はじめに
クロスバイクを始めよう!
いわゆるママチャリを卒業して、より快適な自転車ライフを送りたいと思っている方はいませんか?でも、いきなりロードバイクのような本格的なスポーツバイクを購入するのは気が引けるものです。そんな方におすすめなのが、通勤や街乗りなど普段の生活で慣れ親しんだ小回りの利くシティサイクルと、走行性に優れたロードバイクの特徴を併せ持つクロスバイクです。
日本人のために作られた「ライトウェイ」のクロスバイク
「ライトウェイ」という日本のスポーツバイクのブランドをご存知ですか?これまでの外国製のクロスバイクは、小柄な人の多い日本人の体型にはサイズが合わないことが多くありました。そこでライトウェイは、日本人による設計とデザインで、日本人の体型に適したサイズとデザインで設計し、日本の普段の暮らしの中に溶け込むクロスバイクを作りました。
ライトウェイの人気クロスバイク
長距離に適したクロスバイク3種類
ライトウェイには、2018年現在、6つのクロスバイクが展開されています。一度に30分以上の走行が可能なシェファード、スタイルス、ソノマ アドベンチャーは、適度な前傾姿勢が取れ、長時間乗ってもお尻への負担が軽くなっています。
短時間に適したクロスバイク3種類
シェファードシティ、パスチャー、グレイシア SWは30分以内の通勤や通学、お買い物などの街乗りに適しています。シティサイクルからワンランクアップして、初めてクロスバイクを購入する方におすすめです。今回ご紹介するのは、ライトウェイのクロスバイクのなかでも15〜30分以内の走行に適した「シェファードシティ」です。
シェファードシティの注目ポイント
ポイント1.初心者も手を出しやすい価格帯
一口にクロスバイクと言っても、さまざまな価格帯のものが存在します。安いものなら数万円程度から、高くなると50万円以上するものまであります。ライトウェイのなかでも4〜5万円台のシェファードシティは、シティサイクルからちょっと奮発するだけで手に入るクロスバイクです。初めてクロスバイクを購入する方にも手の出しやすい価格帯で、最初の1台としておすすめです。
ポイント2.豊富なカラーバリエーション
シェファードシティには最大14色のカラーバリエーションがあります。他のブランドでは、1車種につき3〜4色くらいがほとんどです。そのため、人気の車種は色まで人とかぶってしまうこともよくありますが、シェファードシティは、人と一緒ではつまらない方でも自分だけのお気に入りが見つかります。また、こっそり隠れた猫とスポーティーすぎないデザインは、女性や街中の景色にも馴染みます。
ポイント3.体型にあうフレーム
日本人の体型を徹底的に研究し、小柄な日本人に合わせたフレームが作られています。身長は150cmから対応しており、女性でも無理なく自分にぴったりあったサイズを選べます。
ポイント4.パーツのほとんどは安心のシマノ
ライトウェイのシェファードシティは他の低価格帯のクロスバイク比べ、格段に多くのシマノのパーツが使われています。シマノとは日本のパーツブランドで高品質で耐久性に優れていると世界的に評価されています。そんなシマノのパーツがふんだんに使用されているシェファードシティだから、クロスバイク初心者の方でも安心して乗ることができます。
ポイント5.お尻が痛くなりにくいマシュマロサドル
シェファードシティにはマシュマロサドルというライトウェイ独自のお尻を柔らかく包み込んでくれるサドルが標準装備されています。クッション性のよいスポンジは衝撃の吸収に効果的で、また、坐骨の部分にはゲルが入っています。クロスバイクの運転にまだ慣れない初心者の方や、長時間走行する際でも、お尻が痛くなりにくいのは嬉しいポイントです。
シェファードシティ2014年モデル
2014年モデルのスペックは?
メインコンポーネントはShimano ALTUSで、ギア数は3×8の24段です。素材はアルミのフレームと軽量スチールのフォークで、重量は11.8kg。サイズは380(150~170cm)・420(155~175cm)・460(160~180cm)・500(165~185cm)の4つで展開されています。タイヤのサイズは700×32cと少し太めですが、初心者の方には安心して乗れる安定感があります。
2014年モデルのポイント
この年に誕生したシェファードシティは、日本人向けのデザインやオールシマノ社製パーツで評価は上々でした。メインコンポーネントだけでなく、低価格帯のクロスバイクではコストカットされがちなハブやVブレーキにもシマノのパーツが使われています。
2014年モデルの評価・評判は?
