キャラバン RLメリノ・ナロボーダー
ノースフェイス ミッドウェイトクルー
Ethno Pile Socks Regular
ファイントラック FSU0214
ファイントラック FSU0403
PhD Outdoor Light Crew Socks
HASOME 靴下
ATEPA スポーツソックス
ラソックス CA132CR04
スマートウール トレッキングヘビークルー
登山用の靴下とは?
登山用の靴下とは、登山する際に必要な機能を備えている靴下を指します。主には靴擦れ・滑り止め防止や、素早い汗の吸収と速乾、保温性の維持、歩行中の衝撃軽減など、さまざまな目的がありますので、詳しくご紹介します。
登山用靴下が必要な理由
普段履いている靴下で登山をすると、靴擦れが起きやすい、靴の中で足が蒸れる、汗が乾かないため足が冷える、滑り止め効果がないため靴の中で足が動く、などのさまざまなデメリットがあります。これらのデメリットを解消するために、機能性のある登山用の靴下を着用します。
疲労軽減・靴擦れを防ぐため
靴下の生地を普段用の靴下より厚めにすることで、長い歩行時間でも歩行中の衝撃を吸収し、疲労を軽減してくれます。また靴と足の摩擦も抑え、靴擦れから足を守ってくれます。また普段用の靴下の場合は、登山靴の中で靴下がずれてきてしまう場合がありますが、登山用靴下なら滑り止めの機能もあるため安心です。
足の汗を吸収するため
足は非常に多量の汗をかきます。普段用の靴下の素材では靴の中が蒸れてしまいますが、吸汗・速乾性のあるウールなどの素材を使っているため、汗を吸収し、素早く発散してくれます。
保温性を高めるため
まだ気温の低い日が見られる春や秋の登山は、普段用の靴下だと休憩中などに足が冷えてしまいます。登山用靴下に多く使われている素材ウールには、保温効果もあり指先を冷やさずに済みます。
歩行をサポート
登山用靴下は、土踏まずのアーチサポートやかかとのY字サポートなど、歩行のサポートをしてくれる機能が付いています。このサポート機能には、疲労軽減と滑り止めの役割があり、疲労軽減は歩行が楽になり、靴下の滑り止めは歩行中のストレスをなくしてくれます。
普段用の靴下との違いは?
具体的に普段用の靴下と、登山用の靴下のどこが違うのか解説します。お店に並んでいる登山用靴下は大抵厚手に見えますが、薄手タイプもあり、普段用と変わらない見た目ですが、機能性は全く異なります。
生地の厚み
見た目でもわかるように、靴擦れ防止や歩行中の衝撃軽減などの目的のため、登山用靴下の生地は厚めに作られています。長時間登山靴を履いて普段用の靴下で歩くと、靴下本体も登山靴との摩擦で破れてしまう可能性もあります。
素材
登山用靴下には吸汗速乾素材のウールや、保温性のあるアクリルが使われています。ナイロンやポリエステルと混紡している靴下が登山用靴下としては一般的です。ウールの中でも「メリノウール(羊毛)」は柔らかい素材感で高機能のため人気があります。
構造
フィット感を上げるために左右非対称の構造や、足の箇所により厚みを変えることで、滑り止め効果や歩きやすさを追求している靴下も多く発売されています。また歩きやすい5本指の靴下も発売されており、メーカーや種類により構造・機能は異なるため、詳しく後述します。
登山用靴下の種類
登山用靴下にはさまざまな種類がありますが、生地の厚みや着用の仕方で分けることができ、種類により着用するシーンも変わります。お店で正しい選び方をするには、まずどのような種類があるか把握しましょう。
厚手の生地
厚めの生地が使われ、衝撃吸収と保温性が高いことが特徴です。もともと登山用靴下の生地は厚めに作られており、ご年配の登山者の方から愛用されています。気温が低い日の登山に向いています。
