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胡蝶蘭の育て方!温度や湿度など、管理や手入れなどの栽培のコツとは?

胡蝶蘭の育て方をご存知でしょうか?胡蝶蘭は貰い物でよく見かけるお花ですが、もったいないことに、花が枯れてしまったらもう捨ててしまう方も多いですよね。今回はそんな胡蝶蘭の育て方を詳しく解説致しました。温度や湿度、季節ごとの管理や手入れを学んで育ててみましょう!
2020年8月27日
T・S
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胡蝶蘭とは?

胡蝶蘭とは熱帯のジャングルに生息する植物で、1800年代にイギリスの植物学者により50種類ほど発見され、日本に入ってきました。胡蝶蘭は高級なイメージがあるのは、元々上流階級の間で親しまれていたからかもしれませんね。現在、胡蝶蘭には沢山の品種があり、また通年で楽しむことも出来るようになって一般化しました。今回はそんな胡蝶蘭の育て方を詳しく解説致しましたので、是非参考にして育ててみましょう。

胡蝶蘭の特徴

胡蝶蘭は熱帯のジャングルに生息

胡蝶蘭は熱帯のジャングルに生息しており、高い木に着生して生息しているのです。植木鉢に入った胡蝶蘭しか見たことが無い方は驚かれるかもしれませんね。ジャングルの中は木々の間から日が差し込むような環境で、風通しが良く、湿度も高め。胡蝶蘭を育てる際はそのような環境作りを意識すると上手くいきます。特に、胡蝶蘭を育てる上では日当たりと湿度が大切です。

胡蝶蘭の名前の由来

胡蝶蘭という素敵な名前の由来ですが、まず学名が「Phalaenopsis aphrodite」と書きます。これは「蛾に似る」という意味があり、花の形が蛾のように見えることからこのような学名となりました。そして、胡蝶蘭が日本に来た際には蝶が羽ばたいているように見えた為、名前に蝶が入っているのです。因みに、胡蝶蘭の花言葉は「幸福が飛んでくる」となっており、とても縁起の良い花とされています。

胡蝶蘭の生命力は強い?

胡蝶蘭を育てるのはとても難しいイメージがある方も多いのではないでしょうか。確かに、胡蝶蘭は栽培管理をする上で気をつけなければいけないことは沢山ありますが、実は胡蝶蘭自体は生命力が強い植物なのです。花が全て落ちてしまっても、適切に管理すれば何年も、何回も花を見せてくれますので、もし胡蝶蘭をもらったら是非そのまま育ててみて下さい。

胡蝶蘭の花の季節

胡蝶蘭の開花時期は基本的には4月~5月の春の季節です。大体1か月から2か月ほど花を見せてくれますね。しかし、現在、胡蝶蘭は品種改良、栽培技術が進歩していますので、どの季節でも花をつけた胡蝶蘭を購入出来るようになりました。また、開花期間の長い胡蝶蘭も開発されており、なんと最長で8ヶ月も咲かせることが出来るのです。

胡蝶蘭の種類

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胡蝶蘭は現在では沢山の種類がありますが、代表的な胡蝶蘭を一部挙げますと、「パレルモ」という品種は開花期間が長いのが特徴で、最長で8ヶ月間も花を見せてくれます。「レジーナ」という品種は淡い黄色いにピンクのラインが入った花が特徴。「化粧欄」は花びらにまるで化粧を施したような美しい胡蝶蘭です。初心者が育てる際におすすめなのは、上記のようなミディ胡蝶蘭で、育てやすいのが特徴です。

胡蝶蘭の育て方①環境

日当たり・風通しの良い場所で育てる

少し先述しましたが、胡蝶蘭は熱帯のジャングルの高い木の上に生息している植物ですので、ある程度日当たりもあり、風通しの良い環境を好みます。日当たりは日の当たる場所に置けば良いだけなのですが、風通しの良い環境作りに苦労する方は沢山いますね。おすすめなのは、何かの台の上に胡蝶蘭の鉢を置く方法です。これだけでも風通しが良くなりますので試してみましょう。

