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レクタタープのおすすめ6選&張り方アレンジ術!参考画像付きで解説!

レクタタープはグロメットが他のタープよりたくさんついているため、張り方にバリエーション多々あります。そんなレクタタープ基本の張り方と、そこから簡単にアレンジできるおすすめの張り方、そしておすすめのレクタタープをまとめて紹介します。
更新: 2022年7月30日
揚げ餅
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タープのとは

キャンプで日陰などを作る多目的のシート

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キャンプで必ずしも必要ではありませんが、あると便利なものがタープです。ポールとロープを使ってシートを高く張ることで、日差しを遮りリビングスペースに影を作ってくれます。

張り方のバリエーション次第では、影だけではなく耐水圧の低いテントを守るように張って、雨からテントを守ったり、プライバシーの確保のために使ったりと、たくさんのバリエーションがあります。このようにタープは張り方のアレンジ次第で、いろいろ使える多目的シートです。

タープじゃなくてもアレンジできる

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基本的にはタープと呼ばれる製品を使いますが、グロメットが付いている多目的なシートもタープのように、ポールを使って張り方をアレンジすることができます。キャンプに慣れている方なら、大型のブルーシートでもタープのように使えます。

タープの種類・バリエーション

張り方以外にもバリエーションいろいろ

タープの張り方以外にも、タープには形状のバリエーションがあります。レクタタープ(スクエアタープ)、ヘキサタープ、ウイングタープ、スクリーンタープがあります。

レクタタープ(スクエアタープ)

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基本的に大型のタープで形が四角(長方形)なため、スクエアタープとも呼ばれています。最大の特徴は6本のポールを使い自立させて、張り方がいろいろアレンジできるようになっています。ヘキサタープ(スクエアタープ)は大型のため、大人数でのキャンプにおすすめです。

ヘキサタープ

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キャンプで1番見かけることが多い6角形のタープで、2本のポールを使って自立させて、ロープを使って張り方をアレンジできるようになっています。比較的小さいものが多いので、ソロ~少人数でのキャンプにおすすめです。

ウィングタープ

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持ち運びがしやすい、ひし形のタープでキャンプツーリングやソロ用に使われています。ポールは2本使いますが、アレンジ次第では1本でも使えるような張り方ができます。

スクリーンタープ

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ポールを使って自立させるのですが、他のタープとは違いテントのようになっているため、張り方をアレンジすることができず、多目的には使いにくいタープです。形状がドームテントのようになっているため、ロープを使わなくても自立します。

レクタタープ(スクエアタープ)の特徴

グロメットが多いので張り方をアレンジしやすい

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レクタタープは前述のように四角く、基本的には6本のポールを使用するので、グロメットが他のタープよりあります。必ずしも6本のポールを使用する必要はなく、ロープを使って小川張りなどのアレンジができ、見た目も張り方によってバリエーションがたくさんあります。

他のタープより大型

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スクエアタープと呼ばれるように、長方形、または四角く大型なので、家の屋根のように使えて、他のタープよりはリビングスペースに使用すると影の面積が大きく、張り方のバリエーション次第ですが開放感があります。

また、ただグロメットが多いだけではなく、大型なため生地に余裕があり高さが出しやすくなるため、アレンジがしやすくなっています。


レクタタープ(スクエアタープ)の張り方

基本の張り方①

スタッフバッグからポール、幕体を取り出して、ポールを組み立て横に倒しておきます。次に幕体を広げて、真ん中に使う他より少し長いことが多いメインのポールを横に倒したままで、中央のグロメットのところに置き、あらかじめ張り綱を張っておきます。

最初に張り綱をしてポールを立てると、一人でもタープの設営は簡単です。

基本の張り方②

メインの張り綱をする時に、ベグダウンは約45度の位置になります。45度が分からない場合は、倒してあったメインポールの位置から、さらにメインポール横に倒した先端が、だいたいペグダウンにちょうどいい位置になります。

基本の張り方③

メインポールに張り綱ができたら、ポールを立ち上げ張り綱を調整し、テンションをかけてメインポールが垂直になるように調整したら、レクタタープが張れます。

テンションを掛け終わると、残りの4隅にサイドポールを取り付けて、同じように張り綱をしてテンションをしっかりとかけて、サイドポールが垂直になるように調整したら完成です。家の屋根のように中央部分が少し高くなっている基本の形になります。サイドポールのペグは、そのまま延長線上にペグダウンします。

