ミニベロ(小径車)とは
ミニベロ小径車とは、タイヤのサイズが20インチ以下の自転車がミニベロと呼ばれています。これには折りたたみ自転車や電動アシスト自転車なども含まれています。小さな自転車のフランス語であるミニベロ(mini vélo)から来ています。ロードバイク並みに細い高圧タイヤを採用したものから、マウンテンバイクのようなブロックタイヤ、太めの低圧タイヤまで用途に応じて様々なものがあります。
ミニベロ・小径車のメリット/デメリット
ミニベロを購入する前に、ミニベロの持つ特徴やメリットデメリットを知っておきたいですね。ここではミニベロの特徴からメリットデメリットご紹介します。
ミニベロ・小径車のメリット①
ミニベロのメリットの1つにおしゃれなデザインがあります。高いデザイン性は、街乗りでも注目を集めます。カラーリングも豊富にあるため自分に合った自転車を見つけたり、ファッションに合わせた自転車を見つけたりすることも可能です。
ミニベロ・小径車のメリット②
ミニベロはタイヤが小さいため小回りが利くメリットがあります。複雑な街の通りをキビキビ・すいすい走ることが可能です。またタイヤが小さいため、慣性の力が弱く軽い踏み込みで進むため、ゆったりとしたポタリングを楽しむのにはミニベロがぴったりです。
ミニベロ・小径車のメリット③
ミニベロのもう一つの魅力は、車体がコンパクトであること。収納スペースが省スペースで済むためマンション住まいの方は、室内保管も可能なため防犯面でも優れています。自転車を持って旅に出る輪行もミニベロが最も優れていると言えるでしょう。
ミニベロ・小径車のメリット④
ミニベロのもう一つのメリットとして、小柄な女性でも乗り降りしやすい点があります。26インチや700cと比較した場合、ホイールサイズが16インチから21インチと小さなサイズですので、タイヤの大きさだけでも15センチ以上低くなミニベロは、小柄な女性でロードバイクを諦めていた場合でもミニベロのロードバイクに乗ることができます。
ミニベロ・小径車のデメリット
逆にミニベロのデメリットとしては、長距離走行には不向きとなってしまいます。ミニベロは慣性の力が弱いためペダルをこぎ続けることになってしまうからです。またタイヤが小さいため路面状況が良くない場所では、サドルに強い衝撃が伝わってきやすいことがあります。もちろんデメリットを解消させたモデルも多く発売されています。自分の使い方やライフスタイルに合わせてミニベロを選びましょう。
ミニベロ・小径車の選び方
ミニベロには種類があり、街乗りに適したコンフォートタイプ、走行性能を重視したロードバイクタイプ、持ち運びに特化した折りたたみ自転車などがあります。通勤や通学に使うのならばおしゃれで使い勝手の良いコンフォートタイプが最適です。またロードバイクタイプは軽量素材のフレームに、高級なコンポーネントを採用してスポーツライクな自転車ライドが楽しめます。持ち運びに便利な折りたたみ自転車は、通勤通学はもちろん、旅先でも使える輪行にも向いています。
またフレームの素材やハンドルの形状、電動アシスト付きなどバリエーションも様々です。価格帯も数万円から何十万円とするものまで。ミニベロを選ぶ際は、予算と性能、そしてデザインやカラーを検討してあなたにピッタリな1台を見つけてください。それではここからミニベロのおすすめランキングをご紹介します。
ミニベロ・小径車おすすめランキング:13
Bonnet Noir ALIZE-R(アリゼR)
有名メーカーの自転車ではありませんが、おしゃれな16インチ小径自転車のアリぜRは、男性・女性問わず、幅広い層に人気の1台です。フレームは細身の4130クロモリが使われ、シマノ製のソラを標準装備し、高い走行性能を誇ります。ミニベロは比較的長距離走行に向いていないと言われますが、この小径自転車は、長距離走行性能を高めたスポーツタイプの小径自転車です。
