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岩手県の鍾乳洞観光ができるスポット8選!見所からアクセス・料金情報も!

岩手の鍾乳洞を聞かれて、龍泉洞以外の名前を挙げる方は少ないのでは?実は岩手は鍾乳洞の数では、全国屈指です。また、ライトアップで綺麗なスポットの他、探検家気分になれるスポット、海からアクセスするスポットなど多彩です。夏でも10℃以下の鍾乳洞で、涼んでみませんか?
2020年8月27日
haekon
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岩手の鍾乳洞

岩手県には有名な龍泉洞がありますが、実はそれ以外にも多くの鍾乳洞があります。龍泉洞のように、ライトアップされた洗練美を、鑑賞できるスポットもありますが、洞窟の行き止まりが分かっていない洞窟もあり、今後の発見も期待できて楽しみですね。

今回は現在観光が可能な鍾乳洞を8か所紹介いたします。夏の暑いさなか、気温が冬のような洞窟内はありがたいですね。洞窟内の気温や対策なども追記しますので、参考になさってくださいね。

岩手の鍾乳洞観光スポットその1:龍泉洞

洞窟の見所と所要時間

高知県の龍河洞や山口県の秋芳洞と並んで、日本三大鍾乳洞とされている有名な観光地です。全長3000m以上の規模と、名水百選にもなった美しい地底湖が人気。洞窟の入口近くには、百間廊下と呼ばれる長い直線的な通路があります。鍾乳石で囲まれながらの散策は、異世界にトリップした感覚です。

龍の淵や亀岩などの奇岩を通り過ぎると、LEDに照らされた月宮殿に到着。5色のライトアップは綺麗ですね。

洞窟内には、地底湖が3つ。特に第三地底湖は深さが100m近くあり、LEDにより、ドラゴンブルーと呼ばれる美しい青が引き立っています。また、蝙蝠穴近くでは、5種類のコウモリがお出迎えしてくれます。急に飛んでくる場合もあるので、びっくりしないでくださいね。一通り観光して回ると、所要時間は約40分になります。

夏でも冬の気温?

龍泉洞の内部は一年中10℃前後のため、夏の涼を取るにはもってこいです。但し、観光時間が長いため冷やしすぎは注意です。Tシャッツのみで入るのは避けた方がいいです。ジャンパーなどを持っていくか、レンタルサービスをご利用くださいね。

アクセスと料金

【所在地】〒027-0501 岩手県下閉伊郡岩泉町岩泉字神成1番地1
【入洞料】大人(高校生以上)1000円、小、中学生500円
【連絡先】0194-22-2566 龍泉洞事務所
【営業時間】:8:30~18:00(5月~9月) 、8:30~17:00(10月~4月)
【アクセス】(公共)盛岡駅東口1番バス停より、JRバス東北盛岡-岩泉(龍泉洞)、2時間10分。(車)東北自動車道盛岡ICから国道455号線 または、東北自動車道・盛岡南ICから国道455号線
【駐車場】500台(第1~3駐車場、新洞科学館前駐車場)

岩手の鍾乳洞観光スポットその2:龍泉新洞

洞窟の見所と所要時間

昭和42年に県道の拡幅工事中に発見されました。もとは、龍泉洞とひと続きの洞穴でしたが、川に削られ分断されました。今は龍泉新洞科学館として公開されています。様々な種類の鍾乳石があるのは龍泉洞と同じですが、古代人の住居跡が発見され、それを再現したスペースもありますよ。所要時間は10分~15分となります。また、ここも龍泉洞と同様一年中10℃前後です。冷えすぎないように気を付けてくださいね。


アクセスと料金

龍泉洞の入場券が共通券となっています。アクセスも龍泉洞と同じです

岩手の観光スポット鍾乳洞その3:幽玄洞

洞窟の見所と所要時間

3億5千万年前の地層にあり、日本で最古の鍾乳洞とも言わます。三葉虫やウミユリなど、数億年前の化石を見ることができます。なかでも、ウミユリの萼(がく)や茎(くき)の部分がはっきりとわかる化石は学術的にも重要とのこと。また、浄魂の泉と呼ばれる水深10メートル以上の地底湖は、ライトアップされ、龍泉洞とはまた異なった透明な水色を見せてくれますよ。所要時間は、20分~30分程度です。

夏でも冬の気温?

