ツーバイ材 約38×38×1200mm
ブライワックス
憧れのおしゃれで快適なお部屋の作り方
誰もが憧れるおしゃれで快適なお部屋。趣味の作品や料理、ペットなどの写真や動画を投稿するインスタグラマーやYoutuberも、みんな背景に写り込んだお部屋やキッチンもおしゃれでキレイで、そのライフスタイル自体が憧れの対象になりますが、どうやったらおしゃれなお部屋が作れるのでしょうか。
おしゃれな部屋に見せるポイント
1.インテリアに統一感をもたせる
おしゃれなお部屋の特徴の1つが、インテリアに統一感があるということです。ごちゃつかずすっきりと統一感のある物や色柄が並んでいるお部屋はおしゃれに見えます。部屋がおしゃれな人は好みがはっきりしており、買い物するにも既にある家具やインテリアと合う物をきちんと考えて購入できています。
2.物が少ない・無駄な物がない
物が少ないと物がごちゃつかず片付けもしやすく、インテリアの統一感も取りやすいのでおしゃれ感が出やすいです。生活感のなさすぎる何もないミニマルな生活が必ずしもいいとは限りませんが、無駄のない必要最低限の部屋は物の管理がしやすく使いやすいと言えます。
また、同じシェルフに並べるにも、詰められるだけ詰めるのと7割ぐらいでは見た目もゆとりがありますし、機能的にも使い勝手がよくなります。
3.床やテーブルに物を置かない
床の上やテーブルに物が散乱している部屋はごちゃついて汚く見えます。床の上を整頓して物を減らすだけでも激的に片付いたように見え、インテリアや飾りのおしゃれさも際立ちます。
同じ物の量でも床ではなく壁面収納に並んでいれば印象は断然アップします。ただし、壁面のシェルフにただ置けばいいわけではなく、並べ方や見せ方にも工夫が必要です。
おしゃれな部屋の作り方、最大の壁は「収納」
おしゃれな部屋の作る上で重要なのが「収納」です。身の周りには使う頻度の高い日用品からたまに使う物、滅多に使わない物までありますが、それをどこにどう収納するかが困り物です。
また、使い終わったらきちんと元の場所に戻してどこにあるのか管理できていないと、探したり見つからずにまた買い足してしまったり、時間もお金も無駄になってしまいます。収納とはとても重要なものです。
壁面収納棚でおしゃれに「見せる収納」
クローゼットや戸棚など収納は各家庭に備わっていますが、容量が足りていなかったりうまく使いこなせていない家庭が多いようです。そんな時に役に立つのが「見せる収納」です。壁面収納で目の届くところに物を置いておけば、どこに何があるのか忘れにくく管理がしやすくなります。
見せ方次第で何でもおしゃれに
配置や置き方、組み合わせなど見せ方によっては日用品など何でもない物でもおしゃれに見えます。一つひとつの物自体も「見せる収納」のことを考えてハイセンスなお気に入りの物を選ぶようになり、物に愛着を持って大事に使うようになります。
引き出しや家具をあちこちに置いておくのも邪魔ですし、壁面収納の見せる収納は色んな面で活躍してくれます。
2×4材で簡単DIY!壁面収納棚の作り方
2×4材を使えば、DIY初心者でも簡単に木材を使って自作家具を作ることができます。ホームセンターなどに行けばたくさんの2×材が揃っており、素材や大きさをお好みで選んで、サイズを指定すればその場で木材をカットしてくれます。
お店によっては回数が決まっていたり、有料の場合もありますので相談してみましょう。また、事前に図面など書いてサイズを考えておくとベターです。
2×4や2×材って?