車重量も12.9kgと軽量。価格も80,000円以下のコスパの良さ。荷物を搭載するためのキャリアも付いており、自転車に乗って旅をしたい方におすすめです。
ミニベロ・小径車おすすめランキング:12
Louisgarneau LGS-EA20
街乗りにピッタリ、さらにおしゃれでスポーツテイストを盛り込んだ、小径電動アシスト自転車。人気自転車メーカー、ルイガノらしい自転車に乗る楽しみを損なうことなく、安定性のある低重心のフレーム設計は、小柄な女性でも乗り降りしやすいのが特徴です。日本メーカーの電動ユニットを搭載した20インチの電動アシスト自転車は、街中をさっそうと走れる小回りの良さも魅力的です。
比較的お求めやすい電動アシスト自転車で、価格は13万円程度とコスパも良好です。またカラーリングも、マットブラック、マットカーキ、マットホワイトと選べる3色。最長81kmの長距離走行も可能。高性能なルイガノの小径電動アシスト自転車です、
ミニベロ・小径車おすすめランキング:11
PANASONIC EZ
女性向けの電動アシスト自転車が多い中、パナソニックのEZは、男性に向けたかっこいいBMXスタイルの電動アシスト自転車です。タイヤサイズは20インチで、ワイルド感あふれるモトクロスタイプのフレームを採用。またフロントキャリアとリアキャリアが標準装備しています。極太ブロックパターンのタイヤがワイルドさをさらに醸し出します。小型ながらも大容量のバッテリー。ロングモードでは最長約52kmと、長距離は厳しいですが街中での走行性能は充分です。
カラーバリエーションも、マットナイト・マットオリーブ・マットゴールドと3種類ありどれもかっこいい色合いです。比較的お求めやすい価格であることも人気の理由。お値段は12万円程度とコスパも良好です。ワイルドでかっこいいスポーツタイプの、小径電動アシスト自転車をお探しの方におすすめです。自転車メーカーでもあるパナソニックの電動アシスト自転車は、おしゃれでかっこいいものが多いですが、中でも人気の1台です。
ミニベロ・小径車おすすめランキング:10
RALEIGH RSC RSW Carlton
本格的なスポーツ小径自転車のラレー「RSC RSW Carlton」。街乗り走行はもちろん、長距離もお任せのミニベロです。車重量も10キロ以下と軽量さは他のメーカーと比較しても超軽量クラスといえます。美しい外観もさることながら、本格的なスポーツライドを楽しみたい方に人気の1台です。人気スポーツ自転車メーカーであるラレーのミニベロの中でも、最も高い走行性能を誇ります。
フレームは名品の531の特性も継承するクロモリREYNOLDS-520を採用し、さらにリヤ11段に進化したSHIMANO 105、56Tラージギヤも装備。まさに現代のコンパクトフラッグシップモデルです。男性はもちろん、女性にも乗りやすいミニベロスポーツ。価格は比較的高価格帯の15万円台ですが、価格以上の走りを実現できるコスパの良い1台とも言えるでしょう。
ミニベロ・小径車おすすめランキング:9
BROMPTON M6R
上品でエレガント。高級感と気品が漂う折りたたみ自転車メーカーであるブロンプトン。男性・女性、世代を問わず多くの人からいつかは乗ってみたい、憧れの自転車メーカーです。ブロンプトンのM6Rは、ブロンプトンらしいエムタイプのハンドルを採用した6段変速モデルです。長距離は苦手ですが、街中をスイスイ走るのにぴったりな16インチ。坂道や小路が多い、日本の市街地に適した走行性能を持っています。またオプションでリアキャリアをつけると荷物を運搬するのにも便利。
豊富なカラーリングも人気の秘密で、全14色の中から選べます。車体重量も12.2kgと他の折りたたみ自転車と比較しても軽量クラスになります。初心者の方でも簡単に折りたため、持ち運びに便利と人気のブロンプトン。価格は比較的高めですが、流行に左右されることのない普遍的なデザイン、ファッション性の高いミニベロは長く使えるため、コスパが良いと言えるでしょう。お値段は20万円前後です。
