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プラスチックの黄ばみの落とし方!原因から考える4つの除去方法を大公開!予防法も!

プラスチックの黄ばみの落とし方をご存知でしょうか?プラスチックは経年劣化や様々な環境条件により黄ばんでしまいますよね。しかし、黄ばみの原因によっては白く漂白することが出来るんです。今回はそんなプラスチックの黄ばみの原因から落とし方まで解説していきます!
更新: 2024年7月21日
T・S
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プラスチックの黄ばみの落とし方は?

プラスチックの黄ばみは部屋の景観を乱してしまうので嫌なものですよね。例えばパソコンのキーボードや、エアコンなど、目に入るプラスチックが黄ばんでしまうと、まるで部屋が老朽化しているような印象になってしまうことがあります。

今回はそんなプラスチックの黄ばみの落とし方を解説しましたので、是非参考にして白くしてみましょう!

プラスチックの黄ばみの原因

落とし方の前に、まずは原因を把握しましょう。何が原因で発生しているかを把握することで、落とし方が変わってきます。

原因①プラスチックの劣化

一番問題なのが、素材そのものの劣化です。プラスチック製品の多くはABS樹脂というものが使われており、このABS樹脂の中にあるブジエタンという物質が劣化とともに変色し黄ばみとなるのです。

樹脂の劣化と共に発生してしまった黄ばみは落とすことが出来ないので諦めることになります。

原因②添加物による化学変化

二つ目の原因は酸化防止剤が化学変化を起こしてしまった場合です。この場合は黄ばみを除去することが出来ますので安心ですね。化学変化を起こしてしまう原因は、暗所での長期保管で、これを暗所黄変と言います。

除去する方法は後述しましたので、是非参考にして除去してみましょう!やり方は簡単ですので誰でも除去することが出来ます。

原因③タバコや食べ物による黄ばみ

黄変の原因の中で一番軽症と言えるのがタバコや食べ物などで汚れてしまった場合の黄変です。これは外的要因による黄変ですので、除去するのも要因。拭き取るだけでとれる場合もあれば、少し手を加えなければいけない場合もありますが、取り方は簡単です。

何が原因かで方法は変わってきますが、外的要因で黄変している場合は簡単に白く出来ますので安心してください。

プラスチックの黄ばみの落とし方①メラミンスポンジ

メラミンスポンジで落とす

一番簡単な黄変の除去方法が、メラミンスポンジでこすることです。メラミンスポンジとは水だけで様々な汚れを落とせる、優れたお掃除アイテムのこと。激落ちくんなどが有名ですね。

タバコでのヤニ汚れ、また食品起因の場合もメラミンスポンジで落とせますので、まずはメラミンスポンジで除去してみましょう。透明プラスチックにも安心して使うことが出来ます。

メラミンスポンジでの取り方は簡単

メラミンスポンジでの取り方で最も注意すべきなのが水分量と、使う対象です。水分量が少ないと中々白くなりませんので、たっぷりと水を染み込ませて下さい。水を染み込ませて軽く絞って使いましょう。

また、メラミンスポンジは研磨剤のような効果を持つ構造になっていますので、表面が美しいものに使うと傷をつけてしまう可能性があります。使う対象に注意しましょう。

プラスチックの黄ばみの落とし方②漂白

酸素系漂白剤で黄ばみを落とす


メラミンスポンジだけで黄変がとれなかった場合は、酸素系漂白剤を使いましょう。漂白剤は白くする為のもので、日焼けなどの黄変にも使うことが出来ます。漂白剤の説明通りに液体を薄め、プラスチックを浸しておき、日光をあてておけば白くなっていきます。

その際、日光により蒸発してしまいますので、ラップなどをして蒸発を防止しましょう。

メラミンスポンジで拭く

つけ置きが終わったら、次はメラミンスポンジで水分をとりながら少しこすりましょう。精密機器に使うパーツは、しっかりと水気をとっておく必要があります。

また、メラミンスポンジで最後に軽くこすることでしっかりと白く出来ますので、最後の仕上げとして行うことをおすすめします。水気がとれたらパーツを元に戻して完了です。

プラスチックの黄ばみの落とし方③オキシドール

水につけられない場合はオキシドールで落とす

白くしたいものの中には、水につけられないものもありますよね。そんな時はオキシドールがおすすめです。オキシドールとは薬局で購入出来る、消毒用の薬剤で、過酸化水素が3パーセント溶けた水溶液のこと。

布などに染み込ませて拭くだけで落ちていきますので、メラミンスポンジに次いで簡単なやり方と言えますね。

オキシドールの取り扱いに注意

オキシドールを使う際に一つだけ気をつけなければいけないのが、素手で触ってはいけないということです。オキシドールは劇薬(作用が激しい、使い方を誤ると危険な薬品)にあたりますので、注意すべき薬剤なのです。

使う時は必ず厚手のゴム手袋をするようにしましょう。万が一触ってしまうと皮膚の状態が悪くなる可能性がありますので注意して下さい。

プラスチックの黄ばみの落とし方④除光液

脱色力の強い除光液

爪のマニキュアでよく使われている除光液も樹脂の汚れを取り除く力があります。ただし、除光液の脱色力はかなり強く、樹脂そのものを傷めてしまう可能性がありますので、多少傷んでもかまわないものにだけ使うようにしましょう。

