アラカブってどんな魚?
カサゴと呼ばれる魚!
釣り人にとって、よく見かける根魚という印象があるカサゴ、アラカブについて、生態や美味しい料理方法をご紹介していきたいと思います。アラカブの釣り方も併せて紹介するので、是非とも最後まで見ていってください。
アラカブの美味しい刺身の作り方や、調理方法も一緒にご紹介します。アラカブはとても美味しい魚で、釣り方も簡単なので、是非ともアラカブを釣って、今回のレシピを参考に、美味しく調理して食べてみてはいかがでしょうか。
アラカブと呼ぶのは九州地方!
今回のタイトルにもなっていますが、カサゴをアラカブと呼ぶのは、九州地方の呼び方とされており、吸収の中でも特に、長崎県、熊本県、鹿児島県などとされています。
九州地方では、また別の、かがら、ほご、とも呼ばれることがある魚です。また、地方によっては赤メバルと呼んでいたりと、いろいろ、全国各地で呼び名が違う魚です。根魚として、メバルなどと同様に、簡単に釣れる魚なので、世間でも認知度が高いお魚です。
アラカブという魚の生態!
生態はどうなってる?
今回は、アラカブ、もといカサゴの生態はどうなっているのかをご紹介したいと思います。アラカブの生態として、旬な時期は2月頃から梅雨手前までですが、基本、どの季節もよく釣れます。体の表面はゴツゴツしており、頭が大きい個体も多く見られ、背中には毒を持った針を搭載しています。
カサゴの種類によってはシャレにならない量の毒を盛っていものもいます。深海に住んでいるカサゴも存在し、深海に住んでいるカサゴは、敵から身を守るために赤色に変色していることが多い魚です。
アラカブを釣り上げよう!その1
穴釣りが楽しい魚です!
釣りの定番の一つとして穴釣りがとても有名です。穴釣りはとても手軽に始められる釣りの一つでもあるので、家族連れや、これから釣りを始めて見たい方にとてもおすすめです。
防波堤やテトラポッドの隙間に糸を垂らしすだけで簡単に釣れる魚としてアラカブ、もといカサゴも対象になっています。また、サバや、アジ、メバル、アイナメ、カワハギなども同時に狙えるので、多くの魚種を釣りたい方にも穴釣りはおすすめです。
沖に出てもたまに釣れる!?
アラカブは、深海に生息していることもある魚です。そのため、よく青物を釣りに沖に出たときや、シーバス狙いで船に乗って沖に出たときに、カサゴが釣れたというケースも多く上がっています。
沖に出ている時に釣れるカサゴは体高が大きいものも多く、大きめなカサゴが釣れることもあります。根魚は成長するのに時間がかかるので、小さめのカサゴが釣れたときはなるべくリリースしてあげると、次に大きくなって釣れるので、リリースしてみるのも大切です。
アラカブを釣り上げよう!その2
エサは動く新鮮なものがおすすめ!
アラカブ、もといカサゴは深夜に活発になる魚です。そのため、カサゴを狙う場合は夜がおすすめです。もちろん昼間の時間帯でもよく釣れてくれます。そして、カサゴ、アラカブを釣るときにおすすめなのが、動く餌です。
アオイソメなど、新鮮で生きている、生き餌だと、カサゴの食いつきがとても良くなるので、堤防やテトラポッドの隙間でも簡単に釣り上げることが出来ます。動いている餌にすぐ食いついてしまうカサゴの習性を利用して簡単に釣れます。
根掛かりには注意しましょう
カサゴ、もといアラカブを穴釣りで釣る場合には、根掛かりしたり、岩場に引っかかったりすることが多くなることもあります。狭い場所でキャストすると、思わぬ事態になってしまうこともあるため、注意しましょう。
また、テトラポッドの間、隙間に行って釣りをする場合には、海に落っこちないように気をつけましょう、最悪全身ずぶ濡れで帰宅する事になってしまうので、気をつけて釣り場に行きましょう。
アラカブをお刺身で!旬の味を楽しもう!
