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DIYで押入れ改造!賃貸でもできるおしゃれで簡単なリメイク術まとめ!

押入れはDIYでおしゃれに改造できます。収納棚の設置はもちろん、デスクやクローゼットへと改造が可能です。作り方は簡単で、賃貸や和室でも問題ありません。おしゃれなインテリアにマッチする、DIYでの押入れリメイク術のまとめをご紹介していきます。
更新: 2021年2月3日
gauyorim
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DIYで押入れをおしゃれ改造!

和室にある押入れの使い方

和室にある押入れは、日本人にとって馴染みの深い収納スペースになります。ほとんどの和室には押入れがあることでしょう。和室に限らず洋室であっても、築年数の古い日本のお部屋には備えられている場合が多いです。

この押入れの基本的な使い方は、布団や衣類の収納になります。和室以外でベッドを利用しているケースだと、ただの物置になりがちです。いずれにせよ収納としての使い方が一般的ではないでしょうか。

さまざまな使い方ができる押入れ

和室や洋室に関係なく押入れは、収納以外にもさまざまな使い方ができます。押入れに布団や衣類などを収納する必要がないなら、今までとは違う使い方をしてみましょう。

これは押入れを有効活用するリメイクとなり、その結果お部屋が広く快適になるのです。このリメイクはDIYでおこないます。自分でリメイク作業をするということです。押入れをリメイクして、自分の用途にあった新しいスペースを作り出してください。

押入れのリメイクは簡単におこなえる

押入れのリメイクをDIYでおこなうのは、難しそうに思えるかもしれません。DIYの方法はいろいろとあります。初心者でも簡単にできる、新しい押入れの作り方をご紹介しますので安心してください。

そして新しい押入れの作り方が分かり実際にリメイクをほどこせば、快適な上におしゃれなお部屋へと仕上がるはずです。和室であっても押入れリメイクによって、今風のおしゃれなインテリアに変えられます。ぜひ挑戦してみましょう。

賃貸でもできる押入れのリメイク

リフォームレベルの押入れリメイクとなれば、賃貸のお部屋ではとても施工できません。お部屋の中を勝手に改造したり、傷を付けたりしてはいけないためです。賃貸だと転居の際に、元どおりにする必要も出てきます。

でも今回ご紹介するのは、簡単にできる新しい押入れの作り方です。リフォーム並みの改造はせず、傷が生じることもないため、賃貸でも気軽にリメイクできます。さらに転居時には、簡単に元の状態へ戻すことが可能です。

押入れリメイクの簡単な内容

和室や洋室、賃貸のお部屋を問わずにおこなえる、押入れリメイクの内容を簡単に説明します。ポイントは押入れを収納スペースとしてではなく、お部屋の空間の一部として捉えることです。

このように考え方を変えると、さまざまな使い方ができるようになります。飾り棚を加えてディスプレイスペースにしたり、デスクスペースやクローゼットにしたりなどです。子供部屋など居住空間にすることもでき、接するお部屋を広くできます。

新しい押入れの用途をイメージする

押入れをリメイクするに当たって、まずは新しい押入れの用途をイメージしてください。これが新しい押入れの作り方の1歩目です。イメージを固めないままDIYに取り掛かると、目的のはっきりしない押入れになっていまいます。

イメージを描くためのヒントは、後項でご紹介していくリメイク術のまとめにあるので確認してみてください。用途にあった内容を参考に設計しましょう。和室や洋室、賃貸のお部屋のいずれにも当てはまります。

DIYで押入れをおしゃれ改造!準備

押入れの収納物をすべて取り出す

DIYしていく新しい押入れのイメージが決まり、その作り方も分かったら、押入れの中をきれいにしていきます。中に収納しているものは一度すべて出してください。

和室で布団を使っている場合は、後から新しい押入れの空いた場所へ収納するか、他の収納場所へおさめます。他の収納物も同様です。賃貸のワンルームや1Kのように狭いお部屋は、収納スペースが減ってしまっても問題がないかよく考えてから、リメイクをほどこしましょう。

いらないモノを捨てる

押入れは収納量が多いので、ついつい多くのモノを入れ込んでしまいます。奥へ押し込まれているようなモノは、記憶にも残っていないことでしょう。これらは捨ててしまっても問題がないはずです。

