検索アイコン
エックス
Facebook
LINE

福島の鍾乳洞3選!観光でも楽しめる洞窟探検がここで体験できる?

福島県は夏は涼しくキャンプや自然散策、冬はウィンタースポーツが楽しめます。そんな福島県にある鍾乳洞と周辺の観光スポットをご紹介します。鍾乳洞は何千年の時を経て造られた自然の洞窟です。鍾乳洞で自然の織りなす歴史を感じながら神秘的な世界を体験してみませんか?
2020年8月27日
海風 萌花(うみかぜ もえか)
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

福島県はどんな県?

福島県のあらまし

福島県は当方区地方にある面積が13782平方kmの全国で3番目に広い県です。人口は2百万人くらいです。南から北へ連なる阿武隈高地と奥羽山脈により、県内を浜通り、浜通り、会津地方と3つに分けています。明治9年に当時の若松県、磐前(いわさき)県が合併して福島県になりました。

福島県の気候

浜通り

浜通り地方は太平洋鵜側に位置し梅雨と秋に雨が多く、夏は海からの涼しい風が吹きます。気温はあまり上がりません。冬は県内で一番暖かく、雪がほとんど降りません。

中通り

中通りは日本海と太平洋に挟まれています。夏は山間部ではそれほど暑くはなりませんが、盆地は蒸し暑くなります。冬は冷たい風が吹き、雪も降ります。

会津地方

会津地方は日本海側に近く、夏は山間部では涼しいですが盆地は己氏暑くなります。冬は気温も低く、たくさんの雪が降り積もります。

鍾乳洞とは?

鍾乳洞とは石灰岩にできた洞窟の事です。地面に降った雨水が地下水となり地中の石灰岩の隙間を浸食し数万年以上かけて洞窟を形成します。

鍾乳洞の魅力

洞窟のスケール

鍾乳洞は日本各地にあり、大体の鍾乳洞は大きくスケールがあります。それは80万年から2000万年の月日をかけて小さな空洞が徐々に作られているからです。鍾乳洞を観光スポットとしている場所では鍾乳洞の特性を使ったライトアップをしている所もあります。また、鍾乳洞のネーミングもユーモアにあふれたものが多いのも魅力です。

洞窟探検したくなる

鍾乳洞は中が狭く暗いところや、背中や腰まで水に濡れる場所もあります。ろうそくの火を頼りに狭い道のりを腰をかがめて進む姿は洞窟探検そのものです。洞窟探検が楽しめる鍾乳洞もあるので行ってみてはいかがでしょうか?

涼しい

鍾乳洞は1年を通じて気温が15~18度です。洞窟は太陽の光を受けにくいため、1年中気温は変わりません。近頃日本の夏は30度以上の真夏日が続きます。鍾乳洞で涼しさを味わってみてはいかがでしょうか?冬は鍾乳洞の中は暖かいです。ただし、夏に鍾乳洞に行く時は長袖の羽織る物を用意しておくといいと思います。

福島県で鍾乳洞の多いエリアは?

田村市周辺

田村市は福島県中通りにある山林が多く自然も豊かな場所です。福島県は田村市に鍾乳洞が集中しているエリアです。自然豊かなエリアなので、キャンプなどのレジャーも楽しめます。

会津周辺


会津は山々に囲まれた山岳地帯で、夏はキャンプや湖畔でのマリンスポーツ、冬はスキーやウィンタースポーツが楽しめる歴史と文化が融合するスポットです。喜多方ラーメンは有名なソウルフードです。

福島の鍾乳洞を紹介します

全国3位の広さを持つ福島県にある鍾乳洞を4つ紹介します。また、鍾乳洞周辺の観光スポットも紹介していきます。気分は探検隊です。(※この記事の情報は2018/7/24現在の物です。)

福島の鍾乳洞①/中山風穴

福島の鍾乳洞①は福島県ああ南会津郡にある中山風穴です。中山風穴は天然記念物に指定されている大きな洞窟の入り口です。風穴は風が通る穴で、中山風穴の西に中山があり、200年前のこの山の噴火により崩れて積もった火成岩が徐々に作りました。

風穴からの冷風が吹き込んできます。年間を通して5℃前後に保たれているそうで、食料などの保存倉庫として利用されていたようです。中山(金塚山)登山後に立ち寄り涼んでみると、離れたくなくなってしまいます。

