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立水栓をおしゃれにDIY!
一軒家にお住いの方ならひとつは持ってると思いますが、屋外の水道が立水栓です。標準的な立水栓は全然おしゃれではなく、水がでて排水できればいいというだけのものですね。なかなか予算が出なかったり、あとから業者さんにお願いしようとすると結構な費用がかかるので、今のままでおいてある方も多いのではないでしょうか?
立水栓は簡単DIYでおしゃれにできる
デザインが気に入らないまま過ごしている立水栓でもDIYでおしゃれに変えることができますよ。DIYすれば費用が安く抑えられますし、好みのおしゃれなデザインにすることもできます。庭の雰囲気や広さに合わせて、ぴったりサイズの立水栓と水受けを作ることもできますよ。
DIYは自己責任
DIYは、好きなデザインを自分で作ることができて素敵ですが、何があっても自己責任です。しかも設計から材料の調達、実際の組み立てまで、全部自分でやらないといけません(自分でやるがゆえに費用が抑えられる訳ですが)。
ですので慎重に進めてください。特にご自身やご家族がケガをしないように、気を付けてDIYしてくださいね。屋外での作業になるので、熱中症などに十分注意してください。
立水栓DIY~作り方の前の基礎知識~
立水栓の構造
水道管
家の水道管というのは、大本になる公共の水道管から家の中に引き込まれて、必要な場所へ配管されています。立水栓も元は同じで、配管が地中を通って立ち上がっています。水道管には常に水圧が掛かっているので、もし配管に水漏れがあると、常に水が出ているのと同じで、水道料金がとんでもないことになってしまいます。
特に、立水栓は配管が地中にあるので、水漏れがわかりにくいです。配管からDIYする場合は、水漏れに注意するか、自信がなければやめておきましょう。
蛇口
蛇口は、簡単に交換DIYすることができますよ。普通の蛇口はひねるタイプの一口式のものが多いですが、これをおしゃれな蛇口に代えたり、二口の蛇口に代えたりできます。
外の水道では散水ホースを使ったりしたいので、二口あると便利ですね。蛇口は水道管にねじで付いているので、これを外せば簡単に取り替えできます、水漏れには注意しましょう。屋外でも使える蛇口を選ぶと長持ちします。
水道管カバー
立水栓の水道管はむき出しになっていません、大体はプラスチックのカバーがされています。このデザインが気に入らない方が多く、おしゃれなカバーに替えていますね。
やり方は、カバーをレンガなどで自分で作る方法やキットを使う方法があります。自身の好みや庭の雰囲気にあったものを選んでくださいね。DIYなら、おしゃれなぴったりサイズの立水栓を作れますよ。
水受けの構造
水受け本体
水受け本体は、水が流れ出てしまわないように必要です、また水を溜めて置けるようにできれば便利ですね。水受けだけでも売っているので、今の水受けを取りけるだけでもおしゃれにDIYできますよ。
DIYで作る場合はレンガで組んだり、陶器の大きな皿を使ってもいいでしょう。排水溝へ向かって水が流れないといけないので、勾配をつけたり耐久性に注意して作りましょう。
排水管
排水管は、水受けの排水を流すために地中を通っていることがほとんどです。地中の配管を変えるには、地面を掘らないといけないですし、他の排水管とも繋がっているので、経験のない方にはおすすめしません。
立水栓の水は、地面に染み込ませるようになっていて、排水管がない場合もあります。もし水が染み込みにくい場合は、浸透管などを使って対策できますよ。
立水栓DIYのマネしたくなる作り方例①
二口の立水栓とおしゃれな水受け
こちらは散水栓を立水栓に変更されていて、DIYでは難しいですが、元からある立水栓を変更するだけならDIYでもできます。ホースを繋ぎながら、もう一つ蛇口が使えるのが便利ですね。
立水栓によく合っていておしゃれですね。排水管があれば、DIYでも取り替えるだけでできますね。
立水栓DIYのマネしたくなる作り方例②
安い素材でDIY!
