スカイキャンプとは?
スカイキャンプとは、アメリカのiKamper社製の車載型ルーフトップテントのことです。車のルーフに取り付けてどんな車でもあっという間にキャンピングカーにしてしまう夢のようなテントです。キャンピングカーには値段的に高くて手が出なくても、ルーフトップテントなら手軽に手にできる価格なのも魅力です。
スカイキャンプの日本での発売は2017年から
2017年に日本でも発売が開始されたのですが、情報通のキャンパー達は早い段階から情報を入手していて、現状では既に入手困難な様子です。(2018/5月現在)スカイキャンプは設営が簡単な事と、圧倒的な広さと居住性が大きな特徴としてあげられますが、他にはどのような魅力があるのでしょうか?キャンパーの間で話題となっているikamper社製スカイキャンプの人気の秘密と、魅力についてみてみましょう!
キャンピングカーは家代わりにできる?「キャンピングカー生活」の14のポイント!
好きなときに好きなところへ移動しながら暮らせる「キャンピングカー生活」はキャンパーの憧れでしょう。この記事では、「キャンピングカーは家代わり...
スカイキャンプの魅力1:テント設営が簡単
スカイキャンプの最大の特徴である、設営のしやすさは群を抜いています。シンプルな手順で女性でもたった1分で設営可能です。3秒で蓋を開けて、伸縮パネルを引き出してハシゴを設置するまで30秒、全部で1分で設営完了です。テント設営に時間を掛けていた事があっという間に解消されるのも大きな魅力ですね。
もちろんしまうのも簡単
ルーフへは付属のハシゴを使って昇降します。ハシゴの長さも2段階に調節できるので、どんな車高の車にも対応可能です。しまう時は、テント部分を折りたたむように蓋を閉じるだけととても簡単です。開ける時と同様1分で完了するので、女性にも簡単に行えます。
スカイキャンプの魅力2:どんな車種にも取り付け可能
ユニバーサルマウントシステムを採用していて、軽量な作りのため75kgの重量に耐えられるベースキャリアを取り付けれる車両なら、どんな車にも取り付け可能です。大きな車はもちろんのこと、小さい車だとミニクーパーにも取り付けることができます。車両の最大積載量やベースキャリアの重量制限を確認して、購入、取り付けを行ってください。詳細は公式HPや取扱説明書を参照してください。
軽自動車への取り付けは?
ただアメリカの製品のため、軽自動車への取り付けは今の所確認が取れていません。(2018/5月現在)公式サイトではベースキャリアの重量制限が75kg以上とあるので、そのキャリアに耐えれる軽自動車なら取り付けは可能かもしれません。何れにしても軽自動車に取り付ける場合は、キャリアと車両の積載量も考えて注意して行わないといけません。
車両の最大積載量を確認
普通乗用車に取り付ける場合でも、車両自体の最大積載量とキャリアの重量制限に注意して、取り付けてください。詳細は公式HP、または取扱説明書を参照の上、注意して購入してください。
スカイキャンプの魅力3:どこでもキャンプできる
スカイキャンプなら河原のゴツゴツした岩場でも、ペグが打ち込めない場所でも、車を停めることができる場所ならどこでもテントを設営できます。車中泊のようにシートで身体が斜めになったり凹凸に邪魔されることなく、フラットな床で脚を延ばして寝る事ができます。
スカイキャンプの魅力4:ファミリーでもゆったりサイズ
スカイキャンプは拡張可能なキングサイズフロアを実現して、大人2人と子供2人の計4人まではゆったりと寝る事ができるのサイズの作りも大きな特徴です。これまでのルーフトップテントでは存在しなかった広さを実現しています。
スカイキャンプの魅力5:広さの割に軽量な作り
圧倒的な広さを実現したサイズから考えると、スカイキャンプは72kgととても軽量です。手動操作のためシステム搭載分のコンピュターの重量もありません。そのため車のサイズやパワーに関係なく、走行に支障の出る程の影響は与えません。
スカイキャンプの魅力6:頑丈な作り
軽量なハイパフォーマンスハニカムパネル製のフロアで、驚きの強度と耐久性に優れています。大人2人と子供2人の計4人の重量にも充分に耐える事ができます。耐久テストも繰り返し行い絶対の品質を実現しています。公式サイトでは耐荷重量408kgです。
雨風に強い
ルーフ部分は防水性の素材を採用し、追加の雨よけもあるのでさらに大きな強度があります。44mphまでの風に耐えるテストをクリアしています。40mph以上の風が予想される場合は、全国気象サービスが強風警告を出すそうなので、かなり強い風にも耐えるという事ですね。テント素材にも徹底した耐久テストを繰り返し実施しているので、品質には信頼のおける製品です。
スカイキャンプの魅力7:洗練されたデザイン