美味しい刺身はどう作る?
旬の時期のアラカブをどうやって食べようか、新鮮な状態のアラカブをどう料理しようか、迷ったときにおすすめなのは、シンプルにお刺身がおすすめです。旬の時期のアラカブには、とても上質な脂がのっているので、その脂と、アラカブの新鮮な身質を堪能できるお刺身がおすすめです。
アラカブを三枚におろして、刺身にするだけの簡単な調理ですが、お酒にも合う、最高の料理になります。とても美味しいので是非とも作ってみてください。
炙りも美味しい!
アラカブは美味しいお魚です、旬の時期だと脂ものっていて、身も柔らかい、刺身にするならアラカブもおすすめです。ですが、アラカブの刺身の中でも特におすすめなのが、アラカブの皮を引かずに、あえて残して、炙って食べる、アラカブの炙りが絶品です。
アラカブの上品な脂を楽しみながら、皮の食感も追加されて、とても美味しく食べられます。火を通すので、皮も食べられますし、皮の間の美味しい脂も味わうことが出来ます。
アラカブをさばくときは注意!
カサゴの種類の中には、とげに毒を盛っている種類の魚もいます、ハオコゼやオニカサゴなど、とげに刺されてしまうと病院行き確定してしまうので、釣れたときやさばくときには注意しましょう。
アラカブを美味しく料理!調理方法は?その1
おすすめ調理方法はふりかけ!
アラカブを美味しく食べる方法、料理方法と言うことで、最初にご紹介するのは、アラカブのふりかけです。
このふりかけはとても簡単で、ご飯のお供にも最高ですし、そのまま食べることで、少し味の濃いおつまみとしても最高です、お酒のお供にどうですか?作り方はとても簡単でシンプルな料理なので、是非とも今晩のおかずに一品追加してみてはいかがでしょうか。
アラカブのふりかけ調理方法とレシピ
下記の動画ではアジを使用していますが、アラカブでもOKです。
アラカブのふりかけの材料は、醤油大さじ2、みりん大さじ2、鰹節お好みで、水お好みで、アラカブ、以上になります。作り方は非常にシンプルです。アラカブのエラと内臓を取ったら、しっかりとペーパーなどで水気を取ります。
その後は、アラカブを油でカリッカリになるまで素揚げします。カリッカリに揚がったら、そのアラカブをすり鉢で細かくすります。後は、上記の材料とフライパンで炒めて水気が飛んだら完成です。
アラカブを美味しく料理!調理方法は?その2
アラカブを美味しく料理!煮付け編!
今回紹介するアラカブの料理は、美味しい煮付けです。魚と言えば、煮付けが定番です、特に淡泊な白身魚系は煮付けのタレと相性抜群で、よく味がしみこんで美味しく食べることが出来ます。
旬の季節の魚を煮付けで食べると、非常に脂がのっていて、とてもジューシーな魚の煮付けを味わうことが出来ます。旬の魚を美味しく食べるのに、刺身、煮付け、焼きは定番の調理方法です、是非とも煮付けにして食べてみてください。
アラカブの煮付け、調理方法とレシピ
カサゴの煮付けに使う材料は、まず、カサゴ、そして水1カップ、酒1カップ、みりん、大さじ4カップ、醤油大さじ4カップ、砂糖はお好みで、しょうがもお好み、以上です。
作り方は至ってシンプル、さばいてあるアラカブを、アラカブ以外の材料を混ぜて、フライパン、もしくは鍋に入れ、中火で煮立たせるだけです。アラカブに火が通ったら、10分ほど味をしみこませる時間を空ければ、旬のアラカブの美味しい煮付けの完成です。
アラカブを美味しく料理!調理方法は?その3
アラカブを美味しく料理!甘酢あんかけ編!
