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【釣って食べたい】美味しいメバル料理6選!人気レシピや調理方法もご紹介!

あっさりとした白身の魚で調理法をあまり選ばない魚メバル。刺身から煮付け、唐揚げなど多くの調理法でいただけます。今日は、メバルの人気料理を6つご紹介します。ポピュラーな料理ばかりでもどれも人気の高いメバル料理です。ぜひ、メバルが美味しい旬の時期にお試しください。
更新: 2024年2月8日
佐藤3
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美味しいメバル料理の人気レシビが知りたい!

メバルの美味しい食べ方は?

メバルはカサゴ目- フサカサゴ科の魚です。フサカサゴ科ではなくてメバル科と分類されていることもあるようです。白身のその身はいろいろな料理に使われる、食用の魚でもポピュラーなものとなっています。

派手な姿ではないですが、どこかかわいらしいそのメバルはどのように食べたら美味しいのでしょうか。今日はメバルの美味しい食べ方レシピをご紹介します。

メバルについて

分布

メバルは日本なら北海道から九州まで広く分布している魚です。日本各地どこでも捕れる魚です。日本以外では、朝鮮半島沿岸にも分布しています。台湾でもメバルの蒸し料理が人気があり、よく食べる習慣があるそうです。

生態・特徴

メバルの体は成魚でも20~30センチ。あまり大きくならない魚です。海の中の海藻が多いところでよく見られますが、小さい魚ながら隠れているということはなく、広い範囲に回遊する性質があります。

そのため、身はほどよくしまっていて、脂もあまりなくさっぱりとした味となっています。カサゴの特徴で、立ち泳ぎをするという姿も時折観測される面白い魚です。

メバルは種類によって旬の時期が異なります。ウスメバルは春先、3月から5月にかけてが旬で、美味しいといわれています。磯や堤防などで釣れる黒メバルは、秋から年明けまでくらいが美味しいといわれています。

メバルの調理・下ごしらえ

メバルの調理方法

メバルの調理・下処理は①ウロコを取る②エラを取る③内蔵を取るこの3ステップになります。大きな魚ではないので、ここまで処理しておけばこの後は煮付けにしたり、唐揚げにしたり、面倒だったら塩をふって塩焼きにして食べるのも、さっぱりとして美味しくいただけます。

メバルの下処理の注意点はエラを取らないとうまく内蔵が取れないということ。少し面倒ですが、メバルの下処理をするときはエラを取る行程は必ずおこないましょう。

包丁を使わない方法

メバルの下ごしらえの方法として、割り箸だけでできるエラと内臓取りがあります。刃物の扱いに自身がない方は、こちらの下処理方法も試してみてはいかがでしょうか。メバルのように、丸のまま食べる機会が多い小ぶりの魚に向いている下処理方法です。簡単なだけでなく、見た目も綺麗に仕上がります。

美味しいメバル料理:刺身のレシピ

新鮮なメバルの食べ方はコレ


メバルは小さな魚ですが、大きめのメバルが手に入ったらぜひ刺身のレシピをお試しください。刺身にする場合は、頭を落とすときに内蔵も一緒に取ってしまいますので下処理の方法が少し変わってきます。そのあと、三枚におろして、腹骨を取り除き、お好みで皮を引いて刺身にします。

新鮮なメバルの見分け方

刺身にできるような新鮮なメバルはどう選んだらよいのでしょうか。新鮮なメバルの特徴は①目が綺麗②体の色が澄んでいるもの③エラが綺麗なバラ色をしているものの3点です。死後時間経過とともに、体の色(特に目や表面の色)がにごってきますので、それで新鮮さを判断しましょう。

調理のコツ

メバルを刺身に調理するときのコツは、頭に切り込みを入れるときに内蔵を傷つけないようにすることです。多少傷ついてしまっても仕方ありませんが、できるだけ身の部分だけに包丁を入れるようにすると、スルスルと簡単に内蔵を取り外すことができます。皮を引いた刺身や、皮付きで飾り包丁を入れた状態で炙りにしても美味しい刺身がいただけますよ。

美味しいメバル料理:塩焼きレシピ

メバルの簡単調理法なら塩焼きで

刺身にするにはちょっと面倒な、小ぶりなサイズのメバルは簡単に塩焼きにしていただく人も多いでしょう。メバルの身は白身でさっぱりとしていて、お年寄りでも食べやすい魚です。メバルを焼いていただくときは塩焼きがポピュラーですが、ハーブやにんにくを効かせて洋風な塩焼きにしても美味しいですよ。

洋風焼き物にも

塩焼きは簡単だけど、違った味の焼き物も食べたい。そんなときは、メバルのムニエルはどうでしょうか。塩焼きがあまり好きでない子どもでも、バターの風味で喜んで食べてくれるのではないでしょうか。

塩コショウしたメバルをバターで炒めただけ。こちらも簡単メバルの焼き物レシピです。まぶす小麦粉にバジルのみじん切りを加えたり、焼きたてにレモン汁などをかけていただくと、なおいっそう美味しいですよ。

調理のコツ

メバルは焼き物にするときは、切り身ではなく丸のまま塩焼きにします。海の魚ですので、ウロコと内臓を取ったら、串打ちもせず、そのまま粗塩を降ってグリルなどで塩焼きにするのでとても簡単です。身の中まで火が通りやすくなるように、十字に飾り包丁を入れておくとよいでしょう。

美味しいメバル料理:唐揚げレシピ

子どもにも大人気の魚の食べ方

大人も子どもも大好きな唐揚げ。メバルも丸のまま唐揚げにしても美味しい魚です。カラッと二度揚げしたメバルは骨までバリバリと美味しくいただけます。唐揚げの衣にハーブ類を混ぜて香り付けしたり、カレー風味、ガーリックパウダーを効かせても、また違って風味で食が進みます。

