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サッパとは?その美味しい食べ方や釣り方をご紹介!仕掛けはどうする?

サッパとは岡山の名産であるママカリに使われている小魚です。サッパは日本各地で釣れる魚で釣り方によっては大量に釣れて美味しい料理が出来ます。今回はサッパの美味しい食べ方や料理のレシピ、釣り方を仕掛けなどから詳しく紹介していきます!
更新: 2022年5月13日
ysakura3928
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この記事で紹介しているアイテム

サッパとは?

西日本ではお馴染みの魚

サッパとは西日本では馴染み深い白身の小魚です。東日本では食卓には出ることはほとんどないですが、西日本では名産品があるほどに親しまれている魚です。釣り方が簡単で複雑な仕掛けが要らないために釣り人なら簡単に釣れる魚で、美味しく調理して食べることができるでしょう! レシピいらずの簡単料理を味わってみたいですね!

岡山県の名産「ママカリの酢漬け」

サッパにはいくつかの呼び方があって、岡山県では「ママカリ」と呼ばれています。岡山県の名物にママカリの酢漬けがありますが、これはサッパのことなんですね。ママカリというのは「ご飯(ママ)を食べ尽くしても隣の家からご飯を借り(カリ)て食べたい」ということから付いた名前だそうです。そこまで美味しい魚ということなんでしょう!

サッパはどこで釣れるの?

日本のどこでも釣れる

サッパの生息地は広くて日本のどこでも釣ることができます。春から秋にかけて内湾や汽水域の浅い泥砂地に生息していて、冬は越冬のために深場に潜ってしまうので釣れなくなります。4月から9月にかけて産卵を行うので夕マズメの時間には群れで遭遇することが多く、ヒットするとかなりの数が釣れることがあります。

陸からでもばっちり!

サッパは沖堤防などに行かなくても海浜公園や普通の堤防などから釣ることができます。夏にはファミリーフィッシングの対象としてハゼと並んで釣れる魚として人気がありますね。釣り方が上手い人になると一度の仕掛けに数匹をまとめて釣り上げるので、釣りの醍醐味を知るのにはもってこいとなっています。

サッパの釣り方!

サビキ釣りがおすすめ!

サッパを釣るにはサビキ仕掛けの釣り方がおすすめです。サビキ仕掛けというのは針に小さなエビの疑似餌が付いたものが5~6個連なっている仕掛けで、網に入れたコマセ(小さなエビ)を周囲に撒いて食わせる仕掛けです。小さな魚を釣るのに適していて、サッパ以外にもコイワシやコノシロなどの魚もかかることがあります。

簡単な釣り方!

サビキ仕掛けは特別なテクニックが必要な釣り方ではありません。網に詰めたアミエビを出すために少しだけ竿を上下にしゃくるだけで簡単に釣ることができます。しゃくることで網に詰めたアミエビが溢れ出して、そこにサッパが引き寄せられます。アワセをする必要もなくて小刻みに震えるようなアタリがあったらゆっくりと巻き上げるだけで釣ることができます!

餌はどんなもの?

サッパを釣るエサには小さいエビである「アミエビ」を使います。非常に小さくて針に付けることはできませんが、サビキ仕掛けに使われる網から程よく撒くことができるので重宝されています。これ以上大きい餌だとサッパの口では食べることができないので釣れなくなってしまうでしょう。沖などにいる大物を狙う際にはひとつ上のオキアミを使うといいかもしれません。


サッパの釣り方のコツ!

浅めの場所を探ろう!

サッパを釣るコツは浅めの場所を攻めることです。サッパは浅めの場所の底付近に居ることが多いので、まず仕掛けを着底させたら若干重りを離すくらいで誘いをかけます。しゃくって餌を撒いたら少しだけアタリなどが来るか待ちますが、サッパがいる場合には直ぐに食いつきますので数秒待って反応がなければ少しだけ巻き上げてタナをあげましょう。これを繰り返せば食い付きの良いタナが見つかるはずです!

焦りすぎるとバレる!

