ワークマンのレインウェアが人気!
ワークマンを知っていますか。ワークマンの事はテレビのCMでも流れていますから、誰でも知っていると思います。でも、どうしても作業服のイメージが強いのではないかと思います。確かに、建築や土木作業などに適した商品は充実しています。でも、今回紹介するように、アウトドアに適したレインウェアも品揃えが充実しているんです。
ワークマンは全国展開
ワークマンの店舗は北海道から沖縄まですべての都道府県に店舗があり、店舗数も2018年6月現在822店舗と全国展開しているショップです。大きな市には、複数のワークマンの店舗がありますから、黄色と黒のワークマンの看板をご存知の方は沢山いると思います。
ワークマンはネットショップも充実
更に、ワークマンはネットショップも充実していますから、近くに店舗のない方や忙しい方はワークマンネットショップでレインウェアを購入するのがおすすめです。
ワークマンの製品はコスパがいい
ワークマンの良さは、コスパの良さです。単に値段が安いだけの製品ではありません。独自の製品開発を行っていますから、様々なアウトドアにマッチする製品を選択することができます。ぜひ、ワークマンでレインウェアを手にとってその良さを確認してみましょう。
レインウェア(雨具、カッパ)の種類は
雨具、カッパ、レインウェア、レインコートなど言い方は人それぞれですが、雨が降っている時に雨を避けるために身に着けるものをいいます。いろいろ呼び方がありますが、雨具、カッパは、レインウェア・レインスーツ、レインコート、レインポンチョの3種類に分けることができます。
レインウェア・レインスーツ
レインウェアやレインスーツは、いわゆるカッパのことです。上着とパンツとセットで着用する雨具です。ワークマンでは上着だけのものをレインウェア、上下セットのものをレインスーツと呼んでいます。また、上下がつなぎになっているものもワークマンの特徴の製品でレインスーツです。
レインコート
レインコートは、裾が長い上着だけの雨具です。一般には、徒歩通学やちょっとしたお出かけなどに傘を指して洋服が濡れないように着る雨具です。足元が濡れますので、レインコートはスパッツや長靴とともに使用することが多いです。
レインポンチョ
レインポンチョは、頭からかぶる裾が広がったタイプの雨具です。スカートなどの服装でも羽織るだけなので手軽に使用できる雨具です。最近は自転車のかごまで入るので人気があります。また、携帯性が良くさっとかぶるだけなので、キャンプや屋外コンサートなどに重宝されています。一方で、風が強いときや強い雨、長い雨のときには足元が濡れてしまうなどあまり向いていません。レインコートは袖がありますが、ポンチョにはありません。
レインウェアの基本性能
雨具、カッパの基本性能は撥水性、透湿性、耐水性で示されます。ここで、簡単に抑えておきます。
撥水性能
撥水性能は生地がどれだけ水を弾くかということです。撥水剤というシリコン樹脂・フッ素樹脂などで、水分を内側に染み込ませない性質のことです。繊維一本一本に施してあるものや、生地全体に塗布したものもあります。 経年劣化がありますので、防水スプレーなどで長持ちさせましょう。
透湿性能
透湿性能は、内側の汗や水蒸気を外に排出する性能です。雨の水滴よりもずっと細かい無数の穴があり、水蒸気を外に逃がすことです。24時間で素材1平方mあたり何gの水蒸気を透過できるかで表します。ワークマンの商品は、「透湿度/10,000/㎡.24hr(初期値)」と表示されています。
耐水性能
耐水性能は、雨具の防水性能を表す数値です。外側の水が内側に浸水してくる水圧で示します。一般的な傘の耐水圧は250mm程度です。普通の雨で6,000mm以上、大雨のときで10,000mm以上、風雨が強い登山などでは20,000mm以上が目安です。ワークマンの商品は耐水圧/20,000㎜(初期値)と記載されています。
レインウェアの機能
レインウェアの生地が持つ基本性能は理解できましたか。ここでは、レインウェアーの快適性を向上させる機能について少し紹介します。
ベンチレーション
ベンチレーションは、カッパの背中などに有る内部の水蒸気を排出する機能のことです。生地の持つ撥水性能を補完します。
メッシュ(裏地)
メッシュはカッパの内側にある、裏地のことです。生地が直接肌に触れないため着心地が良くなります。
防水テープ
生地のつなぎ目の部分に内側にはられているテープです。つなぎ目からの浸水を防ぎます。
止水ファスナー
ファスナーからの浸水を防ぐ処理がされているものです。ファスナーカバーがなくても防水できます。登山の際には、GPSや方位磁針などを入れて置くときなどに便利です。
アウトドアに必要な性能と機能
ここでは、アウトドアの種類別に必要な性能や機能について紹介します。
釣りに必要な性能
釣りの場合はじっとしていたり、歩いたりする程度の運動になります。耐水性能や撥水性能はあまり求められません。むしろ、透湿性能やベンチレーション、小物を使いますから止水ファスナーがあると便利です。また、川の中に入って釣りをする場合にはパンツ型でなくサロペット型も便利です。
バイクに必要な性能
