ヌカカとは?その生態や虫除け対策を解説!症状と正しい応急処置の仕方は?

ヌカカとは?その生態や虫除け対策を解説!症状と正しい応急処置の仕方は?

ヌカカをご存知でしょうか?ヌカカとは、とても小さなハエ目の虫で、キャンプや釣りをしているとよく遭遇し被害に合うことがあります。今回はそんなヌカカの生態や、刺された時の症状、すぐに出来る応急処置方法などを解説していきます!

記事の目次

  1. 1.ヌカカとは?
  2. 2.ヌカカの生態
  3. 3.ヌカカに刺された時の症状
  4. 4.ヌカカに刺された時の応急処置
  5. 5.ヌカカに刺されたら病院へ
  6. 6.ヌカカ対策①衣服
  7. 7.ヌカカ対策②虫除け
  8. 8.ヌカカの駆除
  9. 9.ヌカカに関するTwitter
  10. 10.まとめ~ヌカカとは~

ヌカカとは?

ヌカカを詳しく知っている方はあまり多くはありません。吸血害虫と言えば蚊やブヨなどを思い浮かべる方が多いですよね。しかし、ヌカカは誰でも被害を受ける可能性がある害虫であり、かつその迷惑さは蚊やブヨにも負けないのです。今回はそんなヌカカの生態から、有効な対策方法や、刺された時の応急処置方法について紹介します!

ヌカカの生態

ヌカカはとても小さいハエ目の虫

ヌカカとは、ハエ目・ヌカカ科に属する吸血害虫です。大きさは1㎜ほどしかありませんので、まるでゴマ粒のように見えます。ヌカカという名前は「ぬか粒のように小さい」ことから来ていますが、蚊ではなくハエの仲間。また、地域によってはヌカガと呼ばれたり、イソヌカカ、カンタクムシ、まくなぎ、めまといと呼ばれることもあります。

ヌカカの生息地は全国

出会ったことがない方も多いかもしれませんが、ヌカカは全国にいます。特に水回りにいることが多く、川や湖、田んぼ、海の近くや湿地などにいます。ですので、キャンプや釣りを楽しんでいる方が被害に合ってしまうのです。また、ヌカカは卵を水辺の石や草などに産卵しますので、ヌカカを駆除するのであれば水辺をしっかり駆除するのが有効です。

血を吸うのはメスだけ

生態で特徴的なのは、血を吸うのはメスだけということ。とはいえ、飛んでいるヌカカの中でどれがメスかを判断することは難しいですよね。また、ヌカカは単体で飛ぶよりは集団で群れていることが多いですので、そこには大量のオスとメスが混じっており、その中のメスが人間に襲いかかってきて、沢山の箇所を刺されてしまいます。

最も活発に活動する時期は6~9月

夏に発生するイメージがあるかと思いますが、実は春から秋まで発生します。しかし、最も活動的になるのが6月の梅雨時期から9月のまだ暑い時期です。中でも、日差しが少し弱めの朝や夕方に活動的になりますね。ただし、ヌカカは飛行能力があまり高くはありませんので、その時期でも風が強ければ被害に合う可能性は下がります。

ヌカカとブヨの違い

よくブヨ被害と間違われます。ブヨは一年中被害を受ける可能性がある害虫で、時間帯はヌカカと同じく朝か夕方に活発に動きます。ヌカカとブヨの大きな違いは、ブヨは刺さずにかじって血を吸うことです。ですので、嚙まれた瞬間に痛みを感じます。また、嚙まれた箇所は傷跡が残り、痛みと共にかゆみが出ます。

ヌカカに刺された時の症状

刺された直後は症状が軽い

刺された直後は特に痛みやかゆみがありません。時間が経ってから気づく遅延反応型なのです。刺されてからある程度が経ち、ヌカカの成分で体の中の抗体と反応しはじめ、ヒスタミンというかゆみ物質が分泌され、強烈にかゆくなります。また、刺された部分は熱を帯び、赤く腫れ、水ぶくれにもなります。赤みが出るだけの場合もあります。

