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虫除け効果のある植物おすすめ7選!虫除けになる育てやすい植物をご紹介!

植物の中には虫が嫌うニオイを出すものがたくさんあります。特にハーブ類が多いので、虫除け効果のある寄せ植えを作ることも可能です。今日は、虫除け効果のある植物をご紹介しましょう。育てやすいものが多いのでガーデニング初心者の方にもおすすめです。
更新: 2023年6月26日
佐藤3
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虫除け効果のある植物をベランダで育てよう!

害虫が嫌う植物がある

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植物といえば、虫を呼び寄せるものと考えている人も多いでしょうが、ハーブなど香りの強いものの中には害虫が嫌う植物もあります。使い方によっては、近くに植えている植物や、部屋への虫の侵入を防いでくれることも可能です。あなたのベランダや庭を、無骨な虫よけではなく癒やされる植物で防虫してみませんか。

虫除け効果のある植物は

ハーブ

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ハーブは、香りが強いことで料理の臭い消しや香り付け、お茶としていただくこともできる植物です。香りの強いハーブの中には、虫が嫌いな成分をもつ植物もあります。ベランダや庭においても違和感がないので、虫除けになるハーブの寄せ植えを作っている人もいます。

虫が嫌う成分

ハーブなどの虫除けになる植物の中には、虫が嫌いなニオイとしてシトラールやカンファーという成分があります。シトラールはスーッとするハッカのようなニオイ。カンファーは市販の防虫剤にも使われる樟脳のこと。どちらも虫が嫌いなニオイ成分によって、強力に害虫を防虫してくれます。

ハーブといえば海外から入ってきたものというイメージが強いですが、樟脳は日本でも古くから虫除けになるとして一般的に使われている成分です。

虫除け効果のある植物「センテッドゼラニウム」

ハーブとしてのゼラニウム

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センテッドゼラニウムは、ゼラニウムの仲間の中でも「葉」に強い香りを持つハーブとしてのくくりのゼラニウムのことです。センテッドゼラニウムにもいくつか種類があって、シナモンゼラニウム、アプリコットゼラニウム、ローズゼラニウムなどが代表的な品種です。

防虫効果がより高い種類

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センテッドゼラニウムは、一般的な花を愛でるタイプのゼラニウムよりも香りを重視した品種改良がされている種類です。赤い花のゼラニウムにも虫除けになる効果がありますが、その効果がさらに高い花として庭やベランダに植える人も多い花です。

センテッドゼラニウムの育て方

育てやすい花

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センテッドゼラニウムに限らず、虫が嫌いなニオイだすものも、ハーブとして分類されている植物は丈夫で育てやすいものが多いのが特徴です。庭植えならほとんど水やりの手間もかからない花です。初心者でも簡単に育てることができるでしょう。

植え付けと増やし方

センテッドゼラニウムはハーブを扱う園芸店にたくさんの種類が売られています。最初は、そのような株や苗を買ってきて育てることになるでしょう。

しかし、枝の先端を10センチほど切って、下葉を取り除き、鹿沼土などに差しておけば簡単に増やすことができます。挿し木で増やした苗は春と秋に植え付けましょう。土はややアルカリ性のものを好みます。

ガーデニングの注意点

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あまり手間のかからないセンテッドゼラニウムですが、ジメジメとしたところが苦手です。梅雨時に一度剪定をして、風通しをよくしてあげると元気に育つでしょう。梅雨に切り戻しを忘れた株は秋に花が終わったあとで短く剪定しておくとよいでしょう。花がら摘みの意味もこめて、バッサリ半分くらいの大きさに切り戻してしまいましょう。

虫除け効果のある植物「ラベンダー」

虫が嫌いな香り

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良い香りのハーブとして人気の高いラベンダー。このラベンダーの香りも虫除けになります。人にとっては好ましい香りなのに、虫が嫌いな香りというのも面白いですね。ラベンダーのように、人には良い香りでも虫が嫌いなニオイのハーブもたくさんあります。

蚊や小さな虫除け効果のあるハーブ

ラベンダーは人にとってはその香りは癒やし効果があり、夜寝る前にラベンダーのアロマを焚くと安眠効果があるといわれるハーブです。しかし、虫が嫌いな香りとして防虫ハーブとしても使えます。