中厚の生地
厚手と薄手の中間程度の厚みの生地で、よいところ取りの万能タイプです。サポート・滑り止め機能など機能性の高いものも多く、春~秋の3シーズン使用することができ、選び方に迷う登山初心者にはおすすめです。
薄手の生地
吸汗速乾性に優れているため、夏山など汗を多くかくシチュエーションに最適です。厚手の生地で蒸れることが嫌という方は、薄手の生地を選ぶ方法もあります。またトレイルランニングやスピードハイキングをする方も、フィット感の高い薄手の生地をおすすめします。
5本指
普段用でもよく販売されている5本指ソックスですが、登山に使用するとメリットばかりです。5本指それぞれに生地があたることで踏ん張りが効き、歩きやすいことが特徴です。大抵の5本指ソックスは薄手の生地で作られており、インナーソックスでも多くの種類の5本指ソックスが発売されています。
インナーソックス
インナーソックスとは、登山用靴下の下にもう一枚着用する薄手の靴下のことを指します。インナーソックスの目的は、よりフィットするインナーソックスを着用することで、吸汗速乾性を高めることにあります。また5本指仕様のインナーソックスは、指の間に生地が当たるため、靴の中をドライに保ちます。
登山用靴下の選び方
登山用靴下の選び方のポイントは「季節」と「登山スタイル」で変わります。自分がどの季節にどんな登山をするか想像し、お店やネットでの選び方の参考にしてみてください。
季節
4~5月
山の春~初夏は、まだ気温があまり高くありません。天気も安定せず肌寒い日もあるため、中厚~厚手の靴下を選ぶようにしましょう。
6~8月
夏(7~8月)は気温が高く、汗の量も多い時期。蒸れを極力防ぎたい方は薄手、衝撃吸収性と吸汗速乾性を両立させたい方は、中厚を選ぶようにしましょう。陽が長くなり、行動時間も長く計画できますので、歩きやすい5本指タイプもおすすめです。
9~10月
朝晩の寒暖の差が激しく、気温が1日中低い日もあるため、中厚~厚手の靴下を選びましょう。しかし行動中は汗ばむことも多いため選び方に迷いますが、山小屋宿泊などの場合は、行動中は中厚、小屋の中では厚手に履き替えるなど使い分けるようにしましょう。
11~3月
冬季の登山は、大抵日中でも0℃を下回っているため、厚手の靴下を選ぶようにしましょう。中厚以下の靴下だと最悪の場合凍傷になってしまいます。また冬山登山は上級者向けとなるため、初めて行く場合は、選び方を登山用品店の店員さんに相談してみましょう。
登山スタイル
日帰り登山
登る山にもよりますが、日帰り登山の場合は、1日中動いているため汗をかく量は多くなりますので、中厚を選びましょう。また夏場の低山の場合は薄手、10~11月の気温が低い日などは厚手など、気温によっても変えるようにしましょう。
小屋泊り、テント泊縦走
日帰り登山より重い荷物を背負う山小屋泊、テント泊縦走は厚手の靴下を選びましょう。中厚でも問題ありませんが、ザックが重くなれば足にかかる負担も大きくなるため、厚手の靴下は足への負担を軽減してくれる役割を担います。重い荷物を背負えば汗をかく量も多くなるため、インナーソックスの着用もおすすめです。
トレイルランニング、スピードハイク
荷物も軽く短時間の行動時間のため、よりフィット感がある薄手の靴下をおすすめします。トレイルランニングは、フィット感が上がれば地面のグリップ力も上がるため、薄手や5本指靴下、靴下底部に滑り止め加工をほどこしたソックスを愛用している方が多いです。
人気の登山用靴下おすすめランキングTOP10!
ここまで登山用靴下の機能や選び方を解説しましたので、人気の登山用靴下をランキング形式でご紹介します!お店やネットでの選び方の参考にしてみてください!