今回ご紹介するアラカブの美味しい食べ方は、中華料理風の甘酢あんかけです。甘酢あんかけなので、とてもふわっふわとしたアラカブの身を楽しむことが出来るおすすめ料理です。
材料は、アラカブ、酢:おおさじ4、醤油:おおさじ3、みりん:おおさじ3、ケチャップ:おおさじ3、砂糖:おおさじ2、鷹の爪:お好み、出汁:お好み、お好みの野菜、片栗粉、以上です。
アラカブは片栗粉を付けて焼きます。その上から甘酢あんかけをかけて食べる料理です。焼いて、混ぜて、載せるだけなので、とても簡単で美味しい料理です。酢豚に近い料理です。
アラカブの甘酢あんかけ、調理方法とレシピ
下記の動画では黒鯛を使っていますが、アラカブでもOKです。
まず、アラカブを一口大にカットします。このときの大きさは、お好みの食べやすい大きさにカットしてください。カットしたアラカブに片栗粉をまぶします。全体的にまぶせたら、油を引いたフライパンに入れて、しっかりと熱を通しましょう。火が通ったら、一度さらに取り上げます。
上記の酢:おおさじ4、醤油:おおさじ3、みりん:おおさじ3、ケチャップ:おおさじ3、砂糖:おおさじ2、鷹の爪:お好み、出汁:お好みを混ぜたタレを作りましょう。
アラカブの甘酢あんかけ調理
上記で作ったタレをフライパンに移し、軽くふつふつと沸騰させます。そこにお好みのカットした野菜を入れます。カットした野菜に火が通ったら、アラカブを投入し、そこに水溶き片栗粉をときます。少し火にかけて、とろみが付いてきたら完成です。
非常に簡単ですが、野菜もしっかりと取れて、美味しいので、魚が苦手なお子さんや、野菜不足な方にとてもおすすめです。また、アラカブを豚に変えるだけで酢豚にもなるので、是非とも作ってみてください。
アラカブを美味しく料理!調理方法は?その4
アラカブを美味しく料理!しゃぶしゃぶ編!
最後にご紹介するアラカブの美味しい食べ方、調理方法は、贅沢にアラカブの身を、薄くそいで、しゃぶしゃぶで食べる方法をご紹介します。アラカブは、上記でもご紹介しているとおり、白身魚ではありますが、その身には脂が乗っていて、非常に美味しい魚です。
なので、しゃぶしゃぶで美味しく食べるのも絶品でおすすめです。ほどよくしゃぶしゃぶすることで、上品な身質に変わり、ほどよい脂を堪能できる、とても美味しい食べ方です。
アラカブのしゃぶしゃぶ、調理方法とレシピ
アラカブのしゃぶしゃぶの美味しい食べ方として、薄めにそいで食べる以外にも、少し分厚めに切るのがおすすめです。身質を味わうのと同時に、歯ごたえもあり、しっかりとアラカブの、白身魚の身を堪能できます。
また、刺身などでは、皮の食感が口に残ってしまうため、皮を引いてしまうのですが、しゃぶしゃぶにして熱を通すため、皮を残してしゃぶしゃぶするのがおすすめです。皮と身の間には上質な脂がのっているので、皮を残してしゃぶしゃぶするのがおすすめです。
アラカブの生態や美味しい食べ方総まとめ
刺身でも煮付けでもなんでも美味しい!!
アラカブ、もといカサゴは、白身として脂がのっている美味しい根魚です。刺身で食べてもよし、煮付けてもよし、焼いてもよし、茹でてもよし、の、どんな調理方法でも美味しく食べられる魚です。
食べ方レシピも千差万別、和食、洋食、中華などなど、美味しい魚として食べ方、レシピはいくらでも考えられます。釣りについても同じで、引きを楽しむことが出来るため、手軽に釣りを始めるのにおすすめです。是非ともアラカブを釣って、美味しいレシピをみて、調理し、食べてみてはいかがでしょうか。
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