レクタタープ(スクエアタープ)おすすめの張り方1

雨の時のバリエーション1

多少の雨ぐらいならそのままでも問題ないのですが、レクタタープに付いた水がスムーズに流れないと、タープの一部に重さがかかり、ポールへかなり負担をかけてしまいます。

そうならないように、基本の張り方を少しだけアレンジをして、水はけをよくする張り方があるので紹介します。この貼り方は基本にちょい足しするだけなので、誰でも簡単に使えるのでおすすめです。

真ん中に綱を足す

レクタタープは全部で最低でも8箇所ほどグロメットがあるので、6本のポールで立てたら2箇所グロメットが余ります。

雨の日には水がスムーズに流れるように、余ったグロメットにロープを通して、少し引っ張るようにしてテンションをかけることで、谷のようにロープを通した部分がへこむので、水が流れやすくなります。

便利なのですが注意点としては、水が一箇所に集まって落ちてくるため、付近にいると水がはねて濡れやすくもなるので気をつけてください。キャンプサイトが芝生などの場合、水跳ねは軽減されます。

レクタタープ(スクエアタープ)おすすめの張り方2

雨の時のバリエーション2

ポールを4本使用して張る方法で、レクタタープの中にひし形になるようにポールを使います。ポールを使用したところが高くなり、他のグロメットは張り綱でテンションをかけるので低くなり、見た目が綺麗ですが、しっかりと水流れていく張り方です。

基本の張り方からかなりアレンジされていますが、使うポールが少なくなるので、人によってはこちらのほうが張りやすくなるかもしれません。雨対策と共に、おしゃれなキャンプを演出したい時におすすめです。

ポールの高さが違うのがポイント

張り方は中央にメインポールを2箇所使って、いつもの要領で張ります。その後は同じ面ではなく、それぞれ違う面の真ん中にサブポールを2本使って貼っていき、残りのグロメットは全て張り綱でテンションをかけて低くするようにして張るだけです。

レクタタープは大型なため、雨の日はしっかりと排水できるようにすることが大切です。

レクタタープ(スクエアタープ)おすすめの張り方3

目隠しと防風のバリエーション

レクタタープが大型という特徴を利用して、あえて天頂部分の影を作るスペース小さくして、余った生地を壁のようにして、目隠しと一方向からの防風を作るアレンジもあります。

使用するポールが4なのでなれると、基本の張り方よりポールを立てない分楽になります。

プライバシーを確保しつつ風を防いでくれるので便利なのですが、壁のようになっていない面からの風に非常に弱くなる張り方なので、風の向きにが変わりやすいような天候では、この張り方は危険です。

大型だからこそできる張り方


ポールを使うのは左右の手前、真ん中のグロメットになります。それぞれポールを使いレクタタープ張って、奥のグロメットには張り綱を通してテンションをかけて、地上から30センチぐらい浮かせて張っていき完成です。

この張り方だと雨が降った時に、天頂部分に水がたまるので、手前のポールの間にあるグロメットに張り綱を通して、テンションをかけて少し低くすることで、スムーズに排水できるようになります。

レクタタープ(スクエアタープ)おすすめの張り方4

小川張り

小川張りはタープのバリエーションというか、小川キャンパル(現キャンパルジャパン)がカタログなどで使っていた張り方を、いつの間にかキャンパーがSNSなどで「小川張り」呼び出し広がりました。小川キャンパルは一度も小川張りという言葉を使ったことなく、実は正式な呼び方ではありません。

小川張りの利点としては、キャンプサイトが小さくても使いやすく、レイアウトがコンパクトになる特徴があり、テントとタープが綺麗に繋がります。

小川張りのしかた①

本来の小川張りとは、小川キャンパルの「システムタープヘキサDX」に付属しているセッティングテープを使って、タープとテントを簡単に連結させる張り方ですが、少し工夫するだけで、小川張りはどのタープでもできます。

セッティングテープのかわりに、カラビナと張り綱を使って張るので、風に弱いので注意してください。
 

小川張りのしかた②

レクタタープの場合大型なので、そのままでも使用できるケースがります。まず基本の張り方のようにタープをはり、メインポールのある位置にテントを入れます。

ポールが邪魔にならなければそれで大丈夫ですが、邪魔になるようなら、ポールを邪魔にならない位置に離して、タープのグロメットにカラビナを付けて、張り綱でタープと少し離したポールをつなげるだけです。

レクタタープ(スクエアタープ)おすすめの張り方5

開放感あるバリエーション

全てのポールを全部同じ長さの長いポールを使用すると、平屋根になり開放感が出ます。平屋根だと雨が溜まりやすいので、ポールを使用していないグロメットに張り綱を通しておくと、万が一の時にも安心です。