中山風穴周辺観光スポット

大内宿

大内宿は会津若松と日光今市を結ぶ下野街道の宿場町として整備され、今も約500mの往還に江戸時代の歴史が残っています。寄棟づくりの建物が道路と直角に並んでいるのが特徴的です。国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。

中山風穴見所・所要時間

見所

中山風穴の見所は、真夏でも地表温度は10℃前後、地下1mでは1℃以下という真冬並みの涼しさです。中山風穴一帯には寒冷性植物、高山植物が群生しており、風穴周辺のオオタカネバラの本州最大の群生地となっています。涼しい風穴からの風と高山植物を楽しむことが出来ます。

所要時間

所要時間:周辺散策も含めて約30分程度

中山風穴料金

料金:500円

中山風穴基本情報・アクセス

基本情報

住所 〒969-5204 福島県南会津郡下郷町湯野上字中山 地図
問い合わせ 0241-69-1141
営業時間 4月~11月 見学自由
駐車場 あり

中山風穴 (なかやまふうけつ) | 南会津の観光スポット、イベント、宿泊施設など旅行案内 | おいでよ!南会津
天然記念物「中山風穴地特殊植物群落」は下郷町湯野上温泉駅から徒歩で約30分程。標高500~600mの所にあり大小さまざまな風穴があって大きく6指定地に分けられています。4月から10月の間が一番冷風体験に相応しく、また季節ごとの高山植物も見られます。道が狭いのですれ違いや後続車に注意しながら進んで行くと所々に駐車可能なスペースがあり、一番奥には広めの駐車場もあります。駐車場に停めて中山風穴を目指して自然散策するのもおすすめです。注)駐車場はありますが、道路が狭いため観光バスや大型車の通行はできません。

アクセス

車からのアクセス 東北自動車道白河IC下車
交通機関からのアクセス 会津鉄道湯野上温泉から徒歩40分

福島の鍾乳洞②/入水鍾乳洞


入水鍾乳洞は国の天然記念物に指定されている本格的なケイピング(洞窟探検)が楽しめる鍾乳洞です。全長900mの狭い洞内は、入口から最奥部まで音楽同までのAコース、一洞までのBコース、二洞までのCコースと三つのコースに分かれています。特にBコースは奥がほぼ手を加えていないため、真夏でも10℃の冷たい水に膝まで浸かり、懐中電灯やろうそくの明かりを頼りに進む様子はまさに洞窟探検の醍醐味を味わえます。

あぶくま洞からそう遠くない場所にある鍾乳洞ですが、こちらは観光地化されていなくて、探検チックな入洞が楽しめます。ただし、中は水が流れていますので、下手をすればずぶ濡れになります。A、B、Cの3コースあり、Aコースは水につからずに引き返してくるコース、Bは途中、泉のような場所を進む必要があり、少なくとも長靴・カッパは必要です。また、懐中電灯も借りる必要があります。(いずれも入り口でレンタルあり)。Clコースは、Bの先になりますが、案内人が必要なようです。すべて1本道のため、BコースはAの入場料でも入れますが、装備がないとずぶ濡れのため実質無理です。 洞内はかなり滑りやすく、天井が低くなっているところもあり、頭上にも注意が必要ですが、洞窟探検のようで楽しめます。 ただ、洞内はかなり冷えますので、夏に行くことをお勧めします。

入水鍾乳洞周辺観光スポット

嘉相滝

6月になるとニッコウキスゲが咲き、黄色い花と白い滝のコントラストが美しいです。遊歩道やあずまやが整備されています。

入水鍾乳洞見所・所要時間

見所

自然のままの鍾乳洞は四つん這いになったり鍾乳洞をくぐりながら進みます。Cコースは案内人が必要なコースとなります。券売所ではろうそく、カッパ、ゴム草履のレンタルがあります。入口→一休洞→音楽洞までがAコースです。音楽同からBコースが始まり、深水洞→胎内くぐり→五重ノ塔→第2胎内くぐり→カボチャ岩を巡りCコースに入ります。

