1オンスって何グラム？単位の換算方法や表記の違いの意味を解説！

1オンスって何グラム？

釣りに詳しい方でないと1オンスが何グラムの重さに相当するのかを知っている方はあまり多くありません。また、換算する方法を知っている方も多くありません。ですが、実は簡単に換算することが出来るのです。

ご自分の趣味や職業によってはオンスを使うこともありますので、興味のある方は是非換算方法を覚えてみましょう！また、早見表も用意しましたので参考にしてみて下さい。

オンス(oz)とは？

ポンドの下の単位

オンスとは「ヤード・ポンド法」における質量の単位を表しており、記号は「oz」となります。また、質量以外にも体積を表すことが出来ますが、今回は主に使われている重さに焦点を当てて解説していきますね。

オンスはポンドより下の単位で、16分の1ポンドが1ozとなります。これが、10分の1ポンドが1ozであれば覚えやすいのですが、16分の1というところが悩ましいところです。

1ポンドは453グラム

因みに1ポンドはグラム換算をすると453グラムとなります。グラムに慣れている日本人の方からすると、細々として覚えにくいですよね。

ヤードポンド法はアメリカを中心に使われており、例えばボクシングなどの海外発祥競技では、選手の体重をポンドで表します。ポンドは「lb」と表記します。

海外在住ならよく使うポンドとオンス

海外に住んでいると使う機会がよくあります。例えばお肉を購入する時などですね。量り売りのお肉を買う時、2分の1ポンド分だけを購入する際は「a half pound」で注文します。

しかし、8オンス(1ポンドは16オンスなので)と言った方が海外では伝わりやすいのです。慣れてくれば何オンスがどれくらいの量なのか感覚的に分かってきます。

グラム(g)とは？

グラムはメートル法の単位

日本人に慣れ親しんでいるグラムは「ヤード・ポンド法」に対して「メートル法」により定められている質量の単位です。1グラムは1㎏の1000分の1であることを学校でも習っており、幼い頃から使う単位ですよね。

日常生活ではグラムだけで事足りるのですが、海外発祥の文化・趣味に触れる時はグラムだけでは分からないことがあります。

グラムの豆知識が面白い

少しだけ脇道に逸れてしまいますが、グラムには面白い豆知識があります。実は漢字の「瓦」という文字はグラムを表しており、グラムを音訳すると「瓦蘭姆」だったのです。

明治時代には国によって定められており、ミリグラムは「瓱」と表記、トンは「瓲」と書きました。今では使うことが無い表記方法ですが、ちょっと面白い豆知識として披露してみてはいかがでしょうか。

1オンスをグラムへ換算すると

1オンスは28.3495…グラム

出典: https://pixabay.com/ja/%E7%A7%A4-%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%82%B3%E3%83%B3-%E6%AD%A3%E7%BE%A9-%E4%BA%8B%E6%A5%AD-2218367/

本題である「1オンスは何グラムなのか？」についでですが、正確にグラムに直すと「28.349523125グラム」となります。まるで円周率を見ているかのような細かさで、覚える気になれない数字の羅列ですよね。

逆にグラムをオンスに直すと、1㎏は35.274ozとなり、1グラムは0.035274ozとなります。

1オンス＝約28グラムと覚えておくと簡単

出典: https://pixabay.com/ja/%E6%80%9D%E6%83%B3-%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%87%E3%82%A2-%E6%8A%80%E8%A1%93%E9%9D%A9%E6%96%B0-%E6%83%B3%E5%83%8F%E5%8A%9B-%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%94%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3-%E9%9B%BB%E7%90%83-2123970/

「28.349523125グラム」と書きましたが、円周率と同じように、あまり細かい数字まで計算する方はあまりいません。この場合であれば、1オンスは28.35グラム、または28.3グラム、もっと大まかに28グラムとするのが一般的です。

細かいことを言えば違うのですが、大体の数字を計算するのにはそれで十分ですよね。

オンスとグラムの早見表

オンスが分からなくなったら早見表を見る

1オンスが何グラムなのか、また21オンスと言った細かいオンスは何グラムか分からなくなった時は早見表を見てみましょう。よく使う方は画像をダウンロードして印刷しておくといいかもしれませんね。

一般的な職業ではメートル法であるグラムを使うことがほとんどかと思いますが、職業によってはよく使う可能性があります。

覚えるよりも計算した方が簡単？

早見表を見て印刷、また、一つ一つを覚えておくのも手ではありますが、全てを覚えておくことは難しいですよね。

大まかな数字で良いのであれば、「1oz＝28.35g」、または「1oz＝28g」とだけ覚えておき、電卓を使った方が簡単な場合も多いはずです。スマホには電卓アプリがありますので、電卓をわざわざ買う必要すら無いかもしれません。

1オンスを覚えておくと釣りで使える

ルアーの重さはオンス(oz)表記

よく使う趣味や職業は様々あるかと思いますが、特に釣りではよく見るはずです。釣りには欠かせない「ルアー」はozかgで表記されていますよね。

餌釣りを基本とする方はあまり触れていないかもしれませんが、ルアー釣りをされる方であれば覚えておいて損はありません。ルアーの場合はかなり細かい表記になりますので、早見表を見ても良いですね。

釣り・ルアーでよく使われるオンスの早見表

釣りで使われるオンスは、上記ツイートの早見表に書かれているような、細かい単位になります。3/16ozは約5.32g、1/4ozは約7.09g、5/16ozは約8.86g、８分の３、まやは3/8は約10.6gです。