気温は通年とも13度程度のため、上着が必要です。貸出サービスはないので、ご自分で準備してくださいね。

アクセスと料金

【所在地】岩手県一関市東山町長坂字東本町154-1
【入洞料】大人1,000円、高校生800円、中学生600円、小学生400円
【連絡先】0191-47-3303 幽玄洞観光
【営業時間】: ●春~秋 (4月~9月)8:30~18:00 (10月~11月は17:00まで) ●冬期 (12月~3月)9:00~16:00 
【アクセス】(公共)一ノ関駅から猊鼻渓駅まで30分。夏山松川線、幽玄洞バス停で下車、徒歩約6分。(車)一関ICより約30分
【駐車場】無料駐車場有り

岩手の観光スポット鍾乳洞その4:滝見洞

洞窟の見所と所要時間

洞内に天の岩戸の滝という、落差29mもの滝がある珍しい洞窟。天井の大理石の裂け目から、音をたてて落ちる様は、神々しくも見えますね。この滝にたどり着くまでには、低い天井を通っていく必要があります。受付でヘルメットや水しぶき用のポンチョ、ゴム長靴を貸してくれるので、ご利用くださいね。探検家のようでテンションが上がります。所要時間は約50分です。 

夏でも冬の気温?

こちらの洞内の気温は通年平均10℃前後です。借用のポンチョがあるので、下はやや薄着で良いかもしれませんよ。

アクセスと料金

【所在地】〒029-2501  岩手県気仙郡住田町上有住字土倉298-81 
【入洞料】中、高校生700円、小学生500円 、大学生1000円、大人1050円
【連絡先】0192-48-2756 滝観洞観光センター
【営業時間】:8:30~17:00(定休日 年末年始12/28~1/3のみ)
【アクセス】(公共)JR上有住駅から徒歩で3分 (車)仙人峠道滝観洞ICから車で1分
【駐車場】あり(無料)

岩手の観光スポット鍾乳洞その5:青の洞窟

洞窟の見所と所要時間


半分海に浸水した洞窟で、八戸まで続いているという伝説のため、八戸穴とも呼ばれています。さっぱ船という小型船で、海からのアクセスが可能です。他にも剣ノ山や賽の河原なども観光してくれるため、お得ですよ。

青の洞窟の水の色は、季節によって変わります。秋から春先は水温が低い時期は、水が澄んでいて青色に見えますが、夏になるとプランクトンが増え、エメラルド色になります。どちらも綺麗ですよ。所要時間は約20分です。

夏でも冬の気温?

洞窟は密閉でないので、ほぼ外気温と同じです。ヘルメットとライフジャケットを着用のため、夏はTシャッツでも大丈夫です。海風が気になる方はもう一枚準備してくださいね。

アクセスと料金

【所在地】岩手県宮古市日立浜町32-4
【入洞料】 1500円
【連絡先】0193-63-1327 浄土ヶ浜マリンハウス
【営業時間】8:30~17:00(3月~11月のみ、冬季は休業)
【アクセス】(公共)宮古駅よりバスで約15分 (車)東北道盛岡ICから約2時間
【駐車場】あり(無料)

岩手の観光スポット鍾乳洞その6:安家洞

洞窟の見所と所要時間

20Km以上の日本で一番長い鍾乳洞。主洞は東本洞や西本洞、奥本洞に枝分かれしていますが、東本洞の一部550mのみが観光客に公開されています。所要時間は約30分。ヘルメットとかっぱ、長くつを渡されて出発します。サイやペンギンの形をした鍾乳石を見ながら、神殿というポイントでは、鍾乳石の絶景を見ることができます。龍泉洞ほどの派手さはないですが、渋い美しさがありますよ。

夏でも冬の気温?