アタリがあると思わず勢いよく引き上げたくなりますが、サッパの場合は合わせをする必要はありません。エサを吸い込むのと同時に針が勝手にかかるので、自動的に針がかかった状態になります。コツとしては早すぎず、遅すぎない速度でリールを巻き取ることがうまい釣り方になります。余りにもはやく巻き上げるとせっかくかかったサッパが逃げてしまうので注意しましょう。

サッパにおすすめな仕掛け!

いろんな疑似餌がよく効く!

ボウズのがれ好き嫌いなしサビキ 4号0.6

出典:Amazon

釣りの仕掛けではよく聞く「坊主のがれシリーズ」のサビキ仕掛けです。疑似餌がそれぞれ違う小魚などになっていて、アミエビや稚魚を食べる魚であればなんでもかかるように作られています。サッパの場合はアミエビだけでなく稚魚も食べるので全部の仕掛けに効果があります。6本針なのでかかりが多いのもおすすめですね。

ベーシックな仕掛け!

一般的なピンク色のサビキ仕掛けですね。これがあればサッパ、コイワシ、小アジと数釣りなら万全にこなすことができます!価格が安いので多めに買うことでライントラブルなどの時には予備を気楽に使えるのが良いですね。旬の時期には6本全部に魚が掛かるのも夢じゃありませんよ!

これさえあればサビキはOK!

この商品はサビキ釣りに必要な仕掛けが組みあがった状態で入っているおすすめセットです。道糸を結ぶだけでエサを詰めれば簡単に釣りをすることができます。針が4本と単品のサビキ仕掛けと比べて少ないですが、仕掛けがサルカンという金具で繋がれているので、直ぐに市販品と交換することもできます。このセットを一つとサビキ仕掛けをいくつか買っておけば困ることがないでしょう。

サッパの捌き方

ウロコを取ろう!

サッパを捌くにはまずウロコを取りましょう。百円均一などで売っているウロコ取りもいいですが、サッパはそこまで頑固なウロコは持っていないのでペットボトルの蓋なども案外と良いウロコ取りになります。サッパのウロコは尻尾の方から頭にかけて軽くこすってあげれば簡単に取り外すことができます。力もいらないくらいに簡単に落ちるので手早く済まして調理してしまいましょう。

ワタを取り除こう!

ウロコを取ったら今度は頭とワタを除きます。エラの後ろあたりからばっさりと頭を落としたら、腹の部分を開くか、内蔵ごと切り落としてください。ワタを指で取り除いたら水洗いして血だまりなどをよく取り除きましょう。中骨やお腹周りには余計な汚れが付いてるので残してしまうと味に悪影響を及ぼします。

サッパの調理方法


焼きものはなんでも美味しい!

魚の調理方法として一番ベーシックな素焼きや塩焼きはサッパの美味しさを引き出してくれます。サッパは白身魚で油もかなり乗っていますし、旬の4月から9月にかけては特に脂がのって旨みが増すのでおすすめですね。素焼きなどにした後に南蛮タレや酢ダレなどにつけても美味しいですよ!旬の初めに濃いめの味で、夏には塩でさっぱりと、旬の終わりには酢で長く味わえるようにすると飽きが来なくて良いですね!

酢締めでさっぱり!

名産品にもあるようにサッパは酢締めで食べるとさっぱりとして非常に美味しいです。調理法としても簡単でレシピいらずですから気軽に挑戦することもできます。生のままで酢締めにしても良いですし、焼いたあとに酢でしめるのもおすすめです。夏の暑い時期にはさっぱりとした調理法で食べられるので、魚のマリネなどにも良いですね!

フライでおかずにおすすめ!

サッパは天ぷらやフライにすると旬に関係なく美味しく食べられます。天ぷらにすれば麺類などと合わせて食べることができるので天つゆなどをつけて美味しく食べられます。フライにすれば食卓のオカズとしてご飯と合わせてもりもり食べることが出来るでしょう。どちらも小骨が柔らかくなって食べやすくなるので大量に調理する場合にはおすすめです!

