シリオ P.F.10B
シリオ PF441
シリオ P.F.116-2
シリオ P.F.156-2
シリオ P.F.430
シリオ P.F.630
シリオ P.F.730
SIRIO(シリオ)の登山靴を知ってますか
SIRIO(シリオ)という会社を知っていますか。知っている方は登山に詳しい方ですね。シリオは登山靴を専門に製造販売している会社です。
海外の登山靴メーカー
海外の登山靴メーカーはたくさんあります。登山靴はドイツ、イタリアが発祥です。イタリアではスプルティバ、スカルバ、ザンバラン、ガーモット、ビブラムなどが知られています。ドイツではローバー、マインドル、ハンワグなどが評判です。スイスはマムート、スペインはポリエール、フランスはサロモン、アメリカはコロンビア、ザ・ノースフェイス、メレル、ニューバランス、アディダス、イギリスはハイテックなどが評判です。
日本の登山靴メーカー
それでは、日本の登山靴メーカーを知っていますか。登山靴といえば昔はキャラバンシューズと呼ばれていました。キャラバンは昔から評判のある日本の登山靴メーカーです。モンベルは登山用具一式を制作している日本の会社です、登山用品全体に評判が良い会社です。そしてシリオは日本で登山靴だけを制作している評判のいい会社です。また、一人ひとりにあったオーダーメイドのブーツを販売するという会社ゴローも登山家からは評判です。
SIRIO(シリオ)の登山靴の概要
ここでは、登山靴の専門メーカーシリオについて紹介します。シリオは安全な登山楽しむことを目指して目的に応じたブーツを選ぶことを優先する会社です。
SIRIO(シリオ)のブーツのコンセプト
シリオ社のホームページには、会社のコンセプトやブーツの概要がありますから。見てみましょう。
欧米人と日本人の足型の違い-----日本人の足を幅広にした、独自の履物文化。靴を開発した欧米の履物文化とは異なり、日本では草鞋や草履、下駄などルーズな履物が主に使われてきました。この履物文化が日本人に多い甲高段広や偏平足を生み出す背景になり、自分に合う靴となかなか出会えない原因にもなっています。そのような日本人の足を研究するとひとつの特徴的なパターンがあります。足の長さと幅の比率が欧米では10対3.5の人が多いのに対し、日本では10対4の人が半数以上を占めるということです。
シリオ社のコンセプトです。いかがですか。日本人の足の特徴を研究し日本人にあった登山靴を製作している会社です。また、プリウス・フォルマ=「P.F.コンセプト」が売りとなっています。
P.Fコンセプトとは
日本人の足に合った「幅」、楽な姿勢で歩けるかかとの「高さ」、歩きを支える「硬さ」という、歩きやすさの決め手の3つの特長をひとつにしたシリオの考え方、それがプリウス・フォルマ=「P.F.コンセプト」です。
SIRIO(シリオ)の登山靴は幅広でおすすめ
コンセプトにもあるように、足の長さと幅の比率が欧米では10対3.5の人が多いのに対し、日本では10対4の幅広の人が半数以上を占めています。つまり、日本人の足は若干幅広が多いということになります。もちろん、個人差がありますから、日本人はすべて幅広の靴が合うわけではありません。シリオは基本的に3E、3E+、4Eの3種類のワイズ(幅広を示す数値)で対応しています。製品によってはメンズとレディ-スがあります。
SIRIO(シリオ)のブーツのラインナップ
シリオのブーツは多くの日本人が登山を楽しめるよう、足の長さと幅の比率「10:4」の足型を基準に3E、3E+、4Eの3つの幅広のラインナップで構成しています。また、21Aはシリア・アクティビィティ・フィット仕様になっており、P.F.156-2はシリオ・アウトドアアクティビィティ・ラスト仕様があります。また、ローカットからハイカット、タウンユースから雪山登山まで幅広く対応します。
SIRIO(シリオ)のソールスタンスがおすすめ