それでは、2014年モデルの評価・評判を見ていきましょう。
ブレーキ自体も変えようかなと思ったけど、こいつ自体がなかなか高評価で変える必要なさそうだ
数年間乗っても交換する必要がないと思える、シマノのブレーキのスペックは素晴らしいですね。メンテナンスを欠かさずにすることで、その高い性能を維持していくことができます。定期的なメンテナンスを忘れないようにしましょう。
シェファードシティ2015年モデル
2015年モデルのスペックは?
写真のオレンジジュースパールのほか、クレイジーレーシングブルー・スターダストブラックパール・パッションレッドメタリック・プラネタリウムブルーパール・スノードームホワイトパール・キウイグリーンパール・マリンルージュパープルパール・クラブマンブラウンメタリック・サブマリンイエローメタリックの10色展開
メインコンポーネントはShimano TOURNEY TXに変わりましたが、ギア数は3×8の24段のままです。素材は2014年モデルと同じく、アルミのフレームと軽量スチールのフォークで、重量は11.5kg。フレームサイズも380(150~170cm)・420(155~175cm)・460(160~180cm)・500(165~185cm)で、タイヤのサイズも700×32cと変わりません。
2015年モデルのポイント
2015年モデルのスペックはグレードが落ちました。実質値上がりとなりますが、2014年モデルのスペックをとどめることで生じる大幅な値上げを防いだともいえます。また、グレードダウンといえども、やはりシマノを使っており、品質のよさは折り紙つきです。
2015年モデルの評価・評判は?
それでは、2015年モデルの評価・評判を見ていきましょう。
シェファードシティ2015はなぜグレードダウンされて値段は変わらないのか
他ブランドと同様に物価上昇の波を受け、スペックは下がってしまいました。それでもシマノのパーツにとどめるなど、充分安心できるスペックです。
シェファードシティ2016年モデル
2016年モデルのスペックは?
写真のキウイグリーンメタリックのほか、スカイブルー・フォーチュンイエロー・プラネタリウムブルーメタリック・レッドホットメタリック・クラブマンブラウンメタリック・ジラフイエローメタリック・メテオグレーメタリック・スターダストブラックメタリック・スノードームホワイトメタリック・オレンジジュースメタリック・マリンルージュパープルメタリック・フェスティバルイエロー&パープル・ネコフラージュの14色展開
2016年モデルのメインコンポーネントはShimano TOURNEY TXで、ギア数は3×8の24段です。素材はこれまでと同じく、アルミのフレームと軽量スチールのフォークで、重量は12.2kg。フレームサイズも380(150~170cm)・420(155~175cm)・460(160~180cm)・500(165~185cm)で、タイヤのサイズも700×32cと変わりません。
2016年モデルのポイント
昨年からカラーが4色増え、14色展開になりました。なかでもおすすめなのが、カモフラージュ×ネコのネコフラージュ! 29匹のネコが隠れていて、思わず誰かに見せたくなります。 また、昨年まで付属されていたスタンドは、残念ながらなくなりました。
2016年モデルの評価・評判は?
それでは、2016年モデルの評価・評判を見ていきましょう。
エンジョイ町乗り勢にとってはとても使いやすい
シェファードシティは街中など普段の暮らしにフィットします。シティサイクルとの違いにやみつきになるかもしれません。
シェファードシティ2017年モデル
2017年モデルのスペックは?
写真のエイトオレンジメタリックのほか、クラブマンブラウンメタリック・スノードームホワイトメタリック・フォーチューンイエロー・スカイブルー・キウイグリーンメタリック・レッドホットメタリック・セイバーブルーメタリック・マリンルージュパープルメタリック・フェスティバルイエロー&パープル・デジタルネコフラージュ・ギャラクシーグレーメタリック・サンセットブラック・マスターブラックメタリックの14色展開
2017年モデルのメインコンポーネントはShimano TOURNEY TXで、ギア数は3×8の24段です。素材はこれまでと同じく、アルミのフレームと軽量スチールのフォークで、重量は12.2kg。フレームサイズも380(150~170cm)・420(155~175cm)・460(160~180cm)・500(165~185cm)で、タイヤのサイズも700×32cと変わりません。
2017年モデルのポイント
昨年に続き、2017年モデルにも新たなネコ柄が登場しました。今度はドットで描かれたデジタルネコフラージュです。なんと、ライトなどに照らされるとネコが反射します。本体のカラーもシルバーで、ネコを愛する男性にも選びやすいデザインです。
2017年モデルの評価・評判は?