ミニベロ・小径車おすすめランキング:8
Tern SURGEPRO
アグレッシブなかっこいい見た目が印象的な、ターンのサージプロ。街乗りだけでなく長距離など様々なシーンで活躍するスポーツタイプの小径自転車です。トップチューブやフレームに施されたエンブレムが都会的で洗練されたデザイン。また、ロードバイクのエントリーモデルと比較しても決して劣らない走行性能。他のメーカーのミニベロと比較してステアリングのヘッド位置が高くなっているため、ミニベロ特有のハンドリング時のふらつきを軽減し、安定したコーナリングを行うことが可能です。
コンポーネントはシマノ製のTiagraを採用。エアロ形状のフレームワークと、トップチューブのホリゾンタルデザイン。取り回しの良さとスポーツライクな走りを実現するカーボンフォーク。女性の方でも乗りやすい20インチ。超軽量の車体重量(8.9kg)。カラーリングはマットイエロー&ブラック、ホワイト&ブラックの2種類。これだけの走行性能で価格は15万円台と、コスパも良好です。
ミニベロ・小径車おすすめランキング:7
GAINT IDIOM0
街中での安定した走行性能と、リラックスしたポジションで長距離を走れる小径自転車のイディオム1。特に女性に人気の1台です。スポーツライクな見た目がかっこいいエアロ形状フレームで、18段変速。通勤通学はもちろん、ポタリングにもぴったりです。クロスバイクと比較しても、決して劣らない乗り心地の良さと、お求めやすい価格、おしゃれでかわいいデザインが人気の秘密です。
クロスバイクのエントリーモデルによく装備されているシマノ製のソラを標準装備。程良い剛性を持つ丈夫で軽量なアルミフレーム。車体重量も9.7kgと軽量で、女性に扱いやすいミニベロです。カラーリングはマットブルーとパールホワイトの2種類から選べます。お値段は他のメーカーと比較しても、お求めやすい7万円程度とコスパも良好です。
ミニベロ・小径車おすすめランキング:6
DAHON ROUTE
人気折りたたみ自転車メーカーのダホン。中でもベストセラーであるルートは、見た目のおしゃれなデザインと快適な乗り心地で人気です。また初心者の方でも簡単に折りたたむことができ、折りたたみ後のスペースが、最も小さいと言うことも人気の秘密です。オプションでかごやバッグが取り付けることができ、リラックスポジションの為、通勤や通学はもちろんポタリングにもぴったりです。
コスパにも優れており、軽量でカラーバリエーションも豊富であることも人気の理由です。7段変速でサイズは20インチ、丈夫なアルミフレーム。長距離は苦手ですが街乗りには最適です。またオプションパーツも豊富に揃っており、自分だけの個性的な自転車にカスタムも可能です。車体重量は12.2kg、価格は5万以下で、コスパ最強です。自転車の保管スペースに悩まなくていいのもうれしいですね。
ミニベロ・小径車おすすめランキング:5
Louisgarneau MV5FS
一般的に悪路が苦手なミニベロですが、人気自転車メーカーのルイガノのミニベロは、悪路での走行が楽しめるマウンテンバイクタイプの「MV5FS」。同じくスポーツタイプであるロードバイクと比較してフルサスペンションになっており、衝撃吸収に優れたモデルです。長距離でのサイクリングはもちろん、里山などのオフロードでも、ミニベロとは思えない走行性能を発揮してくれるでしょう。
トレイル走行でも抜群の性能を発揮するシマノ製DEOREを装備。ウェットコンディションでも確実なブレイキング性能を発揮するディスクブレーキ。デュアルサスペンションフレームが、段差などの衝撃にも高い性能を発揮します。タイヤは20インチサイズ。26インチのマウンテンバイクと比較しても軽量な13.3kgの車重量。高性能なミニベロでお値段は13万円台と、コスパも良好です。