押入れから収納物をすべて出したついでに、いらないモノは処分してください。リメイクした新しい押入れは、収納以外の用途だと収納量が減ります。すべてのモノを元どおりに収納することはできません。この機会に断捨離がおすすめです。

必要なら押入れの中棚を外す

和室や洋室、賃貸のお部屋に関係なく、押入れには高さ半分ぐらいの位置で、水平に中棚が設置されています。リメイクする新しい押入れの用途によっては、この中棚が邪魔になるので、必要であれば中棚は外してください。

ドライバーとカナヅチで簡単に外せるタイプの中棚が多いです。ただし賃貸の場合は、傷を付けずに外せて、元の状態に戻せることを確認してから中棚を外すようにしましょう。外した中棚は保管しておきます。

押入れの中をきれいに掃除する

押入れの収納物をすべて取り出した次は、きれいに掃除をします。基本的に押入れは戸を閉めたままの状態なので、あまり汚れていないと思われがちです。でも掃除をする機会が少ないことから、意外と汚れています。

この際にしっかりと掃除をしてください。次項で詳しく解説しますが、押入れ内の壁面へはリメイクシートなどを貼っていきます。汚れの上から貼ると閉じ込めてしまうため、衛生的によくありません。拭き掃除も重要です。

DIYで押入れをおしゃれ改造!アイテム

押入れのリメイクに最適なアイテム

簡単な押入れリメイクに必要な代表的なアイテムを、いくつかご紹介します。ここで挙げるアイテムは、すべて100均ショップに100円(2018/6/1時点の価格)で販売されている商品です。

100均ショップには、おしゃれなインテリアにするためのアイテムがたくさんそろっています。どれも素敵なデザインで使いやすいものばかりです。他にも自分が気になるアイテムがあったりアイデアが浮かんだりする時には、組み合わせてみてください。


おしゃれなインテリアになるリメイクシート

100均のリメイクシートは、いろいろな場所で活用できます。壁面に貼ることが多いアイテムです。レンガやタイル、木板など柄の種類は豊富にあります。壁面へ貼るだけで、簡単におしゃれなインテリアへと変えられるのです。

このリメイクシートは押入れのリメイクにも役立ちます。押入れの内壁全面へ貼ると、印象が一変することでしょう。和室なら別空間のように見えるはずです。外のインテリアにマッチする柄を選んでください。

賃貸におけるリメイクシートの注意点

100均のリメイクシートは、きれいに剥がせることがポイントです。そのため賃貸のお部屋でも使えます。ただし、貼る場所の材質や劣化具合によっては、剥がした時に傷を付けてしまう恐れがあるため、賃貸は特に注意が必要です。

それから押入れの内壁は木の表面がむき出しだったり、経年劣化でモロくなっていたりします。先に目立たない場所へリメイクシートを貼ってみて、問題なく剥がせるかチェックしてください。

リメイクシートを安全に貼る方法

リメイクシートがきれいに剥がせるか確認しても、何年も貼ったままにしていれば上手に剥がせなくなる場合があります。ずっと貼りっぱなしにせず、短いスパンで模様替えを兼ねて貼り替えるのがおすすめです。

また、もっと粘着力の弱いマスキングテープを先に貼り、その上へリメイクシートを貼る方法もあります。直接貼るよりも安心ですが、この場合もマスキングテープをきれいに剥がせるのか、目立たない場所で確認してください。

万能な突っ張り棒を活用する

100均ショップには突っ張り棒も販売されています。突っ張り棒は縦に設置すれば柱になりますし、横に設置するとカーテンレールやクローゼットの衣類掛けになる万能なアイテムです。

でも押入れをクローゼットにリメイクし、衣類をたくさん掛ける場合には、100均の突っ張り棒だと強度や対荷重に問題があります。ホームセンターで売られている丈夫なタイプを使ってください。なお、壁面に跡が付く場合もあるので注意が必要です。

カーテンでおしゃれに目隠しする

押入れの戸の多くは、和室や洋室に関わらず古いデザインをしているので、今風のおしゃれなインテリアにはミスマッチです。押入れをリメイクして目隠しが必要なら、カーテンを使いましょう。