こちらは立水栓はそのままに、水受けだけをDIYされています。水受けはモルタル張りですが、囲っている石は費用を抑えるために、川でひろってきたそうです!そうとは思えないほど、自然石がマッチしていますね。
物置やそうじ道具をかけておくのに、木枠もDIYです。木材は屋外で雨風にさらされると腐ってきますし、シロアリも心配ですね。木材を屋外で使う場合は、長持ちするように塗装しましょう。
立水栓DIYのマネしたくなる作り方例③
レンガ作りでオリジナリティーを出す
このDIYの場合は、既存の立水栓と水受けを外して、全部レンガに取り替えてありますね。庭の雰囲気にもよく合っています。選ぶレンガによっても、大分表情が変わります。
レンガの厚さやアンティーク風のレンガや色を変えるだけで、いろいろな表情を出せます。水受けには文字を書いたり、ビー玉を埋め込んでもきれいですね、DIYなら一つだけのオリジナル作品が作れますよ。
立水栓DIYのマネしたくなる作り方例④
便利なぴったりサイズの立水栓
シンプルな立水栓に、レンガで作ったぴったりサイズの水受けが素敵です。既存の水受けを外して、レンガで囲った中をモルタルで仕上げていますね、大きめの広さで使いやすそうです。
既存の立水栓が一口の場合は、二口の立水栓にしようとすると、水道管から工事しないといけません。水道管を一度外してから組み立て直せば、割と簡単にDIYでもできますよ。
立水栓DIYのマネしたくなる作り方例⑤
タイル貼りでおしゃれに飾り付け
大掛かりなDIYに自信がないという方には、タイルを貼り付けるだけという方法がありますよ。タイル貼りはモルタルを塗って一つ一つ貼り付けて行きますが、これがなかなか難しく、初めてでまっすぐ貼るのは厳しいです。
そこでタイルシートを使えば、一つ一つ貼る手間もなくなり、きれいに貼れるのでおすすめです。立水栓のデザインが気に入らなければ、簡単なDIYから始めてもいいですね。
DIYで立水栓の作り方①:準備する材料
立水栓
立水栓を1から作ろうと思うと、水道管を地中から配管してきて立ち上げないといけませんし、同時に排水管も必要です。今回は、既存の立水栓をDIYでデザインを変えるというところに絞ってガイドしたいと思います。大がかりな工事でもDIYでできないことはありませんが、自信がなければ、手を出さない方が無難ですね。
DIYキット
DIYでデザインを全部考えなくても、キットを使えば楽にできます。庭や屋外の構造物に合わせたデザインのものを選べば、庭の統一感が出ますね。
レンガ
レンガは、ホームセンターで手に入れることができます。いろいろなデザインが売っているので、出来上がりのイメージに合わせて買いましょう。レンガを接着するにはモルタルが必要です、一緒に買いましょう。モルタルは水を加えて練るだけでつかえるものがおすすめです。
木材
木材を使って、立水栓や道具置きを作ることができます。木材を使う時の注意点としては、防腐処理をきちんとすることです。
立水栓は屋外で使うものですから、木材も雨風にさらされることになり、屋外で雨風にさらされた木材は必ず腐ります。防腐効果のある塗料できちんと塗ってから使いましょう、塗料を使えば絶対腐らなくなるのではなく、腐るのを抑えて長持ちするようにしてくれます。
DIYで立水栓の作り方②:キットを使った作り方
立水栓のDIYキットを使えば、既存の立水栓を取り換えるだけで、雰囲気を変えることができますよ。やり方は非常に簡単です。
立水栓部分は蛇口を外して、カバーをかぶせて、蛇口をつけ直すだけ、水受けも取り替えるだけで完了です。特別な道具もいらないので、DIY初心者でも簡単ですね、DIYキットに気に入ったデザインのものがあれば、一番簡単な方法ですね。
レンガを使った作り方
立水栓部分
立水栓部分をレンガで囲う場合は、まず蛇口を外しましょう。レンガの厚み分配管で伸ばしてやる必要があります。レンガで囲ってしまうので、立水栓カバーは付けたままで構いません、周りにレンガを積んでいきます。
レンガを積む際は、水平と高さをそろえることを意識してください。水平器は必須です。立水栓をレンガで囲えれたら、お好みの蛇口をつけて完成です。
水受け部分
水受け部分のレンガでDIYする場合は、周りの囲いをレンガで、底の部分をモルタルを流して仕上げるのがおすすめです。事前にレンガを並べる地面は、踏み固めて平らにしておきます。砂で下地を作っておくといいですね。
レンガは、水平と高さを合わせて並べて、モルタルで接着します。レンガのモルタルが乾いたら、底の部分へモルタルを流します、排水口へ流れるように、勾配には気を付けます。
DIYで立水栓の作り方③:注意点
工事は必ず元栓を閉めてから
水道管には常に水圧が掛かっています。もし水道管が傷ついたら、そこから水が吹き出してしまいます。蛇口を外そうとして、水の勢いで蛇口が飛んできたら危険です。
工事の前には、元栓を必ず閉めて下さい、家の大本の栓を閉めないといけない場合がありますので、図面をよく確認してくださいね。そして工事後に栓を開けるときは、必ずゆっくり様子を見ながら空けていきます。
水道管に気をつける
水漏れにはよく注意しましょう。水道管を傷つけてしまったり、配管のつなぎ目に隙間があると、水が染み出してきます。気づかずにいると、水道料金がとんでもないことになるので、初めて水を出すときによくチェックしておいてください。
DIYで立水栓の作り方④:コツ
