アマノ釣具 投げ釣り用 かに網 30号付 特大
ダイワ プライムサーフ
カニ網でワタリガニを釣りたい!
高級品ワタリガニが釣れる?
魚なら釣り糸に針を付け、餌や疑似餌を付けて釣ることができます。でも、カニとなると釣り針で釣るのはちょっと難しい。カニ網を使えばカニ釣りを楽しむことができます。
カニ網で美味しいカニを捕まえるための仕掛け、投げるポイントなどの使い方と、自作のカニ編みの作り方を知れば今夜は豪華なカニ料理が食べられるかも!?
カニ網の仕掛け
カニ網はどんな仕掛けでカニが掛かるのでしょうか。ここではカニが捕れるカニ網の仕掛けと、カニ網に向いている竿についてご紹介します。カニ網でのカニ取りは、仕掛けは市販のカニ網を付けるだけと簡単なものですが、使用する竿だけは選んだ方が良いでしょう。
カニ網の仕掛けはネットで絡め取る仕掛け
アマノ釣具 投げ釣り用 かに網 30号付 特大
カニ網はその名の通り網を使ったカニ捕りの仕掛けです。釣具店などでもカニ網という名前で売られています。カニ網の仕掛けは、というとまずいちばん大切な餌を入れるネットがついています。
それに捕獲用のネットがついていて、沈めるためのオモリがついている。それだけの簡単な仕掛けです。これを竿の先につけてカニのいそうなポイントに投げるだけ。お腹がすいたカニがそこにいれば、餌を狙って来てネットに絡まって逃げられなくなる・・・というわけです。
竿は太く強いものを
ダイワ プライムサーフ
カニ網は重たいもの。それを引き上げられるだけの太くて強い竿を使うのがベストです。投げ竿やシーバスロッドなどが向いているでしょう。
カニ釣りができる時期は?
せっかくカニ捕りをするのだから、美味しいカニの旬の時期がいいですね。ワタリガニの旬の時期とはいつなんでしょう。内子狙いと肉狙いでカニ捕りをする時期が変わってきます。狙うカニによってカニ網を使う時期も見ていきましょう。
メス狙いなら6月から10月が時期
もし、カニの内子を目当てにするならメス狙いで。その時期は6月から10月頃です。それを過ぎてしまうと冬の間はメスのカニは砂の中にもぐってしまうので、カニ網にも反応せず釣ることは難しくなる時期です。メスを狙うなら初夏から秋がカニ釣りの時期となります。
オスなら時期は関係なくいつでも
一般的に卵があるメスが喜ばれる魚類の中で、ワタリガニは卵の代わりにカニ肉が詰まっているオスの方が好まれる傾向にあります。オスのワタリガニなら通年を通してそのへんをウロウロしていますので、時期は選ばずいつでもカニ網での釣りが楽しめるでしょう。
カニ網の使い方①餌
カニ網でのカニ捕りで重要なのは餌の仕掛け方です。丸のままの魚を使ってまったくカニが掛からなかったということがあります。カニはどうも血の匂いに集まってくるのではないかという疑問がわきました。
小魚を切ってから餌用ネットに入れたところカニが掛かりました。このことから、カニ網に入れる餌はカットしたもの、またはイカゴロなど集魚力の高いものを使うのが理想的でしょう。
カニ捕りの餌はサンマやイワシが一般的だが
それでは、具体的にカニ網の使い方をご説明しましょう。まず用意しなければならないのは餌となるものです。カニは血の匂いで餌と判断するようです。餌用ネットの中には小魚などを切ったものを入れるとよいでしょう。
餌として適しているのはネットに入る大きさ且つ、編み目からでてしまわないくらいの大きさであることです。小アジなどが使われることが多いですが、サイズがあれば何でも安い小魚で十分です。
カニ網の使い方②ポイント
いくらたくさん仕掛けを投げてもカニがいるポイントでなければいっこうにカニが掛かることはありません。カニ網を投げるなら、カニのいそうなポイントを知ることも大事。ふだんカニの姿を見かける場所があればそこを狙ってカニ網を投げましょう。
もし、カニを見たことがないという場合は以下にカニの狙い目ポイントを紹介していますので参考にされてください。
カニのいそうなポイント3つと注意点
カニ網は仕掛けを投げてカニが寄ってくるのを待ちます。カニのいそうなポイントに投げないとまったくカニが釣れないということも。カニ釣りのポイントは川から海に流れ込む河口付近。
カニマンションとも呼ばれるテトラポットなどの置いてある付近。港内のフチなどです。ここで注意したいのが網を仕掛ける都合上、下が砂地、または砂泥地となっていることです。根掛かりをしないようなポイントを探してカニ網を投げましょう。
カニ網の使い方③捕れるもの
順番が遅くなりましたが、カニ網で狙いたいカニの種類をここで紹介しておきましょう。やはり狙うのはガザミなどのワタリガニです。中には毒を持つカニも存在するので、知らないカニが捕れたときは食べずにリリースしてあげた方がよいでしょう。
ワタリガニの仲間
カニ網で狙いたいのはワタリガニとその仲間です。一般的にはガザミと呼ばれるカニがこのワタリガニの仲間になります。タイワンガザミやイシガニなどもワタリガニの仲間。これらをたくさん釣り上げたら何にして食べようとワクワクしてきますね。このほか、ヒラガニもカニ網で狙いたいカニのひとつです。
カニ網の使い方④複数仕掛けることも可能
カニ釣りは他のスポーツフィッシングとしての釣りとは違って捕獲する相手とのやり取りなどがない釣りです。仕掛けておいて時間がたってから引き上げるだけの漁といえます。
ですので1本だけ投げたらカニがかかるまでの時間が暇でやることがない・・・ということも。そのことからも、複数のポイントを回ってカニ網を投げておき、順番に引き上げるという方法が良いでしょう。
カニ網はたくさん仕掛ければ釣果もアップ?