DIYでよく使われる木材に、SPFのワンバイ材やツーバイ材があります。それぞれの断面をインチ(1インチ=18mm)で表した木材のサイズの規格で、全国どこでも同じサイズで入手することができます。
例えば1×1なら18mm×18mm、2×4なら38mm×89mmとなります。建築でも使用されますが、規格化されたサイズなので安価で大量生産でき、表面が滑らかに加工されて釘打ちや塗装など加工もしやすいためDIYにも適した木材です。
ツーバイ材 約38×38×1200mm
決ったサイズで手軽に入手できるのでDIYにうってつけのツーバイ材
サイズ | 約38×38×1200mm |
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2×4材で簡単DIY!壁面収納棚の作り方(仕上げ)
2×材などを使って物をDIYしたら、仕上げはオイルステインやブライワックスで仕上げるのがおすすめです。
どちらも豊富なカラーから他のインテリアに合わせてお好みで選べますし、できたばかりの物でもヴィンテージっぽく仕上げたり、ナチュラル感は残しつつ落ち着いた印象に塗装できます。初心者でも簡単に使え、無垢材のままよりも本格的な仕上がりに見せられるのが魅力です。
ブライワックス
ブライワックスを塗りこめば、無垢材が味のある仕上がりに
壁面収納棚DIYで気になるのが壁の傷
2×4など木材を使えば簡単に壁面収納棚をDIYで手作りすることができますが、気になるのが壁や床、天井に傷をつけてしまうこと。
持ち家でももちろん気になりますが、特に賃貸の場合は壁にガンガン釘を打ち込んで棚板を付けるなんてしようものなら、退去時に修繕費を出す羽目になってしまいます。
しかし、便利なグッズを使うか工夫次第では、壁に傷をつけない壁面収納の作り方もできるんです。
賃貸でもDIYで!壁を傷つけない壁面収納棚の作り方①
突っ張り壁面収納
床と天井の間に突っ張る棒を使って壁面収納を作る便利グッズがあります。これを用いれば、賃貸でも壁や床を傷つけることなく壁面収納を簡単に作ることができるので便利です。
壁面収納のシェルフタイプもあれば、吊り下げハンガータイプ、またおしゃれなラダーライプなどもあります。キッチン向けの収納シェルフや省スペースでおしゃれな部分シェルフまで、お好みで選べます。
賃貸でもDIYで!壁を傷つけない壁面収納棚の作り方②
2×4+突っ張りパーツ
2×4夫ですぐに崩れるといった心配もありません。壁も傷つけませんので賃貸でも安心して使うことができます。また、棚板は自分の好みで使いやすい高さにカスタムできるのも便利です。
賃貸でもDIYで!壁を傷つけない壁面収納棚の作り方③
2×4+ディアウォール
ホームセンターなどで手軽に入手できる2×4材に取り付けることで、床と天井の間に突っ張らせて柱のように使える「ディアウォール」という便利アイテムがあります。
ディアウォールを使えば壁も床も傷つけるないで好きな場所に柱を立てられ、その柱にまた2×4材などを付けて棚を作ることができ、賃貸でも気にする必要はありません。壁際に2本の2×4材を設置して棚受けと棚板を取り付けるだけで、低コストでお好みのサイズの壁面シェルフができます。
賃貸でもDIYで!壁を傷つけない壁面収納棚の作り方④
棚受けレール
店頭のディスプレイなどでよく利用されている棚受けレールを用いて壁面収納を作る方法もあります。「ダボレール」「ガチャ柱」などとも呼ばれるもので業務用っぽいですが、ホームセンターなどで数百円から買うことができます。
棚板を取り付けるための穴が細かくあるので、使いやすい位置に自在に棚を付けることができます。取り付ける際に多少壁を傷つけてしまいますので、ディアウォールなどと併用するのがおすすめです。
賃貸でもDIYで!壁を傷つけない壁面収納棚の作り方⑤
シェルフの組み合わせ
市販のシェルフやカラーボックスを複数組み合わせて並べたり積み重ねたりすれば、オリジナルの壁面収納が簡単に作れます。大がかりな作業もなく壁を傷つけないので賃貸でも安心です。
ボックス同士がずれて崩れ落ちると危険ですので、裏面に木材を当ててネジで留めたり、L字やI字金具でボックス同士を固定しておくことをおすすめします。
賃貸でもDIYで!壁を傷つけない壁面収納棚の作り方⑥
パレットやすのこを活用
DIYの強い味方、すのこや木材パレットを壁面に取り付ければ、賃貸でも気にせずに棚やディスプレイを取り付けることができます。ただの壁ではなくおしゃれでナチュラルな木材の壁ができるのもポイントです。
直接壁に取り付けるには傷をつけてしまいますので、ディアウォールなどを使って2×4材の柱を立てた上に取り付けるのがおすすめです。
賃貸でもDIYで!壁を傷つけない壁面収納棚の作り方⑦
有孔ボードを活用
小さな穴が一定間隔で無数に開いた「有孔ボード」を壁に取り付ければ、孔にフックや棚板を付けて壁一面を自在に収納として使用することができます。見た目的にも壁のイメージが一気に変わるります。白い物だけでなく木目調やヴィンテージ風などもあります。
賃貸でもDIYで!壁を傷つけない壁面収納棚の作り方⑧
ウォールシェルフを並べる
ちょっとした物やディスプレイなどを壁に置いておけるウォールシェルフやウォールラックは、気軽に取り付け取り外しができて場所も自在に取り付けられるので便利です。
壁に複数設置すれば、おしゃれに壁面収納風に利用することができます。ホチキスやピンなどを使う壁をほとんど傷つけないタイプもありますので賃貸にも便利です。
おしゃれ&機能的な壁面収納棚DIY例(キッチン編)
1.キッチンカウンターや壁に棚をDIY
キッチンに小さな壁面棚を作っておくと、調味料や小さめの食器の収納に役立ちます。カウンターに設置すれば、キッチン側・ダイニング側どちらからも使える便利なシェルフとして使えます。必要な時にさっと調味料や食器が取り出せ、おしゃれな食器や小物がキッチンに華を添えてくれます。
2.キッチンには吊り下げ収納も便利!
