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アロマオイルで虫除けスプレーが作れる?手作りレシピをご紹介!

化学物質をなるべくなら避けたい、自然派の方におすすめなアロマオイルの虫除けスプレー。市販されているものもありますが、自分で手作りもできるんです。アロマオイル虫除けスプレーを作ってみませんか。お気に入りの精油やボトルをチョイスすれば、気分もあがります!
2020年8月27日
白馬ななか(Shirouma)
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そもそもアロマオイルや精油(エッセンシャルオイル)ってなに?

アロマオイルと精油(エッセンシャルオイル)は、実は同じような気がしている方も多いのでは?今回はわかりやすいように、アロマ虫除けスプレーと書きますが、精油(エッセンシャルオイル)で作るアロマ虫除けスプレーをご紹介します。

アロマオイルとは

アロマオイルとは、合成の芳香が混ざっていてもOKなんです。実は、アロマオイルとうたっているものを、精油(エッセンシャルオイル)だと勘違いされている方も多いと思うので、念のため。
ただ、アロマオイルが悪いというわけではないので、悪しからず。
 

精油(エッセンシャルオイル)とは

エッセンシャルオイル(精油)とは、植物の香りを抽出したもの。植物の花や、葉、根の部分、果物の皮などから抽出した液を、高濃度に含んでいる揮発性の芳香成分です。なんと、精油1キログラムを抽出するために、バラのは花弁が5トンも必要とされることも。バラの精油はとても高価なんですよ。

アロマオイル(エッセンシャルオイル・精油)は取り扱い方に注意が必要

精油(アロマオイル)は、先ほども書きましたが、高濃度に抽出された液です。原液を素手で触ってしまったり、ボトルから直接かおりをかいでしまうと、気分が悪くなったり、トラブルが起きることも。特に、アロマオイルは小さなお子さんの手の届かないところで保管してくださいね。

夏山登山の必須アイテム、虫除けスプレー

さて、春から秋は一般的には登山シーズンですよね。でも、人が活動しやすい場所には、害虫もつきもの……。登山前に虫除けスプレーをつけていく方が多いのでは?いや、ぜひアロマ虫除けスプレーはつけていってください。そして、小さなアロマ虫除けスプレーを持参するとベストです。

得に低山登山や、低山トレッキングにはアロマ虫除けスプレーを持参して!

登山をするときは長そでシャツや、長ズボンが基本です。もちろん、スカートもOKですが、タイツやスパッツ、ゲイターを履きますよね。それは、直射日光や、小石などが靴の中へ入るのをを避けるとともに、害虫から体を守るためというのも登山慣れしている方ならご存知ですよね。でも、顔やちょっとした隙間から蚊などは侵入してしまうことも。蚊や害虫が多い低山登山のときは、ぜひ小分けにしたアロマ虫除けスプレーを持参してくださいね。

なぜアロマオイルが虫除けになるの?

アロマオイル(精油)は、植物から抽出した液だとご紹介しましたよね。つまり、花や木など植物は自分で逃げ回ることができません。花や木も害虫から自分の身を守るために、虫の嫌いなにおいを発していると言われているんです。もちろん、様々な植物にとって、それぞれ天敵となる虫は違います。なので、虫除けとひとことでいっても、虫によって嫌いなにおいが違うんですよ。


虫除けの作用があるといわれるアロマオイルとは

虫除けの作用があるといわれているアロマオイルは何種類かあります。自分の体質や好きな香りなどで選びましょう。ちなみに、アロマオイルの虫除けスプレーには殺虫成分はないので、あくまで虫を寄せつけない穏やかな虫除けです。

アロマオイル「シトロネラ」

シトロネラはイネ科の植物。すっきりとした香りが特徴で、レモンに似ているといわれることも。特に、シトロネロールやゲラニオールという成分が多く含まれているので、蚊が嫌う香りといわれています。

アロマオイル:レモングラス

レモングラスもイネ科の植物。精油ではないですが、トムヤムクンなどのタイ料理やエスニック料理の香りづけにも使われているので、なじみが深い方もいるのでは。香りは、イネの香りにレモンの香りが重なったようなシトラス系です。蚊の他にも、ノミやダニ、ハエも嫌う香り成分だといわれています。ただし、緑内障や妊娠中の方は使用しないでくださいね。

アロマオイル:ゼラニウム

ゼラニウムは、バラのような芳香を放ち、フローラルの香りが好きな方におすすめ。ただし、妊娠中の使用は控えたほうがいい香りなので、気を付けてくださいね。

アロマオイル:ラベンダー

紫の可愛い花でおなじみのラベンダー。ぐっすりと眠れ、リラックス効果もあるといわれているので、ポプリを枕元に置いている方もいるのでは。ラベンダーの精油も同じ香りです。ラベンダーには殺菌や抗菌作用があるといわれているので、虫が嫌いというのもうなずけますね。ただし、妊娠初期には控えたほうがいいそうです。