バイクの場合はじっとしていますので、透湿性能よりは撥水性能耐水性の良いものがおすすめです。ツーリングなどは長時間高速度で移動しますからそれなりの防水性能が求められます。また、安全のためにはレインスーツがおすすめです。ワークマンにはつなぎ型も有りますので選択のひとつです。
自転車に必要な性能
自転車の場合はバイクほどの撥水性能や耐水性能は求められません。むしろ汗を沢山かくので透湿性能が求められます。ベンチレーションやメッシュもあると良いでしょう。長距離のサイクリングの場合は防水性能が高いほうが良いでしょう。
登山に必要な性能
登山の場合は、撥水性能、耐水性能、透湿性能のすべてが求められます。もちろん登る山の標高や季節でもことなります。目的を持って選択しましょう。低山であればリュックと併せて雨が防げるレインポンチョの選択もあります。
おすすめワークマンレインウェア10選
それではおすすめのワークマンのレインウェアの製品について、その特徴と適したアウトドア活動を紹介します。
おすすめワークマンレインウェア①
8200 コヤナギ NEWグランドスラムレイン TC
ムレないのに水が濡れない。防水・透湿性と耐久撥水性が高い三層透湿素材エントラントGⅡを採用した製フィンです。ワークマンでは一番高額なレインスーツです。値段は14,800円。(2018年7月5日現在)
おすすめポイント
上着には、ファスナー付きの内ポケットやマジックテープ式の両腰ポケットがあります。裾コード&ストッパーが付いています。ズボンには、ヒップポケットやワイド幅裾アジャスターがあり便利です。
素材と基本性能
品番/8200 素材/表地:ナイロン100% タフタ(東レエントラントGⅡ) 裏地:ナイロントリコットボンディング
耐水圧/20,000㎜(初期値)透湿度/10,000/㎡.24hr(初期値)
おすすめアウトドア
耐水性能、透湿性能ともに高性能なレインスーツなので、様々なアウトドアにおすすめです。
おすすめワークマンレインウェア②
56301 アイトス ディアプレックス全天候型ジャケット(メンズ) TC
全天候型のワークマンレインウェアジャケットです。環境適応機能素材である、ディアプレックスを使用した製品です。同シリーズを上下で揃えたい方は、56302 アイトスディアプレックス全天候型パンツがあります。値段は12,500円(2018年7月5日現在)
おすすめポイント
止水ファスナーが付いています。
素材と基本性能
品番/54301 素材/3層ミニリップ ナイロン100%
耐水圧/30,000mm 透湿度/16,000g/㎡ 24h
おすすめアウトドア
基本性能が高く多くのアウトドアにおすすめです。止水ファスナーがあるので、釣りや登山には特に便利です。耐水性能が高いので、高山の登山やバイクのツーリングにもおすすめです。
おすすめワークマンレインウェア③
エントラントGⅡ使用 レインスーツ TC
吸収するミクロの被膜でムレを追放します。生地は高性能なエントラントGⅡを採用しています。特徴は、無数の小さな穴が蒸れを透過させるが風や水滴は透過させません。耐久撥水デュールファンクαのため30回手洗いしても耐えられる撥水力を実現しています。値段は6,800円(2018年7月5日現在)
おすすめポイント
背中にベンチレーションがあり、快適な内部の状態を維持します。左胸、背中に反射素材を使用し視認性が高い商品です。
素材と基本性能
素材/表 : ナイロン100%(透湿防水コーティング)・裏 : メッシュ
耐水圧:10,000㎜ 透湿度:10,000g/㎡ 24h
おすすめアウトドア
耐水性能は10,000mmで大雨程度まで対応できますが、風が強い高山登山やバイクのツーリングにはあまり向いていません。視認性が良く、メッシュ加工で、透湿度も高いので自転車や日帰り登山などにおすすめです。
おすすめワークマンレインウェア④
BR-001 レインスーツ BIKERS | バイク対応レインウェア
ワークマンが自身を持ってバイクに対応できるように特化された強力防水レインウェアです。丈夫なナイロンリップストップ生地を使用しています。値段は 5,800円。(2018年7月5日現在)
おすすめポイント
ヘルメットをかぶった時に首回りからの浸水を防ぐレインネックガードが付いています。ワイドオープンマジックのためバイクブーツを履いたまま着用できます。ウエスト絞りアジャスターがあり風圧によるバタつきを防止します。膝当てが付いており取り外し可能なパットが内蔵しています。腕の絞りアジャスターは、アクティブカットで腕を上げても突っ張りません。パンツ後部からの浸水を防ぐバックガードが付いています。
素材と基本性能
商品番号/BR-001 素材/ナイロン100%(ポリ塩化ビニール)
耐水圧:15,000mm ※透湿生地は使用しておりません。
おすすめアウトドア
耐水性能が高く、特にバイクにおすすめの製品です。透湿性能は低いので自転車や登山にはあまりおすすめしません。
おすすめワークマンレインウェア⑤
BB-700 コヤナギ レインスーツ雨嵐 TC