特に蚊や部屋の中の小さな虫が嫌いな香りで、精油を薄めてカーペットやカーテンなどにスプレーすることで、部屋の中に害虫が入ってこなくなり、夏の虫除けにピッタリです。

ラベンダーの育て方


苗から育てよう

ラベンダーはハーブとしての使用頻度も高く、庭に植えておくと蚊が寄り付きにくくなる薬草としての役割りだけでなく、風にのって流れてくる香りを楽しんだり、収穫した花はドライフラワーにしたり、さらにポプリなどとしても楽しむこともできます。苗から育てるなら初心者にも扱いやすい、ポピュラーで育てやすいハーブです。

土や植え付け時期は

ラベンダーなどのハーブを育てるときの土は、ホームセンターなどに売っている「ハーブ用の土」または「ラベンダー用の土」を使いましょう。苗が売られている頃が、ラベンダーの植え付けの時期。多くは春さきに園芸店に苗が出回ります。

ガーデニングの注意点

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水やりは、鉢の底からあふれてくるくらいたっぷりとあげましょう。しかし、このときラベンダーに直接水がかからないようにするのがポイント。定期的に肥料をあげますが、置き肥か薄めた液体肥料を水代わりにあげるとよいでしょう。頻度は10日に1度くらいの割り合いが好ましいです。

虫除け効果のある植物「タンジー」

虫除けになる草の代表格

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タンジーという植物は、殺菌力や防虫効果が高く、ガーデニングをしている人なら害虫除けに庭に植えている人も多い植物です。香りはローズマリーによく似ていて、葉はおじぎそうのような形をしています。

夏から秋に黄色い丸い形の花が咲きますが、この花はドライフワラーにしても色あせず長持ちしますので、花が咲いたらぜひドライフラワーにしてみてください。

香りの強い植物

タンジーは、とても香りが強いので、庭に植えたタンジーの香りが、風にのって部屋の中まで入ってくることもあります。昔の人も軒下などに、防虫と香りの2つの目的で植えていました。逆にあまり強い香りが好きではないご家族がいるご家庭では、別の防虫ハーブにする、植える場所を考えるなどの必要がでてくるでしょう。

タンジーの育て方

手のかからない育てやすい植物

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タンジーは放っておいても元気で、育ちすぎて困るくらい丈夫な花です。手がかからずとても育てやすいので、庭の虫除けになる植物として重宝されています。部屋の中に虫が入ってこないように、虫が嫌いな人はベランダや軒下に植えておくとよいでしょう。多少日陰でもしっかり育ってくれます。

育て方ポイント

タンジーは種まきでもしっかり育ってくれますが、庭にたくさん欲しいという人でなければ、苗を買ってきて育てることをおすすめします。ある程度強く、質のよいものを選別されている苗からの方が丈夫で良いタンジーに育ってくれます。

その苗から枝を切り取って挿し木で増やすこともできます。植え付け時期は春。赤玉土7に腐葉土を3混ぜ合わせた土に植えましょう。

ガーデニングの注意点

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タンジーはとっても丈夫な植物で、冬の間は枯れたように見えていても春になると新芽を芽吹かせてどんどん大きな株に育っていきます。うっかりしているとタンジーが広がりすぎて他の植物が絶えてしまうこともあるので、鉢で育てるか、庭に地植えするなら区切りを作っておくとよいでしょう。

虫除け効果のある植物「タイム」

コモンタイムは幅広く使えるハーブ

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一般的に日本でタイムと呼ばれるのは「コモンタイム」という種類のハーブです。タイムといえば料理に使われるハーブとしてポピュラーですが、防虫効果もある虫除けになるハーブなんです。

スーパーでハーブセットとして売られている中にも、コモンタイムが含まれていることも多いでしょう。ローリエなど他の料理用ハーブと組み合わされてブーケガルニとして使われます。

タイムの葉は蚊を遠ざける

タイムは除菌、消毒、防腐効果があるとされ、古くから肉料理に使われているハーブですが、蚊を遠ざける効果もあります。特に葉の香りは、虫の忌避効果が強いといわれている植物です。