それでは、2017年モデルの評価・評判を見ていきましょう。
初めてクロスバイクに乗るならライトウェイのシェファードシティがおススメ。2万ちょい出してよく分からないクロスもどきを買うなら絶対こっち。
2~3万円台の低価格なクロスバイクは、メインコンポーネントだけでなく見えない部分のパーツも低品質で耐久性の低いものの場合が多いです。初めてのクロスバイクなら、品質の高いシマノ社製パーツで統一されたシェファードシティが安心です。
シェファードシティ2018年モデル
2018年モデルのスペックは?
写真のクラブマンブラウンメタリックのほか、デジタルネコフラージュ・ネコフラージュ・キウイグリーンメタリック・フォーチューンイエロー・マリンルージュパープルメタリック・ジラフイエローメタリック・オレンジジュースメタリック・セイバーブルーメタリック・フェスティバルイエロー&パープル・サンセットブラックの11色展開
2018年モデルのメインコンポーネントはShimano TOURNEY TXで、ギア数は3×8の24段です。素材はこれまでと同じく、アルミのフレームと軽量スチールのフォークで、重量は12.2kg。フレームサイズは380(150~170cm)・420(155~175cm)・460(160~180cm)の3つに変更になりました。タイヤのサイズは700×32cと変わりません。
2018年モデルのポイント
実は、シェファードシティの2018年モデルは2017年モデルとスペックに変更点はありません。ただし、これまで4つのサイズで展開してきましたが、2018年モデルでは500(165~185cm)サイズがなくなりました。少し残念ですが、小柄な方向けのサイズはちゃんと残っているので安心できます。
2018年モデルの評価・評判は?
それでは、2018年モデルの評価・評判を見ていきましょう。
通学で1時間近くかかっていたのに今では35分〜40分くらいで行けます。坂もダンシングしなくても登れてるみたいで疲れも軽減。
シェファードシティのやわらかな乗り心地と走行性は、シティサイクルと比べるとこのような違いを生み出します。より快適な通勤通学をしたい方にいかがでしょうか?
シェファードシティのカスタム
シェファードシティはカスタムできる?
クロスバイクに何かを取り付けるためには、車体にダボ穴が開いている必要があります。ライトウェイのシェファードシティは街乗りに適したクロスバイクだけあって、当然このダボ穴は準備されています。自分に必要なアイテムをカスタムして、シェファードシティを自分だけのお気に入りの一台にしていきましょう。
カスタムの方向性
クロスバイクのカスタムには、さまざまなパーツをより高性能なスペックのものに変えて走行性をあげるためのものと、日常生活で便利に使えるようにするためのものの二つの方向性があります。今回は初心者の方にもおすすめの、日常使いのカスタムをご紹介します。
シェファードシティのカスタムその1.泥除け
雨の日には泥除けが必要
クロスバイクには基本的に泥除けはありません。 シェファードシティに乗るのは快晴の日だけという方はよいのですが、それでも、急に雨に降られたり、雨上がりに水たまりを走ることもあるはずです。そんなとき、泥除けがないと水や泥が高く跳ね上がり、ひどい場合は顔まで汚れてしまう可能性があります。泥除けで水はね・泥はねをガードしましょう。
固定型の泥除けはおしゃれなデザインを
取り外し可能な泥除けもありますが、基本的には街乗りしかしないし、いちいち泥除けを付け外すのはめんどくさい方は固定型の泥除けを選びましょう。泥除けの素材はプラスチックや樹脂、アルミなどがあります。樹脂と比べるとアルミは傷つきやすいのですが、見た目にこだわるなら、本体フレームと同じ素材のアルミ製の泥除けがおすすめです。おしゃれな泥除けがシェファードシティをより素敵に見せてくれます。
シェファードシティのカスタムその2.スタンド
街乗りにはスタンドが必須
シェファードシティで目的地に着いたとき、いつも都合のよい場所に壁や柱があるわけではありません。立てかける場所がない場合、自立させるにはスタンドが必要です。取り付ける場所により、サイドスタンド、センタースタンド、両立スタンドの3つのタイプがあります。