直射日光に当たると焼けて枯れる

胡蝶蘭は日当たりの良い場所に置くことを書きましたが、直射日光を浴び続けるのは苦手です。胡蝶蘭はジャングルの中にいますので、日が少し射すような環境を好みます。室内で胡蝶蘭を育てる場合であれば、レースカーテン越しに日を当てるのがおすすめ。屋外に胡蝶蘭の鉢を置く場合は少しだけ遮光してあげると良いでしょう。100円均一でも遮光出来るものが販売されていますのでチェックしてみて下さい。

胡蝶蘭は気温・湿度管理が大切

胡蝶蘭を育てるのは難しいというイメージがあるのは、気温・湿度管理が必要だからかもしれません。胡蝶蘭を育てるのに適した気温は、夜は15度、昼間は25度です。しかし、細かく気にする必要も実はなく、大体20度前後の気温を保ってあげれば問題ありません。また、湿度に関しても乾燥しすぎないようにしてあげれば大丈夫ですので、エアコンによる乾燥だけ対策してあげましょう。

胡蝶蘭の育て方②季節ごとの管理

春の管理方法

春は胡蝶蘭の花の開花時期ですね。胡蝶蘭に気温が適している季節ですので、室内であれば普通に常温で管理して大丈夫です。日差しはそれなりにありますので、半日陰にしてあげましょう。水やりの目安は7日~10日に一度くらいで、胡蝶蘭の株元に水やりをします。この季節の直射日光は浴びても問題ない場合が多いので、屋外にそのまま置いても問題ありません。

梅雨の管理方法

梅雨は湿度が高くなる季節ですね。日当たりは春と変わらず半日陰の状態にしてあげましょう。雨の日は逆に胡蝶蘭に日の光をよく当てるようにします。この時期大切なのは風通し。湿度が高い分、風通しを良くしないと胡蝶蘭が枯れる原因となってしまいますので、風通しの良い場所に置いてあげて下さい。水やりの頻度は2~3週間に一度が目安です。胡蝶蘭はあまり水やりを必要としませんので、思い切って放置しましょう。

夏の管理方法


夏は日差しが強い季節ですので、絶対に胡蝶蘭に直射日光に当てないようにして下さい。しかし、室内に入れて気温管理の為にエアコンをつける際は要注意です。エアコンの風を浴び続けると胡蝶蘭の状態が悪化しますので、気温は保ちつつも風を浴びないように、また胡蝶蘭が乾燥しないように気をつけましょう。気温は最大で30度くらいまでなら耐えられますので、涼しい日はエアコンをつけなくても大丈夫です。

秋の管理方法

秋になると日差しの強さも落ち着いてきますので、また半日陰の状態にし、雨の日は胡蝶蘭に光を当ててあげます。暑い日はエアコンで気温管理が必要ですが、胡蝶蘭に直接風が当たることは避け、風通しの良い環境を保ちます。水やりは春と同様、7日~10日に一度を目安に行いましょう。この時期に胡蝶蘭は花芽をつけはじめますので、花芽が腐らないよう、雨に当てず、室内で管理するのがおすすめです。

冬の管理方法

胡蝶蘭は寒いのが苦手ですので、冬は要注意です。日差しは変わらず半日陰を保ち、気温は15度より下がらないようにしてあげましょう。部屋の中が乾燥しやすくなりますので、湿度にも注意が必要です。水やりの頻度は2週間に一度程度が目安。水やりをする際は、暖かい時間帯にあげて下さい。夜にとても冷え込むようであれば、胡蝶蘭にダンボールなどをかぶせてあげるのも有効な対策となります。

胡蝶蘭の育て方③用土

パーク栽培か水苔か

胡蝶蘭を購入、またはもらった時には、多くの場合は水苔が鉢に入っているはずです。もう一つ、パーク栽培という、胡蝶蘭用の土を使った栽培方法もあるのですが、胡蝶蘭を育てる上では水苔が一般的であり、管理も簡単ですのでおすすめ。鉢に入っている状態でもらった場合は、まずそのまま育てていき、植え替えのタイミングになったら水苔を購入して胡蝶蘭を植え替えしてあげましょう。

素焼き鉢に植えるのがおすすめ

もらった、または購入した胡蝶蘭の容器がプラスチックのものであった場合は、素焼き鉢に変えてあげるのがおすすめです。素焼き鉢とは700~800度ほどで粘土を焼いて作られる鉢で、表面には目には見えない小さな穴がたくさん開いています。この穴が通気性を良くし、吸水性や排水性も高めてくれますので、胡蝶蘭には最適な鉢だと言えるのです。