別の戸を設置するのは費用がかかってしまいますが、カーテンは100均ショップにもあります。壁面へ傷を付けずにすむカーテンレールやフックなどの関連グッズも、100均ショップでそろえれば簡単です。上記のように突っ張り棒も使えます。

DIYで押入れをおしゃれ改造!リメイク術①飾り付け

おしゃれなインテリアにマッチする押入れ

押入れを収納スペースとして使い続ける場合も飾り付けをおこなえば、おしゃれなインテリアにマッチさせられます。押入れの内壁にリメイクシートを貼り、ガーランドなどでデコレーションするだけの作り方で十分です。収納アイテムを使うなら、全体のテイストを統一するとごちゃごちゃした印象がなくなります。

DIYで押入れをおしゃれ改造!リメイク術②ディスプレイ

豪華なインテリアになる押入れディスプレイ

押入れの中棚を飾り棚にして、そこへ小物をディスプレイすれば、お部屋全体のインテリアが豪華になります。中棚だけでなくさらに棚を追加してもよいでしょう。季節やイベント事にあわせてディスプレイを変えると、その時々を盛り上げられます。飾った小物をより映えさせるには、内壁を明るい無地にした方がよいです。

DIYで押入れをおしゃれ改造!リメイク術③部屋の拡張

お部屋に奥行きを出す

押入れの戸と中棚を取り除けば、お部屋とつながり1つの空間として広くなります。お部屋の1部にしてもよいですし、大きな家具を置くスペースにするのもおすすめです。ワンルームや1Kの間取りに住んでいる場合、収納物が少ない生活を送っているなら、特に助かるリメイク術になります。

お部屋の拡張と収納ができる

押入れに収納スペースを確保しつつ、お部屋を拡張することが可能です。中棚は付いたままにして、下部に収納、上部はお部屋の拡張空間に分けると実現できます。小さな階段を置いておけば、押入れの上部へ簡単に行き来できるので便利です。

ある程度の収納スペースが必要な場合に、最適な作り方となります。お部屋とシームレスな雰囲気を出すために、お部屋の壁面と押入れの内壁はイメージをあわせるのがベストです。

開放感のあるお部屋にする

お部屋中の扉と押入れの戸を取り外せば、解放感のあるお部屋になります。押入れはただ戸を外すだけではいけません。リメイクシートでお部屋のテイストにあった内壁にして、お部屋の拡張スペースにするリメイクが必要です。そこへ収納物が存在していても問題ありません。

DIYで押入れをおしゃれ改造!リメイク術④カウンター

和室も洋風のカウンターを作れる

押入れの中棚をテーブルにして椅子を置くだけの作り方で、カウンターができあがります。和室であっても関係なく、カウンターのインテリアを洋風にすれば、おしゃれなバー風のカウンターになるのです。食事をしたり、ゆっくりとお酒を楽しんだりと満喫できます。照明にこだわれば大人の雰囲気を演出でき、ムード満点になることでしょう。


DIYで押入れをおしゃれ改造!リメイク術⑤テレビ台

大きなテレビも収納できるTVボード

押入れの中棚をテレビ台にするリメイク術です。押入れの上部は広く奥行きもあるので、大きなテレビを置けます。棚板を設置すれば、これまでTVボードに収納していた物を置くことが可能です。

それでも押入れのスペースは余裕があることでしょう。他のモノを一緒に収納したり、ディスプレイスペースを加えたりなど、テレビ台と組み合わせて活用できます。

押入れの一角だけをテレビ台にする

押入れの全スペースをリメイクすると、収納の余裕がなくなってしまう場合には、一角だけをテレビ台にする方法もあります。お部屋の壁面と押入れの内壁をあわせておけば、違和感がでません。収納部分はカーテンなどで隠すとおしゃれです。

高さが自由に決められる押入れのテレビ台

押入れの中棚をテレビ台にすると、決まった高さから低い位置に落とせません。中棚は外してしまい押入れのスペースだけを活用することで、高さの位置を自由に変えられるようになります。作り方は簡単で、押入れの中へ自分にベストな高さのTVボードを設置し、そこへテレビをのせるだけです。他の台を挟めば高さの調節ができます。