ミニベロ・小径車おすすめランキング:4
Bianchi PISA FLAT
最も古い歴史を持つ老舗自転車メーカーのビアンキ。おしゃれで人気の自転車メーカーですが、ランクインしたモデルはミニベロの中でもロングセラーを誇る「PISA」。街乗りに最適なリラックスしたライディングポジションと、女性にも扱いやすいフラットバー。クロスバイクと比較しても劣らない高い走行性能で、自転車を始めた初心者の方に人気のモデルです。
アルミ製のフレームに20インチのタイヤ。8段変速で、街中をスイスイ走りたい方におすすめ。カラーリングも人気のチェレステカラーを始め全7色。またコスパも良く5万円台で手に入るのも人気の秘密です。
ミニベロ・小径車おすすめランキング:3
BRUNO(ブルーノ) MINIVELO 20 ROAD DROP
男性・女性問わず大人気の自転車メーカーブルーノ。ミニベロランキングでご紹介するのは、自転車のスポーツライドが楽しめる上、クラシカルな雰囲気がおしゃれなミニベロ「ミニベロ20ロード」。コンパクトで可愛らしい見た目とは裏腹に、長距離走行も可能な走行性能を持った自転車です。女性でも乗りやすい安定感抜群の太めのタイヤや、標準装備のブルックスのサドルが人気の秘密です。
フラットな部分を持った際にリラックスしたライディングポジションが取れるオリジナルのドロップハンドル、軽量な10.2kgの車体重量、メインコンポはシマノのクラリスと高い走行性能をもつ小径自転車。もちろんコスパも良くお値段は8万円台です。
ミニベロ・小径車おすすめランキング:2
Bianchi MINIVELO8
老舗自転車メーカーであるビアンキのロードバイクタイプのミニベロ「Minivelo 8 Drop」は、20インチの小径自転車とは思えない走行性能を有しています。もちろんクラシカルな気品溢れるヨーロピアンなデザインもロングセラーの秘密です。長距離はもちろんですが、泥除けがついているため通勤や通学、街中を散歩するのにもってこいの1台。ミニベロ特有の小回りの良さとキビキビとした走りを楽しめます。
ロードバイクでなじみの深いシマノ製のクラリスが使われ、車体重量も10.6 kgとミニベロとしても軽量な仕上がりです。変速機も昔ながらのクラシカルなダブルレバー仕様。おしゃれなクラシックデザインは女性にも人気です。お値段は8万円台とコスパも良好です。
ミニベロ・小径車おすすめランキング:1
GIOS FELUCA
ミニベロおすすめランキング第1位は、ジオスの小径自転車「フェルーカ」です。とても軽量でペダルの漕ぎ出しも軽く、街中ライドから長距離ライドまで万能な小径ロードバイクです。美しいジオスブルーも、自転車好きなら憧れる美しい色あい。見た目にも美しい4130クロモリフレームがクラシックな雰囲気を醸し出します。男性だけでなく女性からも人気の高いミニベロです。
20インチホイールを活かした取り回しの良さと、シマノ製ソラをメインコンポにし、すいすいキビキビとした走りが楽しめます。車体重量も10.5kgと他のミニベロと比較しても軽量で、価格も10万円以下とコスパも良好。ミニベロロードのエントリーモデルとしても人気です。カラーリングは定番のジオスブルー、ホワイト、ブラックの3種類です。
最後に
いかがでしたでしょうか。小径車・ミニベロランキングには街乗りにピッタリなコンフォートタイプ、スポーツライクな走りが楽しめるロードバイクタイプ、楽々走行が可能な電動アシスト自転車と様々なおすすめ小径車がランクインしています。この中にきっとあなたのライフスタイルに合うミニベロがあると思います。おすすめポイントを参考にして、ぜひあなたにピッタリのミニベロを見つけてくださいね。
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