複数個所を指してくるヌカカ

怖いのは、集団で襲ってくるところです。一匹の被害であれば症状が出ても耐えられるのですが、集団で襲ってきた際には数十か所を刺されてしまうこともあり、その分かゆみなどの症状も酷くなりますよね。また、とても小さな虫ですので、服から出ている部分だけではなく、お腹など、服の中にまで潜り込んで刺してくるのが怖いところです。

痛み・かゆみ症状が一週間続く

刺されてからしばらくで症状がで始めますが、なんと一週間ほどかゆみが続きます。そのかゆみが中々耐えられず、一週間の間についつい掻きむしってしまい悪化させてしまうケースが多いですね。強いかゆみが一週間ほど続きますので、刺された際は放っておかずに、ちゃんと応急処置をして悪化を防ぎましょう。アレルギー反応が強い人であれば一か月続くこともあります。

ヌカカに刺された時の応急処置

応急処置①ポイズンリムーバー

もし刺されてしまったら、患部をつねって毒を出すのも有効です。出来れば「ポイズンリムーバー」を使って毒を出したいですね。素早く毒を出せれば有効な対策となり、症状の悪化を防ぐことが出来ます。ポイズンリムーバー自体は価格もあまり高くありませんので、頻繫にキャンプや釣りに出かける方であれば持っておきたいアイテムです。

応急処置②腫れる前なら熱いシャワーをかける

刺されてすぐ、腫れる前であれば温熱療法をしましょう。毒は基本的に熱に弱いので、熱めのシャワーをかけるだけでも有効な対策となります。シャワーの温度は45度くらいの熱い温度が目安。ただし、やけどには注意して下さい。約5分間ほど熱を当てれば毒が分解されますので、まだ腫れていない内であれば是非シャワーをかけて下さい。

応急処置④腫れているなら患部を冷やす

もし既に腫れてしまっているようであれば、熱いシャワーをかけてはいけません。逆に患部を冷やして悪化を抑えましょう。冷やすことでかゆみを軽減する効果もあります。冷やす時は保冷剤がおすすめ。保冷剤をタオルで包み、患部に当てておきましょう。ある程度冷やしてから、病院に行くか自分で処置するかを決めます。

応急処置②ステロイド軟膏を塗る

温めるか冷やすか対策をとったあと、患部を刺激しないようにステロイド軟膏を塗りましょう。薬局に行けば沢山のかゆみ止めが販売されていますので安心です。刺されたあとの患部は敏感ですので、ステロイド軟膏を塗ったあとは決して掻きむしらないようにし、一週間ほどそっとしておきます。もし掻きむしってしまうようであれば虫刺されパッチなどを貼りましょう。

ヌカカに刺されたら病院へ

大量に刺されたら病院に見てもらう

刺されたら病院で治療を受ける必要があるのかというと、軽度であれば治療は必要ありません。自然に治っていきます。しかし、もしも大量に刺されてしまった場合は医者に見てもらって治療を受けた方が良いでしょう。10か所以上刺されてしまうとかなりかゆみも酷くなり、掻きむしって悪化することも考えられます。

病院の内服薬で治療

病院に行くと、症状を診察したあとに「かゆみ止めの内服薬」と「ステロイド軟膏」で治療されることになります。ステロイド軟膏は患部を直接治療し、かゆみ止めの内服薬で掻きむしるのを防ぐということですね。1~2か所であればかゆみに耐えられるかもしれませんが、中には数十か所刺される方もいますので、無理をせず病院で治療を受けましょう。

ヌカカ対策①衣服

肌を露出しない

対策の基本は、肌を露出しないことです。虫除けグッズを使うのももちろん有効な手段ではありますが、まずはヌカカに刺されない衣服の状態を作りましょう。夏に被害を受けることが多いのは、やはり袖が短くなるからですね。夏でも長ズボンと長袖の服を着て、サンダルよりも靴をはきましょう。ヌカカに刺されるのを防ぐと同時にケガ防止にも繋がります。

首元や裾に要注意!