DIYで押入れをおしゃれ改造!リメイク術⑥デスク

押入れをデスクスペースにする

押入れの中棚を外して仕事用のデスクと椅子を置くと、デスクスペースになります。押入れならではの空間は、広すぎずちょうどよい狭さのため仕事に集中できることでしょう。加えて、空いた場所に仕事道具を収納できます。

押入れの中棚をデスクにする

押入れの中棚はデスクとして使えます。木の表面がむき出しになっているタイプの場合は、凹凸やザラつきがあるので、仕事の邪魔になったり触り心地が悪かったりします。そのため天板をのせるのもおすすめです。

すべてを詰め込んだデスクまわり

押入れは結構な広さがあります。デスクとして使うだけだと、たくさんの余裕が生まれてしまうかもしれません。生活に使うものをできる限り詰め込んだデスクまわりにして、お部屋は広々とすることが可能です。ただ雑に詰め込むのではなく、整理整頓を心がけておしゃれなインテリアを意識してください。

DIYで押入れをおしゃれ改造!リメイク術⑦勉強机

子供の勉強机になる押入れ

デスクスペースになる押入れは、子供の勉強机としても使えます。中棚をデスクにして椅子を置くだけです。奥行きに教科書や参考書などを並べられます。兄弟がいる場合は仕切りを設ければ、並べて作ることが可能です。

勉強がはかどる勉強机をDIY

押入れ奥の壁に黒板シートを貼ると、普通の黒板のように使えます。チョークで文字を書けますし、もちろん消すことも可能です。ノートだけでなく押入れの内壁も使えるので、勉強がはかどることでしょう。

DIYで押入れをおしゃれ改造!リメイク術⑧子供部屋

押入れを子供が遊べる空間にする

押入れの上部は子供の遊び場に最適です。子供は軽いので、通常の中棚なら問題なく支えられます。クッション代わりにジョイントマットを敷けば安全です。下部はそのまま収納に使えますが、遊び場にしても問題ありません。

柵を設置して遊び場に安全性を加える

押入れの上部を子供の遊び場にした場合、転倒防止の柵などを設置するのもよいでしょう。小さな子供が下へ落ちてしまう心配が、これでなくなります。

DIYで押入れをおしゃれ改造!リメイク術⑨クローゼット

押入れをクローゼットにする


押入れをクローゼットにすることも定番のリメイク術です。棚を設置すると衣類を小分けにできるので、整理整頓がしやすくなります。

ショップのようなおしゃれなクローゼットにできる

押入れを改造したクローゼットも、リメイクシートやスッテカーなどを活用することで、おしゃれなショップのようにアレンジできます。毎日の洋服選びが楽しくなることでしょう。

クローゼットにカーテンの目隠しを加える

クローゼットの中身を隠したい場合は、カーテンで目隠しをするのがおすすめです。開閉がスムーズで、衣類の取り出しにストレスがかかりません。

DIYで押入れをおしゃれ改造!リメイク術⑩ウォークイン

押入れをウォークインクローゼットにする

押入れの中棚を外すと、水平に区切られていた時のスペースよりも、広く使えるようになります。人の出入りもできるため、憧れのウォークインクローゼットとして活用することが可能です。

DIYで押入れをおしゃれ改造!リメイク術⑪居住空間

秘密基地のような居場所を作る

子供の頃に夢中になった秘密基地作り。大人になった今、押入れで本格的な秘密基地が作れます。落ち着く狭さのスペースで、居心地のよい場所になるはずです。寝室にもちょうどよいでしょう。

DIYで押入れをおしゃれ改造!まとめ

DIYでおこなう押入れのリメイク術をご紹介してきました。和室や洋室を問わず、賃貸のお部屋でも安心して簡単に実践できる新しい押入れの作り方です。

1つの作り方が分かると、他の用途にも応用できることが多いので、覚えた作り方をそのつど活用してみてください。古いデザインの押入れも、今風のおしゃれなインテリアにマッチする素敵な空間へと、DIYで簡単に変えられます。押入れを含め快適なインテリア作りをしていきましょう。

押入れやクローゼットのDIYが気になる方はこちらもチェック!

今回はDIYによる押入れ改造のリメイク術について解説しましたが、押入れやクローゼットのDIYについてもっと詳しく知りたいという方は、下記のリンク記事を読んでみてください。