平屋根は大型のレクタタープを使うと、非常に大きな日陰を作ることができるので、大人数でのキャンプに役立ちます。

全て長いポールを使うのがポイント

基本の張り方と同じですが、レクタタープに付属するポールだと長さが違うので、平屋根にはなりません。そのため別途ポールが必要ですが、全て同じ長さに揃えるのが大切です。

おすすめのレクタタープ1

HDタープ “シールド" スクエアエヴォ

HDタープ “シールド" スクエアエヴォ

出典:Amazon

スノピークの6人程度で使えるレクタープです。幕体の重さは4.8kg、500×480センチ大きく、大人数でもきちんと影が作れるタープになります。Proラインの高品質なところもポイントで、エントリー向けのタープと比べ、丈夫な生地や濃いめの影ができるようになっていて、暑い時期に使いやすいです。

ポールが付属していない部分は注意が必要ですが、きちんとアレンジでき、二股のロープがきちんと付属するため、設営しやすくなっています。

おすすめのレクタタープ2

タトンカ:タトンカタープ1TC

人気ブランドのタトンカから発売されている、高機能なTCを使ったタイプのレクタープです。ポリエステルに綿を加えた生地のため濃い影ができ、火の粉にも強く、レクタープの特徴でもあるアレンジの多彩があります。その反面重たく、化繊と比べると少し乾きにくくなっています。

タープとしては濃いめの影ができるため使いやすいく、焚き火台の火の粉が触れただけで穴が空くこともないため、非常に使いやすいおすすめレクタープです。

おすすめのレクタタープ3

オガワ:フィールドタープレクタDX


小川張りの語源となった小川キャンパル(現キャンパルジャパン)のレクタタープです。小川張りがしやすいセッティングテープは、レクタタープに付いてこないので、自作するかカラビナと張り綱を使って代用する必要があります。

大きさは350×420センチなので大型ですが、レクタタープの中では普通ぐらいのサイズです。ただの生地ではなく、遮光コーティングとUVカット加工が施されているので、濃い影ができ温度が上がりにくいく便利です。

おすすめのレクタタープ4

クイックキャンプ: レクタタープ

人気ブランドのクイックキャンプが発売するレクタープです。タープとしては珍しいネイビーカラーのモデルもありよく目立つタープです。大きさは440×400cmもありきちんとアレンジが楽しめます。

さらに本品は比較的低価格ですが、ポリエステルと綿を使ったポリコットンタープになり、前述したように火の粉に強く、濃い影ができやすいです。大きさや色、価格帯など非常に評判がよく、ポリコットンタープがほしい方におすすめになります。

おすすめのレクタタープ5

コールマン:スクエアタープDX

焚き火の近くで利用できるレクタタープをお探しの方には、こちらのアイテムがおすすめ。8000円程度で購入できるため、初めて購入するという方にもピッタリです。

素材にはポリコットンを使用しており、万が一火の粉が飛んでしまっても火が広がりません。また、表面部分には撥水加工やカビ防止加工を施しており、さまざまなシチュエーションで活躍すること間違いなしです。ぜひこの機会に購入してみてください。

おすすめのレクタタープ6

FIELDOOR:レクタープ

FIELDOOR レクタ タープ 435×500cm

出典:Amazon

FIELDOORが発売するレクタープは、シルバーコーティングで濃い影ができたり、温度があがらないようになっていて過ごしやすいです。また、ポールが付属するモデル、コスパに優れたタープ本体だけのモデルなどの選択肢があり、購入しやすいところが魅力的になります。

低価格ですが、防水性やアレンジできる点なども好評です。大きさは435×500cmもあり、ファミリーキャンプにおすすめモデルになります。

レクタタープ、張り方のまとめ

おすすめだけではなく自分だけの張り方を見つけよう

レクタタープはグロメットの数が多いので、アレンジのしがいがあります。今回紹介したバリエーション以外にも、雨対策にはバリエーションがあるかもしれません。

このようにレクタタープは自分だけの張り方を見つけたり工夫したりと、ただ影を作るだけではなく、寒さ対策としてテントをくるむようにしたりと、使い方は変幻自在です。

ソロキャンプでも、ソロ用の小さなレクタタープも発売れれているので、ヘキサタープもいいですが、レクタタープを使ってみるのも面白いです。

タープが気になる方はこちらもチェック

キャンプで日陰を作る時に必要なものがタープになります。暮らし~のではタープに関する記事がたくさんあるので、レクタタープに限らずいろいろなタープを調べるのもおすすめです。