胡蝶蘭の育て方④植え付け・植え替え方法

良い胡蝶蘭の株を選ぶ

胡蝶蘭をもらった場合は選べませんが、もしこれから胡蝶蘭を購入するのであれば、出来るだけ良い胡蝶蘭を選びましょう。胡蝶蘭の良い株は「葉の枚数が多い」「根が元気そう」「枠の部分が太くしっかりしている」などの特徴があります。葉の枚数は見た目でパっと分かりますが、根の部分などはしっかり見る必要があります。ネットショップで胡蝶蘭を購入する際は、信頼出来るショップで購入しましょう。

植え替えは5月に行う

購入した胡蝶蘭をを素焼き鉢に植え替えをするなら、5月頃に行いましょう。少し早めの4月でも大丈夫です。胡蝶蘭を植え替えをする際には水苔が必要となりますが、ホームセンターなどでも販売されていますし、最近では100円均一でも見かけることがあります。価格も安いので安心ですね。

水苔の植え替え

胡蝶蘭の植え替えの方法は簡単です。株を抜いて、腐った根を切り落とし、ついている水苔を全て取り除きます。用意した水苔に水を含ませ、絞って水を切り、胡蝶蘭の根・株本にしっかりと巻き付けましょう。水苔の形を丸く整えたら素焼き鉢に入れて植え替えは完了です。胡蝶蘭は隙間が無い方が望ましいので、気持ち水苔は多めにし、きつくなるようにしましょう。植え替えをした後は水やりを控え目にし、胡蝶蘭の葉のツヤが無くなってきたら普通の頻度に戻します。

胡蝶蘭の育て方⑤水やり

土の表面が乾いてから水やり

胡蝶蘭の水やりに関しては季節ごとの管理で少し説明させて頂きましたが、基本的には水苔の表面が乾いてから行います。春や秋は7日~10日に一度ですが、夏と冬は頻度が下がりますので注意して下さい。水やりの量ですが、1株につき大体コップ一杯くらいが目安です。水をあげすぎても胡蝶蘭が枯れる原因となってしまいますので気をつけましょう。

常温のお水をあげる

多くの方は水道の温度のお水を与えているかと思いますが、出来るようであれば、常温のお水が望ましいです。特に、冬場は水道水もとても冷たくなっていますので、出来ればぬるいくらいの温度のお水を与えましょう。少し手間のかかる作業かもしれませんが、1株につきコップ一杯程度ですので、水やり用にコップに水を入れておき、常温になってからあげるだけです。

もらった花をもたせたいだけの場合

この記事では胡蝶蘭の育て方について詳しく解説していますが、もしもらった花をもたせたいだけの場合は霧吹きで管理をしましょう。そもそも胡蝶蘭はあまり水を必要としない植物ですので、花をもたせるだけであれば水やりは必要ありません。霧吹きで刃などに水を当て、湿度をある程度保つだけで1カ月は楽しむことが出来ます。

胡蝶蘭の育て方⑥肥料

肥料を与えるタイミング

胡蝶蘭に肥料を与える期間は3月~9月の間です。しかし、開花時期に肥料を与えてしまうと状態が悪くなってしまいますので控えましょう。開花が終わったら、また胡蝶蘭に肥料を与えていきます。また、冬の寒い時期も肥料を必要としないので注意して下さい。寒い時期に肥料を与えてしまうと根腐れし、枯れる原因となります。


与える肥料は洋蘭専用の肥料を

栽培資材『洋ラン専用 液肥 ハイポネックス ハイグレード』

出典:Amazon

胡蝶蘭に与える肥料ですが、洋ラン専用の肥料が多数販売されていますので、そういったものを使いましょう。おすすめは、日本で一番愛用されていると言われている「ハイポネックス」です。上記のものは洋ラン専用に作られており、胡蝶蘭に適した栄養素などをバランス良く配合していますのでおすすめ。ペットボトルに1ℓの水を入れ、そこにハイポネックスを2ml混ぜて使います。