長袖長ズボンでも被害を受けてしまいます。その原因は「隙間」。とても小さな虫ですので、裾の隙間、服の隙間、首元から内側に入ってきてしまうのです。ですので、足元までしっかり隠し、隙間を塞ぎ、首元にはタオルなどをまいて対策をしましょう。また頭髪の中にも入ってきますので、帽子を被るのも大切な対策方法です。

ヌカカ対策②虫除け

虫除けスプレーを全身にかけておく

衣服での対策をしっかり行ってから虫除けスプレーをしましょう。この時、虫除けスプレーは肌だけではなく、衣服にも全体的にかけます。衣服につけたまま家に持ち帰ってしまうことがあるからです。ヌカカには虫除けスプレーはあまり効かないと言われていますが、ハッカスプレーは効果があるとされていますのでおすすめです。

強力な虫除け線香を使う

キャンプや釣りなどで、ヌカカが発生する場所でしばらくじっとしていなければいけない場合は虫除け線香を使いましょう。有名なのが「森林香」ですね。こちらは山でお仕事をするプロにも愛されてきた超強力な虫除け線香となっています。効果も高いのですが、香りも強いので屋外で使うようにしましょう。虫除けスプレーと併用して使えば安心です。

もし刺されたらすぐに立ち去る

様々な対策をとったにも関わらず被害を受けてしまった場合は、その場所から離れることをおすすめします。ヌカカは集団行動の生態を持ちますので、一度刺されたら何回も刺される可能性があるからです。被害を受けたと分かるまでに時間がかかるのも困ったところですね。釣りをされている方であれば釣るポイントを変えて被害を防ぎましょう。

ヌカカの駆除

ヌカカは駆除が難しい害虫

近隣に発生していて駆除したいという方もいますよね。しかし、実はヌカカの駆除は少し難しいのです。ヌカカは食生が幅広く、様々な虫を刺して体液を吸いますので餌が途切れません。また、とても小さな虫ですので見えにくいのも駆除しにくいポイント。ですので、駆除をする時は、発生している付近一体を対策する形になります。

殺虫剤で幼虫をしっかり駆除する

殺虫剤が効きますので、発生している生息域に殺虫剤を広くかけましょう。これで幼虫は駆除出来ます。成虫は飛んでいますので全てにかけるのは難しいのですが、幼虫であれば簡単ですよね。また、成虫は忌避剤や防虫スプレーが有効です。成虫の被害を防ぎつつ、幼虫が生まれないように駆除を繰り返して数を減らしていきましょう。

ライトトラップも有効な駆除方法

成虫の対策としてライトトラップも有効です。粘着テープにもよくくっついてくれますので、困っている方は是非トラップを使ってみてください。沢山の商品が販売されており、価格も安価ですのでおすすめです。

ヌカカに関するTwitter

ヌカカに有効な薬は?

こちらは普通の虫刺され薬が効かないことが書かれています。全く効かない訳ではありませんが、痒みがかなり強いので、それだけでは収まらないということですね。痒みに耐えられない方は病院に行って、ちゃんとしたお薬で治療してもらいましょう。

海水浴場で大量発生

こちらは海水浴場で大量発生して被害を受けた様子が書かれています。ヌカカは水辺に生息していますので、海辺も要注意です。水着を着ていますので露出度も高く、ヌカカにとっては格好の餌食ですよね。発生する可能性がある場所であれば、虫除けスプレーは使っておきたいところです。

まとめ~ヌカカとは~

今回の「ヌカカとは?生態や対策をご紹介!症状と応急処置の方法を詳しく解説!」はいかがでしたでしょうか?

生態から症状、薬での治療のことなど様々な点について解説させて頂きましたが、ヌカカの怖さは伝わりましたか?被害を受けてしまうと耐え難い痒みに襲われますので、薬を使う事態には出来ればしたくないですよね。山や海に遊びに行く時はしっかりと対策をしてから行きましょう!

ヌカカが気になる方はこちらもチェック!

今回はヌカカについて解説させて頂きましたが、他にも害虫に関する記事が沢山あります。気になる方は是非見てみて下さい。

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T・S
ライター

T・S

元農家で農業検定を持つライターです!植物に関すること、海のこと、DIYについて主に書かせて頂きます!


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