2015年モデルまでの付属品
2014年と2015年モデルには付属品としてセンタースタンドがありました。センタースタンドはペダルの下辺りに取り付けるため、見た目もすっきりします。また、車体の片側を支えるサイドスタンドよりも安定性があります。
シェファードシティのカスタムその3.ライト
安全面を忘れずに! 前後にライトをつけよう
日本では、夜間、自転車の無灯火運転は法律で禁止されています。ですが、多くのクロスバイク同様、シェファードシティにもライトはついていません。シェファードシティ購入と同時に、ライトの購入も必須です。
ハンドルに取り付けられるヘッドライト
自転車用のヘッドライトは年々進化しています。以前は乾電池式のものがほとんどでしたが、現在は、エネループなどの充電池が使えるもの、本体を直接充電できるものなど、豊富な種類のなかから選べます。街灯もある街中を走る場合は、200ルーメン程度の明るさのLEDライトがおすすめです。もしも、トンネルや真っ暗な街灯のない道を走る場合は、300ルーメン以上の照度の高いものを選ぶと安心できます。
リアライトでより安全に
反射板だけでなく、リアライトで後方の自動車などに自分の存在をアピールすることも大切です。 ヘッドライトと同じく、電池の種類もさまざまです。リアライトの取り付け位置は、シートポストやフレームだけでなく、ヘルメットや荷物に取り付けることも可能です。何個か同時に使用して、後方からの事故に巻き込まれないよう気をつけましょう。
シェファードシティのカスタムその4.前かご
やっぱり荷物が運びたい!
通勤や通学、お買い物でシェファードシティを利用する際、荷物をどうやって運ぶかが問題になります。常にリュックやメッセンジャーバッグだけを使う訳にもいきませんよね。そうなると、車体は重くなりますが、前かごを取り付けると便利です。
おすすめはふらつきにくい固定型
簡単にハンドルに引っ掛けて使うタイプの前かごもありますが、初心者におすすめなのはヘッドチューブに固定するタイプです。重さでハンドルが取られてふらふらしにくく、安定感があります。素材やデザインが豊富にあるため、 必ずお気に入りが見つかるはずです。
シェファードシティのカスタムその5.キャリア(荷台)
安定性のあるキャリアで重い荷物でも安心
もっと重たい荷物を運ぶ時は、前かごではなくキャリアに荷物を乗せた方がよりふらつきにくく安定します。フレームのダボ穴に固定するタイプや、シートポストに固定するタイプがあり、今後載せるであろう荷物の重量に応じて選びましょう。
パニアバッグを+αで
キャリアを取り付けたら、自転車用パニアバッグが利用できます。キャリアに引っ掛けて後ろタイヤの横にバッグがあるスポーツバイクを、見かけたことがあるのではないでしょうか? パニアバッグを上手に使えば、20kg以上の荷物を運ぶことも可能です。シンプルでスポーティなデザインから、防水加工が施されたもの、クラシカルでおしゃれなデザインのものまで数多くのタイプが存在します。
シェファードシティのカスタムその6.スマホホルダー
スマホホルダーがあればナビも使える
自動車と同じく、シェファードシティを運転しながらのスマホの操作は厳禁です。でも、ハンドルやステムにスマホホルダーで固定しておけば、慣れない道でもナビアプリを確認しながら 走行できます。ただし、脇見運転は大変危険ですので、必ず一旦止まってから道を確認するようにしましょう。
シリコンゴムで取り付けるタイプはスマホを傷つける心配なし
ハンドルやステムにシリコンゴムで取り付けるスマホホルダーはあまりにシンプルで、一見しっかり止まるのか心配になります。でも、シリコンゴムがスマホのサイズに応じてピッタリフィットしてくれるため、多少の振動では問題ありません。また、スマホに当たる部分はシリコンゴムで硬い部分はないため、 スマホ本体やスマホカバーに固定跡や傷がつく心配もありません。
まとめ
ライトウェイのシェファードシティは、初めての方でも違和感なく、安心して乗れるクロスバイクです。2018年、シティサイクルからワンランクアップして快適な街乗りを楽しみましょう。
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