一年を通じて8度前後のため、半袖・半ズボンは避けた方が良いです。また、ケイブレンジャーなるガイドによるツアーもあり、通常は入れない箇所を探検することもできます。ご興味あれば、事前確認をなさってくださいね。

アクセスと料金

【所在地】〒027-0611  岩手県下閉伊郡岩泉町安家18番
【入洞料】大人1,000円、小中学生600円、幼児無料
【連絡先】0193-63-1327 浄土ヶ浜マリンハウス
【営業時間】9:30~16:00(4月中旬~11月下旬、8月は17:00まで)
*冬期間は閉洞、冬期間の入洞は経済観光交流課へ問い合わせ(0194-22-2)
【アクセス】(公共)岩泉駅からバスで45分(車)龍泉洞から久慈方面へ車で約20分
【駐車場】あり(無料)

岩手の観光スポット鍾乳洞その7:内間木洞

洞窟の見所と所要時間

総延長は6Km以上。千畳敷と呼ばれる大きな空洞をはじめ、4つの主洞などの枝分かれがあります。2月の氷筍(ひょうじゅん)観察会と7月の内間木洞祭りなど年3回だけ一般に公開されています。特に有名なのが、冬の氷筍で、大きなものは2mを超えます。迫力があり、美しいですね。所要時間は30分程度です。

夏でも冬の気温?

洞窟内は、気温7度程度。夏場は羽織るものが必要です。足場もすべるので、歩きやすい靴か長ぐつをはいてくださいね。


アクセスと料金

【所在地】久慈市山形町小国
【入洞料】無料(受付が必要)
【連絡先】0194-52-2700 久慈市教育委員会文化課
【営業時間】年3回、(1.7月第2日曜日の内間木洞まつり、2.10月中旬のぐれっとやまがた街道祭、3.2月第2日曜日の内間木洞氷筍観察会)午前10時~午後3時まで、受付は午前10時~午後2時まで。現地にて。
【アクセス】(公共)JR久慈駅、三陸鉄道久慈駅より車で1時間
【駐車場】あり(無料)

岩手の観光スポット鍾乳洞その8:船久保洞窟

洞窟の見所と所要時間

洞窟の奥行き約150m、高さ約6m程度のこじんまりとした鍾乳洞です。洞窟の奥の広場では、縄文後期から弥生時代にかけての人骨や土器などが発掘されました。気温一定の部屋が、住み心地が良いのは昔も今も同じですね。龍泉洞などと違い、鍾乳石に名前が付いているわけではありませんが、シャンデリアように、重なって垂れ下がった鍾乳石や、化石類などもあり、人手が入っていない洞窟を楽しむことができます。所要時間は40分です。

夏でも冬の気温?

一年中12℃前後です。こちらでは、レンタルのサービスはないので、上着や帽子などは、ご自分で準備してくださいね。また、事前または、当日に予約の連絡をする必要がありますので、お気をつけて。

アクセスと料金

【所在地】〒028-3532 岩手県紫波郡紫波町船久保字百沢
【入洞料】大人 300 円 (一般、中高生 300円、小学生以下 200円)
【連絡先】019-676-2764 松坂様(所有者)宅
【営業時間】所有者と相談のこと
【アクセス】(公共)JR紫波中央駅から車で10Km(車)龍泉洞から久慈方面へ車で約20分
【駐車場】あり(無料)

まとめ

鍾乳洞8選、いかがでしたか?画像を見ているだけで、涼しくなってきたのではないでしょうか?龍泉洞や幽玄洞は別世界に来たようで、日ごろのストレスを忘れさせてくれるでしょう。また、安家洞や船久保洞窟は、冒険心がくすぐられ、子供連れの夏休み体験としてもおすすめです。涼しくて、いろいろな楽しみ方ができる鍾乳洞、あなたも今夏でかけてみませんか?

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