ドイツの国際商品デザイン賞である2018年Red Dot Design Awardを受賞しています。シンプルで洗練されたデザインは車のデザイン性をさらにアップしてくれます。また空気力学に基づいた流線型の設計は、車両走行に問題を与えることもありません。
展開時のシルエットもおしゃれ
展開してもそのデザイン性は損なわれません。車との調和の取れたシルエットで、おしゃれにキャンプを彩ってくれます。車体に合わせた色使いが映えるのが特徴です。
2色から選べるのが嬉しい
ハードトップの色は、アメリカではブラック、ダークグレー、ホワイトの3色展開なのですが、日本ではオニックスブラックとパールホワイトの2色展開です。車両の色に合わせておしゃれに装着できます。日本では白い色の車が人気なので、白と黒なら一般的には合わせやすい選色ですね。
スカイキャンプの魅力8:星空を眺めながら眠れる
スカイビューウィンドウが付いているので、テントの中から満点の星空を眺めながら眠りに付くこともできます。なんて贅沢!透明だけど強度はあるので、風雨にも安心です。ルーフの位置だと高い場所からの景色が見えるので、普通のテントで味わえなかったような景色が楽しめます。美しい星空もすぐそばに感じることができるでしょう。
スカイキャンプの魅力9:オプションが豊富
アネックスルームとルーフテント部分を連結させれば、お料理をしたりゲームをしたりと楽しみが倍に拡がります。雨の日も車への移動が楽になりますね。
キャンプをもっとオープンに楽しめる
オーニングを連結させて、オープンなキャンプを楽しむこともできます。簡単で素早くセッティングすることが可能です。雨や日光を遮断して楽しいバーベキューができますね。
スカイキャンプ:口コミ評価
スカイキャンプ欲しい!リーフに取り付けたいぜ!
— さすライダー@ライダー&ライター (@SasuRider0420) June 5, 2017
世界で最もかっこいいテント9選 https://t.co/WUjnQN5mb6
日本発売が始まって間も無く入手困難になっているためか、(2018/5月現在)すでに使っている人の口コミはなかなか見かけません。その代わり品薄状態でスカイキャンプが欲しい気持ちを募らせているキャンパーの口コミは多くなってきているようです。
ファミリーキャンプデビュー待ちの方も欲しい気持ちを抑えらえません
子供がもう少し大きくなったらキャンプに行きたいという夢があります。
— そら坊 (@k2life_blog05) January 11, 2018
そんな中ネットで気になるテントを発見!!
車の上のテント『Skycamp』
欲しい、、、https://t.co/ASsjiq2RVj#キャンプ #たっちゃんねる
子供を連れて家族でのファミリーキャンパーが増えている最近は、利便性や機能性を考えて、設営のしやすいテントを選ぶ傾向にあるとの口コミをよく見かけます。その点を考えると、スカイキャンプの設営の手軽さは、女性でも1人で1分で設営できる程の手軽さなので、気になっているとの口コミが多いです。
公式サイトの口コミからの引用
アメリカの公式サイトには口コミが多数寄せられています。翻訳ツールから翻訳されたままの口コミを引用しているので、日本が多少おかしいですが使い勝手は伝わってきます。ダニエルはキャンプ地ではサーフィンも楽しんでいるようです。色々なキャンプをすることができて楽しそうです。
ダニエルB 2018/2/2 ikamperは私たちの生活の中にキャンプやアウトドアをもたらしました! 私たちは10年以上のキャンプをしておらず、私たちのikamperにとても満足しています。今は毎月数回行きます! 私たちのラックに取り付けるのはとても簡単でした。正しい道具を持っていることを確認してください。時間がかかりません。すぐにセットアップできます。一人で簡単に行うことができます。 他の人が行くことができない場所にキャンプする能力と驚くべき景色に目を覚ます能力は貴重です。 我々はどんなリークもなく激しい雨の中でキャンプをしてしまった。 私たちの生活に新しい冒険をもたらしてくれてありがとうikamper
牽引タイプにしている方も居ます
車載として充分な車種のようですが、レベッカは牽引タイプにしています。これならキャンプに行く時だけ連結すれば良いので便利ですね。運転の難易度が少し上がるかもしれませんが、普段の車の利用の事を考えると取り外しが可能な方が楽かもしれませんね。
レベッカ・L. 2017/10/19 彼らはすべてを考えました! 美しいデザインとセットアップ、分解は簡単です! 私の最大の問題は、私たちが最初にキャンプする場所を決めることです:) 素晴らしい製品のためにiKapmerに感謝します!