所要時間

コース 距離 所要時間
Aコース 150m 約30分
Bコース 450m 約60分
Cコース 300m 約90分

入水鍾乳洞料金

Aコース料金
個人 大人*1 550円
子ども*2 450円
団体 大人 500円
子ども 400円
Bコース料金
個人 大人 700円
子ども 500円
団体 大人 550円
子ども 450円
Cコース(案内は1回5人まで*要予約)料金
大人(5人まで) 4600円
特別料金
障がい者割引(Aコースのみ) 1人当り 200円引き

*1 高校生以上
*2 小・中学生

入水鍾乳洞基本情報・アクセス

基本情報

住所 963-9601 福島県田村市滝根町菅谷字大六89-3 地図
問い合わせ 0247-78-3393
営業時間 夏季*1  8:30~17:00
冬季*2  8:30~16:30
駐車儒 あり
*1 3月初旬~10月下旬
*2 10月下旬~3月初旬

入水鍾乳洞 - 福島県田村市ホームページ

アクセス

車からのアクセス 磐越自動車道小野ICより国道349号を滝根町菅谷方面へ進む
交通機関からのアクセス 磐越東線菅谷駅より車で5分

福島の鍾乳洞③/あぶくま洞

およそ8000万年という歳月をかけて作り上げられた大自然の造形美が美しいあぶくま洞は田村市にあります。全長600mの道内に、種類と数の多い鍾乳洞が続き、東洋一と呼ばれています。

鍾乳洞は他に何箇所か訪れていますが、ここは圧巻でした。観光化してないと言うか、頭上注意の箇所が何か所もあり、自然そのものでした。特に探検コース(別料金)は、かがんだり、這う様にしなければ通れない所などもあり最高です。バリアフリーとはいきませんが、子供は大丈夫です。家族連れにも十分堪能出来ると思います。お勧めの鍾乳洞です。

あぶくま洞周辺観光スポット

ACNあぶくまキャンプ場

田村郡小野町にあるACNあぶくまキャンプ場はあぶくま洞からのアクセスも近く、初心者でも女性でもキャンプが楽しめます。真夏は涼しいので避暑をしながらキャンプや洞窟探検で自然を堪能できるのは嬉しいです。

あぶくま洞見所・所要時間


見所

あぶくま洞の見所は地下水自らの溶食作用によって作り上げた様々な鍾乳洞にはそれぞれ名前がついています。洞内最大の滝根御殿や日本初の鍾乳洞のライトアップシステムが導入された月の世界など見所満載です。クリスマスツリーと呼ばれる鍾乳洞もあるので冬の鍾乳洞探検をしてみてはいかがでしょうか?

所要時間

コース 距離 所要時間
一般コース 600m 約40分
探検コース 120m 約10分

あぶくま洞料金

個人料金*幼児(小学生未満)無料
個人 大人*1 1200円
中人*2 800円
子ども*3 600円
探検コース 一般料金に追加(団体割引なし) 200円
団体料金(1人)・看護師。介助者無料(学校団体に限る)
大人 15~99人 1000円
100~199人 900円
200人~ 850円
高校生(学生団体に限る 15~99人 650円
100~199人 600円
200人~ 550円
中学生 15~99人 600円
100~199人 550円
200人 500円
小学生 15~99人 500円
100~199人 450円
200人~ 400円
特別料金 障がい者割引(1人当り) 300円引き
老人割引(団体15人以上) 100円引き

*1 高校生以上
*2 中学生
*3 小学生

あぶくま洞基本情報・アクセス

基本情報

住所 福島県田村市滝根町菅谷東釜山1 地図
問い合わせ 0247-78-2125
営業時間 3/14~6/20  8:30~17:00
6/21~930   8:30~17:30
10/1~11/20  8:30~17:00
11/21~3/13  8:30~16:30
*探検コースは営業時間30分前までの受付
駐車場 あり

あぶくま洞 | 福島県田村市滝根町の鍾乳洞
福島県田村市滝根町の鍾乳洞

アクセス

車からのアクセス 磐越自動車道小野ICより国道349号を進む
交通機関からのアクセス 磐越東線神俣駅より車で約5分

まとめ

いかがでしたか?鍾乳洞は夏でも冬でも洞窟探検が楽しめる魅力的な観光スポットです。何千万年の時をかけて造られた鍾乳洞の美しさと福島の魅力をぜひ味わってみて下さい。

トラベルに関する情報を紹介!