人気の登山用靴下ランキング10位
キャラバン RLメリノ・ナロボーダー
キャラバン RLメリノ・ナロボーダー
素材 :ウール73%、ポリエステル14%、ポリウレタン13%
サイズ:S(22.0-24.0cm)、M(24.0-26.0cm)
厚み :中厚
用途 :日帰り登山、山小屋泊、テント泊縦走
日本のアウトドアメーカー・キャラバンの靴下。キャラバンは登山用品の総合メーカーで幅広い年代の方に人気があります。
おすすめポイント
左右非対称のため、靴下の生地がシワになりにくく靴擦れ防止の効果があります。また足首~履き口部分は、タイツの着用を考慮して薄手の生地感になっており、使いやすさ抜群の靴下です。カラバリも豊富で2足購入して、左右色違いで履いてもおしゃれですね。
人気の登山用靴下ランキング9位
ノースフェイス ミッドウェイトクルーソックス
ノースフェイス ミッドウェイトクルー
素材 :ポリエステル、アクリル、ナイロン、ウール、ポリウレタン
サイズ:XS(21-23cm)、S(23-25cm)、M(25-27cm)、L(27-29cm)
厚み :中厚程度
用途 :日帰り登山、山小屋泊、テント泊縦走
登山シーンだけでなく、タウンユースとしても人気があるノースフェイスのシンプルなデザインの登山用靴下です。
おすすめポイント
裏地がパイル地になっており履き心地もよく、足の甲やアキレス腱部分にプロテクター機能もついているノースフェイスのソックスです。細菌の増殖を抑えるポリジン加工がされており、汗をかいてもニオイが気にならないため、小屋泊やテント泊縦走にもおすすめです。
人気の登山用靴下ランキング8位
フェニックス エスノパイルソックスレギュラー
Ethno Pile Socks Regular
素材 :アクリル56%、ウール23%、ナイロン17%、レーヨン2%、綿1%、ポリウレタン1%
サイズ:M(22~24cm)、L(25~27cm)
厚み :厚手
用途 :日帰り登山、山小屋泊、テント泊縦走、タウンユース
日本の総合アウトドアメーカー・フェニックスの靴下。フェニックスの靴下やレッグウォーマーはデザイン性があり人気があります。
おすすめポイント
丈が長く膝下の部分までクッション性抜群です。足首とアーチ部分にゴムサポートが配置されているため、靴の中で滑り止めとなりフィット感を上げています。おしゃれなデザインで秋冬のタウンユースにも使えます。
人気の登山用靴下ランキング7位
ファイントラック スキンメッシュソックス 5本指レギュラー
ファイントラック FSU0214
素材 :ナイロン100%
サイズ:XS(22~23cm)、S(23.5~24.5cm)、M(25~26cm)、L(26.5~28cm)
厚み :薄手(インナーソックス)
用途 :アウトドアアクティビティ全般
日本のアウトドアメーカー・ファイントラックの、メリノスピンソックスの下に着用する同社のインナーソックス。インナーソックスに撥水性をもたせるという斬新な発想で、人気がある5本指ソックスです。
おすすめポイント
耐久撥水性が施され、靴の中に汗が溜まりにくく、行動中もドライに保ちます。スキーやスノーボードソックスのインナーに着用すれば、ブーツの中での指先の冷えは軽減できます。選ぶ時は5本指部分の長さが、自分の指の長さに合っているかも注意しましょう。
人気の登山用靴下ランキング6位
ファイントラック メリノスピンソックス アルパイン レギュラー
ファイントラック FSU0403
素材 :ウール36%、ナイロン31%、ポリエチレン31%、ポリウレタン2%
サイズ:XS(22~23cm)、S(23.5~24.5cm)、M(25~26cm)、L(26.5~28cm)
厚み :中厚程度
用途 :日帰り登山、山小屋泊、テント泊縦走
ファイントラックの独自素材「メリノスピン」をつかった高機能ソックス。メリノスピンは、メリノウールとポリエステルのハイブリッド素材で、ウールのチクチクとした素材感を抑えています。
おすすめポイント
メリノスピンは、一般的なウールより保温性、吸汗速乾性が高く、登山にはぴったりの素材です。またつま先と踵の立体裁断、足首とアーチ部分のサポートなどフィット感も抜群で、滑り止め効果もあり、機能を追求する方におすすめの靴下です。
人気の登山用靴下ランキング5位
スマートウール PhDアウトドアライトクルー
PhD Outdoor Light Crew Socks
素材 :ウール56%、ナイロン41%、ポリウレタン3%
サイズ:S(21-23.5cm)、M(24-26.5cm)
厚み :薄手
用途 :日帰り登山、タウンユース
ウール製のソックスを製造するアメリカのメーカー、スマートウールのレディースモデルです。スマートウールは、とても履き心地がよいことでメンズ・レディース問わず人気があります。