このように重さがとても軽いため、32分の1オンスといった表記になるのですね。ロッドを購入する際もオモリやルアーの適合ウェイト表示がオンスで書かれていますので、困った際は是非早見表を参考にしてみて下さい。

1オンスは何号なのか？

1オンスは8号

釣りで出てくる「号」という表記も合わせて解説します。主にオモリなどは号での表記がされていますので、釣りをされている方であれば慣れているはず。

○号くらいのものはこれくらいの重さと感覚的に掴んでいるかと思いますが、正確には1号は3.75グラムです。オンスと比べると数字は細かくありませんが、こちらも覚えるのがちょっと大変ですね。

釣り人ならザックリ覚えておくと役立つ

号を大まかに覚えるとすれば、4号は15グラムと覚えるのがおすすめです。1号が3.75グラムですので、4をかけると15グラムになりますよね。4号＝15グラムと覚えておけば、8号は30グラム、10号は37.50グラムであることがすぐに計算出来ます。

親切な釣具店では表を貼ってくれていることがありますが、無い場合も多いので覚えておきましょう。

オンスの豆知識

オンス(oz)の発音はアウンスの方が近しい

オンスと書いてきましたが、英語では「ounce」と書き、現地で使う発音に近づけるとすれば「アウンス」と言った方が近しいニュアンスになります。

もちろん日本の中で話す分にはオンスで大丈夫なのですが、もし海外で過ごす際には「アウンス」と言うニュアンスで言ってみましょう。因みに、オンスという発音はオランダ語の「ons」が語源とされています。

トロイオンスやその他のオンス

こちらも豆知識になりますが、オンスには色々とあります。有名なのは、貴金属や宝石の計量で使われるトロイオンスですね。1トロイオンスは「31.1034768グラム」ですので、1オンスとは重量が違います。

その他にも、薬用オンスというものもあり、薬品の計量に使われます。この薬用オンスはトロイオンスと同じ値となっています。

体積や力の単位としても出てくるオンス

その他のオンスとして、液量オンスという単位もあります。液量オンスは質量ではなく体積を測る為の単位で、国によって若干の違いがあり、イギリスでは28.41ml、アメリカでは29.57mlとなります。

また、力の単位としてのオンスは重量オンスと呼ばれ、1重量オンスは約278ミリニュートンです。少し脇道に逸れるようなお話しでしたが、オンスにも様々な種類があることだけ覚えておきましょう。

オンスに関してのTwitter

1オンス入れられるポアラー

こちらのツイートでは、1オンスが測れるポアラーが紹介されています。ポアラーは、主にワインなどの美味しさを引き出す為の作業である「デキャンタージュ」を簡単に行う為のもので、上の画像では注ぎ口についているものがポアラーです。

安いものから高いものまでありますが、おまけで1オンスをピッタリ注げるポアラーがついているのは嬉しいですね。

服の厚みもオンス表記される

こちらのツイートでは、Tシャツの生地の厚みの解説にオンスが使われています。

今回の記事の中でも様々なオンスに触れさせて頂きましたが、実は服の厚みを表現するのにもオンスは使われており、服のネットショップでは、説明欄に「6oz」などと書かれていることがよくあります。

上記Tシャツは7.1ozですが、これはTシャツとしては厚めの素材になります。

1オンスの名言

こちらのツイートでは、ラルフ・ウォルド―・エマーソンの名言が紹介されています。この名言の中ではオンスとトンを比べることで行動の大切さを説いていますね。

1オンスは約28グラムですので、とても軽いのですが、そんな小さな行動でも、理論を説いて考えるより大切だということを述べています。

日本人には馴染みの無い様々な単位

こちらのツイートでは、世界に数多くある分かりにくい単位が紹介されています。今回はオンスやポンドについて解説しましたが、まだまだ馴染みの無い単位は沢山ありますよね。

インチやフィートはよく耳にする単位かと思いますが、1インチは2.54センチメートルで、1フィートは30.48センチメートルを表しています。最後の東京ドームは単位ではありませんが、テレビ番組ではよく使われていますね。

日本人のポンドヤード法に対する思い

こちらのツイートでは、日本人の様々な単位に対する思いが書かれています。日本でも普通に様々な単位が使われていますが、正確な数値を把握している方は多くありませんので、意外と困ることがあります。

日常会話でも「全部センチメートルで表してくれればいいのに」という発言を聞くこともありますよね。しかし、世界ではよく使われている単位なのです。

まとめ～1オンスのグラム～

今回の「1オンスって何グラム？単位の換算方法や表記の違いの意味を解説！」はいかがでしたでしょうか？

オンスとは何なのか、1オンスは何グラムなのか、オンスのその他の知識や号の重さなどについても合わせて解説させて頂きましたが、優先して覚えておくべきなのは「1オンスは約28グラム」ということです。

また、「4号は15グラム」もルアー釣り帆はじめとしたさまざまな釣りに役に立つので釣り人なら覚えておいて損はありません。もし忘れてしまった場合は早見表を活用してくださいね！

単位が気になる方はこちらもチェック！

今回は1オンスは何グラムなのかについて解説させて頂きましたが、当サイト「暮らし～の」には、他にも様々な「釣りに使える知識」を紹介した記事があります。下記に一部を用意させて頂きましたので、気になる方は是非見てみて下さい。

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