ソールスタンスを知っていますか。ソールスタンスとは、シューズの硬さ(フレックス)を測る目安です。硬いシューズほどソールスタンスは短く、柔らかいシューズほど長くなります。ソールスタンスが短いと急斜面で地面に対するつま先のホールドがよく、また重装備で足下がぶらつかず不整地でも非常に安定します。雪山でもアイゼンを付けてもソールがしっかりします。しかし脚力が必要で、平坦な道を歩くには足が疲れやすくなります。ソールスタンスが長いと緩斜面や平坦な道での歩行がリズミカルになり、足に余計な負担をかけません。特別な脚力も必要なく山歩きの入門用として適しています。しかし急斜面や重装備、不整地には適しているとは言えません。
SIRIO(シリオ)の登山靴はアフターサービスがおすすめ
登山靴はソールの減りや経年劣化が生じます。ですから、ブーツのソールを交換すれば、快適に履けるということになります。シリオは自社でソール交換を含め様々な修理を行ってくれますのでおすすめです。ソール交換はライトトレッキングレベル以上のものとなりますのでご注意ください。
SIRIO(シリオ)の登山靴はどこで購入
それでは、シリオの登山靴はどこで購入すればいいのでしょうか。シリオのホームページには最新のシューズのラインナップがカタログにあります。まずは、このカタログで自分の目的にあったシューズは何がいいのか検討をつけましょう。その後は、近隣のアウトドア専門のショップに行けば扱っていますから、実際に履いてみて購入することをお勧めします。取扱店にはシリオ専用のワイズゲージがあります。サイズがはっきりしていれば、ネット通販での購入があります。
SIRIO(シリオ)の登山靴を販売している店舗
シリオの登山靴が登山用品の専門店であれば扱っていますので、専門店に行って店員さんに説明を聞いて実際に履いてみましょう。
販売店名
全国展開している登山用品の専門店、好日山荘、石井スポーツ、スポーツデポ、アルペン、ICI石井スポーツなどで販売しています。
SIRIO(シリオ)の登山靴を販売している通販
登山靴は最初からネット通販で購入するのはおすすめできません。でも、実際に店舗でサイズやフィッティングを確認した後、ネット通販で購入するようにしましょう。シリオの登山靴を扱っている安心な通販会社を紹介します。
取扱ネット通販サイト
シリオの登山靴を扱っている安心なネット通販会社です。くれぐれも、値引きの大きい通販サイトは危険ですから気をつけましょう。安心な通販会社はアマゾン、ロッジ、楽天市場、ヤフーショップ、スポーツゼビオ、スポーツデポ、ロコンドなどです。
SIRIO(シリオ)の登山靴の評判
このように、ネット上の商品のレビューを見てみると、足が幅広の方やシリオの靴を長く使っている方からの良い評判が有ります。
私はシリオの靴をもう10年ほどになるでしょうか。 私も6シリーズを2足持っています。 両方すでにかなり使い込んでいます。
典型的な日本人の横広の足型をした私が行き着いたのが、Sirio、Lowaの二社でした。 履き比べた結果、SIRIO26.5に対し、Lowa27.5ということもあり、フィット感、登山二日目の足のむくみを考慮して、シリオに決めました。 半年使用した感想ですが、以前使用していた他のメーカーより、靴を履くこと、歩くこと、全てにおいて楽になりました。
SIRIO(シリオ)の登山靴のレベル
シリオのトレッキングシューズは3つのラインアップに加えて目的別にウォーキング、トラベル&カントリー、ライトトレッキング、トレッキング、マウンティニアリングの5つのレベルがあります。全部で18種の登山靴がありますので、多くの方にピッタリのシューズが選べます。
ウォーキング、トラベル&カントリー
ウォーキングとトラベル&カントリーは、舗装の道や低山のハイキングに適したソールが比較的柔らかい、ソールスタンスが10cmの登山靴です。このレベルの靴は、P.F.156-2を除いてローカットのブーツになります。
ライトトレッキング
ライトトレッキングはハイキングの入門者から軽装備の登山に向いたソールスタンスが8cmから6.5cmまでのシューズです。ライトトレッキングはミドルカットブーツになります。
トレッキング
トレッキングは、文字通りトレッキングから高山の登山にまで対応したソールスタンスが6cmから5.5cmまでのシューズです。トレッキングはハイカットのブーツになります
マウンティニアリング
マウンティニアリングは、ソールスタンスが5cmと硬く、縦走登山などにも対応するシューズです。マウンティニアリングはハイカットのブーツになります。