おすすめポイント
薄手の生地感ながら踵からつま先にかけてクッションを配置することで、フィット感とクッション性を両立しています。夏山登山に向いていますが、おしゃれなデザインでタウンユースもできる、山ガールにおすすめのモデルです。
人気の登山用靴下ランキング4位
HASOME 靴下
HASOME 靴下
素材 :80%綿、15%ナイロン、15%ポリウレタン
サイズ:L、XL
厚み :厚手
靴ズレ防止や適度な締め付け感。人間工学に基づいて作られているため、歩いてる際のストレスを軽減します。
おすすめポイント
こちらの登山用靴下は、足への衝撃を最小限に抑えてくれるモデルです。厚手のパイル生地を採用しているので、長時間の登山に最適。また、厚手にすることにより、靴擦れの危険性も防げます。
こちらの登山用靴下は、汗を吸収して外に放出する効果も期待できるアイテムです。汗による滑りを押さえてくれるので、歩いている際のストレスを軽減します。ぜひ、この機会に購入してみてください。
人気の登山用靴下ランキング3位
ATEPA スポーツソックス
ATEPA スポーツソックス
素材 :メリノウール50%、ナイロン30%、アクリル20%
サイズ:M、L、XL
厚み :厚手
用途 :登山やキャンプ、サイクリング
おすすめポイント
こちらの登山用靴下は、保温性と柔らかさに優れた素材で作られています。しっかりとした保温性があるのに透湿性を備えているので、万が一汗をかいてしまっても安心です。
また、つま先とソール部分を分厚く作ることにより、ソックスの消耗を軽減。歩いている際の足への負担も減らせるので、長時間歩きたいという方にも適しています。気になるという方は、ぜひこの機会に購入してみてください。
人気の登山用靴下ランキング2位
ラソックス CA132CR04
ラソックス CA132CR04
素材 :ウール
サイズ:S、M、L
厚み :厚手
用途 :冬の増えやすい足を暖かく守ってくれます。
おすすめポイント
おしゃれな登山用靴下を探しているという方には、こちらのモデルがおすすめです。全4パターンのデザインから選択可能で、いずれもコーディネートを底上げしてくれるおしゃれデザインとなっています。
また、足の形に沿ったL字型を採用しているため、ストレスなく登山を楽しむことが可能。ウール素材は肌触りがいいので、肌に触れている綿のチクチクが気になるという方におすすめの靴下です。
人気の登山用靴下ランキング1位
スマートウール トレッキングヘビークルー
スマートウール トレッキングヘビークルー
素材 :メリノウール77%、ナイロン22%、ポリウレタン1%
サイズ:S(21-23.5cm)、M(24-26.5cm)、L(27-29.5cm)
厚み :厚手
用途 :日帰り登山、山小屋泊、テント泊縦走、冬山低山
厚めのメリノウールを使用したスマートウールの人気の靴下。厚手の生地が柔らかい素材感となり、メンズ・レディース問わず人気があります。
おすすめポイント
太いウールの糸を使用し、靴下全体が厚めに作られているため、保温性が高くなっています。靴下内側がパイル地起毛されているため、クッション性抜群で吸汗性もあります。テント泊縦走や、冬山の低山にも使える登山中級者におすすめの靴下です。
登山用靴下の使い方の注意点・お手入れ方法
ここまでは登山用靴下の機能や選び方、人気の靴下をご紹介しましたので、自分の靴下を長持ちさせるための使い方やお手入れ方法も解説します。手入れを怠ってしまうと、サポート機能や、滑り止め効果が薄くなるほか、ニオイも取れなくなってきてしまいます。
使用上の注意点
登山道の草木には注意する
登山道の草木が、靴下に引っ掛からないように注意しましょう。草木に引っ掛かると、ウール製のソックスはほつれや糸の切れができてしまいます。
気温によって生地の厚みを変える
気温によって生地の厚さを変えるようにしましょう。気温が低い日に薄手を選んだり、真夏の低山登山に厚手を選んだりすると、体温調節が難しくなってしまいます。足が冷たいと歩行に支障が出たり、汗を発散できないと靴の中で足が蒸れてしまいます。
お手入れ方法
洗濯をする時は、中性洗剤での手洗いをおすすめします。登山用靴下を他の衣類と一緒に洗うと、ウールの生地が他の衣類と擦れ、毛玉ができてしまいます。また靴下によっては色落ちする場合もあるため、洗濯機を使う場合でも靴下のみで洗うようにしましょう。
まとめ
いかがでしょうか?登山用靴下は機能性だけでなくデザインもよく、本格登山から音楽フェス・タウンユースまで使える万能アイテムです!1つあれば山ガールコーディネートにも使えますので、自分の好みの靴下で登山から山ファッションを楽しんでください!
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