カニ釣りは直接タモですくったり、餌だけのネットを竿の先につけて目視で釣り上げたりという方法もありますが、カニ網で釣る方法はカニが絡まって動けなくなったところを確実に釣り上げます。
餌を求めて寄ってきたカニがネットにくっつくまで待つ必要があります。そのために、ひとつの仕掛けではなく複数の仕掛けを設置して時間差で引き上げるという方法が効果的です。
カニ網の使い方⑤引き上げ方
カニが掛かるまで待つといっても、目に見えて引きがわかるわけではありません。カニ釣りは待ち時間を決めて引き上げる、同じ場所に投げたらまたインターバルをおいて引き上げるの繰り返しとなります。カニ網の引き上げ待ちの時間に他の釣りを楽しむのも良いですね。
仕掛けて引き上げるまでしばし待つ
カニ釣りはアタリがあるわけではないのでいつ掛かったのかわかりません。そのための網というわけです。投げてすぐに引き上げてもカニがついていることはほぼないでしょう。投げてから30分くらい待つのが良いでしょう。
網にしっかり引っかかっていればカニに逃げられることはありませんのでじっと待つのがカニ釣りの極意です。
複数引き上げの目安は30分間隔
同じポイントに複数の仕掛けを投げたい場合も、1度引き上げたら30分はインターバルを開けて次を引き上げるようにしましょう。複数のポイントを渡って引き上げていくと効率よくカニ網釣りを楽しめるでしょう。
カニ網は自作できる
カニ網は工夫すれば100均などで手に入るものを材料として作ることも可能です。目でカニの姿を見ることができるような場所なら、市販のカニ網よりももっと簡単に少ない材料でカニ釣りの道具を作ってカニ釣りを楽しむこともできます。
自作カニ編みの作り方①材料
自作のカニ網で使えるのはミカンネット。台所の三角コーナー用のネットや、石鹸を入れるネットなどネット状になっていて中に餌が入れられるような形のものなら何でも使えます。100均でも色々なサイズのネットが売っています。
これだけでカニを釣り上げることも可能ですが、カニ網のようにカニを引っ掛けて釣り上げようとするなら園芸用の防鳥ネットも仕掛けとして使用できます。あとは、これを鎮めるためのオモリを用意します。
自作カニ編みの作り方②作り方のコツ
ミカンネットなど袋状になっているものの中に餌を入れる袋にします。それをオモリを付けたネットに取り付けてこれで市販のカニ網のようなものが完成です。しっかり取れないようにくくりつけましょう。
あとは普通のカニ網と同様投げ入れてしばらく待ってから引き上げます。専用のカニ網ではないので強度に少し難ありのものもあります。いくつか仕掛けを作って複数のポイントに仕掛けておくとよいでしょう。
カニ網は違法なの?
ネットではカニ網は違法なのかという疑問を持っている人も多くいます。カニ網を使って罰せられたという記事は見あたりませんでしたが、違法にならないか確認してから捕獲するのに越したことはありません。
合法で水生動物を捕獲する方法は4つ
1.タモなどですくい取る
2.網を投げて捕獲する
3.釣り竿で釣る
4.この他機械釣りなど
となります。カニ網がこのどれかにあたれば違法ではないということになりますが、すくうわけではなく絡めて取るという性質上このどの捕獲方法にも当たりません。厳しくいえば違法ということになるでしょう。
ただし乱獲というほど捕獲できるものではない
このような捕獲の条件があるのは、乱獲によって海の生態系が崩れたりするのを懸念してということでしょう。それならばせいぜい1つの仕掛けで数匹しか取れない(オケラのこともある)カニ網は違法にあたるとは考えにくいですね。
心配なら近くの漁協に相談を
釣具店で違法な道具を販売しているとも考えにくいのですが、念のためという言葉があります。まずはカニ網を使うときは、近くの地元漁協にカニ網でカニとりをして良いか問い合わせるのが一番確実で安全な方法でしょう。カニ網漁で悩んだら地元の専門家に相談です。
まとめ
高級食材カニを自分で釣り上げる方法「カニ網」の方法とその使い方、自作のカニ網の作り方をご紹介してきました。いかがでしたでしょうか。カニ網は釣具店に売っていますが、その仕組みさえ理解していれば、100均の材料で自作することも可能です。
作り方も市販のカニ網を参考にして材料を身近なものから集めてくるという作り方になります。はじめての人や子供でも楽しんでカニ釣りをすることができるでしょう。ぜひ楽しいカニ釣りにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
釣りが気になる人はこちらをチェック!
カニ釣り以外にも暮らし~のでは釣りや魚に関する情報をたくさん集めて掲載しています。釣りや魚の料理法を知りたい人はぜひこちらのリンク先の記事もチェックしてみてくださいね。きっとあなたのお役に立てる情報が見つかるでしょう。
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