SIRIO(シリオ)のおすすめ登山靴8選
それでは、レベル別におすすめの登山靴を選択し、全部で8つの靴を紹介します。
SIRIO(シリオ)のおすすめ登山靴①
P.F.10B(ウォーキング、トラベル&カントリー)
シリオ P.F.10B
スーツを着たままでも高性能の靴が履きたい。そんなあなたにぴったりな新製品がでました。ウォーキングからちょっとしたハイキングまでグリップが良く対応するシューズです。レディースはありません。ビジネス対応ですからもちろんローカットです。外歩きが多い人からの評判が良い製品です。
基本性能
ワイズ:3E+ ウェイト:メンズ約400g(片足、26cm) ソール:シリオシティトロッターソール
SIRIO(シリオ)のおすすめ登山靴②
PF441(ウォーキング~ライトトレッキング)
シリオ PF441
こちらのシリオの登山靴は、どのようなシチュエーションでもグリップ力を発揮するモデルです。そのため、安定性のある登山靴を探しているという方にピッタリ。また、セルフクリーニング設計を採用しています。
セルフクリーニングの登山靴は泥落ちがいいため、お手入れが簡単です。また幅広に作られてているため、山歩きやハイキングで快適な歩きを実現。気になる方は、ぜひこの機会に購入してみてください。
基本性能
ワイズ:4E+ ウェイト:メンズ約590g(26cm片足) アッパー:撥水加工高密度ナイロン・撥水加工クロスタレザー ソール:シリオ・ビブラムCAMOSCIO
SIRIO(シリオ)のおすすめ登山靴③
P.F.116-2(ウォーキング~トラベル&カントリー)
シリオ P.F.116-2
軽量で柔らかい履き心地です。デイユースから、整備された登山道のライトトレッキングまで対応します。この製品はメンズとレディースが有ります。ローカットの製品です。
基本性能
ワイズ:3E+ ウェイト:メンズ約410g(片足、26cm)レディース300g(24.0cm) ソールスタンス:10cm ゴアテックス:エクステンデット・コンフォート・フットウェアソール:シリオ・ビブラムUSAGI
SIRIO(シリオ)のおすすめ登山靴④
P.F.156-2(トラベル&カントリー~ライトトレッキング)
シリオ P.F.156-2
アウトドアのアクティビティから日帰り登山に対応した製品です。ライトトレッキング対応で唯一のミドルカットの製品で透湿性、防水性に優れた製品です。レディースはありません。
基本性能
ワイズ:3E+ ウェイト:メンズ約410g(片足、26cm) ゴアテックス:エクステンデット・コンフォート・フットウェア ソールスタンス:10cm ソール:シリオ・ビブラムUSAGI
SIRIO(シリオ)のおすすめ登山靴⑤
41A(ライトトレッキング~トレッキング)
シリオ 41A
軽量かつタフで、機能的で対応性が高いトレッキングシューズです。耐久性を確保するとともに、後ろ足首がカットされ軽快な歩行をサポートします。レディースはありません。
基本性能
ワイズ:3E ウェイト:メンズ約590g(片足、26cm) ゴアテックス:パフォーマンス・コンフォート・フットウェア ソールスタンス:6.5cm ソール:ビブラムMASAI
SIRIO(シリオ)のおすすめ登山靴⑥
P.F430 440(ライトトレッキング~トレッキング)
シリオ P.F.430
舗装路、不整地問わず歩きやすいトレッキングブーツです。アンクルVパッドを装備し足首を優しく包み足首後方へのストレスを軽減します。この製品はメンズとレディースが有ります。
基本性能
ワイズ:3E+、4E+ ウェイト:メンズ約590g(片足、26cm)レディース約520g(24cm) ゴアテックス:パフォーマンス・コンフォート・フットウェア ソールスタンス:6.5cm ソール:シリオ・ビブラムCAMOSCIO
SIRIO(シリオ)のおすすめ登山靴⑦
P.F.630 640(ライトトレッキング~トレッキング)
シリオ P.F.630
歩行時の足の動きを考えたデザインで、つま先、甲、足首を包むようにフィット&ホールドします。重い荷物を背負った縦走まで対応します。レディースはありません。