キッチンは大から小まで物がたくさんある場所です。しかも必要な時にさっと取り出す必要があります。そんなキッチンでも壁面収納は大活躍します。おすすめは吊り下げる壁面収納。
キッチン用品にはおたま、ヘラ、フライ返しなど吊り下げに適した物が多数ありますので、同じテイストで揃えて吊るしておくと見た目も使い勝手も抜群です。
おしゃれ&機能的な壁面収納棚DIY例(ペット編)
1.キャットタワー兼用棚
猫を飼っている人に人気なのが、飼い猫達の遊び場としても使える壁面収納です。高い所に上るのが好きな猫がいたずらして物を落としたり、うっかり足を踏み外すという心配も少なくなります。
猫専用の壁面収納家具も販売されていますが、ディアウォールなどを使ってDIYで作るならアレンジも自在です。またはウォールラックを階段状にずらして付けると、壁を傷つけない猫用壁面家具ができます。
2.ドッグハウス兼用棚
棚の最下部を飼犬用のハウスやトイレとしてアレンジすれば、おしゃれな壁面収納棚なだけでなく、ワンちゃんにとっても居心地のいいスペースを作ることもできます。DIYなら思うようにアレンジして作ることができますので、愛犬のためにもぜひスペースを作ってあげてみてください。
壁面収納棚の問題点と解決策
1.奥行きが狭い
ディアウォールなどを使って2×4を2本使用したDIY壁面収納の場合、奥行きが木材の幅の89mmしかありません。もっと奥行きのあるサイズの木材を使って作るか、柱を4本使って棚を作るという手もありますが、壁から部屋に突き出す形になりますので多少圧迫感があり部屋が狭く感じられます。
2.地震の時は大丈夫?
壁面収納で心配なのが、地震です。ディアウォールなど突っ張るタイプの壁面シェルフなら、天井と床の間で支えているので倒れる心配は少ないです。
ただし、ディアウォール1本分など奥行きが狭い場合は物が落ちやすいので、高い所には軽い物を置いたり耐震ジェルを使ったり、アイアンバーなどで落下を防いでおくと安心です。
3.高い所に手が届かない
壁面収納は見た目がおしゃれな上に壁面全体を使うので収納容量も大きいですが、天井に近い部分など高いところは手が届かないという難点があります。
出し入れする際に無理に背伸びして手を伸ばすと危険ですので、近くに踏み台など置いておくと便利です。踏み台もインテリアを邪魔しないおしゃれな物や、自分でDIYで木材を加工して作るなどするのがおすすめです。
また、高い場所には日頃使用頻度の少ない物を置くか、ただの飾りを置いておくとよいでしょう。
まとめ
壁面を有効活用すれば、おしゃれで機能的な収納に大変身します。賃貸にお住まいの方でも2×4材とディアウォールを使って棚を作るなど、壁を傷つけない便利グッズや作り方がありますので、ぜひ実践してみましょう。
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部屋がおしゃれできれいに片付いていると、そこに住む人のライフスタイルも素敵に見えます