タイムの育て方

2種類のタイム

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ガーデニングとして庭やベランダで育てる場合、食用に使うコモンタイムだけでなく、クリーピングタイムという横に成長していくグランドカバー向きのタイムもあります。ちなみに、コモンタイムは立性のタイムですので、上に伸びていきます。

ガーデニングとして虫除けになるハーブとして育てる場合、庭やベランダをどのように飾るのか、寄せ植えとしてどんな植物と合わせるのかによって2つのタイムの中から選ぶとよいでしょう。

寒さにも強く育てやすい


タイムはハーブの中でも寒さに強い種類です。本州であれば、冬の寒さにも絶え、枯れたようになっても春になると元気に復活してくれます。虫除けになる植物として初心者でも育てやすいハーブです。湿度を嫌うので、土は水はけの良い土を使いましょう。ハーブの土として売られているものがおすすめです。

ガーデニングの注意点

ほふく性のタイムは、人やペットの踏みつけにも強く、庭の敷石を縁取るグランドカバーとしておすすめですが、その一方で広がりすぎて困るということも。植える場所を考えてから植えましょう。

また、タイムを虫除けになるハーブという目的だけで育てるなら良いですが、料理に使おうとするなら「食用」と明記された苗を選ぶと料理に使っても安心。香りもいっそう料理にマッチするものでしょう。

虫除け効果のある植物「蚊嫌草」

虫除け効果を高めた品種

蚊嫌草または蚊連草(かれんそう)と呼ばれることもある植物は、害虫を防ぐ植物である「ゼラニウム」とシトロネラ」をかけ合わせたハーブです。名前のとおり、高い害虫を寄せ付けない効果がある植物です。

観賞用のゼラニウムよりも効果が高いとしてセンテッドゼラニウムをご紹介しましたが、さらに害虫予防効果が高い植物として蚊嫌草はおすすめです。

蚊嫌草の育て方

蚊嫌草は育てやすい?

蚊嫌草という植物は、ホームセンターや園芸店で売られていますがまだまだポピュラーとはいいにくい植物です。育て方がわからない人も多いでしょう。高温多湿を嫌い、寒さには比較的強い植物で真冬も霜が降りるような場所でなければ外に地植えしたまま冬を越せるでしょう。あまり手間のかからない育てやすい植物といえます。

肥料は月に1~2度

蚊嫌草を育てるのに適した土は、水はけのよいものがよいでしょう。湿気が苦手で、水はけの悪い土だと根腐れを起こす心配があります。肥料は液体肥料を2~3週間に1度程度与えるとよいでしょう。鉢植えのものを買ってきて、挿し木で増やすこともできます。挿し木は春か秋におこなうとよいでしょう。

ガーデニングの注意点

蚊嫌草の防虫効果は、新しい葉が出す香りにあります。古くなった葉にはこの香り成分が少なくなっています。虫除け効果を期待するなら、剪定を行って新しい枝や葉を出すよう促すのが大切です。剪定を行うなら春から初夏の時期。または花が終わったあとの秋がよいでしょう。

虫除け効果のある植物「除虫菊」

蚊取り線香の原料

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除虫菊は殺虫剤である「蚊取り線香」の原料でもある植物です。植物としての除虫菊には殺虫効果はありませんが、マーガレットのような白くかわいいキク科の植物なので、観賞用としても立派に役にたってくれます。ベランダや庭に植えておけば、ペットや洗濯物を干すときの虫刺されを防いでくれるでしょう。

除虫菊の育て方

花もかわいい除虫菊

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除虫菊は生花には殺虫効果はありませんが、虫の嫌うニオイであるため虫除けになる植物です。虫除け効果は蚊嫌草に比べて弱いですが、除虫菊は花の可憐さを愛でるという楽しみ方もできます。花の時期は初夏から梅雨明けの7月ころまで。白くて綺麗な花を咲かせます。

プランターで育てるには

マンションなどのベランダで除虫菊を育てるには、少し背丈が高すぎる植物です。草丈が1メートルほどになりますので、除虫菊の重さで転倒してしまうからです。大きめのプランターや鉢に植えるか、剪定をしてコンパクトに仕立てるとよいでしょう。おすすめは、庭に直接露地植えすることです。

