。小型バイブレーションは小回りが利く分「遠くに投げることが出来ない/速巻きできず、巻いている間にバスを逃がしてしまう/ごみが付着しやすい」などの弱点が存在しますが、レベルバイブはそんな「弱点」の克服に重点を置いた、万能性を重視したルアーと言えるでしょう。
「バイブレーション」の特徴とインプレ
続いて解説するのが、そもそも「バイブレーション」とはどんなルアーで、どんなインプレで、なぜバス釣りに欠かせないのか?ということ。バイブレーションはその名の通り振動でバスを誘い出すルアーで、また最大の特徴として「リップ」がないという事があります。
リップがないため様々なアクションを試すことが出来、釣り場に訪れた際、とりあえずバイブレーションを投げ込みバスが居るか探知する、という感じの使い方を行います。もちろんバイブレーション単体でもバス釣りを狙えるほどのインプレとポテンシャルを秘めており、シンプルでありながら、多彩がアクションが可能なルアーと言えるでしょう。
バイブレーションのメリットと「弱点」
バイブレーションのメリットはなんといってもアクションが多彩で、アクションや使い方に合わせ多種多様なインプレを見せてくれること。飛距離を出せるので遠くにいるバスも誘い出せ、横のみでなく上下のアクションも入れられるため、確実に釣れるアクションを狙えます。
バイブレーションが苦手。フックをダブルに交換してみたりしたけど根掛かりが多いので。野池とかなら使えるかな?
— 国分のオンチャン (@08019969132) September 30, 2016
反面、バイブレーションには沈みやすく根掛かり等のルアートラブルが起こりやすいルアーでもあります。レベルバイブもバイブレーションに分類される都合上「根掛かり」対策は欠かせません。まずはレベルバイブの種類や、どんなサイズのものがあるか、サイズ毎のフックの違い等を解説していきます。
「レベルバイブ」のラインナップ
レベルバイブのラインナップは大きく分けて5種類、どれもバイブレーションとしての基本性能を兼ね備えていますが、それぞれインプレが異なり、レベルバイブの種類を使い分けることで深場に潜むバスや、バイブレーション慣れしたバスでも狙うことが出来るようになります。使用する、使用しないを問わず、釣れる場所やサイズに合わせ、複数の種類をそろえておきましょう。
レイドジャパン製バイブレーション①・レベルバイブ
レイドジャパン レベルバイブ 2014年カラー 28:レイジングブル
まずはレベルバイブの基本形となるスタンダードモデルから、フックやサイズ等、特筆したところがありませんが、そのぶんあらゆる局面で応対できるようチューニングされており、リトリーブスピードの対応も広いため、ゆっくりリールを巻いたり、速巻きしたりしても安定したインプレを発揮してくれる、タックルボックスに最低でも一個は入れておきたい、シンプルなバイブレーションルアーです。
レイドジャパン製バイブレーション②・レベルバイブカウンター
レイドジャパン レベルバイブカウンター RAID JAPAN LEVEL VIB COUNTER 009 SEXY GILL 10.5g
レベルバイブの基本性能はそのままに、アピール性を重視したタイプが「レベルバイブカウンター」です。フックやサイズ等、基本部分はレベルバイブと変わりませんが、活性の高い魚や群れを作らず泳いでいる魚に対し効果的なルアーで、広いエリアでの使用に向いています。派手な色合いのものが多いのでカラーリングも目を引くものが多く、好奇心旺盛や魚やバスを誘い出せます。
レイドジャパン製バイブレーション③・レベルバイブサイレンス
レイドジャパン レベルバイブ サイレンス 002:ジュエルギル
バスの中にはバイブレーションの音に慣れ、通常のバイブレーションでは反応しない、いわゆる「スレた」ものが存在します。レベルバイブサイレンスはノンラトル仕様で、音をほとんど出さず振動だけでバスを誘い出す、サイズやフックとはまた異なる箇所に力を入れ、インプレの違いを生み出したルアーです。基本形のレベルバイブと高アピール型のカウンターと組み合わせるのも面白く、釣り場に合わせ3つのレベルバイブを使い分けてみましょう。
レイドジャパン製バイブレーション④・レベルバイブビッグ
レイドジャパン レベルバイブビッグ RAID JAPAN LEVEL VIB BIG
大食らいのバスや、大物を相手にするにはどうしてもサイズが小さいものの多いバイブレーションでは不向き。最悪ラインを切られ、ルアーをロストする可能性もあります。レベルバイブビッグはレベルバイブの性能を引き出せるフルサイズまでサイズを大きくしたもので、大型なぶん琵琶湖などのビッグレイクでの使用が向いています。サイズが大きいという事は立てる音も大きいのでは?と思ってしまいますが、意外にもラトル音は控え目で、大型フックで捕らえます。
レイドジャパン製バイブレーション⑤・レベルバイブブースト
レイドジャパン レベルバイブブースト 7g RAID JAPAN/ LEVEL VIB BOOST 010 HAGURE CHIGYO 7g
レベルバイブーストはソリッドボディを取り入れた、コンパクトなサイズと高アピール性を併せ持つ、鋭いフックで確実なフッキングを狙えるタイプのレベルバイブです。ロッドのアクションに対しよく動き、その振動はナチュラルかつパワフル、大きいルアーに警戒するバスに向いており、サイズも小さめなので、障害物が多い場所でも潜り込ませることが出来ます。
「レベルバイブ」の使い方・基本編
レベルバイブは「岸釣りの使い方に合わせ、チューニングされたバイブレーション」のため、基本的なインプレはバイブレーションと同じ、使い方もバイブレーションを効果的に活用できるアクションを入れていけば自然と扱いこなすことが出来ます。まずは基本中の基本である、バイブレーションの動かし方や使い方を学びましょう。