胡蝶蘭の育て方⑦増やし方・栽培方法

胡蝶蘭は株分けで栽培できる

胡蝶蘭を増やすことが出来るというイメージを持っている方はあまり多くないようですが、一般の方でも二つの株分け方法で栽培することが出来ます。本来は種で増えていきますが、種子から栽培するよりも株分けで育てていく方が簡単ですのでおすすめです。ただし、株分けする為の小株は偶然出来るようなものですので、増やせるかどうかは運次第です。

株分けが出来るかどうかの見極め

株分けには二種類あると書きましたが、実は胡蝶蘭は普通に子株が出来る場合と、花が咲くところにいきなり葉と根が生えてくる「高芽」というものがあるのです。この高芽を使って増やしていくか、子株を使って増やしていくかなのですが、二つとも必ず出来る訳ではありません。もしも二つの内どちらかが胡蝶蘭についていたらチャンスですので、栽培に挑戦してみましょう。

高芽の株分けの方法

高芽を使って株分け栽培をする際ですが、時期としては5~7月がおすすめです。また、高芽が小さすぎると危険ですので、根が5㎝くらいに伸びるまで待ちましょう。良いタイミングで切り離したら、植え替え同様に、用意した水苔で根を包み、小さめの素焼き鉢に入れてあげます。日当たりと風通しの良い場所に置き、2週間は水を与えずに放置、その後は状態を見ながら育てていきましょう。

子株の株分けの方法

子株を株分けする際は、親株も一緒に一度鉢から取り出して、親株から切り離しましょう。根から水苔を綺麗に取り除き、不要な根も切り取ったら、植え替え同様に植えていくだけです。この場合も水やりを最初は控えて、定着するのを待ちます。落ち着いてきた様子になったらまた普通に管理していきましょう。胡蝶蘭の体力を使う作業ですので、適した気温と湿度をキープしてあげて下さい。

胡蝶蘭の育て方⑧手入れ

胡蝶蘭の葉にシワが出来たら

胡蝶蘭を育てていると様々な問題が起きることがあります。もしも葉がシワシワになってきたなら、それは水分が足りない証拠です。しかし、水やりをちゃんとしているのに水分が足らない状態になってきたとすれば、それは根腐れをして水分を吸えていないのかもしれません。一度鉢から抜いて根の状態を確認してみましょう。

胡蝶蘭の葉が焦げたようになっている?

胡蝶蘭の葉が画像ように焦げた感じになっていたら、「葉焼け」をしています。これは日差しが強すぎる場合に起きる現象ですので、直射日光を当てていないかなどをチェックしてみましょう。一度焼けてしまった葉は元の色に戻りませんので、こうならないように管理してあげたいですね。

胡蝶蘭の葉が一枚だけ黄色い時は?

よく心配されているのが、胡蝶蘭の葉が一枚だけ黄色くなる現象です。実はこれは心配無い現象で、葉の役割が終わっただけなのです。病気ではありませんのでご安心下さい。そのまま放置しておくのは良くないので、黄色くなった葉っぱはちぎり取って捨ててしまいましょう。ちぎる際は、後ろから手前に引くようにするとダメージが少ないです。

胡蝶蘭の茎が伸びてきたら支えてあげる

胡蝶蘭のお手入れで大切なのが、茎を支えてあげることです。胡蝶蘭は花茎がとても高く伸び、そこに花をつけますので、支えてあげないと折れてしまいます。支柱を立ててあげて、ゆるく括って支えましょう。成長していきますので、あまり強く括るのは良くありません。支えてあげられれば問題ありませんので、大雑把に括ってしまいましょう。

胡蝶蘭の育て方⑨注意点

胡蝶蘭の花は触ってはいけない

お手入れの際も注意して頂きたい注意点として、胡蝶蘭の花を触らないようにしましょう。実は胡蝶蘭の花についた雌しべは、触ってしまうだけで受粉をしたと勘違いしてしまうのです。すると、受粉をしていないのに役目が終わったと勘違いして枯れていってしまいます。お手入れの際はつい触ってしまいたくなりますが、決して雌しべには触らないようにして下さい。

胡蝶蘭が枯れる原因は水やりによるもの

胡蝶蘭の育て方について説明致しましたが、胡蝶蘭が枯れてしまう原因のほとんどは水やりによるものです。気温や湿度の管理は多くの方が頑張ってされているのですが、ちゃんとお手入れをしようとするあまり水をあげすぎてしまうのですね。水をあげすぎないこと、また受け皿に水を溜めないこと、常温の水をあげること、水をあげる時間帯に気を付けることなどがポイントです。