基本性能
ワイズ:3E+、4E+ ウェイト:メンズ約820g(片足、26cm) ゴアテックス:パフォーマンス・コンフォート・フットウェア ソールスタンス:5cm ソール:シリオ・ビブラムHAYABUSA
SIRIO(シリオ)のおすすめ登山靴⑧
P.F.730(トレッキング~マウンティニアリング)
シリオ P.F.730
セミワンタッチアイゼンに対応する3シーズンモデルです。トレッキングから本格登山そして雪山登山までも対応する軽量マウンティニアリングブーツです。アナトミックヒールパッドが足を優しく包みます。レディースはありません。
基本性能
ワイズ:3E+ ウェイト:メンズ約790g(片足、26cm) ゴアテックス:パフォーマンス・コンフォート・フットウェア ソールスタンス:6.5cm ソール:シリオ・ビブラムCAMOSCIO
雪山でも履けるSIRIO(シリオ)のトレッキングシューズ
夏山では、土や岩、木の根などの登山道を歩きます。登山道でのグリップ性とホールド、防水性が基準となります。一方雪山では、岩、雪、氷に覆われた場所を歩きます。雪の上は雪に足が埋まった状態や氷ついた斜面を歩行・登攀します、夏山の基準に加えて、保温断熱性、アイゼン(クランポン)という滑り止めを装着できるか、底が固く曲がらない靴かなどに違いがあります。もちろん、雪山はローカットでは危険です。
SIRIO(シリオ)の雪山対応
シリオのP.F.430位上の登山靴であれば、比較的ソールが硬いので雪山に対応しアイゼンを装着することができます。P.F.730は雪山を意識した3シーズン対応なので、後ろにコバが付いており、セミワンタッチタイプのアイゼンの装着も可能です。また、ソールはとても堅くできています。
登山靴購入の際の注意点
登山靴は登山の装備の中では高価なものです。ですからしっかりと自分の足にフィットするものを選ぶ必要があります。シリオの靴なら幅広だから大丈夫ということはありません。ここでは、登山靴選びの際の注意点について紹介します。
ソックスは持参する
ソックスの暑さや素材によってフィット感は大きくことなります。ソックスは実際に登山に使用するものを持参すると良いでしょう。
足のサイズを測定
足のサイズの測定です。店頭にはシリオ専用のワイズゲージがあります。足の幅、長さを確認してください。その際、必ず両足で乗り、膝を少し曲げて足裏に均等に体重がかかるようにしてください。かかとをヒールバーに密着させゲージバーをつま先に合わせます。ゲージの中央の窓にサイズが表示されます。
必ず両足に履いてしばらく歩く
サイズだけを測って決めるのは禁物です。靴のフィット感は履いてみて初めて分かります。また、靴紐の締め方でも変わりますから、しっかり結んだ状態で実際に歩いて繊細な感覚で確認しましょう。専門店には、専用の階段なども有りますから、ぜひ登り降りしてみてください。シリオは幅広ですが、日本人すべての足が幅広ではありません。必ず履いてフィット感を確認しましょう。
ブーツカットは重要
ブーツカットは、ローカット、ミドルカット、ハイカットに分類されます。ローカットは普通の運動靴のように踝が隠れません。ハイカットは踝が保護されますから捻挫等を防止します。ミドルカットはその中間です。舗装道路や平地ではローカットの方が歩きやすくなります。岩場やがれ場、雪山はハイカットがおすすめです。ハイカットは雪の侵入を防止します。
メンズとレディース
いくつかの製品にレディースの製品があります。女性の方はレディースの製品を選択しましょう。レディースがない場合は男女共用ですからサイズが合えば大丈夫です。
まとめ
シリオの登山靴について評判のいい8つの登山靴を紹介しました。ローカットタイプのタウンユースに使えるものから、高山や雪山登山に対応するものまで幅広く選択しました。登山靴はゴアテックスでビブラムソールなら何でもOKというわけではありません。更に細かく性能が別れています。評判だけでなく自分の目で確認するのがおすすめです。予算があれば、ローカットとハイカットの2足があると、様々なアウトドアに活用できます。
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