色のある部分に使うと、その色まで溶かしてしまいますので、周辺に色があるものに使うのも避けた方が良いですね。

除光液での取り方

除光液の使い方はとても簡単。乾いたメラミンスポンジに少し染み込ませてから、黄ばんだ部分を磨くだけです。かなりの除去力ですので、すぐに汚れが浮いてくるでしょう。

また、メラミンスポンジ自体も除去力がありますので、多少の黄ばみ程度であればすぐに白くなっていきますね。頑固な黄ばみにも是非試してみて下さい。

プラスチックの黄ばみ防止①直射日光と空気接触

直射日光を避ければ予防出来る

黄ばみの取り方について解説させて頂きましたが、一番大事なのは、そもそも変色しないように防止策を練っておくことです。とはいえ、行うべき防止策はとても簡単。原因の多くは直射日光ですので、直射日光を避けて保管するようにしましょう。

エアコンなど動かせないものに関しては日焼けしても仕方が無いのですが、動かせるものは日焼けしないようにしましょう。


空気接触を防ぐのも有効な対策

主な原因である日焼けは防ぎやすいのですが、空気が触れることで化学変化してしまうことを防止する場合は、ラップなどをかけて空気との接触を減らすしかありません。もしくは、黄ばんでしまう度に漂白するかのどちらかになります。

対象製品用のカバーがあれば一番良いのですが、カバーが無ければラップで代用するのがおすすめです。

プラスチックの黄ばみ防止②コーティング剤

車用のコーティング剤で黄ばみを予防する

日焼けでの変色防止は、直射日光を当てないことが一番の対策になりますが、どうしても場所を変えられない・変えたくない場合はコーティング剤を使う手もあります。

UV吸収剤が入った車用のコーティング剤を塗ると日焼け対策になる上に、薄い樹脂の被膜が出来て、空気に触れることでの化学変化も防いでくれます。透明のものは特に変色しやすいので、塗っておきたいですね。

使うものに注意

車用のコーティング剤を使う際の注意点としては、やはり車用に作られたものですので、手が頻繫に触れる、または口に入るようなものに使うのは避けましょう。

エアコンや、画像のようなプラモデルなど、見て楽しむもの、滅多に触れることのないものであれば安心です。日焼けする場所に飾っておきたい製品におすすめです。

プラスチックの黄ばみの落とし方に関してのTwitter

ヘッドライトの黄ばみの取り方と防止策

こちらのツイートでは、ヘッドライトの黄変を防ぐ方法が書かれています。車のヘッドライトもプラスチックで出来ていますので、購入からある程度経つと黄ばんできますよね。

ツイートで紹介されているシュシュットブラはヘッドライト用クリーナーとして開発されたもので、ヘッドライトの変色やがさつきを除去、防止する効果があります。汚れを落とすだけではなく、その後の防止もしてくれるのが良いですね!

プラスチックの黄ばみは漂白剤で落とすのが一般的

こちらのツイートでは、ゲーム機などのプラスチックの黄ばみの落とし方について書かれています。今回の記事では様々な落とし方に触れさせて頂きましたが、一番一般的と言えるやり方が漂白剤での除去方法です。

薄めた漂白剤につけて日光にあてておくだけで真っ白になります。ただし、ある程度の間つけておく必要があるのと、水分が残っていると危機に不具合が出る可能性がありますので注意しましょう。

ハイターで落とすのが有名

こちらのツイートでは、ハイターを使って白くしてみた様子が書かれています。酸素系漂白剤で白く出来ることを書かせて頂きましたが、沢山ある酸素系漂白剤の中でよく使われているのがワイドハイターです。何処でも販売されていますので入手が簡単ですね。

粉末タイプと液体タイプがありますが、液体タイプの方が感覚的に簡単かと思いますので、使ってみて下さい。

黄ばみきったプラスチックも白くなる


こちらのツイートでは、ワイドハイターでの落とし方をやってみた様子が書かれています。元々は真っ黄色だったものが、驚くほど真っ白になっていますよね。

ツイートの方は5日間漬けたそうですが、もし5日経っても白くならなければ、もう少し日数を増やしてみましょう。一週間から一か月ほどかけれ大抵のものが白くなります。

虫よけスプレーでの取り方

こちらのツイートでは、虫よけスプレーでの落とし方について書かれています。ツイートにあるように、虫よけスプレーにはディートという成分が含まれており、プラスチックの表面を溶かして汚れを落とすことが出来るのです。

人によってはアレルギーや肌荒れを起こす可能性がある成分ですので、使う際には注意しましょう。

透明プラスチックは黄ばみが目立つ

こちらのツイートでは、透明製品の黄ばみが酷く、落ち込んでいる様子が書かれています。透明のものでも黄ばみをとることは出来ますが、透明のものは目立ちやすいので、またすぐに漂白することになるかもしれません。

ですので、透明さをキープしたい方はコーティング剤を使うことをおすすめします。ヘッドライトも透明のプラスチックと言えますので、そういったコーティング剤を使うと良いでしょう。

まとめ~プラスチックの黄ばみの落とし方~

今回の「プラスチックの黄ばみの落とし方!原因から考える黄ばみの除去方法を大公開!」はいかがでしたでしょうか?

プラスチックの黄ばみの原因から落とし方、注意点などまで解説させて頂きましたが、今すぐ漂白したくなった方も多いのではないでしょうか。

部屋を見渡してみると、黄ばんだ製品は意外とありますよね。原因にもよりますが、日焼けや空気接触で樹脂が化学変化しているだけなら白く出来ますので、是非今回紹介した落とし方を試してみて下さい!

黄ばみの落とし方が気になる方はこちらもチェック!

今回は黄ばみの落とし方について解説させて頂きましたが、当サイト「暮らし~の」には他にも様々なDIYに関する記事があります。下記に一部を用意させて頂きましたので、気になる方は是非見てみて下さい。