雨にも、風にも、嵐にも対応します。マジックテープを腕、ウエスト、ズボン裾に採用していますので、風によるバタつきが抑えられます。耐水瀬能が高い製品です。値段は 5,500円。(2018年7月5日現在)
おすすめポイント
上衣の後ろ裾が長めにできていますから、前かがみでも腰が出にくい設計です。股部分に縫い目がないので、雨の侵入を防ぎます。腕、ウエスト、ズボン裾部分のマジックテープで自由に調節が可能です。裏地がメッシュなので肌触りは良好です。
素材と基本性能
品番/BB-700 素材/基布:ナイロン100%タフタ(塩化ビニル樹脂引き) 裏地:ポリエステル100%メッシュ
耐水圧/20,000㎜(初期値)
おすすめアウトドア
耐水圧が雨風に耐える20.000mmと高いのですが、透湿性能は意識されていません。運動量がある自転車や登山にはあまりおすすめできません。大雨時のバイクや釣りなどが適しています。
おすすめワークマンレインウェア⑥
R-006 透湿レインスーツSTRETCH
防水性・透湿性・伸縮性を兼ね備えた全天候型アウトドアレインウェアです。ワークマンの カッパ売上ランキング第1位 の商品です。値段は 4,900円。(2018年7月5日現在)
おすすめポイント
新色迷彩グレーとカーキが新しく加わりました。FIT STYLE(細身シルエット)となっていますからスタイル抜群です。
素材と基本性能
商品番号/R-006 素材/ポリエステル100%(ポリウレタンラミネート)
耐水圧/10,000mm 透湿度/5,000g/㎡ 24h 重量/520g
おすすめアウトドア
耐水性は大雨に対応できる10,000mmです。透湿性も高いので、低山登山や自転車、釣りにおすすめです。
おすすめワークマンレインウェア⑦
W-7600 BAG in透湿レインスーツ TC
リュックを濡らさない軽量透湿レインスーツですから、突然雨が降っても大丈夫です。通勤・通学などにとっても便利なレインウェアです。値段は3,900円。(2018年7月5日現在)
おすすめポイント
フードを畳んでワイドカバーにより固定することができるので、ばたつきが防止できます。隠しファスナーを開けることにより内部が広がり、リュックを背負ったまま収納できます。防汚加工つきがうれしいです。
素材と基本性能
品番/W-7600 素材/ポリエステル100%(透湿防水コーティング)
耐水圧/10,000㎜ 透湿度/2,000g/㎡ 24h
おすすめアウトドア
背中のリュックが入るので釣りや自転車、低山登山におすすめです。大雨程度の耐水圧や透湿性能もあります。
おすすめワークマンレインウェア⑧
7470 カゴまで覆えるサイクルポンチョ TC
自転車のハンドルまで覆えるタイプのポンチョです。タウンユースから、アウトドアまで幅広く使えます。収納袋付なので携帯にも便利です。値段は 3,900円。(2018年7月5日現在)
参考データ
・身長145cmの場合は、ポンチョの後ろの裾が膝裏ぐらいの長さになります。・身長175cmの場合は、ポンチョの後ろの裾がお尻ぐらいの長さになります。
おすすめアウトドア
自転車のかごがポンチョの中に入るので、ちょっとしたお出かけやキャンプなどにおすすめです。
おすすめワークマンレインウェア⑨
コヤナギ ちゃりポン TC
突然の雨が降ってきてもこれさえあれば大丈夫です。にわか雨にとっても便利なサイクルポンチョです。値段は3,900円。(2018年7月5日現在)
おすすめポイント
フード付きで、暗くても安心な反射材が付いています。防汚加工が施してあり汚れにくくなっています。カゴに取り付ける際に便利なクリップが付いています。
素材と基本性能
素材/ナイロン100%タフタ(ポリウレタン引き)
おすすめアウトドア
自転車のチョイノリにおすすめです。釣りや低山登山、キャンプの際のとっさの雨よけに便利です。
おすすめワークマンレインウェア⑩
47411 クロダルマ ロングレインコート TC
優れた防水性と透湿性が有ります。大雨にも耐えることができる性能で、透湿性もあります。ロングレインコートには自転車の乗った時に効果的なアンダーガードが付いています。値段は3,780円。(2018年7月5日現在)
おすすめポイント
軽量ながら高強度の優れた素材リップストップ生地を使用しています。特に激しいう動きや摩耗に強い商品です。反射材が付いており安全です。コンパクトに持ち運べる収納袋が付いています。
素材と基本性能
商品番号/47411 素材/表地:ポリエステル100%(リップストップ210T・PUコーティング) 裏地:ポリエステル100%(メッシュ)
耐水圧/10,000mm 透湿性/3,000g/㎡.24h
おすすめアウトドア
レインコートなので、バイクや登山にはおすすめできません。キャンプや釣りに適しています。アンダーガードがありますので、自転車にも使用できます。
まとめ
いかがでしたか。コスパの高いワークマンのレインウェアについて紹介しました。手軽なポンチョやレインコートもあります。用途に合わせた雨具、カッパの選択に加えてみませんか。
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