基本はタダ巻きで、広範囲を探るように
レベルバイブは広いエリアから効率的にバスを見つけ出すことが出来るので、まずは開けた場所にルアーを投げ込み、基本はただリールを巻くだけの「タダ巻き」でバスを探っていくという形となります。ただ巻くだけでも、水中でルアーやフックが動いてくれるため効果的ですが、時にボトムまで落としてみたり、ボトムに当たるか当たらないかくらいの位置を探ったりと、位置を変えアクションを行うのも効果的。レベルバイブ自体が強力なルアーのため、場所によってはタダ巻きでバスを狙えます。
コツを把握し、タダ巻きをより効果的に
タダ巻きは非常にシンプルなアクションですが、そのぶん釣れるアクションをいれたり、極めようと思うとコツのいるアクションです。基本的には一定の速度を保ち巻き続けるのが基本となりますが、同じ動作を繰り返すと水中での動きが無機的になり、、釣れるものも釣れないという場合があります。また、この「一定の速度」の目安は正直ないといってもよく、何度も試し、自分ぴったりな速度を探るほかありません。感覚をつかめば、自然とアクションも洗練されていきます。
「レベルバイブ」の使い方・応用編
バスの中にはタダ巻きのアクションに慣れ、タダ巻きでは反応しないスレたバスも存在します。特に人気の釣り場では、バスもルアー慣れしているのでタダ巻きだけでは対処できない状況も出てきます。タダ巻きから応用する形で、さらにバスが釣れるアクションを探っていきましょう。
高速巻きでフックを激しく動かす
高速巻きは基本的な使い方はタダ巻きと同じですが、名の通り速く巻き上げるという特徴があります。レベルバイブは速めのアクションにも対応しているため、ボトムをごつごつと引き、大きめの岩や障害物にわざとぶつけ、動きに変化を与えることでより弱った小魚っぽく見せることが出来ます。このような、あえて不規則な動きを入れバスを誘う動作を「リアクションバイト」と呼び、レベルバイブはリアクションバイトが行いやすいルアーと言われています。
リフト&フォールでアクションにメリハリをつける
まずはボトムまでルアーを沈め、それからロッドを振り上げルアーを持ち上げる動作を繰り返す、リフト&フォールも効果的。これも時に速く、時に遅くと動きにメリハリをつけることで、効果的なアクションがいれられます。リフトする高さに変化をつけ、どこにバスが居るのか探るのにも向いているため、釣り場で「バスがいそうだ」と感じたら、まずはリフト&フォールを行ってみましょう。
ボトムバンピングでワームのような動作を実現
レベルバイブは水中で立つ性質があるため、ワームをはじめとするソフトルアーのような変則的な動きを入れることが可能。まずはボトムに沈めるところはリフト&フォールと同じですが、ルアーを湖底ではねさせるというテクニックです。底から数十センチはね上げるような感じで、大きく一度ロッドを振り上げ、ボトムに付いたら再び繰り返すという感じです。アクションをいれる目安は2~3秒ごとにロッドを動かすこと、間隔が短すぎたり長すぎたりすると魚に見切られるため、ルアーを絶えず動かすようにしましょう。
「レベルバイブ」のチューニング方法
ダブルフックチューニングで、より効果を引き出す
がまかつ(Gamakatsu) ダブル21 NSB #6(2015)
そのままでも強力なレベルバイブですが、ダブルフックにすることでさらに強力になるのみでなく、後述の根掛かり対策にもつながります。ダブルフックはその名の通り、もともとレベルバイブについているフックに補助となるもう1つのフックを取り付けること。ダブルフック用のフックは基本レベルバイブの場合はフロント・リア友に6号、同じくレベルバイブブーストは8号、レベルバイブビッグは4号のフックがダブルフックに適しています。ダブルフック用のものは、やや大きめのものを選ぶとよいでしょう。
「レベルバイブ」の根掛かり対策
レベルバイブの根掛かり対策はダブルフックにするほかにも、釣り具に気を配ることで根掛かりのリスクを大幅に減らせ、ロストの可能性もぐんと抑えられます。ダブルフックにチューニングしたら、今度は根掛かり対策となる便利グッズも知っていきましょう。
ルアーキャッチャーでしっかり根掛かり対策
ダイワ ルアーキャッチャー ヘビーウエイト
障害物の多い場所で釣りを行うとき、もっておくと安心なのがルアーキャッチャー。あるとないで釣れる安心感は大違いで、ほとんどのルアーを回収できる便利グッズです。価格も良心的で、荷物の中でも絡まず、タックルボックスに入れてもかさばらないサイズ。水草が密集していたり、岩が多かったりと「ロスト」の可能性のあるポイントに向かう際は、最低でも1つは入れておきましょう。
「レベルバイブ」でバイブレーションを体感
レイドジャパン製ルアーで、新しい釣りを!
レベルバイブはバイブレーションの基本性能はそのままに、とにかく「釣れる」ことに重点を置いたルアーです。ラインナップも豊富なため、バスの潜んでいそうなエリアを見つけたら、まずはレベルバイブで探るというのもいいでしょう。勿論、投げ込む前はダブルフック、ルアーキャッチャー等の根掛かり対策を忘れずに!
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レベルバイブのおすすめチューニング方法のほか、レベルバイブを開発した「レイドジャパン」の人気ルアー、さらにレベルバイブと合わせ使いたいレイドジャパン製ロッドも紹介していきます。ぜひバス釣りの参考になさってください。
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