アロマオイル:レモンユーカリ

ユーカリ・シトリオドラともよばれるレモンユーカリ。葉っぱを揉むと、レモンのような芳香がします。昆虫が嫌がる成分のシトロネラールが多く含まれているので、防虫に効果があるといわれています。妊娠中の使用は避けた方がいいそうです。

アロマオイル虫除けスプレー手作り材料

アロマオイル(精油)の成分が分かったところで、いよいよアロマオイル虫除けスプレーを手作りしてみましょう。作り方はとっても簡単。しかも、雑貨屋さんのアロマや精油コーナー、ドラッグストアなどで簡単に手に入るものばかりで作れますよ!作っているときも、アロマの芳香に癒されるかも。まずは、材料をそろえましょう!


アロマ虫除けスプレーに必要なアイテム

アロマ虫除けスプレーに必要なアイテムのご紹介です。といっても、準備するものはたったの4つです!

1.スプレー用の容器

スプレーの容器は、手軽に持ち歩ける小分けサイズのものと、家でも使えるように大きめのサイズの2種類あると便利ですよ。

2.精製水

精製水は、ドラッグストアのコンタクトレンズケア用品コーナーで手に入ります。

3.無水エタノール

無水エタノールも、ドラッグストアで購入できます。消毒液のコーナーに置いてあることが多いかも。わからなければ店員さんに聞けば大丈夫。たいてい置いてありますよ。

4.虫除けに効果があるといわれる精油

先ほどご紹介した、虫除けに効果があるとされるアロマ(精油)の、自分好みのかおりを用意してくださいね。いくつか用意して、その日の気分で付け替えるのもいいですね。

アロマオイル入り虫除けスプレーのレシピ

材料がそろったところで、レシピと作り方の紹介です!

アロマオイル入り虫除けスプレーの材料


・スプレーの容器(60ml入るもの)…1つ
・無水エタノール…………………………5ml
・精製水……………………………………45ml
・上記の中からお好みの精油……………10滴

精油は、ブレンドしてもOKですよ!ただし、全部合わせて10滴になるようにしてくださいね。そして、お子さんに使用、もしくは敏感肌の方は、レシピから精油の量を減らし、合計5滴以下にひかえてください。

アロマオイル入り虫除けスプレーの作り方

アロマオイルの取り扱いさえ気を付ければ、作り方はとっても簡単ですよ。アロマオイル(精油)は、濃度がとても濃いので皮膚にアロマオイルが触れないように、気を付けてくださいね。

1.スプレー容器に、5mlの無水エタノールを入れます
2.アロマオイルを、合計10滴になるように、1の中に入れます
3.2の中に45mlの精製水を入れます
4.スプレー容器のキャップを閉めて、よく振ります 

アロマオイル入り虫除けスプレーの作り方は以上です!
あとは、使う度によく振ってくださいね。

自分好みのアロマ虫除けスプレーで登山を楽しもう

虫を必要以上に気にすることなく、登山ライフが楽しめたら最高ですね!でもちょっと待って。自分好みのアロマオイル(精油)で、虫除けスプレーができたら、最後に確認してほしいことがあるので、ご紹介します。

アロマオイルが自分の体に合っているか確かめて

自分好みのアロマオイル(精油)が出来上がってもちょっとまって。パッチテストをしましょう。化粧品や医薬品と同じで、アロマオイルの成分が体に合わないこともあります。まずは、腕の内側、肌が柔らかい部分に少しだけつけてしばらく待ちます。そして、赤みやかゆみなど異常があったら、そのアロマオイル虫除けスプレーを使うのは控えてくださいね。もちろん、他の人に合うとも限らないので、自分で作った虫除けスプレーは個人的に楽しんでくださいね。

アロマオイル虫除けスプレーは、つけなおして!

朝一度スプレーしても、揮発性があるので、アロマオイル虫除けスプレーは持参することをおすすめします。自分で香りが薄くなってきたなと思ったら、その都度スプレーしなおしてくださいね。UVケア用品と同じような感覚で使うとベストですょ!

アロマオイル虫除けスプレーの利用法

アロマオイル虫除けスプレーは、肌に直接つけるだけでなく、服につけたり、空間にまくこともおすすめの使い方です。保存料や防腐剤が入っていない、化学物質も入っていないので、お子さんにも安心ですよね。ただ、その分傷みやすいので、2週間以内に使い切ってくださいね。簡単に作れるので、いろいろなレシピを楽しみながら、自分だけのアロマオイルの虫除けスプレーを作ってみるのもいいですね。