胡蝶蘭の育て方⑩害虫

胡蝶蘭にカイガラムシが発生したら

胡蝶蘭にはカイガラムシがつくことがあります。もしカイガラムシを発見したら、綿棒やピンセットを使って取りましょう。放っておくと胡蝶蘭の樹液を吸って、どんどん弱らせていってしまいます。殻のある成虫には殺虫剤が効かなくなってしまいますが、幼虫の間は殺虫剤も有効です。画像のような殺虫剤が幼虫に効くので試してみましょう。


胡蝶蘭にハダニが発生したら

胡蝶蘭にはハダニがつくこともあります。ハダニは0.5㎜程度の小さな虫で、クモのように糸を吐きます。こちらも胡蝶蘭の樹液を吸って弱らせてしまいますので、見つけ次第対策をしましょう。おすすめの対策は「葉水」です。霧吹きで水をかけてあげるだけで駆除出来ますので、定期的に葉水をして予防しておきたいですね。

胡蝶蘭の花が枯れたあとは?

胡蝶蘭の花は二回咲かせることが出来る

胡蝶蘭は元々は年に一度しか花をつけません。ですが、実は二回咲かせることが出来るのです。二回咲かせたい場合は、花がまだ2輪くらい残っている状態の時に花の茎を切ります。切る場所は、茎の下から3節目の2㎝上です。切ったあとは肥料を与えず、水やりも控えめにして待ちます。大体一か月程で新しい花芽が出てきます。

胡蝶蘭のつぼみの管理

花芽が出てきてもまだ成功とは言えません。日光を十分に当て、気温と湿度管理を徹底し、しっかりと育てることで花芽がちゃんと成長してくれます。ここを怠ると、花芽がついたにも関わらずあまり花を咲かせてくれなかったということもあります。また、つぼみがついたら乾燥しないように霧吹きをしてあげましょう。

二回目の花が終わったら株本で切る

胡蝶蘭の花は二回までですので、二回目の花が終わったら株本の近くで切ってしまいましょう。多くの方はここで捨てることがありますが、その後もちゃんと育てていけば、次の年にまた花を見せてくれます。上記画像は、捨てられるところだった胡蝶蘭をもらってきて、花茎を切ったあとの画像です。捨てる方が意外と多いので、こうしてもらってくるのも良いですね。

着生させて楽しむ

胡蝶蘭は高い木に着生して生きる植物ですので、画像のように色々なところに着生させる楽しみ方も出来ます。割れた鉢にワイルドな雰囲気で着生させたり、木に着生させたりしてインテリアにするのも良いですよね。水苔を使えば着生も簡単ですので、花が終わった後も是非楽しんで育てていきましょう!

胡蝶蘭の育て方に関するTwitter

胡蝶蘭の逆さづり

こちらは、胡蝶蘭を逆さづりする様子が書かれています。風通しを良くする為にされたそうで、もし風通しに悩みがある方は参考になりますね。ただし、インテリアとして飾るのであれば、上手に飾らないとおしゃれに見えないかもしれません。胡蝶蘭の鉢にもこだわりたいですね!

胡蝶蘭は根腐れに要注意

こちらは根腐れしていた胡蝶蘭を植え替えする様子が書かれています。胡蝶蘭はとにかく根腐れにより枯れることが多い植物です。胡蝶蘭を育てる際は水やりにとにかく注意しましょう。

まとめ~胡蝶蘭の育て方~

今回の「胡蝶蘭の育て方!温度や湿度など、管理や手入れなどの栽培のコツとは?」はいかがでしたでしょうか?

胡蝶蘭の育て方や増やし方、手入れの方法などを解説させて頂きましたが、「育てられそう!」と感じてもらえたでしょうか?気をつけるべきことや、いくつかの手入れの注意点などはありますが、イメージよりは育てやすい植物です。気になった方は是非育ててみて下さいね!

胡蝶蘭が気になる方はこちらもチェック!

今回は胡蝶蘭の育て方について解説させて頂きましたが、他にもガーデニングに関する記事が沢山あります。気になる方は是非見てみて下さい。