ガーデニングの注意点

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除虫菊の苗はあまり売られていません。種から育てることになるでしょう。種はとても小さいので水で流してしまわないよう、種まき後の水やりはやさしくがポイントです。

また、酸性の土を嫌いますので、種まきの1週間前には苦土石灰を混ぜ込んで土を中和させておきましょう。日当たりのよい場所を好みますが、夏の暑さに弱い植物なので、風通しの良い場所に植えましょう。

虫除け効果のある植物「ユーカリ」

ハーブ以外の虫除けになる植物

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ユーカリといえば、コアラが食べる葉として有名ですね。その葉には毒性があり、ハーブのように口に入れるというわけにはいきませんので、庭木やかわいい葉を他の植物と合わせて、寄せ植えにするのに使われます。このユーカリも、害虫を寄せ付けない虫が嫌いなニオイをだす植物として有名です。

ユーカリの育て方

苗から育てるユーカリ


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ユーカリは銀色っぽい葉が部屋のインテリアとしても人気の植物です。地植えにすると大きく育ちすぎてしまうので、鉢植えにするのが一般的です。すでに形よく育った鉢植えも売られていますが、せっかくなので苗から育ててみてはいかがでしょうか。虫除けになるだけでなくインテリアとしても使える便利な植物です。

お世話は水やりくらい

ユーカリは、砂漠の緑地化にも使われるくらいの手間がかからず丈夫な植物です。ガーデニング初心者でもちょっとした手間で育てられます。

肥料も不要ですし(大きくなりすぎるので逆に肥料は与えない)、乾燥を好む植物なので、水やりもカラカラになったらあげる程度で十分です。いかがでしょうか。これなら、誰でも育てやすそうと感じるのではないでしょうか。

ガーデニングの注意点

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お世話は簡単なユーカリですが、注意点もあります。それは、ユーカリをいかにコンパクトに育てるかということです。ユーカリは大きくなる木ですので、剪定をしてあげないと鉢植えでも大きくなりすぎて困ることも。

剪定の時期は春、または秋が適しています。思い切って根元に近いところで剪定してあげると、脇芽がでてきて形が整います。「こんなに切って大丈夫?」と心配になるくらいがちょうどよいです。その方がコンパクトでよい形になるでしょう。

虫除け効果のある植物の注意点

完全に害虫をシャットダウンできない

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ハッカのような香りやレモンの香り、樟脳のような香りと虫が嫌いなニオイを出して害虫を寄せ付けないハーブなどの植物。それでも一部の虫が嫌いというだけですべての虫に対応しているわけではありません。防虫してくれる植物を部屋やベランダに置いても、別のところから入ってくることもあります。

あくまでも防虫という気持ちで

ガーデニングで育てている植物は、その香りが届く範囲にしか効果がありません。しかも、殺虫効果ではなくその効果はあくまでも防虫です。成分がやさしい分、効果も緩やかであると思っておくとよいでしょう。もっと効果が欲しいという人は、ご紹介した植物の精油を使って、アロマとして網戸などに吹きかけて使いましょう。

人の中にも嫌う人がいる

多くの人が「さわやか」「良い香り」と感じるものをご紹介しましたが、香りの好き嫌いには個人差があります。

自分が気にならない香りとして防虫効果でガーデニングしている植物でも、家族やご近所の方は「あまり好きではない」と感じる人も。香りの強いハーブ類は、その香りを苦手な人のことも考えて育てる場所や量を決めていきましょう。

虫除け効果のある植物を活用しよう

虫除け効果+ベランダの癒やし

ベランダや庭、部屋の中において手軽に育てやすい虫除けになる植物をご紹介してきました。いかがでしたでしょうか。虫除けハーブは、精油をスプレーして虫除けとして使う使い方もありますが、ガーデニングが好きな人は、ぜひ自分で育てた植物で害虫予防をしてみましょう。植物を育てる楽しみも感じられて一石二鳥です。

防虫が気になるならこちらをチェック!

虫除けになる植物を使用したアロマや殺虫剤もご紹介しています。事情がありガーデニングはできないという人でも、アロマなどで自然の虫除け効果を実感することができるでしょう。赤ちゃんのいるご家庭でも使える植物由来の虫除け。気になる人は、こちらもぜひチェックしてみてくださいね。