揚げ物の「二度揚げ」とは


揚げ物の失敗例でよくあるのが「衣がべちゃべちゃ」状態です。体験者も多いのではないでしょうか。具材や衣の水分が抜けきらないと、揚げたては良いのですが、時間経過と共に衣に水分を含んでしまって美味しくなくなってしまいます。

それを予防するのに必要なテクニックが「二度揚げ」です。空気に触れさせることで水分が蒸発して、さらに予熱で中にも火が通る一石二鳥の揚げ物テクです。

調理のコツ

カリッと揚がったメバルの唐揚げは、丸ごとで骨まで食べられますが、小さなお子さんに食べさせるときは、三枚におろしたものを食べやすい大きさにカットしてから唐揚げにしてもよいでしょう。唐揚げの下準備として、塩を刷り込み、酒をまわしかけて15分ほどおいてから揚げてください。

美味しいメバル料理:煮付けレシピ

メバルといえばコレ!の人気調理法

メバルの料理方法といえば煮付けという人も多いでしょう。ぷりぷりとした旬の美味しいメバルは、本当に煮付けにして食べると一段とその身の食感が楽しめます。味付けは、濃いめでしっかり冷まして味を染みさせて。

基本の砂糖としょうゆとお酒の味付けで煮付けもよいですが、チキンコンソメと塩で洋風のブイヤベース風の煮付けにしても美味しくいただけます。

落とし蓋を使おう

煮付けを作るときに大切な調理道具として「落とし蓋」があります。時々「落とし蓋を使う意味がわかりません」「なければ使わなくてもいいですか」というアンチ落とし蓋派の方もいらっしゃいます。

ですが、できれば落とし蓋を使った方が①少ない煮汁で②両面に煮汁がまわります。代用品として、アルミホイルにフォークで穴を開けたものや、クッキングペーパーを2枚程度重ねたものでもOKです。

調理のコツ

煮付けにする場合でも、小ぶりなので丸ごと煮付けていきます。この場合も、塩焼きと同じく胴体の厚みのある部分に飾り包丁を入れておくと、身に味がよく染みてさらに美味しく仕上がります。魚の生臭さが気になる人は、生姜をスライスして一緒に煮るとよいでしょう。

美味しいメバル料理:アクアパッツァレシピ

人気の洋風レシピ

小さくても身がたっぷり詰まった白身の魚、メバル。最近では、和風の煮付けだけでなく洋風のアクアパッツァでいただくレシピも人気があります。

アクアパッツァとは白身魚とトマトを基本として、ブイヨンなど使わず魚介と野菜の出汁で煮込んだ洋風煮付けです。和風の食べ方は一通り試したという人は、洋風のレシピにも挑戦してみてはいかがでしょうか。

出汁や調味料いらず

アクアパッツァがどうして人気があるのかといえば、「簡単にあるもので気軽に作れる」ところが受けているのでしょう。

アクアパッツァの作り方レシピもたくさんありますが、人によっては魚介とトマト、その他の野菜やアサリ、アンチョビなど材料だけ入れて、白ワインで煮込んだだけというものもあります。面倒な調味料の計量も、材料集めも必要ないのは助かりますね。それで美味しいのですから最高です。

調理のコツ

一緒に入れる野菜はトマトなどを基本として、食べたい野菜で。上手に作るコツは美味しいオリーブオイルを選んで、にんにくの香りをしっかりと付けること。アサリなどの貝類も加えると、より一層魚介の旨味がでて美味しく仕上がりますよ。

美味しいメバル料理:メバル汁レシピ


丸ごとメバルを人気の汁物で

煮物や唐揚げにするにも小さなメバルは、味噌汁に丸ごと入れてみてはどうでしょうか。お椀からしっぽがはみ出る、ダイナミックな味噌汁ができあがります。ヌルヌルが気になる人は、よく塩を揉み込んで水洗いをして、ヌメリをとってから味噌汁に仕立てましょう。ネギや春菊など香りの野菜との相性が良いです。

捨ててしまう頭も味噌汁に

メバルの味噌汁といえば、頭を使ったアラ汁も美味しいです。普段は捨ててしまうところですが、頭にも美味しく食べられるところがたくさん残っています。ヒレの部分は硬くて、そのまま口に入れてしまうと怪我をしますので、取ってしまってから汁ものに仕立てるとよいでしょう。

調理のコツ

型のよいメバルなら、ぶつ切りにしてから味噌汁に仕立てましょう。大きなお椀に丸のままのメバルもよいですが、やはりあまり大きいと食べにくさが際立ってしまいます。味噌汁にするときにも苦味のある内蔵は取り除きますが、人によっては「メバルの内蔵も美味しい」とそのまま味噌汁にしてしまうこともあります。

少し大人の味ですが、内蔵も一緒に入れたアラ汁のようなメバルの味噌汁も作ってみてはいかがでしょうか。

メバルの人気料理を作ろう!

幅広い調理方法で食べ方も豊富

メバル料理で人気の高いレシピを6つご紹介しました。いかがでしたでしょうか。メバルは、内蔵を取ってしまえば癖もあまりなく、料理次第でいろんな味が楽しめる魚です。

特に有名なのは煮付けですが、洋風なレシピも合います。特にアクアパッツァは食べやすく、近年メバルの人気レシピとなっています。春と秋のメバルの旬には、ぜひいろんなメバルレシピを試してくださいね。

魚が気になる人はこちらをチェック

メバルの他、釣りあげた魚の食べ方、調理方法・レシピをご紹介しています。食べ方がわからない魚があったら、ぜひ調べてみてはいかがでしょうか。思いもしなかった美味しい食べ方が見つかるかも知れませんよ。