ちょっと贅沢な匠のだし天つゆ

出典:Amazon

サッパの美味しいおすすめ料理!その1

ままかりの酢漬け

やまつ辻田国産特上たかの爪

出典:Amazon

ままかりを作るには下処理をしたサッパに塩をまぶして2時間ほど放置します。水などが多く出るのでキッチンシートなどを多めに敷いておきましょう。塩を洗い流したら、そのあとに酢に漬けて一日放置しておきます。この時にはまだ調味料は必要なくて、一日放置したあとの2回目の酢漬けの時に生姜や唐辛子などを入れて調整しましょう。更に一晩か1日放置したらままかりの完成です!食べ方はお好きにどうぞ!

南蛮漬けも美味しい!

サッパの食べ方はやはり酢が合う料理が多いですね。中でも旬のサッパを使った南蛮漬けは脂がのって濃厚な味わいを楽しむことができます。調理方法も簡単で、レシピは旬のサッパ、玉ねぎ、人参、ピーマンで揚げたサッパと千切りにした野菜をポン酢で炒めて混ぜるだけです。この食べ方なら油ののったサッパでご飯も美味しく食べれるので、ほかの料理とも合わせて調理できます。

サッパの美味しいおすすめ料理!その2

どんな魚でも美味しい塩焼き!

旬のサッパは脂が非常に乗って美味しいので、シンプルな塩焼きにするのもおすすめです。レシピ要らずに簡単な調理法なのでどんな方でも美味しく味わえる食べ方です。生姜醤油などを付けて食べるとまた違った味を楽しめるので食べ方を工夫しておすすめの調味料レシピを見つけてみてください。

焼いてから酢漬けにすることも?

旬のサッパを塩焼きや素焼きにしてから酢漬けにするとまた違うさっぱりとした食べ方を楽しむことができます。やっぱりサッパには酢が合うのでいろんな種類の酢で味わってみたいですね。ネットにあるレシピを見て調理法を真似るのも、いつもはしない食べ方で新鮮味がありますよ!


サッパの美味しいおすすめ料理!その3

サッパのフライでまるごと美味しく

キユーピー 具だくさんタルタル

出典:Amazon

サッパは小骨が多く処理などを嫌う人も少なくありません。しかし、フライやてんぷらで調理することで骨まで柔らかくなって食べられる良い食べ方です。調理方法としても揚げるだけなので簡単ですし、夕飯のレシピと混ぜて料理に組み込むこともできるのでお得です。美味しい揚げ方としては一度揚げ切ったあとにもう一回揚げるとカラっとして良いです。

お刺身も美味しいですが

レシピのいらない調理法としてはお刺身にするのも手ですね。三枚おろしすれば少し小さめですが身が取れるので、美味しい食べ方になります。釣り方によっては大量に釣れるのがサッパですから1匹の食べられる身が少なくても数匹から取れれば結構な量になります。旬の時期なら脂が乗って美味しいのでぜひ試してみてくださいね。

サッパの美味しいおすすめ料理!その4

素干しでおつまみに

下処理が終わったサッパを素干しにしておつまみにするのも良いです。素干ししたサッパを大根おろしやからし醤油をつけて食べると中々に食べごたえが出て良いおつまみになりますよ。レシピも要らないし、簡単な食べ方の一つです!

ままかり寿司

ままかりとして作ったサッパを押し寿司などにして食べるとお酢との相性が良くて美味しいです。旬のサッパをレシピ通りにままかりにして使えばさっぱりとしたお寿司ができます。やはり魚の日本料理にはお寿司は欠かせませんね。旬の時期だけでなく、ほかの時期になると味なども変わりますので、自分だけのレシピを見つけて得意料理にしちゃいましょう!

サッパのまとめ

釣りなどに興味が出た人はこちらもチェック!

サッパの料理はいかがでしたか? 美味しいサッパは夏が釣りどきなのでこれからチャレンジしてみるものオススメですよ! おウチで美味しいサッパを食べちゃいましょう! 釣りに興味を持った人には下記に他の釣り記事を載せておくのでよろしければあわせてお読みください!