なるべく既存のものを活かす
DIYは、作業が少ない方や簡単な方がうまくいきますし、仕上がりも綺麗です。立水栓の位置を変えるような大掛かりな工事は別にして、デザインを替えたい程度のDIYでしたら、なるべく簡単にできるように考えてみましょう。
キットを買ってもいいですし、いまの立水栓にタイルシールを貼るのも簡単です。簡単なDIYでも、庭の雰囲気を変えられるので、事前によく検討しておきましょう。
水平・直角に気をつける
レンガを積むようなDIYの場合、水平とレンガの高さが揃っていることがとても重要です。きちんと揃えながら積んでいかないと、どんどんずれて、上の方ではガタガタになってしまいます。
ひとつひとつ水平器を使いながら積んでいき、角ではさしがねで直角を測りましょう。人間の目は少しのずれでもわかるものですが、完成したあとなんか変だな?と感じないように丁寧に施工してくださいね。
丸いデザインにする
これはある意味、裏ワザと言えるかもしれません。四角い形にするから直角や直線が気になるのです。だったら最初から丸い形で作ればいいんです!丸い形なら、多少いびつでも気になりません、むしろDIYの味として感じるでしょう。
DIYで立水栓の作り方⑤:時間
既存の立水栓を外す
これにはあまり時間は掛かりません、排水パンは置いてあるだけなので、動かすだけです。立水栓カバーは活かすのであれば、そのまま外すとしたら、糸ノコで切ります。全部で1時間もあればできますね。
キットの設置
既存の立水栓にかぶせるだけのキットなら、施工は簡単です。設置から水平の調整、蛇口の取り付けなどを入れても3時間ほどでしょうか、ネットで実際にキットを使った方は、それぐらいでできてますね。さらに簡単なタイルシートであれば、もっと早く完了できますよ。
レンガを積む
これが1番時間がかかりますし、体力も使います。手順としては、①レンガを水につけておき、その間にモルタルを練る②レンガを積んで水平と隣との高さを合わせる、これを繰り返していきます。
準備や片づけを考えると、土日を全部使って、やっとできるぐらいでしょうか。初めてレンガ積みに挑戦する場合は、段取りやコツが掴めていないので、時間には余裕をもって臨みましょう。
DIYで立水栓の作り方⑥:費用
SAGAN/ガーデンパン+蛇口セット
SAGAN ガーデンパン+蛇口セット
ホワイトカラーが、おしゃれなな蛇口とガーデンパンセットです。ゴールドカラーは、洋風なお庭に馴染んでくれるので、普段からガーデニングが好きだという人に最適。
ガーデンパンには、不純物が流れないよう受け止めがされているので、誤ってアイテムを落としてしまっても安心です。やや深めに作られているため、ガーデニングで使ったアイテムを一度に洗いたい人にもおすすめ。
FRP レンガ調 水栓ユニットセット
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価格 14800円
こちらはレンガ調の立水栓キットで、14800円で売っています。FRPでできているので、本物のレンガより軽いのがいいですね。レンガ積みをするには、モルタルや他にも道具がいります。ずっと使う予定であればいいのですが、一度きりならこのキットの方が安く済みますね。
アンティークレンガ
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レンガ積みで立水栓をDIYする場合、いくつ積むかでかかる費用は変わりますが、大量にいることは間違いないです。レンガの厚さはJIS規格で決まっていて、通常サイズで6cmです。60cmの高さの立水栓を4個のレンガで囲もうとすると、ちょうど40個必要です。蓋を入れると足りません。
事前にサイズを測っておくことで、必要なレンガの数を把握できます。1からレンガを使ってDIYする場合、費用がかさんでしまうことも。そのため、大量に売られているセットを購入するのが費用を抑えるコツです。
DIYで立水栓の作り方⑦:作ったあとの評価
まずチェックするポイント
DIYで作った立水栓は、愛着がわき、すぐにでも使いたくなるでしょう。でもその前に重要な部分はチェックしておきましょう。まず水漏れがないかチェックします。配管や蛇口の取り付けが甘いと、水漏れが起こります。
次に立水栓がぐらついていないか、ゆすって確認します。ぐらついていると、壊れたり崩れたりして危険です。屋外では子供が遊んだり、庭でバーベキューしたり、知らない人が触っても大丈夫な強度かどうか、確認してください。
定期的にもチェックする
屋外で雨風にさらされている立水栓はすこしずつ劣化していきます。コンクリートやレンガは耐久性のある素材ですが、少しずつ劣化してやがて壊れてしまいます。
庭に出た時など、定期的にチェックしておくことで、大きく壊れたり、誰かがケガをしたりすることが防げます。最初は気づかなかった水漏れがあるかもしれません、日ごろからよく見ておきましょう。
まとめ
いかがでしたか?ご自分でも、立水栓をDIYできそうな気になってきませんでしたか?立水栓のDIYは案外簡単で、おしゃれなデザインに変えることができます。立水栓が変わると、庭の雰囲気もぐっと変わりますね。DIYでなら、自分だけの立水栓を作ることができるので、ぜひ挑戦してみてください!
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