スカイキャンプ:詳細情報
スカイキャンプの魅力については充分わかってきたのですが、実際のサイズや重量など、詳細をみていきたいと思います。アメリカの公式サイトより抜粋しています。
スカイキャンプスペック
【全体サイズ】 収納サイズ:138×218×32cm 展開サイズ:210×218×110cm マットレス:210×190×4cm 【ハシゴサイズ】 標準サイズ: 211cm 展開サイズ:239cm 【総重量】70kg 【耐荷重量】408kg 【ハシゴの耐荷重量】150kg 【耐走行速度】110km/h 【ベースキャリアの重量制限】75kg以上 【耐風性】64km/h(32km/h推奨) 【価格】398,000円(2018/5月現在) ◆iKamper社製skycamp日本正規代理店株式会社ウィード公開価格
スカイキャンプの気になる値段について
ikamper社製skycamp日本正規代理店、株式会社ウィードでは、2018年5月現在の値段は398,000円となっています。ただ、取り扱い店によっては329,790円と値段の差に開きがあるようです。正規代理店の値段がほぼ定価ということになります。これから販路が増えてくれば値段の安い取り扱い店も出てくるかもしれません。
他のルーフトップテントとの値段の違い
スカイキャンプと広さにおいて同スペックのルーフトップテントの値段をみてみましょう。ジファージャパンのオーバーランド ファミリーサイズが大人2人子供2人の広さで、421,200円となっています。ダイキ イージーキャンパーレボリューションもかなり広めのサイズで、電動オープンになっています。お値段は380,000円とあまり変わりはないようです。
スカイキャンプのスペックに値する値段としては安め!?
スカイキャンプのお値段と、他のルーフトップテントとを比較してみました。スペックの面から考えると値段的には標準かそれ以下かもしれません。
あなたは何を重視して選びますか?
広さはほぼ正方形に展開できるスカイキャンプが一番です。デザイン性もドイツのRed Dot Design Awardを受賞しただけあって、とてもスタイリッシュでおしゃれです。スペックは設営のしやすさ、軽さ、強度とどれをとっても群を抜いています。強度においても素材においても、頑丈な作りです。国内に流通している車種は選ばずに取り付け可能です。スカイキャンプの魅力は他に類を見ないのです。
ルーフテントまとめ!種類や使い方の基礎知識とおすすめ商品をご紹介!
最近の車中泊キャンプでは珍しくないルーフテントですが、はじめてのルーフテントにはどんな種類がいいのか迷いますよね。今回はルーフテントの主な種...
まとめ
車載型ルーフトップテント、スカイキャンプの9つの魅力をみてきました。広さ、強さ、軽さ、手軽さ、デザイン製、お値段!どれをとってもスカイキャンプにはたくさんの魅力が溢れていました。2018年5月現在ではなかなか入手困難なところもまた、キャンパー達の欲しい熱を上昇させている要因だということもわかりました。もうしばらくして販路が拡大されてきたら、お値段的にも流通量的にも安定してくるのかもしれません。そうなったらすぐにでも買いたいキャンパーがもっと続出しそうです。スカイキャンプを手に入れて、冒険の旅に出る時間はもうすぐ近くに来ているのかもしれません!